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交通被害者の日:「事故なくして…」遺族ら東京で催し

 「世界道路交通被害者の日」(11月第3日曜)を広く知ってもらおうと、交通事故で亡くなった被害者の遺族で組織する「全国交通事故遺族の会」(井手渉会長)が16日、東京都内で催しを開いた。

 世界道路交通被害者の日は、英国の遺族団体が93年に事故撲滅運動を始めたのをきっかけに、05年に国連が定めた。現在は欧州を中心に各地で追悼行事が行われており、日本でも「遺族の会」が08年初めて企画した。

 催しには遺族ら約200人が参加。同会の戸川孝仁副会長は「市民にも悲しみを共有してもらい事故防止につなげていく日にしましょう」と訴えた。また02年に長女(当時10歳)を亡くした水戸市の会社員、大野隆義さん(44)が「交通事故は犯罪です。被害者の日を国民行事にして、世界の遺族たちと連携して交通犯罪をなくしましょう」などと宣言文を読み上げた。【奥山智己】

毎日新聞 2008年11月16日 19時14分

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