動物保護監視官の創設
お隣の韓国でも動物愛護に関して大きな動きがありました。
YONHAPNEWS
◎【ソウル31日聯合】ソウル市では2010年から、電子識別装置を付着しないペットの飼い主に20万ウォン(約1万5300円)の過怠料が賦課される。 ソウル市は31日、条例・規則審議会で「動物保護および管理に関する条例案」が通過したと明らかにした。ペットを飼う人は15けたの固有番号が入った識別装置をペットに付着し、住所地を管轄の区庁または区庁長が業務を任せる動物病院などの代行者のもとで登録することを義務付けている。
動物の身分証となる識別装置は、注射器で首に注入するコメ粒の大きさのマイクロチップと、電子タグのうち1つを選択しなければならない。登録費はマイクロチップが1万5000ウォン、電子タグは8000ウォン。ただ、捨てられたペットを引き取った場合や、障害者の介助犬などの場合は全額免除される。
条例案では、こうした規定に従わない人に2010年から20万ウォンの過怠料を納めさせる。
◎ソウル市は27日、動物保護と遺棄を目的に来年から「動物登録制」を実施する計画だと明らかにした。現在、犬を対象とした動物登録制を導入する内容の関連条例改正を進めており、早ければ下半期に2自治区で試験実施した後、改善点などを補完し来年には市全域で実施する計画だ。
あわせて、動物虐待行為の罰金を現行の20万ウォン(約2万2000円)以下から500万ウォン(約56万3700円)以下に引き上げるほか、動物遺棄行為に対しては50万ウォンの過怠料を課す。虐待行為を監視する動物保護監視官を置き、動物保護団体や動物愛護家を名誉監視官に任命する方針だ。
一方、27日から動物保護法が改正され、愛玩動物が外出時に認識票やリードをつけていない場合には過怠料が課される。飼い主の名前と住所、電話番号などを記載した認識票がない場合は20万ウォン、リードをつけていない場合、排泄物を処理しなかった場合はそれぞれ10万ウォンが賦課される。
◎来年から犬の認識票が義務、市・道によって登録制
来年から犬を連れて外出する時には、認識票をつけたり排せつ物をすぐに片付けなければ罰金が課せられる。農林部は8日、動物保護法施行令・施行規則の制定案を9日付で立法予告することを明らかにした。制定案は規制審査などを経て来年1月27日から施行される。
制定案によると、各市・道知事の裁量で動物保護法第5条に基づき飼い犬の登録を義務付け、これに違反した場合は30万ウォン以下の過怠料を付加することができる。飼い主が一定の手数料を支払い登録申請書を自治体首長に提出すれば、登録番号が発給され、体系的な電算管理が行われることになる。登録時に犬へのマイクロチップ装着を義務付けた場合には、犬がいなくなっても簡単に探し出せる。登録手数料は各市・道の条例ごとに異なるが、大韓産業経済研究所は4万5000ウォンを提案している。この登録対象は家庭で飼う犬に限られ、制度の実効性を検討した上で、対象を猫まで拡大する予定だ。
こうした登録制度が施行されない地域でも、犬を連れて外出する時に認識票をつけなければ20万ウォン以下、リードを着用しなかった場合は10万ウォン以下の過怠料を支払わなければならない。14歳未満の子どもにリードを持たせてはならず、3か月齢以上の猛犬にはリードだけでなく口輪も必要だ。また、犬の排せつ物をすぐに回収しなければ10万ウォン以下、市・道条例が定める予防接種義務を怠れば30万ウォン以下の過怠料をそれぞれ支払うことになる。
動物保護関連の規定も強化された。動物保護法に基づき保護される動物(農林部長官が関係行政機関長と協議して定める)を捨てれば50万ウォン以下の過怠料が課され、動物を処分する際には気絶させて苦痛を最大限減らすことも明示されている。禁止された動物への虐待行為も「法令の根拠なく、熱、電気、水、薬品などを使用する場合」と具体的に記された。
さらに来年から2012年まで段階的に、政府機関や大学、公共保健・医療機関、企業や付設研究所など動物実験を行う機関に対し、動物実験倫理委員会の設置を義務付ける。委員会は動物実験が倫理原則に合致しているかも監督することになる。
このほか、動物の販売や埋葬を行う業者は、一定の施設や人員基準を満たし、管轄の自治体首長に届け出を出さなければ営業できない。
遅まきながら隣国の韓国でも動物愛護に大きな関心を寄せ、登録やマイクロチップ装着、そして動物虐待、遺棄に対して罰則規定とそれらを取り締まる動物保護監視官の設置を決めました。アニマルポリスの制定です。
以前、私が提案した「動物監視員制度」の発足です。
動物愛護後進国と言われたお隣の韓国が先にやりましたね。
食犬文化が残る国でも愛玩動物を守る意識が高揚しているのです。
それに引き換え、私たちが住む日本では未だに動物の遺棄が後を絶たず捨てられています。
悪質な繁殖場では劣悪な環境下での飼育が起きています。
ペットブームの陰では悲惨な現状が起きているのです。
人間が世話をしなければ生きてはいけない犬や猫たちが被害に遭っています。
私たちが動物レスキューを実施しても異を唱える人もいます。
同じ人間が行った悪行為を同じ人間が助けているのに、同じ人間が非難するのです。
何もしないで批判するのであれば自らも行動を起こして1頭でも救えばいいのに、と単純に考えます。
そうでなければ批判などしないでおればいいのに・・・。
実際に行動を起こさない人ほど、口先だけで批判します。
今はネット社会です。匿名性のため相手が見えないので、言いたい放題、人間の感性が疑われるほどの誹謗中傷が起きています。
情けない話で悲しいことですが、現実です。
「虐待行為を監視する動物保護監視官を置き、動物保護団体や動物愛護家を名誉監視官に任命する方針だ。」
と、ニュースで報じられましたが、わが国でも一日も早く、実施してほしいと切に願っております。
それまでは今まで通りに悪質業者の監視を続けていくつもりです。
「捨てられたペットを引き取った場合や、障害者の介助犬などの場合は全額免除される。」
日本も非営利団体が引き取った場合には、こうしてほしいものだ。
登録の義務や狂犬病予防注射を怠れば罰則規定があるが、守っていない人がいます。
過去、レスキューした現場の悪質繁殖業者等は殆どが守っていなかった。
行政に訴えたが罰則を科せられることはなかった。
法律があっても機能していなかったのだ。
もっと厳しく取締りをしてくれと期待する。
狂犬病が国内に発生していないのは、こうした予防行為が定められていて、飼い主が遵守しているからこそ安全な社会になっているのです。
余りにも安全で安心な世の中に住んでいる為、危機感が希薄ですが、もしみんなが守らなければ大変、危険なことになる。
狂犬病は人間を死に至らしめます。
人と犬とが事故無く共生できるために、予防接種、ワクチン接種、畜犬登録の励行を、お願いします。
ご協力をお願い致します。
緊急!!福岡レスキュー援助金募集のお願い
YONHAPNEWS
◎【ソウル31日聯合】ソウル市では2010年から、電子識別装置を付着しないペットの飼い主に20万ウォン(約1万5300円)の過怠料が賦課される。 ソウル市は31日、条例・規則審議会で「動物保護および管理に関する条例案」が通過したと明らかにした。ペットを飼う人は15けたの固有番号が入った識別装置をペットに付着し、住所地を管轄の区庁または区庁長が業務を任せる動物病院などの代行者のもとで登録することを義務付けている。
動物の身分証となる識別装置は、注射器で首に注入するコメ粒の大きさのマイクロチップと、電子タグのうち1つを選択しなければならない。登録費はマイクロチップが1万5000ウォン、電子タグは8000ウォン。ただ、捨てられたペットを引き取った場合や、障害者の介助犬などの場合は全額免除される。
条例案では、こうした規定に従わない人に2010年から20万ウォンの過怠料を納めさせる。
◎ソウル市は27日、動物保護と遺棄を目的に来年から「動物登録制」を実施する計画だと明らかにした。現在、犬を対象とした動物登録制を導入する内容の関連条例改正を進めており、早ければ下半期に2自治区で試験実施した後、改善点などを補完し来年には市全域で実施する計画だ。
あわせて、動物虐待行為の罰金を現行の20万ウォン(約2万2000円)以下から500万ウォン(約56万3700円)以下に引き上げるほか、動物遺棄行為に対しては50万ウォンの過怠料を課す。虐待行為を監視する動物保護監視官を置き、動物保護団体や動物愛護家を名誉監視官に任命する方針だ。
一方、27日から動物保護法が改正され、愛玩動物が外出時に認識票やリードをつけていない場合には過怠料が課される。飼い主の名前と住所、電話番号などを記載した認識票がない場合は20万ウォン、リードをつけていない場合、排泄物を処理しなかった場合はそれぞれ10万ウォンが賦課される。
◎来年から犬の認識票が義務、市・道によって登録制
来年から犬を連れて外出する時には、認識票をつけたり排せつ物をすぐに片付けなければ罰金が課せられる。農林部は8日、動物保護法施行令・施行規則の制定案を9日付で立法予告することを明らかにした。制定案は規制審査などを経て来年1月27日から施行される。
制定案によると、各市・道知事の裁量で動物保護法第5条に基づき飼い犬の登録を義務付け、これに違反した場合は30万ウォン以下の過怠料を付加することができる。飼い主が一定の手数料を支払い登録申請書を自治体首長に提出すれば、登録番号が発給され、体系的な電算管理が行われることになる。登録時に犬へのマイクロチップ装着を義務付けた場合には、犬がいなくなっても簡単に探し出せる。登録手数料は各市・道の条例ごとに異なるが、大韓産業経済研究所は4万5000ウォンを提案している。この登録対象は家庭で飼う犬に限られ、制度の実効性を検討した上で、対象を猫まで拡大する予定だ。
こうした登録制度が施行されない地域でも、犬を連れて外出する時に認識票をつけなければ20万ウォン以下、リードを着用しなかった場合は10万ウォン以下の過怠料を支払わなければならない。14歳未満の子どもにリードを持たせてはならず、3か月齢以上の猛犬にはリードだけでなく口輪も必要だ。また、犬の排せつ物をすぐに回収しなければ10万ウォン以下、市・道条例が定める予防接種義務を怠れば30万ウォン以下の過怠料をそれぞれ支払うことになる。
動物保護関連の規定も強化された。動物保護法に基づき保護される動物(農林部長官が関係行政機関長と協議して定める)を捨てれば50万ウォン以下の過怠料が課され、動物を処分する際には気絶させて苦痛を最大限減らすことも明示されている。禁止された動物への虐待行為も「法令の根拠なく、熱、電気、水、薬品などを使用する場合」と具体的に記された。
さらに来年から2012年まで段階的に、政府機関や大学、公共保健・医療機関、企業や付設研究所など動物実験を行う機関に対し、動物実験倫理委員会の設置を義務付ける。委員会は動物実験が倫理原則に合致しているかも監督することになる。
このほか、動物の販売や埋葬を行う業者は、一定の施設や人員基準を満たし、管轄の自治体首長に届け出を出さなければ営業できない。
遅まきながら隣国の韓国でも動物愛護に大きな関心を寄せ、登録やマイクロチップ装着、そして動物虐待、遺棄に対して罰則規定とそれらを取り締まる動物保護監視官の設置を決めました。アニマルポリスの制定です。
以前、私が提案した「動物監視員制度」の発足です。
動物愛護後進国と言われたお隣の韓国が先にやりましたね。
食犬文化が残る国でも愛玩動物を守る意識が高揚しているのです。
それに引き換え、私たちが住む日本では未だに動物の遺棄が後を絶たず捨てられています。
悪質な繁殖場では劣悪な環境下での飼育が起きています。
ペットブームの陰では悲惨な現状が起きているのです。
人間が世話をしなければ生きてはいけない犬や猫たちが被害に遭っています。
私たちが動物レスキューを実施しても異を唱える人もいます。
同じ人間が行った悪行為を同じ人間が助けているのに、同じ人間が非難するのです。
何もしないで批判するのであれば自らも行動を起こして1頭でも救えばいいのに、と単純に考えます。
そうでなければ批判などしないでおればいいのに・・・。
実際に行動を起こさない人ほど、口先だけで批判します。
今はネット社会です。匿名性のため相手が見えないので、言いたい放題、人間の感性が疑われるほどの誹謗中傷が起きています。
情けない話で悲しいことですが、現実です。
「虐待行為を監視する動物保護監視官を置き、動物保護団体や動物愛護家を名誉監視官に任命する方針だ。」
と、ニュースで報じられましたが、わが国でも一日も早く、実施してほしいと切に願っております。
それまでは今まで通りに悪質業者の監視を続けていくつもりです。
「捨てられたペットを引き取った場合や、障害者の介助犬などの場合は全額免除される。」
日本も非営利団体が引き取った場合には、こうしてほしいものだ。
登録の義務や狂犬病予防注射を怠れば罰則規定があるが、守っていない人がいます。
過去、レスキューした現場の悪質繁殖業者等は殆どが守っていなかった。
行政に訴えたが罰則を科せられることはなかった。
法律があっても機能していなかったのだ。
もっと厳しく取締りをしてくれと期待する。
狂犬病が国内に発生していないのは、こうした予防行為が定められていて、飼い主が遵守しているからこそ安全な社会になっているのです。
余りにも安全で安心な世の中に住んでいる為、危機感が希薄ですが、もしみんなが守らなければ大変、危険なことになる。
狂犬病は人間を死に至らしめます。
人と犬とが事故無く共生できるために、予防接種、ワクチン接種、畜犬登録の励行を、お願いします。
ご協力をお願い致します。
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