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雇用保険漏れ1006万人の恐れ厚労省推計日雇い派遣、パートなど雇用保険の適用対象者にもかかわらず、申請していない恐れのある労働者が最大1006万人に上ることが13日、わかった。雇用保険漏れの恐れがある労働者の数が判明したのは初めて。日雇い派遣労働者や長期に雇用されているパートタイム労働者が多く含まれていると見られる。雇用保険の適用漏れは社会問題化しているだけに、今後議論を呼びそうだ。 民主党の長妻昭衆院議員が厚生労働省に請求した資料で判明した。 厚労省が推計した資料によると、2007年平均の雇用者数は約5561万人で、うち雇用保険に加入しているのは約3685万人。会社の役員や公務員、65歳以上の労働者など雇用保険の適用除外者を差し引くと、約1006万人に上る。 雇用保険は週20時間以上の労働を1年以上続けることが見込まれる場合に適用される。また日雇い労働者のように事業主が次々に替わる場合も、過去2か月に26日以上働いた場合、「日雇労働求職者給付金」が適用される。1006万人には、こうした条件に含まれない労働者もいると見られ、数字は減る可能性もある。 (2008年11月14日 読売新聞)
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