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mission1.金の閃光と紅の英雄(4/6)
チャージショットが放たれ、フェイトはディフェンサーで防御した。 直撃はしたが、ダメージはない。 「コイツ、強い・・・！」 フェイトは予想以上に手こずる相手に対して、徐々に冷静さを取り戻していた。 相手の実力なら、此方が負けることだってあり得る。 ザンパーを構え直すフェイトだが、ゼロは別段自分が有利とは思っていなかった。むしろ不利であると考えていた。 直前までの戦闘のダメージは引きずっていたし、疲労も損傷も限界が近い。 先ほどのような雑魚相手ならまだしも、相手はネオ・アルカディア四天王級の実力者だ。 今の身体状況からしてもいつまで保つか解らない。 やはり、一撃で斬り伏せ、話をするしかないだろう。 ゼロはゼットセイバーを抜くと両手で構え、力を集中させた。 |