話題

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

軍艦島:来春の一般公開目指す海上都市 報道機関に

報道陣に公開された軍艦島。遊歩道の整備が進む=長崎市高島町端島で2008年11月14日午前11時32分、徳野仁子撮影
報道陣に公開された軍艦島。遊歩道の整備が進む=長崎市高島町端島で2008年11月14日午前11時32分、徳野仁子撮影

 「軍艦島」の名で知られる、長崎市高島町の端島(はしま)が14日、報道機関に公開された。74年に島内の端島炭坑が閉山され、無人島となった同年4月から上陸は禁止されているが、市は観光拠点化のため今年6月から整備を開始。来春の一般公開を目指しており、桟橋や見学広場などの整備状況が披露された。

 端島は南北480メートル、東西160メートル。長崎港から南西約19キロの海上に浮かぶ。1890年に三菱が採炭を開始。1916年には日本初とされる鉄筋コンクリート高層アパートが建設され、最盛期には約5200人が生活する“海上都市”だった。軍艦島の異名は戦艦を連想させる島影から付いた。

 9月には端島炭坑が「九州・山口の近代化産業遺産群」の一つとして、文化庁の世界文化遺産登録の国内暫定リスト入りしている。【下原知広】

毎日新聞 2008年11月15日 12時23分(最終更新 11月15日 13時55分)

検索:

関連記事

11月15日軍艦島:来春の一般公開目指す海上都市 報道機関に写真付き記事

話題 アーカイブ一覧

 

特集企画

おすすめ情報