ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

ジャンル
サブジャンル

国内

<麻生首相>解散先送り示唆 「肩すかし」に戸惑いも…民主

11月15日22時17分配信 毎日新聞


 民主党幹部は15日、麻生首相の姿勢を厳しく批判し、攻勢を強める構えを見せた。背景には早期の衆院解散を前提に組み立ててきた戦略が否定されかねないことへの危機感がある。ただ、戦略を練り直すにも妙案はなく、首相の「肩すかし」に戸惑いも広がっている。

 小沢一郎代表は高知市で記者団に「解散する決意で首相になったのに今国会に(第2次補正)予算案が出そうもない。何のために解散を延ばしたのか」と語った。鳩山由紀夫幹事長も那覇市で「金融危機対応に必要な法案には協力してきたが、首相が経済対策も何も打たないなら厳しく対応するのは当然だ」と強調した。

 民主党は金融機能強化法改正案と新テロ対策特別措置法改正案の早期採決には協力する一方、第2次補正予算案審議では早期解散を念頭に全面対決に転じるつもりだった。しかし、2次補正は与党内で先送り論が台頭。攻め手に悩む状態が続いている。

 山岡賢次国対委員長は「郵政民営化見直し法案の審議入り」を新たな条件として示し、両改正案の審議引き延ばしも辞さない考えを示している。17日の幹部会で当面の対応を協議するが、「抵抗戦術」で一致するかは不透明だ。【上野央絵】

【関連ニュース】
麻生首相:衆院解散は来春以降に先送り示唆 予算成立優先
麻生首相:地方分権だから市町村で決めたら… 定額給付金
麻生首相:2次補正、週明けにも決断 党内体制は先送り
自民党:「首相不在」の国会運営 2次補正、先送り論大勢
自民PT:道路一般財源化で初会合 1兆円配分など焦点

最終更新:11月15日22時17分

主なニュースサイトで 麻生太郎 の記事を読む

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

みんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。

みんなの感想(話題ランキング)


提供RSS