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亡命チベット人:代表者会議が開幕 ダライ・ラマ呼びかけ

 【ニューデリー栗田慎一】チベット亡命政府のあるインド北部ダラムサラで17日、亡命チベット人諸組織の代表者会議が開幕した。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が中国に求めている、チベット自治区の「高度な自治」などの是非について議論する。02年以降続いてきた中国との協議が進展しないなか、亡命社会に中国や亡命政府指導部に不満が高まっていることを受けて、ダライ・ラマが開催を呼びかけた。

 会議には亡命政府幹部や政治団体、非政府組織などの代表ら約550人が出席。チベットの「独立」を求めている政治組織「チベット青年会議」幹部も参加した。ダライ・ラマは出席しなかった。

 亡命政府幹部やダライ・ラマの秘書らは毎日新聞に対し「これまでの路線が大きく変わることはない」と述べ、議論を深めることが会議の主眼であると強調している。

 会議は22日に活動指針などを宣言し、閉幕する。

毎日新聞 2008年11月17日 19時23分

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