サブカテゴリー

「日本一権威のある大会」に代表不在の矛盾

 鹿島、浦和、川崎Fの強豪が敗れ、神戸もJ2鳥栖に屈した。もちろん、これが一発勝負のだいご味なのだが、いずれもチームの中心である日本代表組をカタール遠征で欠いたという共通点があった。最多の4人を送り出した浦和のエンゲルス監督は「当然、影響はある」と言う。ゲームの質、大会の権威を考えれば日程を調整し、避けるべき事態だった。

 あるクラブ幹部は「天皇杯は日本協会の主催なのに代表が出られないのは由々しき問題。天皇杯の冒とく」と怒り心頭だった。しかも優勝クラブには来季ACLの出場権が与えられる大事な大会だ。先日、日本協会は千葉、大分が天皇杯4回戦で主力を温存したとして問題化させたが、この試合日程は明らかに矛盾する。少なくとも、日本の代表を決する大会のそれとは思えない。

[ 2008年11月16日 ]

PR

ニュース

クイックアクセス

欧州サッカー

アジア・チャンピオンズリーグ

日本代表

Jリーグ

天皇杯

高校サッカー

ブログ&コラム

スポニチ てれびぃ

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲