15日午後3時5分ごろ、富士河口湖町本栖の「本栖湖キャンプ場」で、埼玉県川島町伊草、会社員、山田敏雄さん(61)と妻のマサ子さん(56)がバンガロー内で倒れているのを、長男の政雄さん(29)が見つけ、管理事務所を通じて119番通報した。
富士吉田署の調べでは、救急隊員が駆け付けたところ、敏雄さんは既に死亡しており、死因は一酸化炭素中毒と判明。マサ子さんも重症で、政雄さんは軽症だった。
同署や関係者によると、3人は14日午後10時半ごろ、キャンプ場に到着。約20平方メートルのバンガロー内で、七輪に炭をおこして暖を取り、そのまま就寝したとみられる。【曹美河、水脇友輔】
毎日新聞 2008年11月17日 地方版