見た目のわりに家庭的

篠田：今日は nutsでは見れない部分を聞ければと思ってます。いきなりだけど、20歳に見えないよね！20年間で30年分の人生経験を自分なりに学んでそう。

陽香ちゃん：そうですかね。付き合う友達も年上が多いですよ。年上のほうが落ち着くし、話も合うし。nutsモデルのあおいちゃんとは4コ年が違いますが、一番仲良くしてます。
篠田：そしたら、同い年の20歳の男はすごく幼く感じるんじゃない？

陽香ちゃん：うーん…同い年と付き合ったこともありますけど、一度年上の人と付き合ってから、同い年の子とは付き合えなくなりました。
篠田：第一印象とギャップあるねとか言われたことある？

陽香ちゃん：意外だなって言われることは、見た目のわりに家庭的って言われることですかね。自炊派です。コンビニ弁当とかは添加物たくさん入ってるので食べません。和食中心の食事で。調味料も一通り揃ってるので、ドレッシングはそのつど作ります。お弁当も撮影が忙しくない日はつくってますよ。
篠田：すごい家庭的だね。いつから、料理に目覚めちゃったの？

陽香ちゃん：わたしはおじいちゃん、おばあちゃんに厳しく育てられたので、子供の頃から自分の食べたお皿は自分で洗うのが当たり前だったのでその時からですかね。家事は手伝ってました。
わたしがやりすぎちゃって、妹が何もできなくなっちゃったんですけど…。
彼氏が料理できる人で、あまり誉めてもらえないんですけどね(笑)

篠田：僕も結構料理にうるさいタイプかも･･･味噌汁を沸騰させると味変わっちゃうじゃない？それに気付いて｢味噌汁沸騰させたでしょ？｣って、いちいち突っ込むタイプ。
ご飯は土鍋で炊いてるの？

陽香ちゃん：いや、普通のジャーです。玄米まぜて炊いてますよ。
二神：お金ないときに、わざと土鍋でご飯炊いてましたね。僕、ご飯があったら、あった分だけ食べちゃうんですよ(笑)3合炊いたら、3合分我慢できずに食べるんで。5kgお米買ってもすぐ食べ終わりますからね。
篠田：犬じゃないんだから(笑)

陽香ちゃん：与えられたら、与えた分だけ食べるという…犬みたいな(笑)


信じたことが当たった！

篠田：モデルになったきっかけは？

陽香ちゃん：サロンモデルをしたのがきっかけです。
109で買い物してたら、声かけられました。サロンモデルになり、S-Cawaのヘアページで出たのが雑誌デビューです。それから、BLENDAにも出させてもらったりと。
nutsの日サロスナップっていう連載がありまして、日サロクィーンに選ばれ、何回か撮影に呼んで頂くようになりました。そして、いつの間にか、nutsメイトになってました。
篠田：なるほど。モデルをやる前は何か他にやりたいことってあった？

陽香ちゃん：小さい頃から、モデルになりたいって思ってたんですよ。
まぁ自意識過剰なんですけど、｢自分はモデルになるだろう｣ってなぜか思ってて。で、思ってたら、とんとん拍子に事が進んだというか。信じたことが当たった！って思って。環境に恵まれてますね。
篠田：自分からガツガツ、行動したっていうわけでもないのに、ラッキーだね。ほとんどのモデルになりたいって子は自分でオーディションに応募したりするのにね。

陽香ちゃん：たまたま。ホント運が良かったと思います。スムーズにいきましたね。
二神：当時のnutsってかわいらしい感じの陽香ちゃんみたいなモデルっていなかったから、目立ってたと思うよ。
篠田：次のモデルとしての展開が楽しみだけど、今後はモデルとしてどうなりたいとかは？

陽香ちゃん：考え中ですね。正直、一時期、肌を白くしたいと思ったことがあったんですよ。焼かなかった時期があって、みんなと並んだ写真を見た時に浮いちゃってたんですよ。自分だけそういう行動してたら、かわいくも見えないし、みんなに迷惑がかかるなぁって。
nutsにいる限りは、肌を黒くしてギャルでいなくちゃいけないんだなぁと実感しましたね。

篠田：モデルって、雑誌のイメージやブランドのテイストに合わせていくのが仕事じゃない？だからと言って、そのテイストに飲み込まれたくはないよね。
テイストに飲み込まれず、自分のモノにする。

陽香ちゃん：洋服着て、テンションが上がらないなんて時がないようにしたいですね。モデルってどの服もイメージに合わせて着こなしていくのが仕事ですし。この方向性でやっていった方がいいいうのはまだ定まってなくて、それに関しては自信はないんですけどね。今は、nutsを精一杯頑張ってやっていきたいですね。
篠田：まじめだねぇ。仕事やってない日は何やってるの？

陽香ちゃん：マッサージ、岩盤浴、ジムに行ってます。美に関して努力してます。体力には自信ありますよ。

二神：ストイックだね～！休みの日にも、仕事に関わる自分磨きをしてるって、すごいね。
篠田：抜け目ないなぁ！今のところ、突っ込みどころがないというか、弱みをみつけてないんだけど…(笑)

陽香ちゃん：ストイックですね。寝る前のストレッチも欠かしません。たまにお酒を飲む機会があっても、帰ってきたら、メイク落として、歯磨きとストレッチは必ずやります。習慣。


実は、フィリピンのハーフ

二神：nutsをやっていて変わったことは？

陽香ちゃん：外歩いてて、「自分はモデルよ！」ってことは思わないですね。カメラの前ではモデルだけど、そこから一歩出れば、モデルではないですから。
篠田：そっちの方がかっこいいよね。自分がただ単にモデルではなくて、仕事としてモデルをやってるってことだね。
じゃあ、自分の性格はどんな性格だと思う？

陽香ちゃん：特定の心を開いた人とそうでない人の前では、別人ですね。
篠田：それは自然と使いわけてる？

陽香ちゃん：人見知りが激しいんですけど、簡単に心を開くタイプではないので、警戒心が強いですね。わかってくれる人だけわかってくれればいいみたいな。
篠田：それは読者に対しても同じ？

陽香ちゃん：読者さんが知っているのは、nutsの志村陽香ですし、生身の志村陽香はわからないだろうし。
nutsの読者さんの目でどういう風に見られるのかは、予想はできます。かわいい系って思われてるんだろうなって。実際プライベートでは、そんなブリブリのかわいい系は着ません。nutsのキャラに合わせてます。だから、読者の子と会って話すと、｢雑誌と違うね～！ギャップあるね｣って言われますよ。

篠田：役柄と同じように作り上げてきたものなんだろうね。
二神：陽香ちゃんは、女の子受けの顔だよね。

陽香ちゃん：実は、フィリピンのハーフなんですよ。お母さんがフィリピンで。
篠田：ハーフでメリットはあるでしょ？もっとハーフであること利用したほうがいいよね～(笑)

陽香ちゃん：ないです。ハーフ顔だったらいいんですけどね。日本人顔なんで。言葉はタガログ語は聞き取りができ、軽く話せる程度ですよ。
篠田：フィリピンの女性ってヤキモチ焼きだよね。自分の性格で、これはフィリピンの血だなぁって思うことは？

陽香ちゃん：独占欲が強い、情熱的で、尽くすことかな？ヤキモチ焼きです。他の自分が知らない女の子と話してるのを想像するのもイヤなくらい。あとは…短気です(笑)それは、彼氏とか自分が心を開いた人にだけですよ。ママはよく、ヒステリー起してましたし。

二神：もっともっとそのフィリピン人の特徴を出していった方がおもしろくていんじゃない？爆発してほしいなって思うけどな。

陽香ちゃん：わたし、おじいちゃん、おばあちゃんに育てられたから、考え方が昭和で、男の人をたててって感じなんですよね…。
篠田：フィリピンの血を武器にモデルの仕事に生かしていけいいのにって、勝手に思ってしまう。ハーフだから、ズバッと言いたいこと言っても、誰も文句も言わないと思うし。

陽香ちゃん：フィリピンの血を言い訳に…(笑)
篠田：｢アナタ、ソレ間違い！｣、｢ワタシ、コレヤッタ！ナンデ？｣とか言い方も変えてね(笑)

陽香ちゃん：似てる～(笑)いきなり、キャラ変わってるし～！(笑)
篠田：モデルの仕事って感情を指先まで、態度に出す。その表現力ってすごく重要だと思う。ちょっと練習してみる？

陽香ちゃん：いや、やめときます…(笑)


今回のギャルジェンヌ☆メイク道

　　　　　　　　　　　二神： 今日のメイクは、グリーンのアイシャドウで、エキゾチックなハーフ顔を生かしたメイクです。ポイントは、下ラインを引かず、いつもはタレ目をベースが多いけど、今日はキリッとした目を意識したことです。アイシャドウの目尻の外側にブラウン＆カーキを入れて、より一層ハーフ顔をひきたてました。

ココルルのドゥリーミングパウダー3色キットとボディムースです。色違いのものわたしも愛用してます。アイシャドウはとても発色が良く、キラキラしててきれいでおすすめです。