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 なな、ママのことだいすき!@虐待 タイトルNO.76396
    (´・ω・`) 08/14(木) 11:42 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ママは、ななのこと、大好き?」

「当たり前じゃない」

「なな、嬉しいー!」



//渡辺 なな

お久しぶりです^q^
といっても名前変えてるんで
誰か分からないと思います←
とりあえずしょぼって呼んでください^q^

この小説は2、3年前くらいの小説ですが
未完成のまま流れてしまって
そのまま終わってしまったので
リベンジにやってまいりましたー^w^

ですがログが残っておらず
内容を全く覚えてません(´・ω・`)
名前とかとくに^ω^
うろ覚えですががんばりますので
応援おねがいしますーヽ(^o^)丿

(タイトル、分かりやすいように虐待ってつけました^^)


 なな、ママのことだいすき! /(´・ω・`)




NO.1 (´・ω・`) 08/14(木) 11:46 IP:210.250.4.64 削除依頼


渡辺なな、小学1年生です!

「ななあー、学校いこおー!」

 //渡辺 ねね

「うん、待ってえー」

入学式が終わって、少し経ちました。

ななは、双子のお姉ちゃん…ねねと

一緒に学校に行ってます!

「行ってきまーす」

ねねと声を合わせて言いました。


「ねえななー」

「なあに?」

「ななはお友達できたー?」

ななとねねは双子なのでクラスが違います。

ななは3組で、ねねは5組なんだって!

「できたよー!

 ねねは?」

「ねねもできたー!

 でもまだ100人じゃないんだあ…」

「じゃあ、今日もお友達作りしなきゃ!」

「うん、そーだね!」

ねねとそんなことを話してると

あっという間に学校に着きました。



NO.2 (´・ω・`) 08/14(木) 11:49 IP:210.250.4.64 削除依頼


ねねは下駄箱で友達を見つけて、

ななとねねはそこで別れました。

「いーなあ」

ななは1人でしょんぼり下駄箱で靴を履き替えました。

すると横に可愛い女の子が1人、

同じ下駄箱で靴を履き替えてる子がいました。

「ねえねえ、あなたも3組なの?」

「え?

 うん、そうよ」

「ほんと?

 ななも3組なの、お友達になろ?」

ななは飛び跳ねながら言いました。

「分かった、分かったから落ち着きなさいよ。

 あたしはね、金城茉莉花っていうの。

 あんたは?」

 //金城 茉莉花

「ななは、渡辺なな!

 よろしくねえー」

「そう、なな。

 教室行くよ」

「うんっ」

ななは茉莉花ちゃんと手をつないで

一緒に教室に行きました。



NO.3 (´・ω・`) 08/14(木) 12:01 IP:210.250.4.64 削除依頼
「ななは席どこなの?」

「えーっとね…ここだよー!」

ななは1番前の席を指差しました。

「茉莉花ちゃんは?」

「あたしはここ」

茉莉花ちゃんはすぐそばの席を指差しました。

「へえー……。

 結構遠いねー…」

「でも、休み時間に遊べばいいよ」

「うんっ、そーだね!」

ななは席に座りました。


そーいえば隣の席の子……。

入学式の日も、その後もずーっと来てないな。

どうしたんだろー……。

そんなことを考えてると先生が来ました。

「出席をとります。

 大きな声で返事してくださいねー」

隣の席の子のこと、

あとで先生に聞いてみよーっと。



NO.4 (´・ω・`) 08/14(木) 12:16 IP:210.250.4.64 削除依頼


学校の授業でやる勉強は楽しくて、

あっという間に休み時間になりました。

「なな」

後ろを振り返ると、茉莉花ちゃんがいました。

「あ、茉莉花ちゃん!

 なな、先生に聞きたいことあるから、

 ちょっと待ってて!」

ななは茉莉花ちゃんにそう言って、

イスに座ってる先生のところに行きました。

「あら、ななちゃん。

 どうしたの?」

「あのねー、ななの席の隣の人、

 いっつも学校来てないでしょー?

 学校楽しいのに、

 なんで来てないのかなって思ったのー」

「…ああ、吉田健くんね」

「吉田健くん?」

「ななちゃんの隣の席の子よ。

 お母さんが家の事情で来れないって言ってたわね…。

 もうすぐ、来れると思うけど」

「へえー……。

 ありがとー」

家の事情ってなんだろ?って思ったけど

ななは気にしないで茉莉花ちゃんと遊びました。



NO.5 (´・ω・`) 08/14(木) 12:27 IP:210.250.4.64 削除依頼


「きょーつけっ、れい!」

「さよーならー」

あっという間に放課後です。

ほんと早いなあー。

「ねえなな、ななの家どこらへんなの?」

「えっとねー、南公園の方だよ!

 茉莉花ちゃんは?」

「あたしはうさぎ公園の方よ。

 逆の方ねー」

「そーだね、一緒に帰れないね……」

「仕方ないわよ。

 下まで一緒に行こう」


茉莉花ちゃんと正門でばいばいしたら

ねねが3人できました。

「あ、ななー!

 ねね、今日お友達と遊んで帰るね」

「え?

 寄り道だめって、ママ言ってたじゃん!」

「いーじゃん、1日くらい。

 ママには内緒だよ!

 じゃーね」

…ねねだけズルい。

ななは家と逆方面に走って、

茉莉花ちゃんを追いかけました。



NO.6 果汁100%りんごくん 08/14(木) 12:32 IP:61.7.2.219 削除依頼
ネクスト★!

ななちゃん妹にしたいですウへウへ!(


NO.7  翼 08/14(木) 12:34 IP:60.40.156.51 削除依頼
ねっくん

NO.8 (´・ω・`) 08/14(木) 13:13 IP:210.250.4.64 削除依頼


お昼ご飯食べてました^q^


〒果汁100%りんごくん ちゃん
〒 翼 ちゃん
コメントありがとうございますー^ω^



NO.9 (´・ω・`) 08/14(木) 13:17 IP:210.250.4.64 削除依頼


「茉莉花ちゃん、待ってえ」

「なな?

 なんでこっちにいんの?」

「あ、えっとお……」

ななはなんて言おうか迷った。

茉莉花ちゃんもママに、

寄り道はだめって言われてるかもしれないし……。

「あ、のね、うさぎ公園で遊ばない?」

「えー…どうしよう」

寄り道はだめだよって言われるのかな?

茉莉花ちゃん怒らせちゃったらどうしよ。

「まあ、いいよ。

 遊んであげる」

「わーい、やったあ」

ななは茉莉花ちゃんと、

5時の鐘がなるまで一緒に遊びました。


「じゃあなな、もう5時になっちゃったから

 お家帰らないとー……」

「なな5時までしか遊べないの?

 まあいいけど」

「茉莉花ちゃん、ごめんね。

 また明日遊ぼ!」

そう言ってななはお家に帰りました。



NO.10 (´・ω・`) 08/14(木) 13:20 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ただいまあー」

「おかえり、なな。

 遅かったわね」

「え?

 あ…ごめんなさい」

まあ、バレなかったからいいや!

明日も茉莉花ちゃんと遊ぼーっと。


「ななおかえりー。

 ななも寄り道したのー?」

「うん!

 お友達と公園で遊んだの。

 明日も一緒に遊ぶんだー」

「…ふーん」


さーてと。

あ、宿題やらなきゃー!



NO.11 (´・ω・`) 08/14(木) 13:24 IP:210.250.4.64 削除依頼


次の日の放課後、

ななはまた茉莉花ちゃんと遊びました。

「なな、今日も5時までしか遊べないの?」

「え?」

「あたし、6時までなら大丈夫よ。

 ななは、何時までなの?」

「ええっとお…6時までいいよ!」

ママには、5時までに帰りなさいって言われてるし

寄り道もだめって言ってるけど、

ねねも寄り道して帰ってるし、

1時間しか変わらないから大丈夫だよね!


ななは茉莉花ちゃんと一緒に

かけっこしたりブランコしたり、

すべりだいで遊んだりしました。


「なんか、飽きるわね」

「うんー…そうだね」

「あたしの家、来る?」

「えっ、ほんとー?」

「当たり前でしょ。

 嘘なんてつかないわよ」

ななは茉莉花ちゃんのお家に遊びに行くことになりました。


「茉莉花ちゃんのお家、お城みたーい」

「へへ、ありがと」



NO.12 (´・ω・`) 08/14(木) 13:27 IP:210.250.4.64 削除依頼


茉莉花ちゃんのお家で6時まで遊んで

茉莉花ちゃんにうさぎ公園まで送ってもらうことにしました。

「ななの家、結構遠いの?」

「うん…ちょっとだけね」

「そうなの」

ななはちょっぴり時間が心配になったけど

そんなに気にしませんでした。

「じゃあ、ここでいい?」

「うん、ありがと!

 また明日ねー」

茉莉花ちゃんに手を振って、

そのままななはお家に帰りました。

辺りがちょっと暗くなってきて

ちょっと怖くなったので

早歩きで帰ることにしました。


それにしても、ランドセルが重いなあ。



NO.13 (´・ω・`) 08/14(木) 13:32 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ただいまー」

昨日と同じように言いました。

「…なな、ちょっと来なさい?」

「うん?」

昨日みたいに、おかえり、遅かったねって

言ってくれませんでした。

ママ、どうしたんだろー?


「ねねに聞いたわ」

「何をー?」

「昨日も今日も、寄り道してたんですってね。

 だから帰りがこんなに遅いのね……。

 約束守らない子は、ママ嫌いよ」

「ごめんなさい……」

「ななは悪い子ね。

 もうママ知らないわ」

「えっ、やだ、やだ!

 だって、ねねも寄り道したもん!」

「嘘までつく気なの?

 ママ呆れるわ」

「嘘じゃないもん!

 ほんとだもん!」

「もう家の子じゃないわ。

 ママに話しかけないでちょうだい」

ママはキッチンに歩いていきました。

けどななは泣きながら、

ママのエプロンを引っ張りました。

「もうやめてちょうだい!」

ママがななを殴りました。

ななは初めて、ママに殴られました。



NO.14 (´・ω・`) 08/14(木) 13:36 IP:210.250.4.64 削除依頼


痛くて痛くて、もっと泣きました。

「静かにしなさい!」

ママがまた、ななのことを殴りました。

そして髪の毛を引っ張って、

ななのことを持ち上げました。

「痛い、痛いー!!」

「もうなななんて知らない」

ママは持ってた髪の毛を離して、

ななは床に叩きつけられました。

ななはママから逃げるように、

お姉ちゃんのお部屋に逃げました。


「なに?」

 //渡辺 りり

「ママにっ、殴られたのー……」

ななはお姉ちゃんに抱きつこうとしました。

そしたら、冷たい目でななを見て

どんっと突き飛ばしました。

「私、妹嫌いなんだ。

 ねねもだけど、ななもね。

 助けてあげないよ。

 いい気味」

なんで…お姉ちゃん?



NO.15 果汁100%りんごくん 08/15(金) 12:34 IP:61.7.2.219 削除依頼
続きが気になります´`
ねくすと!

NO.16 くう 08/15(金) 14:02 IP:116.254.70.30 削除依頼


続き気になるーっ

NO.17 ちょんこ 08/15(金) 14:07 IP:219.3.10.42 削除依頼
続きが気になります!!

ネクスト!!

NO.18 雅牙夢人。 08/15(金) 14:16 IP:202.253.96.233 削除依頼

ネクスト!

なな、可哀相(´・ω・`)

NO.19 (´・ω・`) 08/16(土) 12:53 IP:210.250.4.64 削除依頼


おはやうございますー…夏休みもあとちょっとだ><
(宿題?まだ1つも手つけてないけど?^q^)

〒果汁100%りんごくん ちゃん
〒くう ちゃん
〒ちょんこ ちゃん
〒雅牙夢人。 ちゃん
コメントありがとうございます^ω^



NO.20 (´・ω・`) 08/16(土) 12:59 IP:210.250.4.64 削除依頼


「お姉ちゃん…ひどいよおっ……」

「うっせえな。

 あたし兄弟とかほんといらないから。

 あたしだけでよかったのに…」

お姉ちゃんのいつもの優しい声が

どんどん低くて怖い声になっていきます。

「や、やだあ…」

ななは逃げるように、

お姉ちゃんの部屋から出て行きました。

ななの部屋に入ろうとした瞬間、

誰かがななの腕を掴みました。

「ママに言っちゃった!」

振り返るとねねがいました。

「内緒じゃ…なかったの?」

「ねねは、内緒ねって言ったけど、

 ななは内緒って言ってないでしょ?

 だからママに言ったの」

「ひどい!」

「ひどくないもん。

 ママに、ちゃんと言ってえらいね、って言ったもらったもん」

「ねねは、ななのこと嫌いなの?」

「今はきらーい」

そう言ってねねは、ななの部屋の隣にある

ねねの部屋に入っていきました。


「…ななもねねのことなんて大嫌い!」

ねねの部屋に向かって叫んで、

ななの部屋に戻りました。



NO.21 ちゃこ 08/16(土) 13:04 IP:219.3.10.42 削除依頼
元ちょんこです!!
応援します!!

NO.22 (´・ω・`) 08/16(土) 13:11 IP:210.250.4.64 削除依頼


〒ちゃこ ちゃん
コメントありがとうございます^ω^



NO.23 (´・ω・`) 08/16(土) 13:17 IP:210.250.4.64 削除依頼


「はあー……」

ねねも、お姉ちゃんも、ママも…

ななのこと、…嫌いなんだ。

「うー…」

ななは声をあげて泣きました。


すると、どこからかコンコンって音が聞こえました。

「…なあにい……?」

ななが辺りを見回すと、またコンコンって音がしました。

よく見ると、ななの部屋の窓を

男の子が叩いてます。

「……?」

ななは窓を開けました。

「よっ、どうして泣いてんの?」

お隣さんのお家の子みたいで、

男の子がベランダに出て、ななの部屋の窓を叩いたみたいです。

「えっ?」

「ここ、俺の部屋なんだけどさー、

 そっちの部屋から泣いてる声がしたから。」

「うんー…ちょっと悲しいことがあったの」

「へえ。

 ま、泣くなよ!」

男の子はななの頭をくしゃくしゃなでました。

「…う、うん」



NO.24 (´・ω・`) 08/16(土) 13:21 IP:210.250.4.64 削除依頼


「と、ところであなたの名前は?」

ななはちょっぴり恥ずかしくなって、

違うお話に変えました。

「俺の名前?

 俺は吉田健。

 昨日引っ越してきたんだ」

「…吉田健?」

そういえば、ななの隣の席の子も

吉田健くんだったような……。

「おう、小学1年生なんだけどさ。

 お前の名前は?」

「渡辺ななだよ。

 ななも小学1年生なの。

 学校一緒かな?」

「えっと、和泉小学校なんだけど。

 俺ずっと学校休んでて、明日からなんだ」

あ、やっぱり隣の席の子だ!

「ななも和泉小学校だよ!」

「ほんと?

 俺引っ越してきたばかりで道分かんねーから

 一緒に行っていい?」

「うん、いいよ!」

ななはその日、健くんといろいろお話しました。



NO.25 (´・ω・`) 08/16(土) 13:31 IP:210.250.4.64 削除依頼


「いってきまーす!」

「行ってらっしゃい」

ねねが言うと、ママはにこにこして言いました。

「い、いってきます!」

でも、ななが言ってもママは言ってくれません。

「……」

ななはまた、泣きそうになりました。

でも我慢したから、えらい子です。


「なな、おはよ」

「あっ、健くん!」

「いこーぜ」

ななは健くんと一緒に学校に行きました。

ななは、さっきから気になってることがあります。

「…健くん、なんでランドセルじゃないの?」

健くんはランドセルじゃなくって、

ななめがけの黒いバッグでした。

「ああ、これ?

 俺の母ちゃん、ランドセル買ってくれなかったからさー」

「…そうなんだ」

「だから変わりに婆ちゃんとが買ってくれたやつで学校に行くんだ」

「へえー!

 そのバッグかっこいいもんね!」

「いいだろー?」



NO.26 (´・ω・`) 08/16(土) 13:35 IP:210.250.4.64 削除依頼


学校に着くと、健くんはちょっと目立ちました。

大きいお姐さん、お兄さんたちから

「何あの子?」

って言われていました。

「健くん、気にしちゃだめだよ!」

「分かってるって」

健くんは髪の毛が金色で、

他の子たちはみんな健くんを見てました。


「あ、なな」

「あー、茉莉花ちゃんっ!

 おはよっ!」

「おはよう。

 ところでその子は誰?」

「ななの隣のお家の男の子だよ!」

「へえ。

 あたし金城茉莉花っていうの。

 よろしく!」

「俺は吉田健。

 よろしくな」

ななは茉莉花ちゃんと健くんと一緒に

教室にいきました。



NO.27 (´・ω・`) 08/16(土) 13:41 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ちょっと」

「うん?」

ななが席に着いてると、

ピンクのフリフリのドレスみたいなのを着た女の子が

ななに言いました。

「あんたって渡辺ななよね?」

「そうだよ!

 あなたは?」

「皆瀬姫花よ。

 渡辺さんに聞きたいことがあるんだけど」

 //皆瀬 姫花

「吉田さんって、あの男の子よね?」

姫花ちゃんは健くんを指差しました。

「そーだよ!」

「ふうん…ありがと」

それだけ言って、姫花ちゃんは別のところにいきました。

なんかおかしな子だったけど、

ななはそんなに気にしませんでした。



NO.28 ぴー 08/16(土) 13:57 IP:202.253.96.233 削除依頼

おもしろいです☆!!
頑張って下さい(゜m゜)*.

NO.29 (´・ω・`) 08/17(日) 14:37 IP:210.250.4.64 削除依頼
うー…そろそろ宿題に追い込まれてます^w^

〒ぴーちゃん
コメントありがとうございます^q^

更新再開ー、!

NO.30 (´・ω・`) 08/17(日) 14:40 IP:210.250.4.64 削除依頼


「なな!

 帰ろーぜー」

授業が終わって、隣の席の健くんはななに言いました。

「うん、いいよー

 茉莉花ちゃんも、すぐそばまで一緒に帰ろ!」

「あー…ごめん。

 あたし別の友達と帰るの」

「そっかー…じゃあまた明日ねー!」

「明日、じゃなくて月曜日でしょ。

 それじゃ、また」

あ、そっか…今日金曜日だ!

「おい、なな帰るぞ」

「あっ、うん、待ってー!」

ななは赤いランドセルを背負って、

先に行った健くんを走って追いかけました。



NO.31 ちゃこ 08/17(日) 14:44 IP:219.3.10.42 削除依頼
さりげなくファン(´・ω・)

ななの名前に「子を」つければ本名!(笑)
あ、私のねーw

NO.32 (´・ω・`) 08/17(日) 14:44 IP:210.250.4.64 削除依頼


「健くぅーん」

ななと健くんが靴を履き替えてると、

さっきの姫花ちゃんが健くんの手を掴みました。

「なんだよ、お前」

「姫花とぉ、一緒に帰らなぁーい?」

「いいよ」

「わぁーい、やったぁー!」

姫花ちゃんはジャンプして、

りぼんがついたピンクの靴に履き替えました。

「あれぇ?

 渡辺さんも一緒なのぉー?」

姫花ちゃんはななを見て言いました。

「えっ、ななも一緒じゃだめなのー…?」

「当たり前でしょぉー。

 姫花と健くんの2人っきりで帰るんだからぁ!

 健くーん、行こぉー」

「え、あ」

健くんは姫花ちゃんに連れられて帰っちゃいました。

「……はあー」

ななは仕方なく、1人で帰りました。

姫花ちゃん…変な子。



NO.33 (´・ω・`) 08/17(日) 14:46 IP:210.250.4.64 削除依頼
はうー、今更旧作の頃の名前思い出しました/(^o^)\
(渡辺ななじゃなくて浜崎菜々って名前だったんだー^www^)

〒ちゃこ ちゃん
コメントありがとうございます^q^

NO.34 (´・ω・`) 08/17(日) 14:51 IP:210.250.4.64 削除依頼


「た、…ただいまあ」

ななはしょんぼり言いました。

でも、ママはお返事してくれません。

…寂しいな。

「…健くん、もうお家ついたよね?」

ななはお部屋に行って、窓を開けました。

「健くーん、健くーん!

 ななだよー、いるー?

 健くーん」

ななは健くんのお部屋のベランダの方に向かって言いました。

でも、健くんのお返事はありません。

「…おっかしいなー。


まあいいや。

宿題やらなきゃ、先生に怒られちゃう。」

ななは諦めて窓を閉めて、

算数と漢字の宿題を始めました。

「うー…、難しいなー」

けど、特にやることもなかったので

頑張って宿題をやって、

あとはベッドでお昼寝して過ごしました。



NO.35 (´・ω・`) 08/17(日) 14:57 IP:210.250.4.64 削除依頼


次の日の朝……。

「お出かけするわよーっ!」

1階からママの声が聞こえました。

ななの家族は6人で、

パパ、ママ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、ねね、ななだけど

パパはお仕事が忙しくて、外国にいます。

お兄ちゃんは高校生で、

遠くの学校に通っているので1人暮らしをしています。

普段はママ、お姉ちゃん、ねね、ななしかいないけど

月に1回、パパが帰ってくる日があって

その時にお兄ちゃんも帰ってきます。

その日は、みんなでおでかけをします。

だから、今日はおでかけの日なの!


ななはお着替えして、急いで階段を下りました。

「…あれ?

 パパとお兄ちゃんがいなーい」

「ばっかじゃないの。

 出かける日が全部帰ってくる日とは違うんだから」

お姉ちゃんが上から言いました。

「なな、今日お留守番ね

ご飯はパンでも食べてな」

そう言ってママたちは、お出かけしてしまいました。



NO.36 (´・ω・`) 08/17(日) 14:59 IP:210.250.4.64 削除依頼


「…なんで?」

ななは1人、お家に残されました。

「なんでなんでなんでなんでなんで!」

ななは泣き喚きました。

けど、誰も答えてくれません。

「…ねねのせいだ!

 ねねのせい、ねねのせい!

 あれも、これも、ぜーんぶ!

 ねねが悪い!

 ねねのせいだあー!」

ななは叫びました。

でも、泣いても、叫んでも、

誰もお家に帰ってきてくれません。

寂しくて、悲しくて、

ななはベッドに転がって泣きました。


「ねねが…ねねが…」

ねねなんていなかったら、

ななはもっと、幸せだったのに。

ななはねねのことが大嫌いになりました。



NO.37 翼* 08/17(日) 15:01 IP:219.104.202.186 削除依頼
ネクスト
頑張ってください

NO.38 姫愛梨 08/17(日) 16:55 IP:211.19.104.251 削除依頼
わーがんばってください!!
おもしろいです!!

NO.39 (´・ω・`) 08/18(月) 22:38 IP:210.250.4.64 削除依頼


やっと数学の宿題終わりました^q^
あと5教科…あうあう

〒翼* ちゃん
〒姫愛梨 ちゃん
コメントありがとうございます^ω^

更新さいかーい☆、



NO.40 (´・ω・`) 08/18(月) 22:45 IP:210.250.4.64 削除依頼


―ピンポーン

お家のインターフォンがなりました。

「はう……」

ななはお布団で涙を拭いて

ドアを開けました。

「どっ、どちら様ですか!」

「亜美様です!」

 //小柳 亜美

「わあーっ!

 亜美ちゃーん、久しぶりっ」

「…りりたちは?」

「ええっとね、おでかけだよ」

「…なんでななはいるの?

 目、腫れてるし……」

「え?

 お留守番しててって言われたの!」

「…ふーん?

 そだ、亜美ん家くる?」

「いくうーっ、亜美ちゃん家のわんちゃん触りたいっ!」

「おっけえー!

 じゃあ行くぞ!」

亜美ちゃんはお姉ちゃんのお友達で

すっごく優しいお姉さんです!



NO.41 (´・ω・`) 08/18(月) 22:49 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ただいまーっ。

 お母さーん、りりがいなかったから

 ななちん連れてきたー」

「あら、そうー。

 机の上にケーキおいてあるから食べなさい」

「おっ、気が利くじゃん。

 さんきゅー」

亜美ちゃんは、食いに行くぞって言って

ななの手を引っ張りました。


「わー、亜美の好きないちごショートだ!

 いっただきー」

「い、いただきますっ」

ケーキはすっごく甘くて美味しくて、

ななも亜美ちゃんもペロリと食べてしまいました。

「上手かったねー。

 あ、マロンとチョコ見たい?」

「あっ、見る見る!」

マロンとチョコっていうのは亜美ちゃん家のわんちゃんで

種類はダックスって言うらしいんだけど……。

ちなみにマロンは茶色いやつでね、

チョコは黒いやつなんだよ!

2匹とも、すごく可愛いよ!



NO.42 (´・ω・`) 08/18(月) 22:53 IP:210.250.4.64 削除依頼


「きゃー、マロンっ、チョコっ」

亜美ちゃんはななをわんちゃんと会わせてくれました。

マロンもチョコも、ななを見たら

においくんくんして、お手手をぺろぺろなめました。

「ね、可愛いね!」

「でしょでしょー。

 ま、ななも可愛いけどね」

「亜美ちゃんも可愛いよっ!」

なながそう言うと亜美ちゃんは照れながら、

小さな声でありがとって言いました。


「そうだ、亜美」

ななたちがわんちゃんと遊んでると、

亜美ちゃんのお母さんがきました。

「どうせなら、ななちゃんと一緒に

 もう散歩に行ってくれば?

 そろそろ夕方だし」

「おっけー」

亜美ちゃんはそう言って、わんちゃんを

リードっていうひもでつなぎました。

「なな、行くでしょ?」

「うんっ、いきたいっ!」

「よーし、いざ出陣ー!」

「お、おーっ」

亜美ちゃんはマロン、

ななはチョコを連れてお散歩に行きました。



NO.43 (´・ω・`) 08/18(月) 22:58 IP:210.250.4.64 削除依頼


お散歩してたら、足が少し疲れてきました。

「なな、疲れたの?」

「うん、ちょっとだけ」

「じゃあさ、そこのコンビニでさ、

 アイス買って休もうよ」

「うんっ」

結構歩いたし、ちょっと暑くなりました。


「はい、ななの分」

亜美ちゃんはななにソフトクリームを1つくれました。

「亜美ちゃん、ありがとーっ」

ベンチに座りながらアイスを食べてると、

コンビニのすぐそばのデパートから

ママたちが出てくるのが見えました。

「あれ…?」

「あ、あれりりたちじゃん。」

「う、うん」

「ねねも一緒なの?

 なながここにいるのに?」

「いっ、いいの!

 ななお留守番えらいもん

 …あれ?」

なな、よく考えたらお留守番してないや……。

「それって帰らないとヤバくね!?」

「亜美ちゃん、帰っていい?」

「分かった、急ご!」

けどママたちは車。

当然追いつくはずはありませんでした。



NO.44 08/18(月) 23:11 IP:58.183.251.28 削除依頼
ななかわゅッッ←
NEXTッッ

NO.45 素等 08/21(木) 09:33 IP:59.85.140.186 削除依頼
前回のこの作品もみてました〜★

ねくです!

NO.46 (´・ω・`) 08/21(木) 11:05 IP:210.250.4.64 削除依頼
鯖落ちで小説が消えてしまうんじゃないかと心配でした^q^

〒凛 ちゃん
〒素等 ちゃん
コメントありがとうございます^ω^

更新再開でーす、

NO.47 (´・ω・`) 08/21(木) 11:11 IP:210.250.4.64 削除依頼


亜美ちゃんとは近くの公園で別れて

ななは急いでお家に帰りました。

お家のドアを開けようとしたけど、

鍵が閉まってて開きませんでした。

「なな、鍵持ってないのに……」

ななはお家の鍵を渡されてないので

亜美ちゃんの家に行く時も鍵はかけませんでした。

けど今鍵かかってるってことは、

もう帰ってきてるってことです。

「車も、ある……」

ななはため息をついて、ピンポンをおしました。


「はい、渡辺です」

「あ、お姉ちゃん!

 ななだよ、開けて!」

「…なんだ、ななか」

そう言うと、もうお姉ちゃんの声は聞こえなくなりました。

玄関にきてくれてるんだ、って思ったけど

一向にドアは開きません。


ななはもう1度ピンポンをおしました。



NO.48 (´・ω・`) 08/21(木) 11:16 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ねえ、ななだけどっ、開けて!」

「うっせーよ黙れ」

「へ……」

ななはお家に入れなくなりました。

もう、お空も真っ暗でお星様が出てきています。


「…お腹空いたなあ」

ななはお腹を抱えて、入り口のところの段差に座りました。


「おっ、ななじゃん」

「えっ?」

健くんが、自転車でななの家の前を通りました。

「なんでここにいんの?」

「お家に入れなくなっちゃったの」

「…そうなの?」

ななは静かに頷きました。

「じゃあ内緒で俺の部屋おいでよ!

 ベランダ通っていけばななの部屋入れるだろ」

「え、本当!?」

「ちょっと待って、自転車置くから」

ななたちは健くんの家の前まで来ました。

健くんは鍵を取り出すとドアを開けます。

「まだ母ちゃん帰ってきてないから平気だよ」

健くんはそう言ってななを健くんの部屋に連れて行きました。



NO.49 (´・ω・`) 08/21(木) 11:24 IP:210.250.4.64 削除依頼


健くんはベランダに出て、ななの部屋の窓を開けようとしました。

ベランダと窓はななめにちょっとズレてます。

だから、健くんはいすの上に立って、

ななの部屋の窓を開けようとしました。

「健くんっ、どうっ?

 開きそうっ?」

「……」

健くんは黙り込みました。

「健くん?」

「なな、お前鍵かけただろ」

「……はっ!」

ななはうっかりしてました。

この前健くんとお話した後、

窓を閉めてから鍵を閉めたことを思い出しました。

「どうしよ……」

「……」

ななたちはどうやって窓を開けるか考えました。

「窓割るか」

「だっ、だめだよそんなことしたら!

 ママに怒られちゃう!」

「じゃあどうすんだよ…」

ななは涙が出てきました。

「おい、泣くなよ」

「だってえ……」

健くんは慌ててななを慰めました。

すると、健くんのお家の電話が鳴りました。



NO.50 葉月 08/21(木) 11:37 IP:210.153.84.229 削除依頼
続きが気になります!
ねくー

NO.51 みつは*! 08/21(木) 11:41 IP:58.190.43.142 削除依頼
ねーく

NO.52 義架厘衆 08/21(木) 13:33 IP:219.3.10.23 削除依頼
ねきゅりんこ(ねくです!

NO.53 姫愛梨 08/21(木) 15:35 IP:211.19.104.251 削除依頼
ねく!!

NO.54 +。ローズ。+   08/21(木) 16:23 IP:221.185.213.24 削除依頼
か・・・過酷ですね・・・

ねくです♪

NO.55 いちな 08/22(金) 03:46 IP:210.136.161.145 削除依頼

ねくねっく

NO.56 みつは*! 08/22(金) 18:50 IP:58.190.41.119 削除依頼
ねく

NO.57 猫の缶詰 08/22(金) 20:47 IP:122.26.213.90 削除依頼
面白い!!ねく!

NO.58 猫´・ω・`飯 08/22(金) 21:30 IP:121.95.218.141 削除依頼
なんか前、この小説見たことあります!

かな…でしたっけ??

違ってたらごめんなさい

NO.59 (´・ω・`) 08/25(月) 09:46 IP:210.250.4.64 削除依頼


宿題まだやってませry
あうあうあー(´・ω・`)

〒葉月 ちゃん
〒みつは*! ちゃん
〒義架厘衆 ちゃん
〒姫愛莉 ちゃん
〒。+ローズ+。   ちゃん
〒いちは ちゃん
〒猫の缶詰 ちゃん
〒猫´・ω・`飯 ちゃん
コメントありがとうございます^q^

更新再開ーっ



NO.60 (´・ω・`) 08/25(月) 09:50 IP:210.250.4.64 削除依頼


「わりい、なな。

 俺ちょっと電話出てくる」

「う、うん」

健くんは部屋を出て行きました。

「ここが、健くんのお部屋……」

窓のところでお話してたとき、

ちらっとは見たことあるけど

こんなお部屋だったんだ……。

「男の子のお部屋、見るの初めてかもなあ」

「ななっ!」

「えっ、はいっ!」

健くんが急にお部屋に入ってきました。

「今日母ちゃんも父ちゃんも帰ってこないから

 ここに泊まってもいーよ。

 晩飯、半分こになるけど」

「え…でも……」

「家帰れないんだろ?

 その間にどうやってななん家入るか決めようぜ

 明日日曜日で休みだし」

「うん…ありがとっ!」

ななは健くんのお家に泊まることにしました。

ママに内緒だけど大丈夫かな……?



NO.61 (´・ω・`) 08/25(月) 09:55 IP:210.250.4.64 削除依頼


「じゃあさ、腹減ったし飯食おーぜ」

「うんっ」

ななは健くんと一緒に1階のリビングにいきました。

「ちょっと待ってて、今チンするから!」

健くんは冷蔵庫から取り出したおかずを

電子レンジでチンしました。

「あつっ。

 …あ、ご飯よそらなきゃ」

「あ、じゃあなながよそるよ?」

「あ、さんきゅー。

 これとこのお茶碗によそっといて」

健くんはちっちゃなお茶碗を2つ、

棚から取り出しました。

「わかったあー」

ななはご飯をよそい終わると

健くんのいる机に持っていきました。

「いただきまーす」

2人で合わせていってご飯を食べ始めました。

「なな、おかずちょっとでいーよ」

「お腹空いてんだろ?」

「うーん…あまり空いてないかな」

「じゃあさ、あとでふりかけ食べよ!」

「うんっ」

ななたちはおかずを半分こして

残ったご飯はふりかけで食べました。



NO.62 (´・ω・`) 08/25(月) 10:00 IP:210.250.4.64 削除依頼


食べ終わってから、

健くんのお部屋で話し合いしました。

「お風呂と歯磨き…どうすればいいかなあ」

「お風呂は順番こで入ればいいよ。

 歯磨きは…新しい歯ブラシ、使っちゃおーぜ」

「そっか、ありがとう」


ななと健くんは順番こでお風呂に入って

そのあとに歯を磨きました。

健くんはベッドの隣にお布団をしいて、

こっち使っていいよ、とベッドの方を指差しました。

「なな、お布団でいいよっ。」

「えー、でも」

「いいのっ。

 健くんのお家なんだし、ななお布団でも大丈夫だし」

「ありがと」

ななたちはお布団にもぐりました。


「なな、明日どうすんの?」

「とりあえず、もう1回ピンポンおしてみる。

 だめだったら…どうしよ」

「だめだったら、俺ん家戻ってこいよ。

 さすがに泊まるのは無理かもしれないけど……」

「うん、…ごめんね」

ななはため息をつきました。



NO.63 ひさ 08/25(月) 10:18 IP:119.148.204.175 削除依頼
ななちゃん…
かわいそうだけど
今後の展開に期待します!
更新ファイトです!(←実は宿題終わってないやつ

NO.64 姫愛梨 08/28(木) 18:38 IP:61.125.43.158 削除依頼
わぁカワイソス

NO.65 +゜。*るな*。゜+ 08/30(土) 17:08 IP:218.119.109.60 削除依頼

ななちゃんかわいそう・・・
そして健くん優しい!!!

ねくすと希望ーー!!

NO.66 なのきの 08/30(土) 19:36 IP:219.126.18.76 削除依頼
わわ、これ前のやつ密かに読んでました…笑

応援してますー!

NO.67   08/30(土) 22:18 IP:219.188.50.43 削除依頼
ねく!

NO.68 なーちゃん 08/31(日) 00:15 IP:118.103.128.178 削除依頼
ねくねく^ω^

NO.69 涙。 08/31(日) 13:08 IP:210.153.87.161 削除依頼
前のやつも読んでました(^ω^)!

ねく★

NO.70 モッキィ 09/01(月) 20:54 IP:219.213.46.205 削除依頼
ねく

NO.71   09/01(月) 21:07 IP:219.188.50.43 削除依頼
ねええええええええええっくっくっくっくっくkっくっくっくっく

NO.72 なーちゃん 09/04(木) 21:01 IP:118.103.128.178 削除依頼
主さん忙しいんですかねーっ(;_;)
あげますね!

NO.73 いち 09/05(金) 23:35 IP:210.136.161.51 削除依頼
ねく☆

NO.74 いろは 09/09(火) 18:42 IP:61.125.43.158 削除依頼
あげます

NO.75 09/10(水) 20:18 IP:219.108.157.6 削除依頼
あげ

NO.76 09/10(水) 20:19 IP:118.16.3.244 削除依頼
ネクあげ

NO.77 美瀬 09/11(木) 00:24 IP:202.86.245.115 削除依頼
なんだか、いじめみたいなかんじ

NO.78 ぱらっぱー ! 09/11(木) 14:23 IP:119.95.50.250 削除依頼
ネク(´・ω・`)なんか心がズキズキしますね
ななちゃんかわいそう…

NO.79 (´・ω・`) 09/15(月) 23:12 IP:210.250.4.64 削除依頼
ごめんなさいー(´・ω・`)
パソコン回線きられてましたorz
明日またきます><

NO.80 美紀 09/16(火) 07:26 IP:219.124.194.27 削除依頼
ネクスト!!  
ななちゃん可哀想〜(泣)

NO.81 (´・ω・`) 09/16(火) 17:15 IP:210.250.4.64 削除依頼
長らくお待たせしてすみません(´・ω・`)
親にパソコンのネット回線きられて
ネット開けませんでしたorz

〒ひさ Sama
〒姫愛梨 Sama
〒+゜。*るな*。゜+ Sama
〒なのきの Sama
〒NO.67 Sama
〒なーちゃん Sama
〒涙。 Sama
〒モッキィ Sama
〒NO.71 Sama
〒なーちゃん Sama
〒いち Sama
〒いろは Sama
〒NO.75 Sama
〒茜 Sama
〒美瀬 Sama
〒ぱらっぱー ! Sama
〒美紀 Sama
コメントありがとうございます^q^

更新再開でーすっ

NO.82 (´・ω・`) 09/16(火) 17:25 IP:210.250.4.64 削除依頼


「なな、起きろ

 もう朝だぞっ」

「のわっ!?」

ななは飛び起きました。

えーっと…ここはどこだろう。

「あ、健くん

 どうしたの?」

「どうしたのって…?」

「なんでここにいるのー?」

「ここ、俺ん家だし」

「……はっ」

ななは昨日のことを思い出しました。

お家に入れなくなって、

健くんのお家にお泊りしたんです。

「朝飯、おにぎりでいい?」

「うんっ、なんでもいいよ」

ななは健くんと一緒に

サケさんのおにぎりを食べました。



NO.83 (´・ω・`) 09/16(火) 17:35 IP:210.250.4.64 削除依頼


「なな、今日どうすんの?」

健くんはおにぎりを食べながら、

ななに聞きました。

「んーっと、とりあえずピンポンしなきゃ

 お家帰らないと…」

「じゃあ食べ終わったら行こうぜ!」

「うんっ」

ななと健くんは急いでおにぎりを食べました。

それから一緒にお外に出て

ななのお家のピンポンを2人でおしました。

「誰ですかー」

ねねの声がしました。

「ななだよっ

 開けてっ」

「……」

しばらく沈黙が流れました。

すると、ドアががちゃと開きました。

「ななっ!」

ママです。

「ママー…?」

「もうっ…どこ行ってたの?

 心配したのよ……」

ななは首を傾げました。

健くんも首を傾げました。



NO.84 美紀 09/16(火) 17:41 IP:219.124.194.27 削除依頼
ななちゃんのママさん・・・なんか裏があるのか? 
ネクスト!!

NO.85 09/16(火) 20:02 IP:118.16.3.244 削除依頼
ママうざいいいいいいいい

ねくすとおおお

NO.86 いろは 09/17(水) 20:34 IP:61.125.43.158 削除依頼
怖いことにならないことを願う

NO.87 (´・ω・`) 09/17(水) 21:05 IP:210.250.4.64 削除依頼
〒美紀 Sama
〒茜 Sama
〒いろは Sama
コメントありがとうございます^q^

更新再開でーす

NO.88 (´・ω・`) 09/17(水) 21:17 IP:210.250.4.64 削除依頼


「あら、ななのお友達?

 わざわざありがとう

 さ、帰るわよ」

ママは健くんのことを見もせずに、

ななの手をにぎってひっぱりました。

「いたっ……」

ママの手の力はだんだん強くなります。

「どうしたの、なな

 早く帰るわよ」

「ママ、痛いっ……」

ママはななを引っ張って、

お家の中に引きずり込みました。

「ママっ……」

ななは泣きそうになりました。

そのとき、ふっとママの手の力が緩んだかと思うと

いきなりほっぺに、電気が走るような痛みを感じました。

「っ……」

ななは殴られて、目の前が真っ暗になりました。



NO.89 美紀 09/17(水) 22:37 IP:124.103.0.85 削除依頼
ネクスト

NO.90 (´・ω・`) 09/19(金) 18:43 IP:210.250.4.64 削除依頼
〒美紀 Sama
コメントありがとうございますっ^q^

今日はもう勉強終わったので
たくさん更新しますねっ

NO.91 (´・ω・`) 09/19(金) 18:51 IP:210.250.4.64 削除依頼


「はっ……」

ななは痛さのあまり、飛び起きました。

けど、真っ暗で何も見えません。

「ここはどこ……?」

「ななっ…?」

お姉ちゃんの声がしました。

少しだけ震えてて、涙声です。

「お、お姉ちゃん……?」

「ちょっと待って、今出してあげる」

お姉ちゃんはそういって、

ガチャっとドアが開きました。

ななはどうやら押入れに閉じ込められていたみたいです。

「お姉ちゃん、どうして出してくれたの?」

お姉ちゃんはさっきのママみたいに、

急に優しくなりました。

この前は嫌いって言ってたのに……。

「…後で話すから、いいから早く逃げよう」

「えっ?」

お姉ちゃんはななを抱えて、

お家を走って出て行きました。



NO.92 (´・ω・`) 09/19(金) 18:55 IP:210.250.4.64 削除依頼


お姉ちゃんは、遠くの公園のところで

ななをおろしました。

「とりあえず、ベンチ座って」

お姉ちゃんは息を整えながら

ななと一緒にベンチに座りました。


「前……」

「前?」

「…、ななのこと嫌いって言ったとき

 あの時は…ごめんね」

「え、え?

 うん……?」

突然のことで、びっくりしました。

「実はね、私も…虐待、うけたの

 さっき……」

「ぎゃくたい?」

「うん…

 お母さんに叩かれたり、殴られたりしたでしょ?」

ななは、ああっ、と手をポンとしました。

「私、そのときようやく…

 ななの気持ちがわかったの」

「でも、なんでお姉ちゃんまで?」

「きっと、ねねの仕業ね」

「ねねが……」

ななは悲しくなりました。

どうして家族のねねが、ママが、

そんなことをするのかなって考えました。



NO.93 (´・ω・`) 09/19(金) 19:01 IP:210.250.4.64 削除依頼


「なな…ごめん……」

お姉ちゃんは涙を流しました。

「家族に裏切られるって、怖いんだね」

「……」

ななは何もいえませんでした。

「1番信じてた…家族だもんね

 あたりまえかっ」

泣いたかと思うと、お姉ちゃんは急に

カラっと笑いました。

けど、顔がひきつってるのが

ななにはよくわかりました。

「お姉ちゃん…」

ななはお姉ちゃんの手を握りました。

「今日は…お兄ちゃんのところに行こう

 そこで泊めてもらおう?

 少し落ち着くまで…学校も休もう……

 来週はお父さんとお兄ちゃんが家に帰る日だし

 そのとき一緒に戻ろう」

お姉ちゃんはななと手をつないで、

駅に向かいました。



NO.94 (´・ω・`) 09/19(金) 19:06 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ななっ、電車、きてるよっ」

駅の近くについた頃にはもう、

電車がきていました。

ななとお姉ちゃんは走って、

ギリギリで間に合いました。

「こっからお兄ちゃんの家まで、結構あるんだ

 乗り換えもして、2時間くらい……」

お兄ちゃんの家にはいったことがあります。

すごく…っていうほどでもないけど

結構遠いところにあります。

最初はななたちのお家から通ってたけど、

結構遠いから朝は早いし、夜は遅いしで

1人暮らしすることになったんです。

1人暮らしは寂しそうで怖いけど

お兄ちゃんは全然平気だから、すごいなあ!



NO.95 (´・ω・`) 09/19(金) 19:14 IP:210.250.4.64 削除依頼


ななは電車の中で寝ました。

なんか寝てばっかりだけど、

すごく疲れたので、うとうとしちゃって

いつの間にかに寝てしまいました。

「なな、もう降りるよ」

「ん……」

ななは眠たい目をこすりながら

お姉ちゃんに抱っこされて

電車を降りました。

駅まではすごく近くて、

小さいけど新しくてきれいなアパートに

お兄ちゃんは住んでいます。


「あっ…ななちゃんとりりちゃん!」

//岡崎 舞華

「舞華ちゃんだあっ!」

「舞華ちゃん、久しぶりだね」

お兄ちゃんのお家の前につくと、

お兄ちゃんのお隣さんのお家に住んでる

ななと同じくらいの子のお友達と会いました。

「今日はどうしたの?」

「お兄ちゃんのお家に泊まるんだよっ」

「そうなんだー

 舞華、これからおつかいなの」

「へえーっ

 じゃあ、また今度遊ぼうっ」

「いいよ!

 じゃあねー」

舞華ちゃんは今、小学2年生です。

大きくてしっかりしてます。



NO.96 (´・ω・`) 09/19(金) 19:19 IP:210.250.4.64 削除依頼


「お兄ちゃん、いるかな」

「さあ…一応合鍵は持ってきたけど、

 インターホンおして確かめてみようか」

お姉ちゃんはピンポンをおしました。

すると、中からはーい、ってお兄ちゃんの声が聞こえました。

ガチャっとドアが開くと、お兄ちゃんが出てきました。

「ん、りり、なな

 どーした、こんなとこまできて?」

「ちょっといろいろあって……

 帰る日まで、泊めてくんない?」

「…一応話は聞くけど」

お兄ちゃんはそういって、

中にいれてくれました。

ちょっとせまいけど、

すごくきれいなお部屋です。


「で、どうした?」

「うん……」

お姉ちゃんはお兄ちゃんに

今まであったことを話しました。


「……泊めてくれない?」

「学校はどうすんの?」

「休む…」

「お前大丈夫?

 勉強ついていけねえぞ?」

「大丈夫…私頭いいし」

「…っそ」

とりあえず、お兄ちゃんのお家に泊まることが決まりました。



NO.97 いろは 09/19(金) 19:32 IP:61.125.43.158 削除依頼
ああよかったねとりあえず落ち着いて

NO.98 茄・ω・)ノ 09/19(金) 20:07 IP:124.87.20.2 削除依頼
あ。はじめましてナスです。
あの、はじめ読んでたら最後までw
一気に読んじゃいました。
続き気になるので

      ねくすと´д`

NO.99 09/19(金) 22:11 IP:118.16.3.244 削除依頼
あの!
りりって誰ですか?

ネクスト

NO.100 ぴょ、 09/19(金) 22:16 IP:58.188.232.135 削除依頼
ねくすとねくすと!
100突破おめでとうございますっ 、☆

NO.101 kanae+ [MAIL] [URL] 09/20(土) 00:24 IP:58.3.82.150 削除依頼

ネクスト!!

ななちゃんの性格や口調がかわいい〜*

やっぱり、小学1年生ってほめられたい頃ですよね。
だから、ねねちゃんもお母さんに言ったのかな・・。


続き気になります!!

NO.102 +゜。*るな*。゜+ 09/20(土) 06:37 IP:218.119.109.60 削除依頼
ネクストですっ!!
お兄ちゃん優しいっ!
そしてりりお姉ちゃんもななちゃんの気持ちが分かってくれて嬉しい!!
そして主さん頑張ってほしいっ!!

NO.103 (´・ω・`) 09/21(日) 11:01 IP:210.250.4.64 削除依頼
100ありがとうございますー^q^
これからもよろしくおねがいしますっ

〒いろは Sama
〒茄・ω・)ノ Sama
〒茜 Sama
〒ぴょ、 Sama
〒kanae+ Sama
〒+゜。*るな*。゜+ Sama
コメントありがとうございますっ

りりっていうのはななとねねのお姉ちゃんです^q^
更新再開しますー

NO.104 (´・ω・`) 09/21(日) 11:18 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ねえねえー、公園で遊んできてもいいっ?」

「いいけど、ちゃんと5時に帰ってきなよ」

「はーいっ」

ななは、お兄ちゃんのお家の近くにある

きらきら公園に遊びに行きました。


「舞華ちゃん、おつかいから帰ってるかなー」

きらきら公園に行くと、男の子と女の子あわせて4人の子と

舞華ちゃんが一緒に遊んでました。

みんな同い年くらいだけど、

女の子も男の子も髪が金色です。

1人の男の子の髪は茶色で、舞華ちゃんの髪は

ずっと前から茶色です。

「まーいーかーちゃんっ

 一緒に遊ぼう!」

「舞華あ、誰え、その子お?」

「んー、隣の兄ちゃん家の妹だよー」

「へえー、どうするー?」

「なんかー、うちら知り合いじゃないのにー

 一緒に遊ぼうとかうけるー」

「あ、俺いいこと考えたっ」

茶色の髪の男の子はみんなに内緒話しました。

「それ、超いいなー」

「やろー、やろー」

みんなはそう言って笑いました。

「……?」

「一緒に遊ぼうって!」

舞華ちゃんはななに言いました。

「ありがとっ!」

「じゃあ、みんなでかくれんぼしようぜー」

そうして、かくれんぼすることになりました。



NO.105 (´・ω・`) 09/21(日) 11:18 IP:210.250.4.64 削除依頼


「みんなのお名前、教えてくれる?」

ななが言いました。

「えー、めんどくさいーっ

 舞華あ、説明しといてー」

「う、うんー」

舞華ちゃんはななの方に来て言いました。

「えっと、2つ結びしてる女の子が由実、

 髪の長い子が愛菜、

 金髪の男子が海斗、

 茶髪の男子が宏ねっ」

「え…っと、2つ結びしてるのがあ……」

「じゃあ、なな鬼よろしくー」

そういったのは、2つ結びしてる……

えっと、由実ちゃん…です。

「う、んっ

 10秒数えるねー」

ななは目をつぶって10秒数えました。

「はーちっ、きゅーうっ、じゅーうっ!」

ぱっと公園を見回しました。

「あっれー?」

けど、誰も見つかりません。

「舞華ちゃーん…?」

草むらの茂み、ベンチの下。

「ゆ…、由実ちゃーんっ」

滑り台の上、ジャングルジムの中。

「えっと、宏くんー」

ブランコの裏、木の上。

「愛菜ちゃん、海斗くんっ」

みんな、どこにもいませんでした。



NO.106 09/21(日) 14:04 IP:118.16.3.244 削除依頼
有難うございます!

ネクスd!

NO.107 +゜。*るな*。゜+ 09/21(日) 14:15 IP:218.119.109.60 削除依頼
みんなひどいっ!!
ななちゃん残してどっか行っちゃうなんて・・・

ねくすと希望ーー

NO.108 まお(^ω^) 09/22(月) 18:28 IP:60.42.28.164 削除依頼

ずっと前からこの小説
だいすきでっす(^ω^)

更新がんばって下さい!
(っ・ω・)つNEXT

NO.109 にゃる 09/22(月) 21:16 IP:122.24.162.144 削除依頼
 
ねくすとです\(^o^)/
おもしろいです♪
 

NO.110 (´・ω・`) 09/22(月) 22:41 IP:210.250.4.64 削除依頼
いい加減、本気で高校決めたいです

〒茜 Sama
〒+゜。*るな*。゜+ Sama
〒まお(^ω^) Sama
〒にゃる Sama
コメントありがとうございます^q^

更新再開しまーすっ

NO.111 (´・ω・`) 09/22(月) 22:46 IP:210.250.4.64 削除依頼


「あーあ、もう5時だ。

 帰らなきゃ……」

結局みんな見つからないまま、

ななは1人で帰りました。


「ただいまー……」

「おかえり、なな

 舞華ちゃんと遊んだの?」

「え……?

 う、うんっ!

 かくれんぼしたりしたよっ」

「そう、よかったね」

よかったー、仲間はずれにされたの、気づかれなかった!

ななはほっと安心しました。


「今日カレー作るんだけど、ななも作る?」

「うんっ」

「お兄ちゃんが今台所いるから、一緒にやってきな」

「はーい」

ななは走って台所に行きました。

「お兄ちゃーんっ、ななも作るっ!」

「ああ、じゃあにんじんの皮むいてくれ」

ななはお兄ちゃんに皮むき機とにんじんをもらいました。

「はーいっ」

にんじんはちょっと冷たくて手がひんやりしました。



NO.112 (´・ω・`) 09/22(月) 22:52 IP:210.250.4.64 削除依頼


それから1週間、お兄ちゃんのお手伝いしたり

お姉ちゃんと洗濯のお手伝いしたり

いろいろと大変だったけど楽しいお泊りになりました。

結局お泊りの初日以来、

舞華ちゃんと会うことはありませんでした。


「なな、起きな

 お家帰るよ」

「んーっ……」

ななは目を擦りながら起き上がりました。

「早くご飯食べて支度しなね」

はーあ……やだなあ。

もうお家に帰らないとだめなんだ……。

お家にはママもいる…ねねもいる……。

「って、あれー」

お姉ちゃんもいる、お兄ちゃんもいる!

それから、パパにも会えるんだっ!

「早くしなきゃーっ」

ななは急いでご飯を食べて支度しました。


「じゃあ、行くか」

「そうだね」

それからしばらくして、お家に帰りました。



NO.113 美紀 09/23(火) 08:00 IP:124.103.0.85 削除依頼
ネクスト!!

NO.114 ミニ〜♪ 09/23(火) 12:16 IP:59.84.11.15 削除依頼
        (  ヽ      ――――  ○  ――――
     , ⌒ヽ    (     )          // | \
    (    '   (       ヽ⌒ヽ 、   / / |    \
    ゝ    `ヽ(              )        | (⌒ 、
   (           、⌒         ヽ     (     ヽ  /
  (    (⌒                  )   (      / 0
 (                          Y⌒ ヽ      /
  (        `)                           /    
   ゝ              ノ  ノ            /    0
_____ / \ _________  人 /  0      0
       // \\             \/
      //    \\           _\
    //____ \\          __\
   //  |ネクスト|  \\       ____\
__//二二二二二二二二 \\_________\
   ||               ||  __    _____   |   〜ф
   ||               || |_|_|  |_|_|  |
   ||  λλ 、,  Λ_Λ♪   || |_|_|  |_|_|  |=||, ― 、=||=||=||=||=
   || (σ.σノヽ (*゜ー゜)   || |_|_|  |_|_|  | /(-L-)ヽ||=||=||=||=
   || ヽ) っ||_|(_っ魂。   ||             | | l。▽_,l |||=||=||=||=
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NO.115 いろは 09/23(火) 19:09 IP:61.125.43.158 削除依頼
がんばれななちゃん!!

NO.116 (´・ω・`) 09/25(木) 21:59 IP:210.250.4.64 削除依頼
〒美紀 Sama
〒ミニ〜♪ Sama
〒いろは Sama
コメントありがとうございます^q^

更新再開ーっ

NO.117 (´・ω・`) 09/25(木) 22:05 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ただいま」

お兄ちゃんはそう一言だけ言って入っていきました。

お姉ちゃんはお兄ちゃんの後ろについて

お家に上がりました。

「…なんか、入りづらいなあ

でも…パパにも会えるし、

お兄ちゃんもお姉ちゃんもいるしっ……」

ななは座ってお靴をぬぎました。

「ななあ?」

「ふぁっ!」

ななはびっくりして顔だけ振り向きました。

「ね、…ねね……っ」

「きゃっははー

 どうしたの、そんな怯えてー!」

「だってねねが!」

「ねね、ママに本当のこと言っただけだもん」

「……」

ななは言い返せませんでした。

このまま…一生ママとねねの下で

生きていくことになるのかな……。



NO.118 (´・ω・`) 09/25(木) 22:08 IP:210.250.4.64 削除依頼


ななはため息をついてリビングにいきました。

「おっ、なな!

 大きくなったなあ」

「わっ、パパー!」

ななはパパに抱きつきました。

「おかえりっ」

「ただいま、いい子にしてたか?」

パパはななの頭を撫でながら言いました。

「してたよっ」

「してなかったよ!」

「え……?」

リビングのドアのところに立っている、

ねねが言いました。

「……?」

パパはなんのことだかよく分からない感じです。

「なな、いけない子なんだよ!」

ねねはそう言って2階にいっちゃいました。

「…けんかした?」

「……、ううん」

ななは顔を横に振って、2階の自分の部屋に戻りました。



NO.119 (´・ω・`) 09/25(木) 22:16 IP:210.250.4.64 削除依頼


それから日が経って、日曜日の夜になると

パパもお兄ちゃんも帰ってしまいました。

家に残ったのはなな、ママ、ねね、お姉ちゃんの4人です。

前と変わらない人数になりました。

前と変わったのは、暴力が増えたことです。

ママは、ななを殴ったり蹴ったりするようになりました。

お姉ちゃんは殴られてないみたいだからよかったです。

けれどななの体はあざができて、

洋服はお姉ちゃんがいつも

長袖と長ズボンか、スカートにハイソックスとか、

そういう洋服ばかり選んでくれました。


早く、前のママに戻ってほしい。

早く、前のねねに戻ってほしい。

もうそんなことは無理なのかな……。


そんなことを考えて、6年の年月が過ぎ……

ななは中学生になりました。



NO.120 美紀 09/26(金) 07:03 IP:219.124.194.27 削除依頼
ネクスト!!!!!

NO.121 いろは 09/26(金) 19:53 IP:219.103.224.249 削除依頼
ろッ六年!?
早ッ!←

NO.122 (´・ω・`) 09/28(日) 10:59 IP:210.250.4.64 削除依頼
やっぱ6年は早いですかね?←
でも毎日毎日のを小説にしていくとネタが尽きちゃうんですよ><

〒美紀 Sama
〒いろは Sama
コメントありがとうございます^q^

更新再開っ

NO.123 (´・ω・`) 09/28(日) 11:05 IP:210.250.4.64 削除依頼


「いってきます」

「……」

渡辺なな、中学生になりました。

相変わらず今も虐待をされています。

お友達も、みんなみんな

ねねにとられてしまいました。

ただ、茉莉花と健だけは

ずっとななのそばにいてくれます。

学校でいじめられるようになった、その今でも……。


「よっ、なな!」

「あっ、健…おはよっ」

「学校行こうぜ」

「う、うん」

健はよき相談者。

…でもあり、ななの好きな人でもある。

けれど……

「昨日茉莉花がさー……」

健は茉莉花が好きで、茉莉花は健が好きで

今は2人とも付き合ってます。

最近付き合うことになって、正直ショックでした。

けれど、もっとショックだったのは

3人でいることがなくなったこと……。

3人でいると、なながお邪魔虫なので

ななは1人になる。

それは、いじめよりも辛いことです。



NO.124 (´・ω・`) 09/28(日) 11:11 IP:210.250.4.64 削除依頼


でも、こうしてななと健が2人で学校にきていること

それを茉莉花は怒りません。

『仕方ないわよ』

って言ってるけど、本当は嫌だと思います。

「ねえ、健?」

「ん」

「ななと2人で登校して、何も思わないの?」

「あー……とくになにも

 だって友達だし、浮気とかじゃねえし」

「でも、茉莉花は嫌な気分だと思うよ…?」

「ふーん」

「ふーんって…ひどいよ、彼氏なのにっ」

「別に、俺には関係ないじゃん

 俺彼女に縛り付けられるほどMじゃねえし

 そんなに振り回されるんだったら

 別れてもいいし」

「ひどい……

 茉莉花は、健のこと好きなんだよ…?

 健は、茉莉花のこと好きじゃないの……?」

「ん、付き合ってって言われたからいいよって言っただけ

 別に、好きと言ってない」

「最低…」

ななは健を1人おいて、

走って学校に行きました。

そんなひどい人だなんて…思ってなかった。



NO.125 (´・ω・`) 09/28(日) 11:17 IP:210.250.4.64 削除依頼


こうして、ななは健と2人になることはなくなった。

茉莉花と一緒にいることは多いけど、

茉莉花はほとんど健と一緒にいる。

また、孤独の時間が増えた。


家でも……。

「このカスっ、早く消えろ!」

ママに殴られる、蹴られる。

それのくりかえし。

「あはっ、ばかじゃないのー?」

ねねには煽られる。

お姉ちゃんは、もう結婚が決まってて

彼と同棲中のため家に帰ってくることは少ない。


「どうして、ななばっかり……?」

溢れる涙も、いつしか枯れて

表情さえ、感情さえ奪われた。

ななは一生の傷を背負って、

ずっと孤独のまま、生きていかないといけないの…?


そのとき、ななにはいい考えが浮かんだ。

ななが死 ねばいいんだ。



NO.126 素等 09/28(日) 12:22 IP:59.85.155.214 削除依頼
ねくです☆彡

NO.127 ぶた 09/28(日) 18:56 IP:125.196.103.124 削除依頼
ねくり〜ん

NO.128 くるみ 09/28(日) 20:16 IP:123.225.2.224 削除依頼
ネクストお願いしマース!

NO.129 美紀 09/28(日) 20:23 IP:124.103.0.85 削除依頼
ネクスト☆

NO.130 しゃもあに 09/28(日) 21:34 IP:210.153.84.78 削除依頼
 

ねくすと(^ω^)
おもれ〜^^ww

NO.131 09/29(月) 20:08 IP:59.134.237.152 削除依頼
すっと応援してました!!!

続きがすごく気になります☆

NO.132 09/29(月) 20:58 IP:221.37.102.80 削除依頼
続きみてえええ〓

あげときます〓↑

NO.133 09/29(月) 21:02 IP:220.254.1.122 削除依頼
急にスミマセン。

続き…よろしくお願いします!!

NO.134 (´・ω・`) [URL] 09/30(火) 20:29 IP:210.250.4.64 削除依頼
うはあああああああああああ
自分のiらんどやっと発見しました^q^←
過去ログなどおいてあります、
また完結作品は1つしかないですがwヽ(^o^)丿
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=s418y94
(前回書いていた-恋愛ごっこ-消えました…ショックです><)


〒素等 Sama
〒ぶた Sama
〒くるみ Sama
〒美紀 Sama
〒しゃもあに Sama
〒杏 Sama
〒桃 Sama
〒悠 Sama
コメントありがとうございます

更新再開ですっ

NO.135 (´・ω・`) [URL] 09/30(火) 20:34 IP:210.250.4.64 削除依頼


ななが死 ねば…ママは怒りません。

ななが死 ねば…ねねも自由です。

全部、ななが悪かったのか。

ななの存在が、ななの全てが、

みんなに迷惑をかけてること、ようやく分かりました。


けど…ななは死ぬ勇気がありません。

かといって、生きる勇気もありません。

自殺って怖い。

すごく怖い。

もう、この世界の全てが怖い。


「あああああああああああああああああ!」

ななは、壊れました。

「いやだあああああああああああああ」

ななは、発狂しました。

「やめてええええええええええええええ」

ななは頭をかかえて、かべに思い切りぶつけました。

「うわああああああああああああああああ」

何度も、何度も。

「ああああああああああああああああああああ」

けれど、その顔は表情を知りません。

涙を知りません。

ななの狂いはさめませんでした。



NO.136 (´・ω・`) [URL] 09/30(火) 20:42 IP:210.250.4.64 削除依頼


下からどたばたと階段をのぼる音が聞こえました。

「うっせえな、黙れこのくそガキ!」

ななの部屋に入ったママが言いました。

「いやあああああああああああああああああ」

けど、ななは聞こえていないかのように叫び続けました。

「やめてええええええええええええええええ」

ママはななの目を見てびっくりした顔をしました。

「なな…なな……?」

「こないでえええええええええええええええ」

やっと我にかえったママはななを夢中で支えました。

「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお

 さわるなあああああああああああああああ」

ななはママをはじきとばしました。

「私…今まで……」

ママは立ち尽くし、ななは叫び続け、

ねねがかけつけてきました。

「ママっ、どうしたの!?」

そういってななの部屋に入った瞬間、

ななを見てねねも立ち尽くしました。

「うああああああああああああああああ」

「な…な……?」

「ああああああああああうううううううえええええああああ」

ななは狂ったまま、頭をかかえて叫びました。



NO.137 (´・ω・`) [URL] 09/30(火) 20:45 IP:210.250.4.64 削除依頼


ななの目の前にママがいます。

ママが殴ります、蹴ります、はたきます。

「やめてええええええええええええええええええ」

ママが暴言を吐きます。

「いやあああああああああああああああああああ」

ママがナイフをもってこっちに走ってくる。

「うわあああああああああああああああああああ」

行き止まりまで走り、ママに責められる。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ママがななの腹部までナイフを近づける。

「あああああああああああああああああああああ」

ママが、ななをさす……。

「ぎゃあああああああああああああああああああ」


ななはその場に泣き崩れました。

そして、そのまま眠りにつきました。



ママに殺された……?



NO.138 かんが 09/30(火) 23:12 IP:211.135.123.170 削除依頼
ななななななんあなあなんあななちゃんΣ

死なないで><

NO.139 !*あ-リん'ε°..p 09/30(火) 23:21 IP:122.248.64.133 削除依頼


 
 
こんばんは。
主様に謝罪しなければならない事があります。

実はですね、
私も虐待をテーマにした小説を
書いているのです。

その話は全く内容的なものは違います。

(家族構成が似ています。
 しかし父親は離婚しています)

そこで、わたくしが
主様の小説をパクった
というレスが来まして、
トラブルが生じてしまいました。

私は全く、
パクった・まねした
という事はしていません。

さっき、はじめてこの小説を
読みました。
私のよりもずっと素晴らしかったです。

本当にパクっていないです。
信じてください。


長文失礼しました。


 


NO.140 高矢 09/30(火) 23:39 IP:61.192.26.99 削除依頼
!*あ-リん'ε°..pさん
謝らなくていいんだよ
あなたはパクってないんだから。
悠さんが勝手に決め付けただけじゃん

NO.141 黒兎 10/01(水) 17:43 IP:211.1.219.183 削除依頼
わあ!これ昔見てました!
ネクスト希望です

NO.142 (´・ω・`) [URL] 10/04(土) 07:50 IP:210.250.4.64 削除依頼
更新遅れてごめんなさい><

〒かんがSama...*
〒黒兎Sama...*
コメントありがとうございます


えっと、あーりんさん 初めまして
テーマがかぶることはよくあることですし
気にしないでくださいな^q^
こちらのスレまできていただき
わざわざ報告ありがとうございました
虐待という表現の難しい小説ですけど
お互い、同じテーマどうし頑張りましょうねっ!

それから、高矢さん
あーりんさんが真似ではないことはよく分かっています
けど、最後の一文は余計だと思いませんでしたか?
”悠さんが勝手に決め付けただけじゃん”
こんなこと言われて、これから悠さんが表に出られます?
心の中でおさえてほしいと思います
これからは注意してくださいな^q^


それでは更新再開でーすっ

NO.143 (´・ω・`) [URL] 10/04(土) 07:55 IP:210.250.4.64 削除依頼


ぱちっ……。

「あ…ああうおお……」

ななは声にならない声を出しました。

今までのは…全部夢……?


「なな、起きたのね」

ふと声をしたほうを見ると、

そこにはママがいました。

「ああ…ああぅ……おお」

ママに殺された夢を見たばかりなので、

ママがすごく怖く感じられました。

「なな……」

ママがななに近寄って、ベッドに座りました。

「マ…ママ……?」

ママはにっこり笑った、と思ったその瞬間

すごい形相でななを殴りました。


「おもしろいわね、おもちゃみたい」

……何それ?



NO.144 (´・ω・`) [URL] 10/04(土) 07:59 IP:210.250.4.64 削除依頼


「あははははっ……」

ママはななを殴り続けました。

「やっ…やめ……」

狂っていたのはママの方でした。

こんなの、ママじゃない。

ママはもっと優しくて……

ななのこと、大好きって言ってくれる。

ママにはきっと……。

”悪魔”が乗り移ってるんだ。

だから…ママはこんなに……。

「あはははっ…」


ななのこと、おもちゃだなんて思うはずない。

何かの聞き間違えだろう。


ななは殴られ続けても、

ひとつも涙を流しませんでした。

ママ、「えらいね」って褒めてよ。


中学生になった今でも、

ママへの愛は忘れませんでした。



NO.145 紗希 10/04(土) 08:21 IP:124.103.0.85 削除依頼
ネクスト(*^_^*)

NO.146 美紀 10/04(土) 09:22 IP:122.102.138.55 削除依頼
ネクネクーーーーー!!!

NO.147 くるみ 10/05(日) 16:33 IP:123.225.2.224 削除依頼
やっぱりすごく面白いです!
ネクストお願いします★

NO.149 くるみ 10/06(月) 22:30 IP:123.225.2.224 削除依頼
ネクスト!

NO.151 とくめー 10/10(金) 18:06 IP:121.110.24.230 削除依頼
えええええ!!!
あああああアナタが白瀬サンだったんですか!?
ふぁーもうどっかに行ったのかと思いました。。

私ストーカーじゃないです^^;
ごめんなさい;;

小説頑張って下さいね^^
ネクスト☆

NO.152 (´・ω・`) [URL] 10/10(金) 18:38 IP:210.250.4.64 削除依頼


やっと秋休みに入りました^q^
と思ったものの明日から3日間は引退試合で
結局秋休みは2日間のみ…orz


〒紗希Sama...*
〒美紀Sama...*
〒くるみSama...*
〒とくめーSama...*
コメントありがとうございますヽ(^o^)丿

〒♪ピアノ少女♪Sama...*
〒茄・ω・)ノSama...*
えーっと、大変申し訳ないのですが
書き込みに、機種依存文字が入ってたので
レスを削除させていただきました><
♪ピアノ少女♪さまの場合は”トン”という文字、
茄・ω・)ノさまの場合は名前の”ノ”の字が半角になってました
パソコンの機種によって違うのですが
壊れてしまう危険性もあるので…ごめんなさい(´・ω・`)


更新再開ですっ



NO.153 (´・ω・`) [URL] 10/10(金) 18:43 IP:210.250.4.64 削除依頼


「おもちゃはたくさん遊んでっ…

 遊んだら、片付けなきゃね。

 いらなくなったら……あはっ、あははははっ」

そっか、そうだ。

いらなくなったら捨てられちゃうなら、

いらなくならないように、

ななでたくさん楽しんでもらわなきゃ。

「ママ、ママ。

 ななで、たくさん楽しいことしていいよ」

「あはははっ。

 あんたおかしーんじゃないの?

 あはははははっ。

 そうねー、何しようかしら」

ママはぶつぶつつぶやき始めました。

「火を手の中につっこませるとか

 針をふませるとか、

 薬をたくさん用意して飲ませるとか…」

ママの顔はにやにやしてます。

あんなこと言っちゃったけどなな、

本当はすごく不安な気持ちでいっぱいでした。



NO.154 (´・ω・`) [URL] 10/10(金) 18:46 IP:210.250.4.64 削除依頼


「そうね、まだ始めだし楽しみはとっておこうかしらね。

 じゃあなな、お風呂に水を張って?」

「は、はいっ」

お風呂まで行くとき…ねねとすれ違いました。

ねねの顔は真っ青でした。

「っ……」

何かをしゃべろうとしてるみたいだけど、

なにもしゃべらないので無視して

お風呂の水を張りました。


「ママ、できたよ……?」

「そう。

 じゃあねー、まずは1分間。

 顔つけといて?」

「え……」

「無理なの?

 じゃあママが頭をおしてあげるわ。

 息ができないようにね、あはっ」

そう言うなり、いきなり水に顔をつけられました。



NO.155 (´・ω・`) [URL] 10/10(金) 18:49 IP:210.250.4.64 削除依頼


やだ…苦しい……。

ななは顔を動かしたり、

手足をバタバタさせたりしました。

「まだだめよ、20秒しか経ってないわ。」

苦しくて苦しくて、息をしようとしました。

すると水が口の中に入ってきます。

何度も何度もくりかえして、

それでも水が口の中に入ってきます。

もう、水でおなかがいっぱいになっちゃったよ……。

意識が…遠のく……。


ななはいつのまにか、

顔をつけたまま意識がとんで

気絶してしまいました。


「1分経ったと思って顔あげさせたら…

 気絶なんてして。

 お仕置きが必要ね……」

ななのそばでママは言いましたが、

もちろん気絶したななには聞こえませんでした。



NO.156 (´・ω・`) [URL] 10/10(金) 18:55 IP:210.250.4.64 削除依頼


「はっ……」

ななは目が覚めました。

ななはななの部屋の地べたで寝かせられていました。

「今、何時だろ……。」

「あれ、起きたの」

ママが言いました。

「ママっ……!」

「ななは、火中の栗って知ってる?

 歴史にも出てくるわよね」

「火中の栗……」

火の中の栗をとるやつか……。

そういえば、針つきの栗なのか

剥いてある栗なのか、すごく不思議に思ってました。

「ななにはそれをやってもらいまーす」

語尾に音符がつくほどの上機嫌な声で言った。

「さあ、来なさい?」

にこにこしたそのママの笑顔の裏には

ものすごい黒い顔が隠れていました。



NO.157 ぱらっぱー! 10/10(金) 18:56 IP:119.95.43.131 削除依頼
next

NO.158 茄・ω・)ノ 10/10(金) 19:34 IP:118.15.152.39 削除依頼
あ、ゴメンなさい。
もう気をつけます。

ナマエこれでいいですかね?

NO.159 なつみ 10/10(金) 21:48 IP:221.37.102.80 削除依頼


お母さん最低。

まぢ、うざい

友達が、そんなことされてたら

ぶん殴るし

まぢ、ななちやんのお母さん障害持ってるべ(笑

NO.160 名前なし 10/10(金) 22:14 IP:58.190.3.250 削除依頼
>159

それは障害を持ってる方への
差別にもなりうると思います...(・ω・`)

気持ちは分かりますが、
もっと表現を変えてみたほうが良いのでは?(^ω^)


**


ねくすと!

NO.161 10/10(金) 22:24 IP:220.254.1.122 削除依頼
next!!

何か有難うございます!!

NO.162 くるみ 10/11(土) 08:18 IP:123.224.238.193 削除依頼
ネクスト!!
気になる〜〜〜〜><
お母さん酷いね〜

NO.163 紗希 10/11(土) 08:20 IP:124.103.0.85 削除依頼
ネクスト(*^_^*)

NO.164 ♪ピアノ少女♪ 10/11(土) 10:02 IP:121.116.121.246 削除依頼
ネクスト

がんばってね

NO.165 きいち 10/11(土) 15:31 IP:124.66.242.74 削除依頼
いっき読みしました。
途中から涙で画面が見えなくて…;;

NEXT!!

NO.166 くるみ 10/11(土) 16:23 IP:123.224.238.193 削除依頼
やっぱいいですね〜
続きが気になります☆
早く読みたいよ〜〜〜★

NO.167 くるみ 10/12(日) 12:21 IP:123.224.238.193 削除依頼
しつこくネクスト><
下がってたので。

NO.168 まるた 10/12(日) 21:31 IP:121.114.13.129 削除依頼
ネクスト!!!

NO.169 美紀 10/13(月) 12:29 IP:122.102.138.55 削除依頼
ネクスト!!!!!

NO.170 10/14(火) 16:54 IP:219.108.157.58 削除依頼
あげ

NO.171 あか 10/16(木) 14:29 IP:219.108.157.57 削除依頼
ネク★〃

NO.172 (´・ω・`) [URL] 10/16(木) 23:15 IP:210.250.4.64 削除依頼
ごめんなさい、なかなか更新できなくて(´・ω・`)
あげさせていただきます><

NO.173 ふみω♪ 10/23(木) 20:54 IP:125.192.10.22 削除依頼
ねくっ♪

NO.174 ふみω♪ 10/24(金) 18:37 IP:125.192.10.22 削除依頼
連続ごめんなさい;;

ねくすとん♪あげ↑

NO.175 桃色少女 10/24(金) 23:49 IP:221.185.148.189 削除依頼
ねくねくねく!
頑張って下さい^^

NO.176 くるみ 10/24(金) 23:58 IP:221.191.107.144 削除依頼
ネクスト★読みたい〜〜〜>U<

NO.177 10/26(日) 10:31 IP:118.16.88.186 削除依頼
う〜ん・・・
なかなか主サン更新しないね・・・

がんばって〜〜〜〜

NO.178 チョコ 10/27(月) 16:27 IP:210.153.84.15 削除依頼
はじめまして!
ねく希望☆

NO.179 (´・ω・`) [URL] 11/03(月) 21:19 IP:210.250.4.64 削除依頼
放置しててごめんなさい(´・ω・`)
いろいろあってネット回線を切られてましたorz

〒ぱらっぱー!Sama*
〒茄・ω・)ノSama
〒なつみSama*
〒名前なしSama*
〒悠Sama*
〒くるみSama*
〒紗希Sama*
〒♪ピアノ少女♪Sama*
〒きいちSama*
〒まるたSama*
〒美紀Sama*
〒たSama*
〒あかSama*
〒桃色少女Sama*
〒月Sama*
〒チョコSama*
たくさんの方、コメント・あげありがとうございます><
ほんと、励みになりますっ


更新再開しまーすっ

NO.180 (´・ω・`) [URL] 11/03(月) 21:26 IP:210.250.4.64 削除依頼
「うーん…でも、栗をとるだけじゃ簡単かしらね?

 あんたの手が使えなくなるくらい、

 火につけとくとかいいんじゃない?」

クス、と笑ったママは

悪魔のような顔をしていました。


ママはもう昔のママじゃなくなってしまいました。

ママはもう昔のママに戻れなくなってしまいました。

全部、ななが悪いんだ。

ななが、ママを変えたから

だから自業自得なんだ……。


ななの記憶の中にはもう、

ママの笑顔はありませんでした。

どうやって笑ってたっけ、

何1つ思い出せませんでした。

なながいつもママのことを

怒らせたり、困らせたりしてばっかりで……。

ななはママから笑顔を奪いました。


もう1度ママの笑顔を見たい。

ママに笑ってほしい、

ななが、ママを笑わせたい。


もし…これでママが笑ってくれるなら。

前のようにまた笑ってくれるなら。

ななはやってもいいと思いました。


ママが大好きだから……。

NO.181 (´・ω・`) [URL] 11/03(月) 22:30 IP:210.250.4.64 削除依頼
ななはキッチンのコンロの火をつけました。

赤くて、青い火。

やっぱり抵抗はあったけど、

ななは勇気を振り絞りました。

「いやああああああああああああああ!」

手を突っ込んだ瞬間に手が……。


「……あれ?」

熱い火に手を突っ込んでいるはずなのに、

熱さが一瞬で消えました。

ぎゅっと瞑っていた目を開けました。


「ななっ……ななっ……」

「ママ……?」


ママ、どうして泣いてるの?

笑ってもらいたかったのに。


ママ、どうして火をとめたの?

笑ってもらいたかったのに。


ママ、ねえどうして?

NO.182 11/03(月) 22:43 IP:59.143.27.133 削除依頼
お願い><ネクスト!

NO.183 (´・ω・`) [URL] 11/03(月) 22:44 IP:210.250.4.64 削除依頼
「どうして…ママ、泣いてるの?」

ななには分からない。

ママの全てが。


「痛い……」

小さな声で、ママが言った。

「え?」

「ななを傷つけると…痛い……。

 痛いよ……」

「……」


時間が過ぎるのが遅くなった。

火に突っ込んだ手がチリチリする。

足ががくがくする。

背中はぞくぞくする。

ママとななは向き合ったまま、

動くことができなくなりました。


よく分からないけど涙が出てきて、

前みたいに枯れることもなく

溢れるばかりの涙が床をぬらしました。

NO.184 紗希 11/04(火) 07:24 IP:219.124.194.27 削除依頼
ネクスト(*^_^*)

NO.185 もん 11/04(火) 12:54 IP:211.122.47.194 削除依頼
ネク!!
一番悪いのはねねの気がするんですけどね…笑

NO.186 ゆう♪ 11/04(火) 17:16 IP:218.45.147.239 削除依頼
更新頑張ってください!!d(@^∇゜)/ファイトッ♪

応援しています!!ヾ(*V∀V*)ノ

NO.187 まりん 11/04(火) 17:36 IP:61.124.42.20 削除依頼
どうなるんでしょう・・・
ねくすとっっ

NO.188 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:12 IP:210.250.4.64 削除依頼
えーと、先に言っておきますが
私警察関係の知識を全然持ってないので
虐待したら逮捕される、とかよく分かりません(´・ω・`)
なのでその辺が曖昧になってしまいますが
なるべく自然な流れでお話を通せるようにがんばります><


〒紗希Sama*
〒もんSama*
〒ゆう♪Sama*
〒まりんSama*
コメントありがとうございますっ


えーと、ねねちゃんについてコメントに出てくる前に話しときますっ
ねねちゃんの出番が少ないようですが
ねねちゃんを忘れているわけではありません(´・ω・`)

NO.189 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:19 IP:210.250.4.64 削除依頼


静かな時がゆっくりと流れました。

ママも、ななも、2人して

枯れることを知らない涙を流し続けました。


「何…してんだろ……」

沈黙を破ったのはママでした。

ママの足は酷い痙攣を起こして、

やがて立つことも困難になり跪きました。

「ママっ……」

ななはママの体を支えました。

ああ、ママの温もりを感じる。


「ママは…どれほどななを苦しめたんだろう……」

「え……?」

「一生消えない傷を…大事な子供につけてしまった……」

ななはひたすら黙ることしかできませんでした。

「大事にすべき時間を無駄にして……。

 子供を傷つけて……」

ママの体を支えているななの手に、

ママの涙がぽたり、と落ちました。

「どうして…愛することができなかったの……」

ななは口をきゅっと結んで、

こらえるように泣きました。



NO.190 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:20 IP:210.250.4.64 削除依頼
コメ返しし忘れました;
ごめんなさい

〒まSama*
コメントありがとうございますっヽ(^o^)丿

NO.191 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:27 IP:210.250.4.64 削除依頼


「こんな親…嫌いでしょう……?

 親失格ね……」

「……っ」


言葉にしたいことが、言葉にできなかった。

いや、正しく言えば、

言葉にできてるのに、言えなかった。


ママのこと、嫌いになったことなんてない。

ずっとずっとママに大好きで

どうしてもママに愛されたくて

けどママの目には映らなくて、

どうしたらいいのか分からなくなって……。


「なな……ごめんね……。

 許してくれないだろうけど……」

「な…なはっ……」

下を向いていたママの体を起こして

ななの方を向かせた。

「ななは…嫌いじゃないよ……。

 ななは、ママのこと大好きなんだよ……。

 ママは違うの……?」

「なな……、」

苦しいほどに抱きしめました。

苦しいほどに抱きしめられました。


これが、家族の愛だってことを知りました。



NO.192 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:31 IP:210.250.4.64 削除依頼


それからは、ななとママの仲も直り

昔のママに戻りました。

ママはお姉ちゃんにも会いに行って

謝ってきたそうです。

朝、食卓には3枚のパンが並んでました。

ママと、ねねと、ななの分。

今までにみんなでご飯を食べることを

こんなに嬉しいと思ったことはありませんでした。


…渡辺家に流れた幸せ。

しかしこれは、あくまでも

”渡辺家”の中で、でした。

幸せの頂点に立ったと思いきや、

一気にどん底に落としいれられてしまうのでした。



NO.193 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:40 IP:210.250.4.64 削除依頼


「いってきます!」

「いってらっしゃい!」

ママからの返事に満足して、

いつも通り学校に登校しました。

…と思ったのですが、

ななは朝とっても嬉しすぎて、

支度するのが遅くなってしまいました。


「なな?」

「あっ…健……」

「親と…仲直りできたんだね」

「う、うん……」

健とはこの前けんかしてから、

ずっと口を利いてませんでした。

その場にぎくしゃくした空気が流れました。


「と、とりあえず急いだほうがいいぞ

 俺先行くからなっ」

そういって健は走ってしまいました。

「ま、待って!

 どうせなら一緒にいってよ!」

せっかく仲直りできるチャンスだったと思ったのに……。


でも今は、そんなことよりも

学校に遅刻しないように走るのでせいいっぱいでした。



NO.194 紗希 11/04(火) 18:46 IP:124.103.0.85 削除依頼
ネクスト(*^_^*)

NO.195 (´・ω・`) [URL] 11/04(火) 18:48 IP:210.250.4.64 削除依頼


「お、遅れてすみません……」

「渡辺、遅いぞ。

どうしたんだ」

結局遅刻で、先生には怒られてしまいました。

「えっと…その…寝坊です……」

なんて言ったらいいのかわからなくて、

とりあえずそう言ってしまいました。

「みんな、今日の掃除は全員免除だ。

 変わりに渡辺がやってくれる。」

「えっ……!」

いじめられている今では、

とてもじゃないけど助けてくれる友達は

茉莉花以外にいませんでした。

辺りを見回すと、

クスクスと笑っているクラスメイトと先生と、

困った顔をした健と茉莉花がいました。


「今日はこれでホームルームは終わりだ。」

そう言って廊下に出る前に、

ななにしか聞こえないようにボソリと先生言いました。

「誰にも手伝ってもらうんじゃねえぞ。

 それから、今日の放課後居残れ」

ななは背中が凍りつきました。

嫌な予感が胸をよぎったのです。



NO.196 ゆう♪ 11/04(火) 18:56 IP:218.45.147.239 削除依頼
更新頑張ってください!!d(@^∇゜)/ファイトッ♪

NO.197 ふみω♪ 11/04(火) 19:48 IP:125.192.10.22 削除依頼
ねっく〜^^

主さんがんばれ!!

NO.198 まるた 11/04(火) 21:14 IP:121.114.13.129 削除依頼
おおー!!
おもしろすぎる♪

ねくすと^^

NO.199 (★)さくら.゜ 11/04(火) 22:02 IP:58.91.2.244 削除依頼
面白い!!
ねくすと(*・ω・*)

NO.200 くるみ 11/04(火) 22:34 IP:221.191.107.144 削除依頼
ネクスト★面白い☆いつのまにネクストされてたの?

NO.201 茄・ω・)ノ 11/05(水) 16:28 IP:122.16.38.217 削除依頼
おぉ
おもしろい・・・・

よかったねwなな

ってあれぇー?
みんなぁ・・・
ということで      
          ねくすと!

NO.202 はな(●・3`艸) 11/06(木) 20:46 IP:58.70.8.164 削除依頼
ネクスト!200GETッ!

NO.203 ♪ピアノ少女♪ 11/06(木) 20:51 IP:118.20.118.164 削除依頼
ネクスト!

がんばってね★

NO.204 くるみ 11/06(木) 20:54 IP:221.191.107.144 削除依頼
NEXT☆待ってま〜す★

NO.205 美瀬 11/06(木) 22:38 IP:202.86.245.115 削除依頼
ネクスト&あげ!先生最低!ななちゃんがかわいそうじゃん。つか一人でそうじとかまじでありえんってーの

NO.206 ゆきの☆彡 11/08(土) 18:36 IP:202.248.88.81 削除依頼
読みました!
がんばってください。

NO.207 優空 11/08(土) 19:19 IP:210.136.161.226 削除依頼
初めまして
ねくすとですo(^-^)o

NO.208 ふみω♪ 11/09(日) 20:06 IP:125.197.35.222 削除依頼
ねーくっ♪

がんばっっ⊂(^ω^)つつ

NO.209 くるみ 11/10(月) 21:08 IP:221.191.107.144 削除依頼
NEXT&上げ!!

NO.210 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:12 IP:210.250.4.64 削除依頼
市で全体のテストが終わり、
それに続きもうすぐ中間テスト……
テスト三昧です(´・ω・`)

〒ゆう♪Sama*
〒ふみω♪Sama*
〒まるたSama*
〒(★)さくら.゜Sama*
〒くるみSama*
〒茄・ω・)ノSama*
〒はな(●・3`艸)Sama*
〒♪ピアノ少女♪Sama*
〒くるみSama*
〒美瀬Sama*
〒ゆきの☆彡Sama*
〒優空Sama*
ネクストありがとうございますヽ(^o^)丿

更新開始でーす

NO.211 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:16 IP:210.250.4.64 削除依頼


それからあっというまに時間が過ぎ、

放課後になりました。

ななが1人で掃除をしていると、

廊下から、誰かが入ってきました。


「なな、…手伝うよ?」

「ま、りか」

茉莉花の後ろには健もいました。

「お、俺も……今日置いていっちゃったし、…」

ななは思わず涙が出てきました。

「あ、ありがとっ」

そう言って背向けました。

泣いてるところ見られたら、

恥ずかしいもん……。


それから茉莉花と健と3人で掃除が終わって

用具も片付け終わった後に、

先生がやってきました。



NO.212 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:19 IP:210.250.4.64 削除依頼


「渡辺、1人でやれといっただろう。」

先生はずんずんとななに近寄りました。

「は、すいません……」

「すまんが、渡辺に話さなくてはならないことがある。

 2人とも帰ってもらえないか?」

は、話したいこと?

「分かりました……」

そう言って茉莉花と健は帰ってしまいました。


「あの、先生……。

 話したいことって?」

「…ああ、ちょっと親のことでな」

「親の…こと……」

もしかして…、虐待がバレたんじゃ!!

ななは心臓をおさえるのでいっぱいいっぱいでした。



NO.213 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:25 IP:210.250.4.64 削除依頼


「渡辺の家は、お父さんが海外にいるんだよな」

「は、はい」

「それで、お父さんの仕事が大変になったそうで

 当分帰れそうにないそうだ」

「帰れそうにないって…家にですか?」

「ああ、少なくともあと5年らしい」

「5年……」

5年後、となるとななはもう高校2年生。

それまでずっとパパと会えないなんて…、やだよ。

「それで、どうしたんですか……?」

「ああ、このままだとずっと離れ離れのままだ、

 だから、みんなで日本から海外に移る、というのを

 渡辺の親が考えているらしい。

 ただ…渡辺と渡辺妹の判断によって変わるけどな」

「海外に移るって!

 …なんで先生がそんなこと……」

「なんだか、お前のお母さんがある事情があって

 お前と話しにくいって言ってて、頼まれたんだ」

「そう…なんですか……」

「まあ、妹とよく考えたほうがいいな」

そう言って先生は教室を去っていきました。



NO.214 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:29 IP:210.250.4.64 削除依頼


「転校…かあ。

 確かに離れ離れは寂しいけど、

 勉強追いつかないし……」

ななは悩みながら、学校を出ました。

校門のところでぴたりと止まりました。

「りり……?」

「ああ、…なな」

校門にはりりがいました。

りりのことはななが1番よく分かってたはずなのに

なんだか久しぶりに見る顔でした。


「一緒に、帰ろ。

 決めなきゃいけないし、転校」

「ああ……そだね」


国内ならどこに転校したって構わない。

けど海外となると、常に英語をしゃべってなきゃいけないし

勉強だって全然分からない。

パパには会いたい、でも行けない。

ななが思っていることを全部りりに伝えた。



NO.215 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:33 IP:210.250.4.64 削除依頼


「りりはね」

りりは歩くのをとめた。

「りりはパパが大好きだから行きたいって思ってるの。

 確かに勉強は追いつかないかもしれないけど、

 やっぱり家族だから一緒にいたいの」

「うーん……」

「ちょっとななと離れてから、いろんなこと考えた。

 いつもはすぐそばになながいたのに、

 急にいなくなると、なんか寂しくなって。

 ななのこと、1番のよき理解者だったのに

 今日ななの顔久しぶりに見たなって」

びっくりした。

りりがこんなことを考えてるだなんて思ってなかった。

「ななも、同じこと思ってた」

涙が出そうなのを堪えていった。

「ふっ…はは、双子だもんね」

「そだね」

ななは久しぶりにりりの笑顔を見た。

なんだか幸せだった。

家族の大きさが、手にとるようにわかる。



NO.216 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:36 IP:210.250.4.64 削除依頼


「で、どうしようか、転校」

「ななはね、大きくなったら保育士になりたいんだ」

「そうなのっ!?

 りりもだよ……っ」

「だからね、勉強ちゃんとがんばって

 いい高校、大学出て、

 大好きなお仕事したいの」

「うん」

「5年も会えないのは辛いけど、

 夏休みとか長期休暇日なら会えるから寂しくないよ」

「うん」

「だからななは日本にいる。

 この考えは変わんないよ、りりは?」

「…りりもななと同じ道いく」

「…ほんと?」

「うんっ」


家族っていい。

苦しい時だって、辛い時だって、

家族が1番の支えになる。

生きていける。



NO.217 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:41 IP:210.250.4.64 削除依頼


ななは帰って、りりと一緒に

ママに2人で決めたことを伝えた。

ママは納得してくれたけど、

その代わりたくさん勉強がんばれって言われた。

もちろんだけどね。


パパとはよくメールをするようになった。

だから、いつでもそばにいるような気がして

全然寂しい気持ちはなかった。

りりとも仲直りができたし、

いじめがなくなって、

友達も少しずつ増えてきた。

健じゃなくて、大好きな彼氏ができた。

過去は辛いことばかりだったけど

そんな日々を送ってきたからこそ

どんな些細なことでも幸せに感じて、

生きてることにさえ感謝する。

喜びが生まれる。



NO.218 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:45 IP:210.250.4.64 削除依頼


虐待のあった日々は、

一生忘れることのできない傷となって

まだななの背中にのしかかる。

けれどそんな傷は、

周りの幸せが支えてくれる。


今まで生きてることさえ辛かったのに

同じ人生には変わりないのに

幸せに感じるのは不思議だった。

虐待は決していけないことだけれど、

生きている幸せを教えてくれたのは

この虐待だったんだと思う。

苦い思い出にしかならないものだけれど

たくさんのことを学ぶことができた。

だから、ななはいつまでも

ママが大好き。


家族が大好き。

友達が大好き。


世界中のみんなが大好き。



NO.219 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:49 IP:210.250.4.64 削除依頼


「ママは、ななのこと、大好き?」

「当たり前じゃない」

「なな、嬉しいー!」



 



 


 


 


愛って、幸せ。



 なな、ママのことだいすき! /(´・ω・`)
   ⇒End*

NO.220 (´・ω・`) [URL] 11/14(金) 23:55 IP:210.250.4.64 削除依頼
//*あとがき*//
更新のペースが亀スピードで申し訳ございませんでした。
けれど、それでも私が書き続けるのを待ってくれる方がいて
すっごく嬉しかったです。
応援してくれてありがとうございました。

私はこの小説を通して、
虐待はいけないということ
生きることの幸せ
愛し、愛される幸せを伝えられたらいいな、と思いました。
私が書いたものなので、私自身では分かりませんがorz
でも、たくさんの人に読んでもらいたいです。
文才は全くといっていいほどないので、
表現がよく分からないところもあると思いますが(´・ω・`)
けれど、私が伝えたかったことを
感じとってくれると嬉しいな、って思います。

今まで応援してくれてありがとうございましたっ、
まだ次の小説は何をつくるか未定ですが
よかったらまた見てくれると嬉しいですっ!


  ⇒白瀬 爽.

NO.221 はな(●・3`艸) 11/15(土) 08:24 IP:58.70.8.164 削除依頼
わーっww完結しちゃいましいましたねーっ!ww

でも、おもしろかったです!!

NO.222 なお 11/15(土) 09:58 IP:210.153.84.137 削除依頼
乙ですー(^O^)
結局ねねとはどうなったんでしょう?

NO.223 11/15(土) 11:03 IP:114.188.23.81 削除依頼
おつかれー!
おつかれパーティーでもやっとく?!www


お疲れ様ですたァァァ!!

NO.224 ♪ピアノ少女♪ 11/15(土) 11:42 IP:118.20.118.164 削除依頼
わーい!

完結おめでとう!!

お疲れさまでした。

また、新しく小説書くんですか?

というより、書いてください!

主さんみたいな天才小説家、

やめちゃったらもったいないですよっ!

NO.225 (´・ω・`) [URL] 11/15(土) 14:22 IP:210.250.4.64 削除依頼
〒はな(●・3`艸)Sama*
コメントありがとうございますヽ(^o^)丿
そう言ってもらえると嬉しいですっ^q^


〒なおSama*
コメントありがとうございますヽ(^o^)丿
のわっ…最後、ねねとりりを間違えてしまいました/(^o^)\ナンテコッタイ
ごめんなさいです(´・ω・`)


〒月Sama*
コメントありがとうございますヽ(^o^)丿
おつかれパーティーww
そんな私にはもったないです(´・ω・`;;)


〒♪ピアノ少女♪Sama*
コメントありがとうございますヽ(^o^)丿
また新しいの書きますよー、
まだなに書くか決めてませんが(´・ω・`)
天才なんかじゃないですよ><

NO.226 (´・ω・`) [URL] 11/15(土) 14:24 IP:210.250.4.64 削除依頼
//*訂正*//
214〜217にかけて、
ねねの名前を誤ってりりと書いてしまいました(´・ω・`)
申し訳ないです、><
全然気がつきませんでしt(ry

気づかせてくれた方ありがとうです><

NO.227 茄・ω・)ノ 11/15(土) 21:38 IP:124.84.49.122 削除依頼
おおお

完結ーーーー

おめでとう!

もう、泣きそう´д`;

NO.228 くるみ 11/15(土) 22:48 IP:221.191.107.144 削除依頼
完結おめでとうです!面白かった〜

NO.229 ゆきの☆彡 11/16(日) 09:45 IP:202.248.88.117 削除依頼
ついに完結しましたね♪
感動しました☆彡


NO.230 み・・ 11/16(日) 10:05 IP:60.237.141.202 削除依頼
読みながら泣きました!!

また書いてください^^

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