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ボリビアの鉱山、住商が100%権益 米社から65%買い取り

 住友商事は南米ボリビアで権益35%を保有する銀、亜鉛、鉛鉱山について、残りの権益65%をすべて買い取ることで米鉱山運営会社のエイペックスシルバー社と基本合意した。買収金額は2250万ドル(約20億2000万円)。同時に2億2500万ドルの全債権を引き受ける。商社が鉱山権益の100%すべてを獲得するのは珍しい。

 同鉱山はボリビア南西部にあるサンクリストバル鉱山で、2007年8月から生産を開始した。年間で銀525トン、亜鉛22万5000トン、鉛8万2000トンを生産する。銀では世界3位、亜鉛では5位の規模。鉱山寿命は16年。今回の買収金額に加え、将来の事業価値に対する支払金額については今後交渉する。住商は同鉱山の権益35%を06年に約420億円で取得した。 (15日 21:18)

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