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【愛知】

新型インフル対策に1・8億円 県補正予算案52億円

2008年11月18日

 国の緊急経済対策を受けて、県は17日、52億1100万円余の一般会計補正予算案を県議会12月定例会に提案すると発表した。新型インフルエンザ対策として医療機関の機材購入を促すほか、医師不足解消のための病院支援、公共事業などに充てる。

 新型インフルエンザ対策は1億8300万円。県内の医療機関に感染患者用の人工呼吸器55台と、マスクなどの感染防護具1万8150セットの整備を支援する。

 医師不足解消を含めて医療体制を充実させるための補正額は350万円。医師不足が深刻な公立尾陽病院(甚目寺町)に、名古屋第一赤十字病院(名古屋市中村区)が来年から週1回の割合で医師1人を3カ月間派遣させるための逸失補助と、女性医師の育児支援など勤務医の環境を改善するため3病院への補助の二本柱となっている。

 公共工事は50億2500万円で、道路・街路事業や河川・海岸事業、港湾事業に充てる。

 一般会計補正予算案以外の提案議案は、条例改正案など24議案。12月定例会は12月1日に開会する。

 (木村靖)

 

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