2008年 11月 15日
ウナギ産地偽装で高松市の元会社役員ら逮捕
中国産ウナギの産地偽装事件で、高松市の水産会社の元役員ら8人が逮捕されました。不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、ウナギ輸入会社「魚秀」の社長中谷彰宏容疑者(44)と高松市の水産会社「大洋水産」の元専務稲山恵誉容疑者(44)ら8人です。警察の調べによりますと8人は共謀して、今年2月から3月にかけて中国産のウナギの蒲焼、約250トンを高松市の冷蔵倉庫に運び込み愛知県産に偽装したあと、今年3月から4月にかけて関西地方にある9つの業者に販売した疑いです。

岡山空港にボジョレ・ヌーボー到着
フランス産ワインの新酒、ボジョレ・ヌーボーが岡山空港に到着しました。岡山空港に到着したのはボジョレヌーボー107dで、750ミリリットル瓶に換算すると約8万6千本あります。岡山空港は大型の倉庫を備え、高速道路が近いなど交通の利便性も高いため、7年前からボジョレヌーボーの輸送機が飛来しています。酒造メーカーによりますと今年は寒暖の差にも恵まれ、ブドウの凝縮感が高まっている事から、美味しいワインに仕上がっているということです。ボジョレ・ヌーボーは今月20日、午前0時に店頭販売が解禁されます。

東かがわ市に手袋ギャラリー
東かがわ市に手袋の新たな情報発信施設となるギャラリーが完成し、15日、オープニングセレモニーが、行われました。セレモニーでは、東かがわ市商工会の黒田俊英会長ら8人がテープカットして施設の完成を祝いました。このギャラリーは、7、8年前まで手袋工場だった倉庫が活用されていて、市内に保存されていた、様々な種類のミシンやアイロンを展示し、昭和の手袋工場を再現しています。また、白い手袋で冬の木立を表現した、グローブの森や、茶室をイメージした空間の中でスキーやウエディング用の手袋を紹介するするスペースが設けられ、手袋をアート感覚で紹介しています。このギャラリーは今月22日にオープンします。

津山市横山地区でまた不審火
15日未明、津山市で楽器店の倉庫を焼く不審火がありました。午前2時ごろ津山市横山にある吉田楽器店の倉庫から火の手が上がっているのをパトロール中の警察官が見つけました。消防が駆けつけ消火活動にあたった結果、鉄骨モルタルづくりの倉庫の一部約1,200平方メートルを焼き、火は1時間30分後に消し止められました。店によりますと火事のあった倉庫は普段、火の気はなく、1週間ほど前に従業員が出入りした際、建物の鍵はすべて閉めていたということです。現場周辺では今年4月以降これまでに、空き家などを焼く10件の不審火が発生していて、警察は今回の火事も不審火とみて調べを進めています。

天満屋倉敷店で福田参平さんの作陶展
中国の伝統的な技法を用いた作品作りに励む陶芸家、福田参平さんの個展が倉敷市のデパートで開かれています。福田さんは京都市出身で陶芸家だった父の影響を受け20歳のころに作陶活動を始めました。会場には新作を中心につぼや皿など約80点が並べられています。福田さんの作品には「掻き落とし」という中国の伝統的な技法が使われています。掻き落としは土の上に2種類の粘土を重ねて塗り、乾燥したら上の粘土だけを削り落として模様を出す技法で、模様が立体的に見えるのが特徴です。福田参平さんの個展は倉敷市の天満屋倉敷店で17日まで開かれています。

イオンモール倉敷にクリスマスイルミ
倉敷市のショッピングセンターイオンモール倉敷で、クリスマスイルミネーションの点灯式が行われました。点灯されたのは、高さ6メートルのサンタハウスと呼ばれる大きな家の形のイルミネーションで、1500個の電球が使われています。点灯式では市内の幼稚園児125人がクリスマスソングを合唱し、クリスマスムードに包まれました。イオンモール倉敷のクリスマスイルミネーションは来月25日まで点灯されます。