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2008/11/17 16:45 KST
釜山を訪れる日本人観光客急増、運賃割引制度も一役


【釜山17日聯合】円高や鉄道料金割引制度が追い風となり、日本人を中心に釜山を訪れる観光客が増えている。

 コレール(韓国鉄道公社)釜山支社が17日に明らかにしたところによると、同社が旅行会社約20社と手を組み、国内を観光する外国人に鉄道運賃を20〜50%割り引く「鉄道インバウンド」制度を導入したところ、観光客数が大幅に増加した。釜山に入港後、制度を利用して国内を観光した外国人は、制度が始まった4月には42人だったが、5月は287人、6月には692人まで拡大した。7〜9月は各200人ほどに落ち込んだが、先月には856人と再び急増した。今月も17日までに722人が利用している。

 こうした増加には、日本の円高が最も大きく影響している。特に先月から円高が進み、韓国を訪れる日本人数は著しく増えており、同制度に対する予約や問い合わせの電話も絶えないという。日本人観光客は鉄道インバウンド利用客の約8割を占めている。