(cache) 防衛省がセクハラで空将補更迭 術科学校長、懲戒処分へ - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 防衛省がセクハラで空将補更迭  術科学校長、懲戒処分へ

     航空自衛隊第1術科学校(浜松市)の校長だった宮下今朝芳空将補(55)が部下の女性からセクハラ(性的嫌がらせ)を訴えられ、9月に更迭されていたことが14日、分かった。宮下空将補は大筋でセクハラの事実関係を認めているといい、防衛省は近く懲戒処分に踏み切る方針。

     防衛省は通常、1佐以上の幹部人事異動を報道機関に発表するが、今回はしていない。更迭は浜田靖一防衛相の就任前だが、浜田氏は同日の閣議後会見で「プライバシーの問題もあるが、発表しなかったことに疑問がある」と述べた。浜田氏が報告を受けたのは13日夕方だったという。

     空自ではトップの田母神俊雄前航空幕僚長が歴史認識に関して政府見解を否定する論文を公表し、更迭されたばかり。規律の緩みに批判が強まるのは必至だ。

     防衛省によると、宮下空将補は昨年9月1日から同学校長を務めていたが、今年9月に部下の女性から「セクハラ行為を受けた」と訴えがあった。報告を受けた防衛省は同月18日付で校長職を解いて航空幕僚監部付けとした。発覚から2カ月たった現在も、後任の校長は不在のままという。

     防衛省はセクハラの内容については、プライバシーを理由に明らかにしていない。

      【共同通信】

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