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紙芝居:松崎の自然や歴史描く 小郡のNPO、26日に旅籠跡で /福岡

 薩摩街道の宿場として栄えた「松崎宿」を生かしたまちづくりを進める小郡市のNPO法人「松崎歴史文化遺産保存会」(田熊正子代表)が26日午後1時から、同市松崎の旅籠(はたご)跡「鶴小屋」で手作りの紙芝居「狐(きつね)に貰(もら)った赤ん坊」を披露する。入場無料。

 今月15日、まちづくり団体として市内で初めてNPO法人となった保存会の記念イベントで、小郡市出身の詩人・野田宇太郎(1909~84年)の生誕100年を来年に控えたプレイベントも兼ねる。

 披露する紙芝居は、保存会代表で童話作家の田熊さん(72)が、創作した「松崎街道百年ばなし」(全8話)の一話で、地元の花立山に住むキツネを題材に郷里の豊かな自然や歴史を描いている。絵は久留米市の小学校図書館司書の女性「おーたけーこ」(ペンネーム)さんが手掛けた。

 野田の生誕100年のプレイベントは、下村湖人の埋もれていた原稿「次郎物語」を出版し、世に出した功績や野田の作品などを25、26の両日、鶴小屋で展示する。

 問い合わせは保存会事務局050・3512・2871。【松尾雅也】

〔筑後版〕

毎日新聞 2008年10月18日 地方版

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