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mission1.金の閃光と紅の英雄(3/6)
ゼロは、自衛のために応戦する以外手段はなかった。 ゼロにはフェイトが敵か判断が付かなかった。 少し沈黙しただけ斬り掛かってきたのだ。 女性と戦うことに抵抗は無いわけではない。 ただ一点、人間と言うことを除けば抵抗など無い。 ゼロはバルデッシュ・ザンパーを弾くと距離を取った。 「・・・・・ッ！」 強い、このフェイトと名乗った女は確実にネオ・アルカディア四天王と同等の、あるいはそれ以上の力を持っている。 「逃がすかっ！」 『フォトンランサー』 フェイトの周りに鏃にも似た魔力スフィアがゼロに向け放たれる。 フォトンランサーは、速い。 悪く言えば軌道が単純なのだ。 ゼロはセイバーをバスターショットに格納すると弾道を読んでゼロは全て打ち落とした。 「焦りすぎだ」 最後にゼロは言い放つ。 |