米環境団体、今回も妨害の構え＝捕鯨

　【シドニー16日時事】過激な抗議行動で知られる米環境保護団体「シーシェパード」は、南極海で操業する日本の調査捕鯨船に対し、今シーズンも妨害活動を展開する。前回と同じ「スティーブ・アーウィン号」にオーストラリア人を中心とした活動家が乗り込む。12月初めに豪東部ブリスベーンを出発し、南極海に向かう。
　シーシェパードの調査捕鯨への妨害活動は5回目。これまで捕鯨船に発煙筒や化学物質入りの瓶を投げたり、自らの船を体当たりさせたりした。今年1月には捕鯨船に2人の活動家が無断で乗り込む事件も発生した。　

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