岡山放送局

2008年11月15日 19時21分更新

振り込め詐欺題材に大喜利


岡山大学の学生が落語をまじえて、振り込め詐欺の被害防止を呼びかけました。

岡山市のイベント会場に設けられたステージには岡山大学の落語研究会のメンバー5人が、座布団に座ってはじめに振り込め詐欺をお題にした標語を披露し、「決めておこう、家族の中で、合言葉」などと家族になりすました電話にだまされないよう注意を呼び掛けました。

また、なぞかけ問答では、「振り込め詐欺とかけて、織田信長ととく」「その心は、どちらも過信が危ないです」と答え、家臣の明智光秀に裏切られた織田信長にかけて、振り込め詐欺に、自分は騙されないという「過信」が禁物と呼びかけました。

ステージを見ていた男性は、「ためになりました。もし詐欺の電話がかかってきたら、きちんと家族に相談します。」と話していました。

落語研究会の佐野真治さんは「楽しんでもらったうえに防犯にも役立つのは嬉しいです。今後もこういう活動を続けていきたいです」と話していました。