2008年11月18日 10時15分更新
日本三大渓谷美のひとつに数えられる香川県の小豆島にある寒霞渓では、いま木々が渓谷を赤く彩り見ごろを迎えています。
寒霞渓は火山活動によってできた渓谷で、ヤマモミジやイロハカエデなど50種類を超える紅葉植物が自生しています。
ことしは先月下旬によく冷え込んだため、例年に比べ1週間ほど早く色づき始めたと言うことで、ふもとと山頂を結ぶロープウエーには大勢の観光客が乗り込み、渓谷と紅葉とが織りなす景色を楽しんでいました。
そして山頂では多くの人たちが、立冬も過ぎ、寒気が迫るなかでいっそう鮮やかさを増す紅葉を満喫していました。
小豆島観光協会によりますと、寒霞渓の紅葉は今月いっぱいが見ごろだと言うことで、ことしの紅葉シーズンにはおよそ12万人の観光客が見込まれるということです。