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独島艦ロゴ、中国との摩擦で変更か

 太極旗(韓国国旗)が中国大陸を覆うデザインを使用した韓国海軍の大型揚陸艦「独島」のロゴに対し、中国国内で反発が広がる中、中国大陸を外した新しいロゴ案が、26日までに明らかになった。海軍は中国の反発でロゴを変更したわけではなく、新しいロゴ案の一つだとしているが、その背景をめぐり憶測を呼んでいる。

 新ロゴは最近、同艦の士官室などに設置されているのが確認された。軍消息筋は「これまでのロゴが複雑すぎるとの意見があり、新しいロゴを試作したもので、ロゴを変更するかどうかは近く新艦長が就任した後で決定される。外交問題とは関係ない」と話した。

 これまでのロゴをめぐっては、中国紙の環球時報が今年9月、「太極旗が中国大陸を覆っているのは、北東アジアの制海権を確保する意思とみられる」と不満を表明した。これをきっかけに、インターネット上で議論の的となっていた。中国政府は非公式に韓国側に遺憾の意を伝えたとされる。

ユ・ヨンウォン軍事専門記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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