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【仙台南高校はこんな学校】
《総合力を南高校で》 私たちの合言葉です。人間として生きる力を身につけたいと思う人、中学校までに身 につけた力をもとに、一層力をつけたいと思う人に仙台南高校はぴったりです。仙台南 高校は、入学した生徒が一歩一歩総合力をつけていくことを意識してつくられた学校で す。 大学に入る学力はもちろん大切です。大学に入った後でも自分を磨く力、社会に出て、 社会に貢献する力も大切な力です。体力も、創造力、構想力、指導力も力です。協調性、 探求心、忍耐力、善意、自発性、自制心、勇気、競争心、正義感、同情心、表現力、社 交性、好奇心、曖昧さや孤独に耐える力、こういうものすべてが「力」です。こういう力を、 総合的につけていくために、仙台南高校は出し惜しみせずに、君たちが参加できるいろ いろな機会を数多く用意しています。 《いろいろな活動ができます》 最も大切な勉強も、最大限工夫をして、君たちが望む、あるいは必要な科目が選択で きるようにしています。部活動も、このぐらいの学校規模では、最も数多く配置しています。 いくつもの世界と接触できるよう学校行事もほどよく配置されています。 ※ 教科・科目の学習内容 高校生活の中心は何といっても、教科・科目の学習です。1日のうち5時間(1時間 65分授業)はこの時間なのです。君たちに、進んで勉強してもらおうと、必修科目に 加えて、選択科目を数多く取り入れています。今後、さらに進めていきたいと考えて います。仙台南高校は、多次元空間です。君たちは、ここを主体的に生き抜くことが 求められます。 1学年・・・・芸術を除き、全員同じ教科科目を学習します。数学Tでは、1クラスを2 つのグループに分けて少人数指導を行っています。 2学年・・・・社会と理科で選択が入ります。文系、理系の進学を意識してのことです。 物理TBは1年の数学と同じように少人数指導を行っています。 3学年・・・・他校と比較して、かなり選択が多くなっています。数学に重点を置いた り、数学と理科に重点を置いたり、数学と英語、社会と国語に重点を置い たりと、さまざまな選択ができます。 ※ 卒業生 卒業生は、ほとんど全員進学です。純粋に就職を希望している人は、公務員、民間 志望を加えても一桁の人数です。大学に入るためには、あるいは入った後で、円満な 大学生活を送るためには、総合的な力が必要です。大きな流れとしては、大学も、どう したら総合力を判定できるのか、新しい方法を開発しはじめました。高校入試以上に 多様な選抜が試みられています。だからといって、学力が軽んじられるわけではありま せん。学力中心の入試は、今後も選抜の主流を占めていきます。学力を伸ばすため に、進学課外を計画的に行っています。もっともストレートに志望があらわれる1年の 時の志望大学に入ることができるよう生徒職員が頑張っています。もちろん、就職希望 の人たちにもガイダンスや模試を行うなど対策を実施しています。 ※ 部活動 部活動も、高校生活の大切な柱です。先に上げた様々な力の多くは、部活動を通じ てより直接的に得られます。運動部、文化部ともにいろいろな大会で活躍しています。 特に、野球、ハンドボール、フェンシング、卓球、陸上、弓道、合唱、放送、美術、吹奏 楽などの活躍が目立っています。 ※ 学校行事・生徒会活動 学校行事も意義深いものです。時期も内容もいい場所に配置しています。生徒にほ とんどゆだねられているのは、文化祭、運動会、体育祭(球技大会)などです。こういう 学校は少ないと思います。 仙台南高校では修学旅行は校外学習ととらえられています。学級毎に校外学習委 員を中心に計画を立て、全行程クラス単位で行動します。グループ別の行動もありま す。行き先は関西方面です。 生徒会活動も熱心です。自分たちの学校生活を自分たちの手で実り豊かなものに するというのが、生徒会の仕事です。こんな気持ちで、役員も、会員も活動しています。 《ガイダンスを受けたり、いろいろ相談ができます》 若者たちは、困ったり、悩んだりするのが普通です。友だちとの語らいで解決することも もちろんいいことです。でも、大人と相談した方がいいこともあります。困ったり、悩みがあ ったりするときにはカウンセラーに相談できます。生徒たちは、気軽に、進路関係で悩んだ り迷ったときにガイダンスを受けたり、勉強の分からないところを個人的に質問したりして います。仙台南高校はこんなことにも力を入れています。 《入学したら》 志望者が多く難関ですが、これを突破して仙台南高校に入れば、君たちを揺さぶるいろ いろなことが待っています。予習前提のスピード感のある授業、様々な内容の行事、これ も参加するだけでなく、計画・立案・実施・反省までが生徒の手にゆだねられています。部 活動、これも相当のエネルギーを使います。考査、模試、ガイダンス、恐らく他の学校より 忙しく動き回る生活となります。切り換えをよくすること、疲れて帰った夜は眠さに耐えて勉 強すること、朝早めに学校へいって、休み中は学校の自習室で、という具合に、忙しい中 で、工夫して生活した時に、学力も、それを含む総合力も得られるのです。 《こんな人を歓迎します》 仙台南高校の生徒も職員も、現状に満足しているわけではありません。仙台南高校のよ いところを一層伸ばしながら、同時にいつも、学習についても、生徒会活動についても、部 活動についても、行事についても、相談やガイダンスについても、進学についても、より高 い水準を目指しています。宮城県の他の学校の動きだけではなく全国の高校の動きを見 ています。 平板な受け身の生活が嫌な人、忙しい学校生活の中に充実感を得た結果、人間の一 生に必要な総合力を獲得していく、そんな人を歓迎します。仙台南高校の一層の発展の ためには自分の力が必要だ、ぜひ仙台南高校を伸ばしてやりたいと思う諸君を歓迎しま す。 奮って志望してほしいものです。
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