自分の車をアニメやマンガの“萌えキャラ”のステッカーなどで飾りつける「痛車(いたしゃ)」について、「痛車にしてみたい、乗ってみたい」という車保有者が約1割いることが、メール転送サービスを提供するアイシェアの調査で分かった。
調査は10月25~27日、同社が提供するサービスの会員を対象に実施、20~40代の男女424人から回答を得た。
痛車に限らず、「車をカスタマイズしたい」と思う人は、車保有者全体の28.8%で、男女別では男性が39.3%で、女性の15.3%と大きく差が出た。また、「自分の車を痛車にしてみたい」は、2.1%、「友人、知人が痛車にしたら乗ってみたい」は8.7%で、両者を足した痛車を「アリ」とする車保有者は1割を超えた。
痛車は、見ていて「痛く」なるような車とイタリア車の省略形「イタ車」を合わせた造語で、アニメやゲームの“萌え系”キャラクターのステッカーなどを車体にあしらっているのが特徴。定期的に走行会や展示会が開かれており、9日には東京・お台場に450台の痛車が集まった大型イベント「痛Gフェスタ」も開催されるなど、注目を集めている。【立山夏行】
2008年11月15日