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【岐阜】久美愛厚生病院移転へ 高山・上切町に用地確保2008年11月17日 飛騨農業協同組合の大池裕会長は16日、高山市大新町の久美愛厚生病院を同市上切町に移転、新築することを明らにした。具体的な建築計画は今後詰めるが、救急搬送ヘリポートを敷設する構想もあり、来年度には建設を始める。 同市国府町で開かれた荒城郷(あらきごう)まほろば文化村の開村式で、金子一義・国土交通相や土野守・高山市長らの前で明らかにした。15日に地権者との交渉が決着し、9万2500平方メートルの用地が確保できたという。 予定地は同市上切町のJAアグリパークの脇の水田。国交省高山国道事務所が同市国府町で整備している国道41号・高山国府バイパスのトンネル掘削で出る残土を利用し、整地する予定だ。 久美愛厚生病院は、JA岐阜厚生連が経営する飛騨地方の基幹的な病院。感染・結核の病床を含め317床がある。駐車場の確保や老朽化が問題になっており、数年前から地権者との交渉を続けていたという。 (白山泉)
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