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最終更新日時：2008年11月15日 00:50

スペイン国王が京都を訪問

国賓として来日していたスペインのフアン・カルロス国王夫妻が１４日、京都市勧業館を訪れ、古都・京都の伝統工芸の品々を鑑賞しました。１４日午前、スペインのフアン・カルロス国王とソフィア王妃は、京都の伝統工芸品を数多く展示している京都市勧業館・「みやこめっせ」を訪れました。カルロス国王夫妻は、展示されている京友禅や西陣織、清水焼きなどの説明を受けながら興味深そうに一点一点鑑賞していました。カルロス国王夫妻は、日本とスペインとの友好を深めるため国賓として今月９日に来日し、皇居での歓迎行事や宮中晩餐会に出席し、１３日午後に京都に入りました。日本での滞在日程を終えたカルロス国王夫妻は、１４日午後に関西空港からスペイン政府専用機で帰国の途につきました。

( 2008/11/15 0:50: 更新)

世界糖尿病デー　医師考案のレシピで予防訴える

地元食材を使った低カロリーメニュー

世界糖尿病デーの１４日、糖尿病死亡率が全国１位だった徳島県では、医師が考案したメニューで予防を呼びかけるイベントが行われました。ドクターズキッチンと題されたこのイベントは、普段の生活に糖尿病の予防を取り入れてもらおうと、徳島県が実施したものです。徳島県の糖尿病による死亡率は、去年まで１４年連続全国一位で、県民の生活習慣の改善が大きな課題となっています。イベントでは、徳島県医師会の医師が考案した、地元の食材を使いカロリーを抑えたレシピの料理が紹介されました。会場では試食会も行われ、参加者はオクラを阿波ポークで巻いた渦潮ロールや、鳴門金時のご飯などに舌鼓を打ちました。また会場では、医師会による糖尿病予防講座や、出張相談会が行われたほか、飯泉嘉門知事も参加した糖尿病についてのトークセッションが開かれました。このドクターズキッチンは１５日も行われます。

( 2008/11/15 0:38: 更新)

吹田の工事現場で作業員が生き埋めに

事故のあった工事現場　大阪・吹田市　

１４日午後、大阪府吹田市の下水道工事現場で男性作業員２人が崩れたコンクリート片の下敷きになり、うち１人が死亡しました。１４日午後２時すぎ、吹田市豊津町で下水道工事をしていた男性作業員２人が「生き埋めになった」と消防に通報がありました。うち１人はすぐに自力で脱出しましたが、もう一人の３７歳の男性作業員は消防が救出するまで約３０分間に渡り畳半畳ほどの大きさのコンクリート片の下敷きとなり、まもなく病院で死亡しました。２人は穴の中で古い下水道管を支えていた土台のコンクリートを解体していて事故に巻き込まれたということで、警察で当時の状況を詳しく調べています。

( 2008/11/14 19:50 更新)

和泉市長が開票所に立ち入り　選管が是正申し入れ

和泉市　井坂善行市長

今年９月の和泉市議会議員選挙で、井坂善行市長が開票所に現れ、立ち入り禁止エリアに勝手に立ち入っていたことがわかりました。選挙管理委員会も、「誤解を招く」として是正を申し入れています。プラカードをもち、和泉市役所を訪れた市民グループ。その目的は、井坂善行市長への抗議です。ことし９月の和泉市議会議員選挙。この開票作業中に、立ち入り禁止の集計エリアに市長が勝手に入り、歩き回ったというのです。しかも、票の近くでポケットに手を入れるなど、不審な行動をとったといいます。「（立ち入っては）いけないという事は認識してなかった」と話す井坂市長。記者の「ポケットに手を入れていたと（指摘が）あったが、票の出し入れとかはなかったのか」という質問に対して、「あの時は集計所にまだ票が来ていなかった」と話します。「なぜ立ち入ったのか」について、選挙管理委員会には「候補者が多いのでどのような仕分けをしているのか見に行ったもので他意はない」としています。しかし選挙管理委員会は１４日、市長に対し、「誤解や疑惑を招く恐れがある」として、今後こうした行動をとらないよう求める文書を手渡しました。選管に「十分注意されるよう申し入れたいと思います」と言われた市長は「真摯に受け止めさせて頂きました」と答えていました。抗議に来たメンバーらは「市長の行動は、選挙結果に対して疑いを抱かせるものだ」と話しています。

( 2008/11/14 19:50 更新)

尼崎市偽計業務妨害　その手口は

会見する白井文尼崎市長

兵庫県尼崎市発注の清掃業務をめぐり市の幹部職員ら５人が逮捕された事件。業者に便宜を図るため架空の「競争入札制度」をでっちあげるなど大胆な犯行の手口が明らかになってきました。偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは尼崎市の人権啓発室長田口日出男容疑者（５７）ら５人です。調べによりますと５人は去年３月、田口容疑者が場長を勤めていた市の中央卸売市場のごみ処理事業を清掃業者の「摂津」が受注できるように便宜を図り他の業者の参入を妨げた疑いが持たれています。この事業はもっとも低い見積書を出した業者が随意契約を結ぶ規定で「摂津」が長年にわたり受注を独占していました。しかし、去年になってより低い価格での受注を希望する業者が現れたため田口容疑者らは権限がないのに競争入札制度をでっちあげ予定価格の約９８パーセントと不当に高い最低制限価格を設定。これを摂津側に教え、９９パーセントの高値で落札させていたのです。結果的に失格となった業者は「市の財政を考慮してできるだけ低く入札したのに裏切られた」と話しています。白井文尼崎市長は「恥ずかしいですけれど、知識も経験も不足していたと思います。公務員としてあるべき情報の守秘義務についても認識が欠けていたと思います」と話しています。警察では田口容疑者らが便宜を図った見返りに金銭などを受け取っていなかったかについても追及する方針です。

( 2008/11/14 19:48 更新)

鉄パイプで強殺未遂の男に懲役２３年

被告は、これまで「殺意はなかった」と主張（寝屋川市の犯行現場）

大阪府寝屋川市で男性を鉄パイプで殴り、意識不明の重体にさせバッグを奪ったとされる男に対して、大阪地方裁判所は懲役２３年の判決を言い渡しました。強盗殺人未遂の罪で判決をうけたのは、門真市の鉄筋工・安藤宗保被告（２２）です。判決によりますと、安藤被告は今年２月、寝屋川市の路上で、通勤中の二階貴光さん（２９）を鉄パイプで殴り、意識不明の重体にさせ、バッグを奪いました。安藤被告は、これまで「殺意は無かった」と主張しています。１４日の判決で、大阪地裁の中里智美裁判長は、「安藤被告は被害者が死ぬかもしれないと認識しながら、犯行に及んだ」と指摘。「人生を狂わされた被害者と家族の精神的影響は甚大」として、安藤被告に懲役２３年を言い渡しました。

( 2008/11/14 14:21 更新)

石室の「保存施設」撤去へ　高松塚古墳

保存施設の撤去工事は来年春まで

カビが生えた壁画を修復するため、石室を解体した奈良県明日香村の高松塚古墳で、作業のために設置されていた保存施設の撤去工事が１４日、始まりました。明日香村の高松塚古墳では、石室の保存施設の天井が撤去されました。高松塚古墳では、石室内の壁画に見つかったカビなどを修復するため、石室が解体され、すべての壁石が運び出されました。この保存施設は作業を安定した環境で行うために設置されたもので、温度調節のための機械室などが設けられていました。今回の作業は石室の解体が終了したのに伴って行われるもので、来年春まで工事が行われた後、もとの墳丘の姿に戻される予定です。

( 2008/11/14 14:16 更新)

生後３ヶ月の男児殴り、父親を逮捕

警察は虐待の疑いもあるとみて捜査

生後３ヵ月の長男を殴り、頭蓋骨骨折などの怪我を負わせたとして、１３日夜、大阪市の３８歳の男が逮捕されました。殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市の無職・松岡千矢揮容疑者（３８）です。松岡容疑者は１３日午後１０時ごろ、大阪市中央区の自宅マンションで、生後３ヵ月の長男がミルクを飲まなかったことに腹を立て、数回殴った疑いがもたれています。長男は頭蓋骨骨折などの重傷で、現在も病院で治療を受けていますが、命に別状はないということです。同居人の女性（２３）が「松岡容疑者に殴られた」と警察に相談に来ていたところ、松岡容疑者からかかってきた電話が「子どもが泣いて、うるさいから殴った。早よ帰ってこな死んでしまうで」というものでした。このため、警察が自宅にかけつけ、ぐったりとした長男を抱えた松岡容疑者を発見し逮捕しました。調べに対し、松岡容疑者は「前にも何回か殴ったことがある」と話していて、警察では虐待の疑いがあるとみて調べています。

( 2008/11/14 12:58 更新)

競争入札を偽装　尼崎市職員ら５人逮捕

「最低制限価格」も業者に教えていた（尼崎市役所の捜索）

兵庫県尼崎市発注のごみ清掃業務をめぐり、市の職員ら５人が逮捕された事件で、職員らはより低い金額で受注しようとした業者を排除するために、競争入札制度を偽装していたことが分かりました。この事件は去年３月、市場の場長だった人権啓発室長・田口日出男容疑者（５７）らがごみ清掃業務について、競争入札を行なったかのように装い、特定の業者に落札させ、一部の業者の業務を妨げたとして逮捕されたものです。この業務は、共犯の男（６２）が役員を務める清掃業者「摂津」が長年契約してきましたが、より低い金額での受注を希望する業者が現れたため、不当に高い最低制限価格を設定した競争入札を偽装していたことがわかりました。また最低制限価格は「摂津」側に教えられていたということです。警察では田口容疑者らが便宜を図った見返りに、金銭などを受け取っていなかったかについても追及する方針です。

( 2008/11/14 12:31 更新)

和泉市長が開票作業中に立ち入り　市民が抗議

井坂和泉市長は、市民の抗議に「真摯に受け止めている」と語る

ことし９月の和泉市議会議員選挙で、井坂善行市長が開票作業中に立ち入りが禁止されているエリアに入っていたのは、不適切だとして、市民が抗議活動を行いました。午前９時半、市民グループが和泉市役所を訪れ、選挙管理委員会などに対し、抗議文を提出しました。これは、井坂市長が今年９月の和泉市議会議員選挙で、開票作業中に立ち入りが禁止されている集計エリアに入り、票の近くでポケットに手を入れるなどしていたものです。この問題を巡っては、和泉市の選挙管理委員会も、「市民に誤解や疑惑を招く恐れがある」として、１３日、井坂市長に対し、是正を求める申し入れを行っています。市長は、「厳粛に真摯に受け止めています」と話していて、記者の「ポケットに手を入れてたと（指摘が）あったが、票の出し入れとかはないか」との質問には、「あの時は集計所に票が来ていなかった」と答えています。市民グループは「市長の行動は、選挙結果に対して疑いを抱かせるものだ」として、公職選挙法違反で刑事告発したいとしています。

( 2008/11/14 12:23 更新)

ビルの壁が隣りの屋根に崩れる

ケガ人はなかった（大阪・八尾市）

１４日午前、大阪府八尾市で解体中のビルの壁が崩れ、隣の薬局の屋根を直撃しました。現在も壁の一部がもたれかかっていますが、けが人はいないということです。午前１０時１０分ごろ、近鉄八尾駅前の「小林薬局」から、「解体中の隣のビルが崩れてきた」と通報がありました。警察と消防が駆けつけたところ、５階建ての「藤倉ビル」の壁が防塵ネットごと崩れ、西隣りにある３階建ての薬局の屋根に倒れかかっていました。けが人はいないということです。このビルは解体工事中で、事故発生当時も作業が進められていました。警察では適切に解体作業が行われていたかどうか、工事関係者などから詳しく事情を聴く方針です。

( 2008/11/14 12:18 更新)

器物損壊の男に懲役３年６ヵ月

「被告に酌量の余地は全くない」と裁判官が断罪

今年８月、名神高速道路で盗難車が追跡する警察の車両に追突しながら逃げた事件で、器物損壊の罪などに問われた男に対し、大津地裁は懲役３年６ヶ月の判決を言い渡しました。判決を受けたのは、大阪府藤井寺市のとび職・宮岡幸治被告（２９）です。判決によりますと、宮岡被告は今年８月５日、滋賀県米原市の名神高速道路を、盗んだ自動車に別の車から盗んだナンバープレートをつけて無免許で走っているところを、警察に発見されました。警察は追跡の上、道路を閉鎖しましたが、宮岡被告は自分の車を警察車両に追突させ、発砲を受けながらも逃走し、警察車両に約１５０万円の損害を与えるなどしました。大津地裁の久禮博一裁判官は、「動機は身勝手で酌量の余地は全くなく、その無軌道ぶりは目に余るものがある」と述べ、宮岡被告に懲役３年６ヶ月の判決を言い渡しました。

( 2008/11/14 12:13 更新)

大水冷凍サンマの循環取引？１１億円損失

大阪の水産卸会社で、冷凍サンマなどの不正な売買が繰り返され、１１億円もの支払いが滞っていたことがわかりました。
水産卸会社「大水」は、１３日の夜の会見で、５０歳代の元部長が数年にわたって不正な売買を繰り返していたことを明らかにしました。大水によりますと、この元部長は取引先に指示して冷凍のサンマや鮭などの売買を偽装し、売り上げを水増しするいわゆる循環取引などの不正を繰り返していたということです。不正は大水が先月下旬に複数の取引先からあわせて１１億円もの支払いを請求されて発覚しました。元部長は、売り上げなどのために不正を行ったことは認めましたが、個人的な利益は得ていないと話しているということです。１１億円の未払い金は数年前までさかのぼって取引を精査したうえで大水が支払う方針だということです。

( 2008/11/14 9:00: 更新)

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