スーク(1874-1935):交響曲第2番「アスラエル」 | キリル・ペトレンコ指揮 ベルリン・ コーミッシェ・オーパーo. | |
マイニンゲン劇場、そしてベルリン・コーミッシェ・オーパーの指揮者としてヨーロッパの注目を集めるペトレンコ。チェコの抒情美を詰め込んだ交響曲で、その才能をCDリスナーに問う一枚。 | ||
タイレ(1646-1724): 20の世俗的アリア集とカンツォネッタ集(1667) |
シリン・パルトヴィ(S) ヴェルナー・ブーヒン(A) ヘニング・カイザー(T) マティアス・フィーヴェク(B) ルートガー・レミー指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
シュッツの作風を受け継ぎ、ブクステフーデらの師として名が知られるタイレは北ドイツ・バロックの根幹となる存在。この作品はいわゆる当時のラヴソングであり、出版を通じて多くの人に愛されたもの。 | ||
ラフ(1822-1882):弦楽四重奏曲全集 Vol.1 第6番「古い形式の組曲」/第7番「美しい水車屋の娘」 |
マンハイムSQ | |
cpoでは交響曲全集や室内楽作品などを積極的に紹介してきたが、次のプロジェクトは弦楽四重奏曲。シリーズ第1弾は、シューベルトの影響を大きく受けた第7番など、誰もが入りやすい作品2曲。 | ||
ラフ(1822-1882): ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.4 大ソナタ第4番 (「単一楽章の半音階ソナタ」)/ 大ソナタ第5番 |
インゴルフ・トゥルバン(Vn) ヤッシャ・ネムツォフ(P) | |
全4枚となったラフのヴァイオリン作品全集がこの一枚で完結。交響曲や室内楽曲などが少しずつ演奏されるようになり、スイス=ドイツ音楽の正統派作曲家として知名度もやや向上。第1集−第3集(999 767-2/999 768-2/999 769-2)と合わせてご注目を。 | ||
マレ(1656-1728): 性格的小品集/ ヴィオール曲集第4巻(1717)第2部〜 異国風趣味の組曲(第7組曲)/ ヴィオール曲集第2巻(1701)〜 [人間の声/スペインのフォリア(32の変奏)] |
ロレンツ・ドゥフトシュミット (ヴィオラ・ダ・ガンバ) トマス・C.ボイセン(テオルボ、G) ヨハネス・ヘンメアレ(Cemb) | |
映画「めぐり逢う朝」以降、ガンバの代名詞ともなり録音も急激に増えたマレの作品。ドゥフトシュミットが弾くバス・ガンバは、なんと1699年に作曲者マレのために制作された楽器。その意味でも貴重なレコーディングだ。 | ||
テュイレ(トゥイレ)(1861-1907): ピアノ協奏曲 ニ長調(1882)(*) 交響曲 ヘ長調(1886) |
オリヴァー・トリエンドル(P;*) アラン・フランシス指揮 ボルツァーノ&トレント・ハイドンo. | |
イタリアのボルツァーノに生まれ、R.シュトラウスに会ったことで作曲家としての道が開かれたテュイレ(トゥイレ)。(*)はメンデルスゾーンやショパンの作風を思わせる。(+)はR.シュトラウスが初演指揮。この作曲家の存在を伝える貴重な録音。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.10〜協奏交響曲集 クルーセル、シュナイダー、ダンツィ、 ホフマイスター、リッター、ヴィンター、 プレイエル、ホフマイスター、コジェルフの作品 |
コンソルティウム・クラシクム (ゾリステン) ディーター・クレッカー(Cl) アイオナ・ブラウン指揮 ASMIF | |
LP時代にEMIへ録音した膨大な音源を復刻するシリーズの久しぶりのリリース。今回はクラリネットが生まれ、発展した時代の作品集。オーケストラの中でこの楽器がどういう役割を果たすようになったのか、 そして協奏交響曲というジャンル(スタイル)が古典派の時代にどう確立したのかを知ることができる名演集。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.11 モーツァルト: ピアノ、オーボエ、クラリネット、 ホルンとファゴットのための五重奏曲/ ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 ベートーヴェン:ピアノ五重奏曲 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
EMI録音(LP期)を復刻したシリーズの最新盤が久しぶりに登場。いずれも有名な作品であり、長いキャリアを持つクレッカーの演奏がスタンダードな曲で聴けるというのはメリット。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.12 ベートーヴェン(1770-1827):六重奏曲/七重奏曲 |
コンソルティウム・クラシクム | |
EMI録音の復刻を着々と行ってきた「クレッカー・エディション」、今回は室内楽の名作を2曲。特に「七重奏曲」は録音も多いために比較も容易であり、伝統的な奏法も研究したクレッカーのアプローチは正統派そのもの。 | ||
シャーウッド(1929-): 交響曲第1番/ピアノ協奏曲(*)/ シンフォニエッタ |
マーシャ・ディミトリエワ(P;*) ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 バイエルン州立青少年o. | |
将来を期待されながらキャリアを捨て、世界各国を放浪していたシャーウッド。作品はコープランドやアイヴズなどを彷彿とさせる部分が多い。 交響曲第1番はミトロプーロスがニューヨーク・フィル時代に指揮した佳曲。 | ||
シャイト(1587-1654): 音楽演奏集第1集−第4集(選集) (ガイヤルド、パヴァーヌ等を含む舞曲コレクション) |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ | |
シュッツと並び称される北ドイツ・バロックの巨匠。17世紀前半の30年戦争という悲劇的な時代に世に送り出した舞曲集は、時代の空気を反映させながらもJ.S.バッハらの舞曲スタイルに影響を与えた“評価されるべき小品集”。 | ||
リース(1784-1838):弦楽四重奏曲集第1集 弦楽四重奏曲 WoO.37/弦楽四重奏曲 WoO.10 |
シュパンツィヒSQ | |
ピリオド楽器使用。今月はナクソスでもピアノ協奏曲がリリースされるリースの、ベートーヴェンに師事していた時代の曲(WoO.10)と晩年の曲(WoO.37)。ベートーヴェンやシューベルトの弦楽四重奏曲がお好きな方におすすめしたい作品。 | ||
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758): 2つのオーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、 ファゴットと通奏低音のための序曲 ト長調 ファゴット・コンチェルタート、2つのヴァイオリン、 ヴィオラとチェンバロのための協奏曲 ハ長調 2つのオーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、 ファゴットと通奏低音のための協奏曲 ハ短調 ヴァイオリン・オブリガート、2つのヴァイオリン、 ヴィオラとバスのための協奏曲 イ長調 ファゴット・コンチェルタート、2つのヴァイオリン、 ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ニ短調 2つのオーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、 ファゴットと通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 |
セルジオ・アッツォリーニ(Fg) ヴェロニカ・スクプリク(Vn) ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン | |
テレマンの友人でもあったこの作曲家も、さまざまな楽器を駆使した合奏協奏曲風の作品を得意としたが、このディスクに収録されたのはその見事な作風を垣間見られる作品ばかり。 バロック音楽をより深く追求したいファンにおすすめ。 | ||
スウィンギー・クリスマス サンタが街にやってくる ハヴ・ユアセルフ・ ア・メリー・リトル・クリスマス ジングル・ベル/ザ・クリスマス・ソング フロスティ・ザ・スノーマン/ネイチャー・ボーイ 赤鼻のトナカイ/ラウンド・ミッドナイト ウィンター・ワンダーランド アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス レット・イット・スノウ!/ホワイト・クリスマス 神の御子は今宵しも/きよしこの夜 もろびとこぞりて/ア・チャイルド・イズ・ボーン イッツ・ビギニング・ トゥ・ルック・ライク・クリスマス アイム・スタンディング・ アット・ユア・メインジャー・ロウ ラ・レ・ル(コンラート・ゲオルギ編曲) |
クリスティアン・エルスナー(T) ベッティーナ・ ホメン=エルスナー(Fl) シュテファニー・ヴァイマー(Vn) スヴェン・ハック(Cl、Sax) シュテファン・エンゲルス(Cb) ヘルマン・コック(ドラムス) コンラート・ゲオルギ(P) | |
誰もが知る有名な伝承歌をスウィング・ジャズ風にアレンジ。パヴァロッ ティやカレーラス、ボチェッリなどに対抗する(?)新しいテノールの登場。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): 歌劇「ライヌルフとアデラシア」 |
ハナ・ミヌティッロ(Ms) ロマン・トレケル(Br) フランク・ファン・アケン(T) エリーザベト=マリーア・ ワチュートカ(S) トーマス・W.クックラー(T) フランツ・ハヴラータ(Br) レギーナ・クレッパー(S) ヤツェク・ヤニシェフスキ(B) マルガレーテ・ヨスヴィヒ(A) アンドレア・ラング(S) フローリアン・プライ(Br) ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ国立po.、 シュトゥットガルトcho. | |
録音:2003年、ライヴ。 12世紀の南イタリアに実在した王を主人公に、父リヒャルト譲りの歴史ものオペラを作曲。なんとその初演となったライヴ録音で、オペラ作曲家としての再評価を促した作品。近年スター歌手への道を歩みつつあるミヌティッロやトレケルら、歌手陣にも注目。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.15〜編曲集 Vol.2 協奏曲 ト長調 BWV.592/協奏曲 イ短調 BWV.593/ 協奏曲 ニ短調 BWV.596/ さまざまな手法による6つのコラール [目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV.645/ われいずこに逃れ行かん(わが愛する神に)BWV.646/ ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV.647/ わが魂は主をあがめ BWV.648/ ああ、われらのもとにとどまれ、 主イエス・キリストよ BWV.649/ 汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV.650/ アリア ヘ長調 BWV.587/ 音楽の捧げ物 BWV.1079〜6声のリチェルカーレ |
ゲアハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ナウムブルク、聖ヴェンツェル教会、1743-1746年ツァハリアス・ヒルデブラント製。 オリジナル作品から編曲への拡大は、この全集がさらに高く評価される大きなポイント。有名な「6声のリチェルカーレ」をはじめ、コラールや協奏曲など、バッハ・ファンならおさえておきたい一枚。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.16 幻想曲BWV.572/6つのトリオ・ソナタ〜BWV.527/ 前奏曲(幻想曲)とフーガ BWV.542〜フーガ/ 27のコラール(編曲)〜イエス、わが確信 BWV.728/ 6つのトリオ・ソナタ〜第6番 BWV.530/ 前奏曲とフーガ BWV.536/ クリスマスの歌によるカノン風変奏曲 「高き天より、われは来たり」BWV.769a |
ゲアハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ナウムブルク、聖ヴェンツェル教会、1743-1746年ツァハリアス・ヒルデブラント製。 「大フーガ」と呼ばれるBWV.542や教会カンタータからの編曲部分を含むBWV.536、ストラヴィンスキーがオーケストラ編曲したことで知られるBWV.769などを収録。 | ||
ドゥシェク(1760-1812):ピアノ・ソナタ集 「パリへの帰還」 「プロイセンのルイ・フェルディナント王子の死に寄せる悲歌」 「告別」 |
マルクス・ベッカー(P) | |
ボヘミアに生まれ、ピアニストおよびピアノ作品を中心とした作曲家として名を成したドゥシェク。それだけに作品は精緻な手法で書かれており、ベートーヴェンと同様にピアノの発展を考えながら表現の限界を追究したものとなっている。 | ||
オスカー・シュトラウス(1870-1954): 喜歌劇「クレオパトラの真珠」(1923) |
モレニケ・ファダヨミ ミヒャエル・ツァバノフ アクセル・メンドロク フォルカー・フォーゲル グンドゥラ・パイエル ロベルト・マイヤー ヘルベルト・モッグ指揮 フランツ・レハールo. バート・イシュル・ レハール・フェスティバルcho. | |
レハールらと並びオペレッタの黄金時代を築いた作曲家による作品で、録音が少ないだけに貴重なリリース。クレオパトラを主人公にした物語を、オペレッタのベテラン指揮者モッグらが手慣れた歌と演奏で楽しませてくれる。cpoではこの作曲家に注目し、作品全集シリーズをこの1セットからスタートさせるとのこと。オペレッタ・ファン注目のシリーズとなりそうだ。 | ||
アイプラー(1765-1846):オラトリオ「四終」 | エリーザベト・ショル、 マルクス・シェーファー、 ペーター・コーイ ヘルマン・マックス指揮 ライン聖歌隊、 クライネ・コンツェルト | |
ピリオド楽器使用。モーツァルト、サリエリ、ハイドンらとの交流があったウィーンの名士が、皇帝フランシス1世のために作曲して大成功をおさめたオラトリオ。知名度は低くても作品のクオリティは高く、19世紀初頭のウィーンを多角的にとらえるためにも重要な作曲家だと言えるだろう。 | ||
アイプラー(1765-1846): 弦楽三重奏曲 Op.2 弦楽五重奏曲 Op.6 No.1(*) |
ドイツ弦楽三重奏団 ローラント・メッツガー(Va;*) ハインリッヒ・ブラウン(Cb;*) | |
モーツァルトと同じ時代を生き、現在は「レクィエム」やクラリネットのための作品がよく知られる作曲家。収録された2曲は1800年前後に作曲されており、ハイドンの作風を受け継いだ典型的な古典派作品。 | ||
シュッツ(1585-1672): 復活祭オラトリオ(われらが唯一の救い主イエス・ キリストの喜ばしく勝ち誇れる復活の物語) 善良な羊飼いはよみがえれり 小宗教的コンチェルト集〜われはよみがえりなり 復活祭のための対話曲「女よ、汝はなぜ泣いているのか」 シンフォニア・サクラ第3集〜きパン種を掃き出せ |
マンフレート・コルデス主宰 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
シュッツらしいやや渋味のある教会音楽を、適任と言えるアンサンブル・ヴェーザー=ルネサンスの演奏で。物語として聴衆に伝えるという曲の役割を重んじ、歌手の発声などにも気を使った演奏。 | ||
レスレル[ロゼッティ](c.1750-1792): ヴァイオリン協奏曲( Murray C6 / Kaul III:9 )/ ヴァイオリン協奏曲( Murray C9 / Kaul III:5 )/ 交響曲( Murray A39 / Kaul I:16 )/ 交響曲( Murray A45 / Kaul I:14 ) |
アントン・シュテック(Vn) ヨハネス・モエズス指揮 クルプフェルツ室内o. | |
18世紀の音楽・作曲家は近年さらに評価されているが、2006年のモーツァルト・イヤーでますます注目されるはず。すでに多くのレスレル[ロゼッティ]作品をリリースしているCPOでは、さらに作品のリリースを続けるようだが、当盤は入門の一枚としてもふさわしい。 | ||
レグレンツィ(1626-1690):ソナタ集 Op.2(1655) | パルナッシ・ムジチ [マーガレット・マクダフィ、 マティアス・フィッシャー(Vn) セルジオ・アッツォリーニ(Fg) シュテファン・シュラーダー(Vc) ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ) マーティン・ルツ(Org)] | |
ピリオド楽器使用。後期バロック時代にヴェネツィアで活躍した作曲家のトリオ・ソナタ集。生まれ故郷のベルガモで教会オルガニストを務めていた時代の作品であり、J.S.バッハやヘンデルらの世代にイタリアン・バロックの手法を引き継ぐ時代の、貴重な作品集だといえる。 | ||
ラートハウス(1895-1954): 交響曲第2番/交響曲第3番 |
イスラエル・イーノン指揮 フランクフルト・ ブランデンブルク州立o. | |
バルカン半島で生まれ、ドイツ、そしてイギリスやニューヨークなどに活動の幅を広げていったという、忘れられた作曲家ラートハウス。今回の録音はまさに「発掘」と呼べるもの。 | ||
ベック(1734-1809) 4つの交響曲Op.4 より[第1番/第2番/第3番]/ 「無人島」〜序曲 |
ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ・フランクフルト | |
ピリオド楽器使用。チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで再生可能)。 当時は音楽の中心地だったドイツのマンハイムに生まれ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同じ時代を生きたフランツ・イグナツ・ベック。作品4の交響曲集は1766年に出版されており、マンハイムと浅からぬ関係だったモーツァルトが聴いた可能性も否定できないだろう。 | ||
ベック(1734-1809):交響曲集 Vol.2 交響曲 Op.3 No.1/同 Op.3 No.-2/同 Op.3 No.6/ 「オルフェウスの死」〜序曲 |
ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ・フランクフルト | |
ピリオド楽器使用。マンハイムに生まれ、ヨハン・シュターミッツに師事、古典派音楽の中心的存在として活躍した作曲家ベック。今回の収録作品は、18世紀後半の交響曲事情を把握するのに適したスタンダードなスタイルで書かれている。Vol.1: 999 390-2。 | ||
リース(1784-1838): クラリネット三重奏曲 クラリネット・ソナタ Op.29/同 Op.169 |
ディーター・クレッカー(Cl) アルミン・フロム(Vc) トマス・ドゥイス(P) | |
ベートーヴェンに師事したドイツ人作曲家リースは、cpoで多くの作品が録音されたことで徐々に名を知られるようになった。当盤は19世紀初頭に発展を遂げてオーケストラでも定位置を確保したクラリネットのための作品集。珍曲発掘人のクレッカーによるスタンダードな演奏。 | ||
ヴィヴァルディ: 協奏曲集「四季」(管楽器を伴うドレスデン版) グイード(1660頃-1728以降): 「四季」によるスケルツォ・アルモニコ |
フェデリコ・グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
マルチチャンネル(5.1ch)対応。 当時ヨーロッパでもっとも優秀な管楽器奏者が集まっていたとされるドレスデン宮廷にはヴィヴァルディも訪れ、多くの作品を残した。管楽器を加えられた「四季」(たとえば「春」ではリコーダー、オーボエ、 ホルン、ファゴット)は、編曲の枠を超えてまったく違った音楽に響く。同時代の作曲家による「四季」へのオマージュ作品も同時収録。 | ||
レハール(1870-1948):喜歌劇「針金細工師」 | フリッツ・ムーリア エルフィー・ホーバルト ヘルガ・パポウシェク ハインツ・ツェドニク アドルフ・ダラポッツァ ハンス・グラーフ指揮 オーストリア放送so.&cho. ウィーン・モーツァルト少年所. ミヒャエル・ フィッシャー=レデニツェ(演出) | |
1902年にツェムリンスキーによって紹介されたこの作品は、「メリー・ウィドウ」でブレイクする少し前に初演された最初期のオペレッタ。1981年の上演時に録音されたこの演奏では、指揮者のグラーフが初演時の原点に立ちかえった解釈を行っている。 | ||
ガーシュウィン(1898-1937): 前奏曲集(ストーン編曲)/ キューバ序曲(ストーン編曲)/ 「ポーギーとベス」による幻想曲 (グレインジャー編曲) コープランド(1900-1990): キューバ舞曲/ エル・サロン・メヒコ(バーンスタイン編曲) バーンスタイン(1918-1990): ミュージカル「ウェスト・サイド物語」 〜シンフォニック・ダンス(ムスト編曲) |
ジェノワ&ディミトロフ・ ピアノ・デュオ | |
ラベック姉妹など多くのピアノ・デュオが手掛けてきた3人のアメリカン・マスターによる作品に、ジェノワ&ディミトロフがチャレンジ。しっかりとしたテクニックがあるからこそ生まれる作品の音楽性を、ここでは十二分に感じとっていただけるはず。 | ||
アンタイル(1900-1959): 交響曲第3番「アメリカ」(1936-1939)/ トム・ソーヤー/ホット=タイム・ダンス/ 演奏会用序曲 「マッコンキーの渡り(トレントンのワシントン)」/ バレエ「世界の都」(1949) |
ヒュー・ウルフ指揮 フランクフルト放送so. | |
「アメリカ交響曲」は第2次大戦を前に新しいアメリカの希望に満ちた将来を予感した作品。「世界の都」はヘミングウェイの原作による作品。 | ||
ペッピング(1901-1981): 交響曲第1番/交響曲第2番/ 交響曲第3番「一日の時間区分」/ピアノ協奏曲 |
フォルカー・バンフィールド(P) ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 北西ドイツpo. | |
第1番はベームが、第2番はフルトヴェングラーが初演した作品であり、特に第2番はフルトヴェングラーの残した録音で知られている。調性を重んじた作風はプロテスタントの教えを基調にしており、宗教的な要素も含まれる交響曲集だと言えるだろう。 | ||
デュリュフレ(1902-1986):オルガン作品全集 オルガン組曲/天与の歌−ジャン・ガロンをたたえて/ 瞑想曲−イエスの御公現の入祭祷のための前奏曲/ スケルツォ/ ソアソンのカテドラルの「時の鐘」の主題によるフーガ/ 前奏曲、アダージョと 「来たれ、創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲/ アランの名による前奏曲とフーガ |
フリードヘルム・フラメ(Org) | |
使用楽器:バート・ガンデルスハイム、参事会教会、2000年、ミューライゼン製。 ジャン・アラン、メシアンと共に20世紀のフランス・オルガン音楽史を継承したデュリュフレ。フランクの流れを継いだその作風は重厚さとおだやかさを合わせ持っている。SACDの威力を知るために打ってつけの一枚。 | ||
サイグン(1907-1991): 交響曲第4番(1976) ヴァイオリン協奏曲(1967)(*)/組曲 |
ミリアム・チョップ(Vn;*) アリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
文化の融合地点とも言えるトルコから、音楽の世界にも東西のミクスチャーを発信しているサイグン。交響曲と協奏曲はどちらも円熟期の作品であり、東洋のイディオムを導入している。 | ||
テルザキス(1938-): 弦楽四重奏曲第5番 オルガン独奏のための海の色彩/ 無言歌「四季」第2番/同第3番/ テノール、合唱、チェロと打楽器のための合唱聖歌 |
アルテミスSQ アルムート・レセラー(Org) ジラー・ヤロン(S) リコルゴス・アゲロプロス(T) ブロマ室内cho. ダス・モデルネ・アンサンブル スピロス・アルギリス | |
スカルコッタスやテオドラキスなどの評価により、このところ注目されているギリシャの作曲家たち。アテネに生まれたテルザキスは古代ギリシャの音楽やビザンチン文化にも強い興味を示し、独自の作風を築いている。 | ||
テレマン(1681-1767): 歌、演奏と通奏低音のための練習曲集(シュトッペ、ケーニッツ、 リッチェ、フィランデール・フォン・デル・リンデ、ブロックス、 フォン・ハゲドルン、ヴァイゼ、ゴットシェート(ゴッチェート) 等よる47の歌曲集) |
クラウス・メルテンス(Br) ルートガー・レミー(Cemb) | |
1733年にハンブルクの出版社が企画した音楽ジャーナルであり、「忠実な音楽の師」と同様、多くの市民たちにテレマンの音楽を広めた作品集。cpoのリスナーにはおなじみ、メルテンス&レミーのコンビによる録音。 | ||
ベルンハルト(1628-1693): 宗教的ハルモニウム 1665(選集)/ 宗教的協奏曲集 主を恐れる者は幸いである/ おお主よ、心から汝を愛す/ 私は全てのことが成されるのを見た/ 死んだような魂/ 今日、キリストは死の淵から起き上がり/ まことに、まことに、われ汝らに告ぐ/ 主よ、誰が貴方の住居に住まわれるのか/ 憐れみを覚えおきたまえ/ 人は己のためにのみ生きるものにあらず/ おお、私の大切な愛する小さなイエスよ/ 深き淵よりわれ汝を呼ぶ/ 主よ、私たちのこの日に平和を与えたまえ |
/ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト、 ライン聖歌隊ソリスト | |
ピリオド楽器使用。シュッツの愛弟子であり後継者でもあったベルンハルトは、ドレスデンやハンブルクで活躍。師の作風を受け継いだこの宗教作品集は、もちろんシュッツ・ファンならぜひ聴いていただきたい佳作。 | ||
ワインガルトナー(1863-1942): 室内楽作品集 ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロとコントラバスのための六重奏曲/ クラリネット、ホルン、ファゴット、 2つのヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロとピアノのための八重奏曲 |
アンサンブル・アフト、 オリヴァー・ トリーントル(P) | |
CPOにおけるオーケストラ作品の録音で、作曲家としての姿をはっきりと現したワインガルトナー。室内楽作品は編成の大きさと音色の豊かさにより、ミニ・オーケストラ作品と言ってもいいだろう。フルトヴェングラーやワルター同様、この時代のヨーロッパ音楽を代表する作風で音楽ファンをうならせる。 | ||
ミスリヴェチェク(1737-1781):交響曲・序曲集 6つの交響曲/ 歌劇「デメートリオ(デメトリウス)」序曲/ 同「ロモロとエルシリア」序曲/ 同「オリュンピアス」序曲/同「モテズマ」序曲/ 歌劇「デモフォンテ」序曲 |
ミヒ・ガイク指揮 オルフェオ・バロックo. | |
ボヘミア古典派の代表的な作曲家ミスリヴェチェクの、同世代および後世の作曲家に影響を与えた交響曲集、そしてイタリアン・スタイルを踏襲したオペラの序曲集。 | ||
イザイ(1858-1931):ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 悲劇的な詩/冬の歌/子守歌/古き良き時代より/ ヴァイオリン協奏曲(第8番)/ディヴェルティメント |
アルブレヒト・ ラウレント・ブロイニンガー(Vn) ウェリサー・ゲンチェフ指揮 北西ドイツpo. | |
「無伴奏ソナタ」ばかりが有名なイザイだが、魅力的なヴァイオリン作品は他にもある。フォーレ、ドビュッシー、ルクー、ショーソンなど同時代の作曲家から大きな影響を受けた作風であり、特に豊かなメロディーは「さすがヴァイオリニスト」と言いたくなるほど。 | ||
リース(1784-1838): ピアノ三重奏曲 変ホ長調/同 ハ短調 |
メンデルスゾーン・ トリオ・ベルリン | |
交響曲全集や室内楽曲など、cpoが多くの作品に命を与えてきたリース。ピアノ三重奏曲は、作曲者自身の高度な演奏テクニックを生かしたと言われているピアノ・パートを持ち、それゆえにメンデルスゾーンやシューベルトと肩を並べる作品。 | ||
P.ヴラニツキー(1756-1808): 交響曲 ハ短調「フランス共和国との和平に」/ 交響曲 ニ長調 |
ハワード・グリフィス指揮 ハノーファー北ドイツ放送po. | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで再生可能)。 モーツァルトと同じ年にモラヴィア地方(チェコ)で生まれ、ウィーンのブルク劇場で指揮者となったパウル・ヴラニツキーの交響曲集。ハイドンやベートーヴェンとの親交もあり、同時代の典型的な交響曲として、もっと人気が出てもいい作品。 | ||
レハール(1870-1948): 喜歌劇「この世は美しい」(対話部分なしの全曲) |
エレーナ・モシュク(S) ゾラン・トドロヴィッチ(T) ウルフ・シルマー指揮 ミュンヘン放送o. バイエルン放送cho. | |
1914年にウィーンで初演されたこの作品は、「オペレッタ界のワーグナー」と評されたほどレハールにとって重要。これまで「この世は美しい」「私は恋に落ちた」などのアリアは録音があったが、全曲の録音は非常に珍しい。ウィーンのシュターツオパーやフォルクスオパーの常連であるシルマーの指揮により、最良のコンディションで名作が再現された。 | ||
レズニチェク(1860-1945): 交響曲第2番「皮肉」(1905)/ 交響曲第5番「ダンス・シンフォニー」(1925) |
フランク・ベールマン指揮 ベルンso. | |
オペラ「ドンナ・ディアナ」で知られる作曲家・指揮者の交響曲。第2番は「皮肉」と名づけられながらも典型的なロマン派の作風。第5番は、古き佳き時代の舞踏会を思わせる作品。 | ||
カールマン(1882-1953):喜歌劇「ジプシーの王様」 | エディト・リーンバッハー ガブリエーレ・ロスマニト ゾラン・トドロヴィッチ ロベルト・サッカ カイ・シュティーフェルマン ヴォルフガング・バンクル ズニー・メレス クラウス=ペーター・フロール指揮 ミュンヘン放送so. スロヴァキア・フィルハーモニーcho. バイエルン州立歌劇場児童cho. | |
1912年に初演されたこのオペレッタは、ハンガリーとウィーンとの強いつながりによって生まれた「無名の傑作」。ジプシー・ヴァイオリンとウィンナ・ワルツが混在し、シュトラウス2世の「ジプシー男爵」顔負けの魅力を備えている。 | ||
カールマン(1882-1953): 22の歌曲(ハンガリー語歌詞)/4つのピアノ小品 |
アンナ・コロンディ(S) イシュトヴァーン・コヴァーチュ(Br) ペーター・シュタム(P) | |
オペレッタを得意とする作曲家だけに、歌曲の手法も手慣れたもの。祖国ハンガリーの言葉を用いて、バルトークやコダーイ、ドホナーニなどに迫る民族色の濃い作品を生み出した。 | ||
J.E.ハルトマン(1726-1793): 交響曲全集 (全4曲) |
ラース・ウルリク・ モーテンセン(Cemb)指揮 コンチェルト・コペンハーゲン | |
36歳でドイツからデンマークへと移住し、その後の北欧音楽史にも影響を与えた作曲家による交響曲。ヴァイオリニストとしてデンマーク宮廷のオーケストラを率い、古典派音楽のスタンダード・スタイルを定着させた音楽がよみがえる。 | ||
C.P.E.バッハ(1714-1788): 宗教的頌歌と歌曲集 Wq.194 [救済の慰め/新年に寄せて/懺悔の歌/朝の歌/ 敬虔の歩み/憂うつなキリスト教徒の慰め/教会の保護/ 善意の幸福/ 神の言葉の/隣人の愛/敵の愛/ 忍耐/自然における神の栄光/夕べの歌/夕べの試練/ クリスマスの歌/ 受難の歌/復活祭の歌/誕生日の歌/ 創造者の賛美/願い/詩篇第100番/祈り/朝の歌/ 高慢に逆らって/病の時/詩篇第88番/死について/ 夕べの歌/人の自然な死 |
ドロシー・ミールズ(S) ルートガー・レミー(Fp) | |
器楽作品をメインに紹介されてきたC.P.E.バッハだが、声楽作品にもこれだけの充実した作品群がある。あまり省みられないだけに、ミールズ&レミーの演奏で聴けるのは幸運。大バッハの流れを汲む18世紀の教会音楽と19世紀へつながる歌曲集は、この時代を生きた作曲家の存在意義を問う作品。 | ||
ルイ・グラス(1864-1936): 弦楽六重奏曲(1893)/ピアノ五重奏曲(*) |
クリスティーナ・ビョアケー(P;*) コペンハーゲン・クラシック | |
ニルセンと同時代のデンマークを代表する作曲家であり、北欧音楽ファンには6つの交響曲などで親しまれているグラス。弦楽六重奏曲は、北欧の抒情味あふれる印象的な作品。 | ||
ナウマン(1741-1801):オラトリオ「救われたベトゥーリア」 | マルクス・シェーファー(T) ネレ・グラムス(S) ザロメ・ハラー(S) ヘルマン・マックス指揮 ライニッシェ・カントライ、 クライネ・コンツェルト/他 | |
マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch) / 2chステレオ / CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ハイブリッドディスク/SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで視聴可能。 ピリオド楽器使用。ドレスデンを主な活躍の舞台として、古典派初期の時代を生きた作曲家。死後に初演されたこのオラトリオは非常にドラマティックな作品で、ナウマンの評価を大きく高めることになりそう。 | ||
テレマン(1681-1767):後期教会音楽集 来たれ、聖霊よ TWV.1:999/わが望みは無く TWV.1:992/ 来たりて讃えよ TWV.1:462 |
ドロシー・ミールズ(S) エリザベート・グラーフ(A) クヌート・ショフ(T) エッケハルト・アベレ(B) ルートガー・レミー指揮 ミカエルシュタイン・テレマンco. ミカエルシュタイン室内cho. | |
1759年と1762年に作曲された晩年の声楽作品。あまり知名度があるとは言えない作品でも、レミーは研究者・解釈者として真摯にスコアを吟味し、その良さを伝えてくれる。ピリオド楽器使用。 | ||
バコーフェン(1768-1830):クラリネット協奏曲集 変ロ長調 Op.3/変ホ長調 Op.16/変ホ長調 Op.24 |
ディーター・クレッカー(Cl) ヨハネス・モエズス指揮 SWRカイゼルスラウテルン放送o. | |
知られざるクラリネットの作品群と作曲家を発掘し続けているクレッカーが、ドイツ各地で活躍した作曲家(演奏家、楽器製作者、教育者などさまざまな肩書きも持つ)の作品を演奏。スペイン風味などの特徴を持つ、古典派の協奏曲。 | ||
ヨゼフ・マルクス(1882-1964):弦楽四重奏曲全集 古風な四重奏曲/古典様式の四重奏曲/半音階的四重奏曲 |
トーマス・クリスティアン・ アンサンブル | |
後期ロマン派の流れをダイレクトに受け継ぎ、20世紀オーストリアの作曲家でもっとも叙情的とさえ言われる作風で、ファンを増やしているマルクス。室内楽曲はそうした作風を共有しつつ、題名の通り古典的な構成の作品で幅広い魅力をアピールしてくれる。 | ||
ジングフォニック・クリスマス 〜ヨーロッパのクリスマス・ソング 神の御子は今宵しも(ドイツ)/ 神の御子が生まれた(フランス)/ ばらは咲きいで(ドイツ)/ W.ヒラー:ハープの響き (ハープ独奏のための3つのクリスマス・イヴの歌)/ 聖母マリアの男の御子(英国)/ 緑色の輝く木よ(ノルウェー)/ おお、いと聖なる(イタリア)/ 雄牛と灰色のロバの間で(フランス)/ クリスマスの歌(カタルーニャ)/ ブリテン: ハープ独奏のためのキャロルの祭典〜間奏曲/ 高き天より(ドイツ)/ このかぐわしい香りは(フランス)/ 処女と盲人の恋愛(スペイン)/ 天よ、お静かに(ドイツ、バイエルン)/ 最も聖なる夜/鐘の響き(ノルウェー)/ 東方の王(英国)/ 来たりて、歌え(スペイン)/ きよしこの夜(ドイツ) |
ジングフォニカー | |
ドイツ、イタリア、イギリス、北欧諸国など、さまざまな国のクリスマス・ソングなどを収録。ジングフォニカーの素晴らしさはCPOの中にあっても群を抜き、声楽アンサンブルとしては最高レヴェルの実力。合唱などをしている方には、見事なハーモニー・アレンジも含めておすすめ。 | ||
エドゥアルト・エルドマン(1869-1958): 交響曲第3番(1947)/管弦楽のためのカプリッチョ |
イスラエル・イーノン指揮 フランクフルト・ ブランデンブルク州立o. | |
20世紀交響曲の中でも印象的なアダージョを持つ作品として、高い評価を受けているエルドマン(エルトマン)の第3交響曲。ピアニストとして名を挙げた作曲家だが、4つの交響曲をはじめ、20曲少しという少ない数ながら印象的な作品を残した。 | ||
オッフェンバック;チェロと管弦楽のための作品集 チェロ協奏曲「軍隊風」/ 悲歌「天国の二人の友」/ 序奏と憂鬱なワルツ/海辺の夢想/そり競争/ コンチェルト・ロンド |
グイド・シーフェン(Vc) ヘルムート・フロシャウアー指揮 デヴィッド・ ディ・ヴィリアーズ指揮 ゲラールト・オスカンプ指揮 WDRケルン放送o. | |
オーケストラでチェロ奏者を務めていたオッフェンバックが書いたチェロ作品集。これだけまとまったディスクもあまりなく、メロディ・メイカーとしての彼の才能を再確認できる一枚。 | ||
フレーチャ(1481-1553): エンサラーダ「試合」/同「歓喜」/同「火」 カベソン(1510-1566): ディフェレンシア(室内楽用編曲)/ 第1旋法によるティエント(同) |
マッシミリアーノ・ ラスキエッティ(Org) セルジョ・バレストラッチ指揮 ラ・スタジョーネ・アルモニコ コンチェルト・ディ・ ヴィオーレ・ラモローソ | |
16世紀スペインで花開いた、音楽と詩の見事な融合。貴族宮廷で王女たちの音楽教育を担当していたフレーチャと、王の音楽家として栄華を享受していたカベソン。その豊かなソノリティを、SACDハイブリッドの素晴らしい音で体験できる。 | ||
レスピーギ(1879-1936): 感覚(メゾ・ソプラノと管弦楽のための抒情詩)/ バレエ音楽「魔法の鍋」/ アレトゥーザ(メゾ・ソプラノと管弦楽のための短詩) |
ダミアーナ・ピンティ(Ms) マルツィオ・コンティ指揮 パレルモ・マッシモ劇場so. | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで再生可能)。 まだまだ全貌が知られていないレスピーギの、新しい一面を聴かせてくれる一枚。シェリーの詩を使った「感覚」などメゾ・ソプラノ歌手だった妻のために作曲した歌曲、ロシアの音楽をベースにディアギレフの委嘱で書かれたバレエ音楽を収録した。 | ||
ルードルフ・ニルセン(1876-1939): バレエ音楽「ラシュミ、またはインドの愛の物語」 序曲「イサベラ」 |
ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 クイーンズランドso. | |
有名なカール・ニルセンと同時代を生きたルードルフ(血縁関係は無し)は後期ロマン派音楽の中核的な作品を残した。作風は大変に親しみやすい。インドに題材を得たバレエ音楽は、やや異国趣味を感じさせる1920年代の作品。 | ||
コンラーディ(1645頃-1699): 歌劇「アリアドネ」(美しく忠実なアリアドネ) |
カリーナ・ゴーヴィン、 バーバラ・ボーデン、 マレク・ルツェプカ、 マシュー・ホワイト、 エレン・ハージス、 ジェームズ・テイラー、 ジュリアン・ポジャー、 ヤン・コボウ、 ポール・オデット指揮 スティーヴン・スタブス指揮 ボストン・アーリー・ミュージック・ フェスティヴァルo.&cho. | |
テレマンがハンブルクで活躍するひとつ前の世代、同じ街でバロック・オペラを定着させた作曲家・指揮者による代表作(1691年初演)。1970年になってスコアが発見された作品であり、著名な演奏家を多数輩出しているボストンの古楽音楽祭が、見事なクオリティで蘇らせている。 | ||
サリヴァン(1842-1900): 喜歌劇「ペルシアの薔薇」/序曲「舞踏会で」/ 「軍艦ピナフォア、または水兵を恋した小娘」序曲/ 「ペンザンスの海賊」序曲/「ミカド」序曲/ 「近衛騎兵隊、または従者とその女中」序曲/ 「マクベス」序曲 |
リチャード・モリソン、 リチャード・スチュアート、 アイヴァン・シャープ、 ジョナサン・ヴェイラ、 イアン・キャディ、 サリー・ハリソン、 アリソン・ロディ、 マリリン・ヒル・スミス、 マルシア・ベラミー、 クレア・ペンドルトン トム・ヒギンス指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド アンドルー・スチュアート合唱指揮 サウスワーク・ヴォイス | |
「ペルシアの薔薇」(台本は「千夜一夜物語」がベース)は、名コンビだったギルバートと別れて作った作品であり、サリヴァン最後のオペレッタになってしまった。加えて有名な序曲を6曲収録。ピリオド楽器オケの草分けとも言えるザ・ハノーヴァー・バンドの演奏によりサリヴァンの音楽が生き生きと再現される。 | ||
クリスマス無伴奏合唱曲集〜 南オーストリアのクリスマス・キャロル 静かになり、冷えてきて/枝に咲いた三つの薔薇/ ヨセフとマリア/信心深いヨーデル歌手/ 眠れ、眠れ、優美なイエスよ/他(全22曲) |
シュニットプンクト ヴォーカル男声四重合唱団 | |
男声4パートによるシンプルなキャロル集だが、アルプスを擁する南オーストリアの歌をたくさん紹介してくれるのが、この一枚のポイント。中にはシューベルトの歌曲を思わせるメロディもあり、「今年はちょっと変わったクリスマスの歌を」と思いながら選曲している方には最適。合唱愛好家にももちろんおすすめ。 | ||
サッリネン(1935-): バラバス・ダイアログ(5人の歌手、 ナレーターと7人の奏者のための) (フィンランド語歌詞) |
ペッテリ・サロマー、 リーッカ・ランタネン、 ユハ・コティライネン、 ラルフ・ゴトーニ(P)指揮/他 | |
フィンランド、ナーンタリ音楽祭委託作品。処刑されたキリストの代わりに免罪となったバラバの物語を、語りや歌を交えながらドラマティックに描いていく、一種のオラトリオ(または連作歌曲集、ミニ・オペラ)。 | ||
ヴィヴァルディ(1678-1741): アンナ・マリアのための6つのヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 P.171 RV.229/ ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 P.316 RV.248/ ヴァイオリン協奏曲 イ長調 P.229 RV.343/ ヴァイオリン協奏曲 イ長調 P.225 RV.349/ ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 P.358 RV.366/ ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 P.202,RV.387 |
フェデリコ・グリエルモ(Vn) ラルテ・デラルコ | |
ピリオド楽器使用。マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)/2ch ステレオ/CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。 ヴェニスのピエタにおいて優秀な生徒(ヴァイオリニスト)の一人だった、アンナ・マリアのために書いたというヴァイオリン協奏曲集。新イタリア合奏団などのリーダーとして知られるグリエルモと彼の手兵は、ヴェニスを拠点に活躍し、ヴィヴァルディの研究・演奏では世界的な権威。先ごろリリースされた管楽器入りのドレスデン版「四季」や、高木綾子との共演などで、知名度を上げている。 | ||
オッフェンバック:ピアノ作品集 Vol.1 フランス戯曲のアルバム「劇的デカメロン」/ 6つの感傷的なワルツ「ベンガルの薔薇」/ ジンメルのワルツ「最後の思い出」/舟歌「美しい夜」 |
マルコ・ソッリーニ(P) | |
私たちはオッフェンバックの何を知っていたのだろうか、と自問してしまいそうな一枚。サロン向けの作品が主流でありながらも、オペレッタで聴かせるウィットや粋な節回しなどは、こちらでも十分に楽しめる。 | ||
アルファーノ(1876-1954): シンフォニア・クラシカ シンフォニア第2番 |
イスラエル・イーノン指揮 フランクフルト・ ブランデンブルク州立o. | |
プッチーニの「トゥーランドット」を完成させたことで知られ、自身もいくつかのオペラ作品で名声を得ているイタリアの作曲家アルファーノ。3曲ある交響曲はそれぞれ性格が違い、第1番はドラマティック、第2番は田園風の性格が前面に出ている。 | ||
ガーソン(1790-1825):序曲 ニ長調/交響曲 変ホ長調 クンツェン(1761-1817):交響曲 ト短調 |
ラース・ウルリク・モーテンセン 指揮コンチェルト・コペンハーゲン | |
デンマークの古典派音楽および交響曲の歴史に欠かせない、2人の作曲家による秀作。どちらも典型的なウィーン楽派のスタイルであり、これはハイドンやモーツァルトと同時代の才能を知るチャンス。 | ||
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784): ソナタと三重奏曲集 フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調 同 ヘ長調 2つのヴァイオリンと 通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ロ長調(F.50) 2つのフラウト・トラヴェルソと 通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調(F.48) 同 イ短調(断片)/同 ニ長調 |
カメラータ・ケルン | |
J.S.バッハの長男で「ハレのバッハ」と呼ばれたフリーデマン。バロック期から古典派への移行期を聴くことができるこの作品集は、バッハの息子であることを除いても、18世紀音楽の代表格であると言えよう。 | ||
ヨハン・クリストフ・ フリードリヒ・バッハ(1732-1795): ソナタと三重奏曲集 ピアノフォルテ、フラウト・トラヴェルソと チェロのための三重奏曲 ニ長調/ チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調/ フラウト・トラベルソ、ヴィオラと 通奏低音のためのソナタ ホ短調/ チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調/ ピアノフォルテ、ヴァイオリンと ヴィオラのための三重奏曲 ト長調 |
カメラータ・ケルン | |
大バッハの5男として生まれ、ビュッケブルク宮廷の楽長として活躍したJ.C.F.バッハ。古典派作曲家として幅広いジャンルに曲を残したが、まだまだ知られる存在だとは言えない状況。カメラータ・ケルンの演奏を得たこの録音は、この作曲家に鋭いスポットライトを当てる一枚だと言えるだろう。 | ||
G.A.ベンダ(1722-1795):チェンバロ協奏曲集 [ヘ短調/ヘ長調/ト長調/ロ短調] |
ザビーネ・バウアー(Cemb) ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ・フランクフルト | |
ピリオド楽器使用。マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)/2ch ステレオ/CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。 18世紀後半、ボヘミア楽派の隆盛が際立った「疾風怒濤時代」の作品であり、1760年代のイタリア留学を経て流麗な音楽づくりが得意となった時期の作品。1950年代になって復活したという隠れた名品集。 | ||
テレマン(1681-1767): ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.2 [ TWV51:C3 / TWV51:g1 / TWV51:h2 / TWV51:G7 / TWV51:a2 / TWV 51:B1 / TWV51:A4 ] |
エリザベス・ ウォルフィッシュ(Vn)指揮 オルフェオ・バロックo. | |
Vol.1: 999 900-2。テレマン作品は数多くの録音がありながら、ヴァイオリン協奏曲は比較的まだ知られていない“宝庫"かもしれない。イギリス古楽のベテランと、当レーベルの既発売CDで人気が高まっているアンサンブルが、新鮮なテレマン像を描き出している。 | ||
テュイレ(トゥイレ)(1861-1907): ピアノ五重奏曲WoO/ ピアノ五重奏曲Op.20 |
オリヴァー・トリエンドル(P) フォーグラーSQ | |
R.シュトラウスらと親交があり、主に管楽器演奏者や室内楽愛好家の間で知られている作曲家。ワーグナーの影響も受けた典型的ドイツ・ロマン派の音楽で、習作である番号なしの作品と、代表作でもある作品20をカップリングした。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): ヨハネ受難曲(シューマンによる1851年版) |
ヴェロニカ・ヴィンター、 エリーザベト・ショル(S) ゲルヒルト・ロンベルガー(A) ヤン・コボウ(T) エッケハルト・アベレ、 クレーメンス・ ハイドリッヒ(B) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト、 ライン聖歌隊 | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)/ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレイヤー及びCDプレイヤーでお聴き頂ける)。 ピリオド楽器使用。シューマンによって光を当てられた「ヨハネ受難曲」を、蘇演当時のオーケストレーションで再現し、19世紀におけるバロック音楽受容を探ろうという試みの録音。ピリオド楽器オーケストラと古楽歌唱法をマスターしている声楽陣により、18〜19世紀の響きを体験することが出来る。SACDにより、さらに楽器個々の音色などが鮮明となるだろう。 | ||
プロコフィエフ(1891-1953): 自身によるバレエ音楽のピアノ用編曲集 バレエ音楽「放蕩息子」/ バレエ音楽「ボリステネスの岸辺で」 (ドニェプルの岸辺で) |
マリア・イワノワ(P) | |
ピアノの名手でもあった作曲者が、自らリサイタルで演奏するために作られたピアノ版を再現。オーケストラによる原曲と比較し、その構造も手に取るようにわかるだろう。もちろんプロコフィエフ・ファンは必聴。彼のピアノ・ソナタなどがお好きな方にもおすすめ。 | ||
シュテルツェル(1690-1749): 2つのセレナータ [快いと言われるその他全てのもの/ ようこそ、楽しい時間] |
ドロテー・ミールズ(S) エリーザベト・グラーフ(A) クヌート・ショッホ(T) エッケハルト・アベレ(B) ルートガー・レミー指揮 ミカエルシュタイン・ テレマン室内o. | |
ピリオド楽器使用。J.S.バッハとほぼ同時期を生きた作曲家が、喜びにあふれた雰囲気を作品へと結晶化させた「セレナータ」。得意としていた宗教的・哲学的な要素を反映させているこの2曲は、一種のカンタータでもあり、ドイツ・バロック期の音楽を得意としているレミーほかにとっては、十八番と言える。 | ||
ヴィヴァルディ(1678-1741): 歌劇「ティト・マンリオ」(ティトゥス・マンリウス) |
セルジョ・フォレスティ、 エリーザベト・ショル、 ニッキー・ケネディ、 ローサ・ドミンゲス、 ルチア・シャンニマニコ、 ティエリ・グレゴワール、 ダヴィデ・リヴァーモア、 ブルーノ・タッディア(歌) フェデリコ・マリア・サルデッリ 指揮モード・アンティクォ | |
世界初録音。ここ数年で大きくクローズアップされてきたヴィヴァルディのオペラだが、1720年に初演されたこの作品は、バルトリら数人の歌手がアリア集で取りあげているのみ。モード・アンティクォはイタリアのピリオド楽器アンサンブルで、TACTUSレーベルへの録音によって古楽ファンに知られてきた。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): 歌劇「太陽の炎」(1912) |
ロマン・トレケル(Br) ミカエラ・シュナイダー(S) リヒャルト・ブルンナー(T) ユルゲン・トレケル(B) ニールズ・ギーゼッケ(T) エヴァ・バトリ(S) ウルリケ・シュナイダー(A) ウルリヒ・シュテューダー(Br) ロジャー・エップル指揮 ハレ歌劇場o.&cho. | |
録音:2003年、ライヴ。 S.ワーグナーの8番目のオペラであり、初演されてから1979年に蘇演。2002年にハレ歌劇場で完全な全曲が上演されたという曰く付きの作品。父ワーグナーが得意としていた騎士ものであり、13世紀ビザンティン帝国を舞台にした壮大な歴史劇。日本でも人気が上昇したトレケルが好演。 | ||
ワインガルトナー(1863-1942):交響作品集 Vol.2 序曲「嵐」/組曲「嵐」/ 弦楽合奏のためのセレナード/交響曲第4番(1916) |
マルコ・レトーニャ指揮 バーゼルso. | |
第一次世界大戦時に作曲された「交響曲第4番」はワインガルトナーの田園交響曲と呼ばれるほど美しい作品。他もシェイクスピアに影響を受けた「嵐」など、作曲家としての実力を再認識するのに十分すぎる曲ばかり。Vol.1:999 981-2(SACD)。 | ||
ワインガルトナー(1863-1942): 交響作品集 Vol.3 交響詩「天国」/交響曲第2番 |
マルコ・レトーニャ指揮 バーゼルso. | |
マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)/2chステレオ/CDスタンダード・ステレオ。 名指揮者を作曲家として再評価するシリーズ。ワインガルトナーの英雄交響曲と呼びたい「交響曲第2番」。フルトヴェングラーにも負けないドイツ後期ロマン派の真っ只中にある作風。Vol.1:999 981-2/ Vol.2:777 098-2。 | ||
ワインガルトナー(1863-1942):交響作品集 Vol.4 愉快な序曲/交響曲第3番 |
マルコ・レトーニャ指揮 バーゼルso. | |
マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch) / 2chステレオ / CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ハイブリッドディスク/SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで視聴可能。 「占星術では太陽を表す調性である」。交響曲第3番でホ長調を選択したワインガルトナーのコメントは指揮者としての視点も感じさせ、彼自身のラヴロマンスも影響を与えたロマンティックな作品に。ワインガルトナー=指揮者、という従来の先入観をくつがえすシリーズの最新盤。Vol.1 : 999 981-2 / Vol.2 : 777 098-2 / Vol.3 : 777 099-2。 | ||
アイプラー(1765-1846): 交響曲第1番/同第2番/序曲 |
ミヒャエル・ホフシュテッター指揮 ジュネーヴco. | |
1790年代後半に作曲された2つの交響曲は、同時発売のゲルソン&クンツェンによる交響曲同様に、ウィーン古典派を形成してハイドンやモーツァルトの後継者的役割を果たす存在。アイブラーはモーツァルトと親しかったこともあり、2006年のモーツァルト・イヤーで脚光を浴びる作曲家になるかもしれない。 | ||
ライネッケ(1824-1910):交響作品集 交響曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/ ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.155/ ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.93 |
インゴルフ・トゥルバン(Vn) ヨハネス・モエズス指揮 ベルンso. | |
ドイツ・ロマン派音楽の奥深さを教えてくれるライネッケの音楽は、cpoでも過去のリリースで重要視してきたが、交響曲第1番はその評価を決定づける1曲だと言えるだろう。また3曲のヴァイオリン作品は世界初演時のライヴ録音であり、貴重な記録でもある。 | ||
アッテルベリ(1887-1974): ヴァイオリン協奏曲 ヴェルムランド狂詩曲(「イェスタ・ベルリング物語」からの スウェーデンの民俗モティーフによる) 序曲 |
ウルフ・ヴァーリン(Vn) ロジャー・エップル指揮 ベルリン放送so. | |
交響曲全集(777118-2)や弦楽作品集(777156-2)もリリースされ知名度が高まっているアッテルベリが、1910年代、キャリアの初期に書かれたヴァイオリン協奏曲や、交響曲第1番と共に初演された序曲などを収録。 | ||
ザンドナーイ(1883-1944): ヴァイオリンと管弦楽のための コンチェルト・ロマンティコ/ 4つの交響詩「セガンティーニ」(*) |
ステファノ・ザンケッタ(Vn) マウリツィオ・ディーニ・チアッチ指揮 ジュゼッペ・グラツィオリ指揮(*) ボルツァーノ&トレント・ハイドンo. | |
イタリアにおけるロマン派音楽の第一人者であり、生まれ故郷の街を囲む山々や、風景画などにインスパイアされて作品を生み出していたという、メンデルスゾーンばりの才能。ヴェルディなどオペラ作曲家に押されがちだったイタリアだが、その空白を埋める作曲家。 | ||
C.P.E.バッハ(1714-1788): ハンブルクの祝祭カンタータ集 合唱曲「我をあなたの御心に導きたまえ」/ 羊飼いヤコブ・シェファーのためのカンタータ/ 合唱曲「我が救い主、我が信念」/ 羊飼いクリストフ・フリードリッヒのための カンタータ/ 合唱曲「アーメン!讃美と賞賛と堅信」 |
ルートガー・レミー指揮 レザミ・ド・フィリップ、 ヒムリシェ・カントライ | |
ハンブルクの街で音楽的な実権を握っていたC.P.E.バッハだが、さまざまな行事のために書いた曲も多数。この一枚は祝典的な雰囲気の作品集であり、父バッハとモーツァルトの時代を結ぶ架け橋として、もっと紹介されるべきものだろう。 | ||
アンタイル(1900-1959): ピアノ協奏曲第1番/ピアノ協奏曲第2番/ジャズ交響曲/ ジャズ・ソナタ/カン・カン/ ソナティナ/機械の死/リトル・シミー |
マルクス・ベッカー(P) 大植英次指揮 ハノーファー北ドイツ放送po. | |
CPOから交響曲シリーズがリリースされているアンタイルだが、やはり彼の真骨頂は若き日の「「暴れん坊、悪童」時代。ジャズを大胆に取り入れた作品群で、世間をアッと言わせた時代の代表作を集めた。そして指揮は大植英次、演奏は彼の手兵オケ。あのエネルギッシュな指揮ぶりで、アグレッシヴな音楽を聴かせてくれる。 | ||
ビショフ(1868-1936):交響曲第1番 | ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
R.シュトラウスが唯一の弟子だと認め、作風を継承して約1時間の作品にしたものが、この交響曲第1番。1906年に初演されており、R.シュトラウスも指揮をしたが、現在ではやや忘れられた存在に。マーラーの香りも漂うこの曲の録音は、まさに蘇演だと言えるだろう。この時代の作品が得意なアルベルトの指揮だけに、安心。 | ||
ハイニヒェン(1683-1729):協奏曲&ソナタ集 オーボエ、ファゴット、 チェロ、チェンバロのための4声の協奏曲 ト長調/ オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、 通奏低音のための3声のソナタ ハ短調/ オーボエ、ファゴットのための2声のソナタ ハ短調/ ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、 チェロ、通奏低音のための4声の協奏曲 ニ長調/ オーボエ、ヴァイオリン、 通奏低音のための3声のソナタ ハ短調/ オーボエ、通奏低音のための2声のソナタ ト短調/ ヴァイオリン、 オーボエ、ファゴットのための3声のソナタ ロ長調 |
エポカ・バロッカ | |
ライプツィヒとドレスデンという、当時最も音楽が盛んだった二大都市で活躍し、J.S.バッハとも交流があったとされるハイニヒェン。既発売の「管楽器のための協奏曲集」(999637-2)でも証明されたように、その作風はドイツ・バロックの真髄であり、華やかさも加わった印象的なものである。 | ||
シャフラート(1709-1763):三重奏曲&ソナタ集 ヴァイオリン、オーボエと通奏低音のための三重奏曲 ト短調/ チェロとチェンバロのための二重奏曲 ハ長調/ オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ短調/ ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ト長調/ ヴァイオリン、ファゴットと 通奏低音のための三重奏曲 変ロ長調 |
エポカ・バロッカ | |
ドレスデンの近郊に生まれ、後期バロックから古典派への橋渡し時期に活躍していた作曲家。貴族らに好かれたその作風は、高度な演奏テクニックと音楽性を持ち合わせたものであり、宮廷音楽の典型的なスタイルを持っている。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827):舞曲集 12のコントルダンス(12の対舞曲)WoO.14/ 12のドイツ舞曲 WoO.8/6つの夜会メヌエット WoO.9/ 11のウィーン舞曲「メードリング舞曲」WoO.17(伝ベートーヴェン) |
ミヒ・ガイック指揮 オルフェオ・バロックo. | |
ピリオド楽器オーケストラでの録音はまだまだ少ないレパートリー。交響曲などで市民権を得ているピリオド・アプローチ(作曲当時の音と演奏)をこうした作品でも聴けるのは大きな喜び。 | ||
アッテルベリ(1887-1974):交響曲全集 第1番/第4番「小交響曲」/第2番/ 第5番「葬送交響曲」/第3番「西海岸の風景」/第6番/ 第7番「ロマンティックな交響曲」/第8番/ 第9番「幻想的交響曲」/交響詩「河−山から海まで」 |
サトゥ・ヴィハヴァイネン(Ms) ガブリエル・スオヴァネン(Br) アーリ・ラシライネン指揮 フランクフルト放送so. WDRハノーファーpo.&cho. シュトゥットガルトSWDRso. プラハ室内cho. | |
999 639-2、999 565-2、999 640-2、999 641-2、999 913-2の5枚に及ぶ交響曲シリーズを全集セット化、分売の半額でご提供。それぞれに評価の高い録音であり、スウェーデン随一のシンフォニストが広く知られるために、今後なくてはならない録音。 | ||
レントヘン・エディション Vol.1 ユリウス・レントヘン(1855-1932): 交響曲第3番/「ヨトゥンヘイム」組曲 |
ダフィト・ポルセレイン指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
20曲もの交響曲をはじめ、協奏曲、室内楽曲など幅広いジャンルにドイツ的な香りの作品を書いている作曲家。ライネッケやリストほかに作曲を師事し、ウィーンとアムステルダムを拠点とした彼は、ブラームスらにも気に入られて活躍したが、国内では近年、レントヘンの母国オランダの COBRA レーベルがまとまった録音を開始し、ようやく認知されるようになってきた(2006年10月現在、室内楽2枚と交響曲が発売中)。当CPOレーベルのシリーズ第1弾は挨拶代わりとも言える交響曲ほか。ABCレーベルでのベートーヴェン全集(タスマニア響)でマニアに知られる、ポルセレインの指揮。 | ||
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900): 交響曲第1番/交響曲第2番 |
フランク・ベールマン指揮 ハノーファー北ドイツ放送po. | |
全曲世界初録音。ブラームスと交友関係を結び、互いに認め合っていたというヘルツォーゲンベルクだが、その知名度と作品への理解はまだまだ低いもの。同時代の才能を知るきっかけとして、2つの交響曲は必聴。ドイツ・ロマン派における到達点のひとつだと言えるだろう。 | ||
ブルーンス(1665-1697):オルガン作品全集 ライディング(1664-1710):オルガン作品全集 |
フリードヘルム・フラメ(Org) | |
使用楽器:ドイツ、メレ、聖ペトリ教会のクリスティアン・ファーター製オルガン、1724年製。 J.S.バッハの前世代となる北ドイツ・バロックの作曲家であり、知られざる存在にスポットを当てた一枚。またオルガンというオーディオ再生の難しい楽器のサウンドを、SACDで楽しめるディスクでもあり、CPOではシリーズ化してオルガン音楽を充実させている。 | ||
ビーバー(1644-1704): ソナタ ハ調/ ソナタ ニ調(Kremsier Sign.A600/IV:174)/ ソナタ ホ調(Archiv des Minoritenkonvents,Wien)/ ソナタ ト調(Kremsier Sign.A572/IV:136)/ ソナタ ロ調(Kremsier Sign.A572/IV:136)/ シャコンヌ ニ調(Archiv Kremsier) ムッファト(1653-1704):ソナタ ニ調 |
アントン・シュテック(バロックVn) クリスティアン・リーガー(Cemb/Org) リー・サンタナ (アーチリュート/キタローネ) ヒッレ・パール(ガンバ) | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)/2ch ステレオ/CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。 このところ「ロザリオのソナタ」などに新録音が増え、高く評価されるようになったビーバー。ここに収録されているのは数多いヴァイオリン・ソナタの中でも珍しい作品だが、シュテックほかの演奏によって素晴らしさが伝わり、先入観なく聴けるだろう。 | ||
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978): 管弦楽作品集 ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」/ 夢遊び組曲/7つの交響的ブルガリア舞曲 |
ホリア・アンドレースク指揮 ベルリン放送so. | |
なかなか知る機会のないブルガリアの作曲家だが、1930年代から民族主義的な作風を貫いており、この国の音楽を知るには格好の一枚。ヨーロッパ国民楽派音楽の穴を埋める、重要な作曲家だと言えるだろう。 | ||
マルセル・デュプレ(1886-1971): 十字架への道/受難のためのグレゴリオ聖歌集 |
ハンス・ヘルマン・ヤンセン指揮 聖マリア大聖堂グレゴリオ聖歌隊 フリードヘルム・フラメ(Org) | |
使用楽器:イツ、バート・ガンデルスハイム参事会教会、ミューライゼン製。 オルガニストとして日本でも人気の高いデュプレ。オルガン作品の作曲も意外に多く、教会音楽家としてもっと注目されていいはず。その才能を知らしめるのがこの一枚であり、心が洗われるようなハーモニーを堪能できる。 チャンネル:マルチ・チャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを2つのチャンネルで収録)。ディスクの種類:ハイブリッドディスク。 | ||
ブルッフ(1838-1920): 独唱者、合唱と管弦楽のための「鐘の歌」 |
エレオノーレ・マーグレー、 アンネッテ・マルケルト、 クラウス・フローリアーン・フォークト、 マリオ・ホフ、 ヤック・ファン・ステーン指揮 シュターツカペレ・ヴァイマール、 プラハ・フィルハーモニーcho. | |
シラーの作品に敬意を表し、1878年に作曲して彼に捧げたというブルッフの珍しい作品。来日時にフルトヴェングラーの交響曲を演奏したことで記憶に残るオーケストラと、オランダ人音楽監督による「ドイツ音楽風味」にあふれた一枚。 | ||
ハンフリー・サール(1915-1982):交響曲全集 第1番/第4番/夜の音楽/ 2台のためのドラマのための序曲/交響曲第2番/ 交響曲第3番/交響曲第5番 |
アラン・フランシス指揮 BBCスコティッシュso. | |
旧 999 376-2、999 541-2のセット化(単品での販売は終了)。 珍しくも、イギリス人ながらウェーベルンに師事したサールは、イギリスで本格的に12音技法を導入したといわれ、現在活躍する若手作曲家にも大きな影響を与えた。作風は「聴きやすい12音音楽」で、ティペットやヒンデミットを思わせる。特に交響曲第1番は、そのダイナミックスさから発表当時絶賛された。この2枚で復権を果たしたという記念すべき録音が集成されて再登場。初発売時より大幅に価格が下がり、20世紀の交響曲ファンにぜひともおすすめしたいセット。 | ||
ビュヒナー(1614-1669): プレクトラム・ムジクム(選集) |
パルナッシ・ムジチ、 バイエルン室内o. (バート・ブリュッケナウ)団員 | |
ピリオド楽器使用。オルガニストとしてドイツやヨーロッパ諸国で活躍し、後にイタリアへ渡ってモンテヴェルディに出会ったことから大きな影響を受けたビュヒナー。1662年に出版されたこの曲集は2声から5声による室内楽曲で、あまり録音がないだけに、作曲者の存在を伝えてくれる貴重な一枚となる。 | ||
ホフマイスター(1754-1812):管楽セレナード集 Vol.2 エステルハージ=パルティータ第5番/ パルティータ第3番/パルティータ第24番/ パルティータ第25番 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
クレッカーと手兵アンサンブルがこだわって追求する、古典派音楽シリーズの最新盤。ウィーンでの評価されたボヘミア楽派の作曲家で、既発売のVol.1も好評。職人芸的な作曲テクニックを持ち、ハイドンやモーツァルトにも匹敵する才能を、この一枚で再評価。Vo.1:999 107-2。 | ||
ムーヴィング・モーツァルト 〜5つのサクソフォーンのためのモーツァルト編曲集 モーツァルト(1756-1791): 25プラス(交響曲第25番)/ 少しだけ憂鬱なトルコ風のロンド/魔笛/ 怒りの日(レクィエムより)/ イングリッシュ・ホルンと 弦楽三重奏のためのアダージョ/ フィガロの結婚/アヴェ・ヴェルム・コルプス/ 2つのピアノのためのフーガ/ 交響曲第40番〜第1楽章/ラウダーテ・ドミヌム/ アイネ・クライネ・ナハトムジーク 〜第4楽章「ロンド」 |
クンテセンス・ サキソフォン五重奏団 | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。 モーツァルト・イヤーを前にして、先行のお楽しみ企画であり、見事な演奏力に舌を巻くのがこの一枚。遊び心たっぷりでセンスもあるアレンジと意外性がマッチし、サックス・ファンならずとも楽しめるクオリティ。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): オルガン作品全集 Vol.18〜偽作集 I 幻想曲 BWV.571/ ベルリン古写本「Mus.ms.Bach P.285」 によるオルガン・コラール集/ おお父、全能の神 BWV.758/ ルドルフ・コレクションによるオルガン・コラール集/ ちいさな和声の迷宮 BWV.591/ さまざまな伝承歌によるオルガン・コラール集/ イェールLM 4843古写本によるオルガン・コラール集/ フーガ ヘ調 BWV Anhang II 42 |
ゲアハルト・ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ドイツ、ザクセン、十字教会のツァハリアス・ヒルデブラント製オルガン[1722-23年製]/ザクセン、聖ニコライ教会のヨハン・シャイベ製オルガン[1744-46年製]。 バッハ作品を縁のある街の古いオルガンで弾く、というシリーズの第18弾。今回はなかなか注目されない珍しい作品(偽作の疑いがあるもの)がひとつのポイントであり、J.S.バッハ・ファンはそれだけでも必聴。2つの楽器の音比較も楽しみの一つ。 | ||
リース(1784-1838):ピアノ・ソナタ集 大ソナタ Op.9 No.1/幻想的大ソナタ「不運」Op.26/ ソナティナ Op.5 No.1〜アンダンティーノ/ 同 Op.5 No.2〜アンダンティーノ |
アレクサンドラ・エーラー(P) | |
ベートーヴェンの弟子によるピアノ・ソナタというと、どうしても師匠の影響を期待してしまうが、その期待を裏切ることはない。初期ロマン派のピアノ・ソナタを知る上でも貴重なサンプルと言える録音。 | ||
ジェズアルド(1566-1613): 5声のマドリガーレ集 第1巻−第3巻 |
ハリー・ファン・デル・カンプ指揮 ジェズアルド・コンソート・ アムステルダム | |
作曲家としては改革者であったジェズアルドのマドリガーレは、教会音楽と一線を画した気分にあふれており、別の顔を垣間見るような作品。作曲家の名前を冠したグループの歌は、自信に満ちた名唱。 | ||
カリヴォダ(1801-1866): 交響曲第5番/交響曲第7番(*)/序曲第16番 |
クリストフ・シュペリング指揮 ダス・ノイエ・オルケスター | |
(*)は世界初録音。チェコのプラハに生まれたカリヴォダは、シューマンの援護を受けて多くの作品を生み出し、ベートーヴェンの再来という評も出たほどの才能。ロマン派交響曲の幅広さを知るため、ぜひともチェックしていただきたい一枚。 | ||
キンケル(1810-1858): ヨーロッパ縦断の想像旅行(32の歌曲集) ライン地方の歌、スペインからイタリア、 スコットランド、フランス民謡、童謡、愛の歌、革命讃歌 |
イングリット・シュミットヒューゼン(S) トーマス・パルム(Fp;*) | |
使用楽器:エラール(*)。ファニー・メンデルスゾーンらと並び称される、19世紀前半の女性作曲家。さまざまなスタイルの歌を集め、アイデアに跳んだ歌い方で紹介していくという楽しい作品集。美しい声はもとより、古いタイプのフォルテピアノの音が、ノスタルジーを誘う。 | ||
A.スカルラッティ(1660-1725):劇的カンタータ集 すでに風に引かれて(ソプラノと2つのヴァイオリン、 通奏低音のためのカンタータ)/ セレナータ「夜、あなたが軽やかに道を探し求める」 (ソプラノと2つのヴァイオリン、 通奏低音のためのカンタータ)/ ネロ「私はネロ、世界を支配する者」 (ソプラノと通奏低音のためのカンタータ)/ オルフェオ「地獄の支配者の闇の王国より」 (ソプラノと2つのヴァイオリン、 通奏低音のためのカンタータ) |
エリーザベト・ショル(S) フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮 モード・アンティクオ | |
ピリオド楽器使用。アンドレアス・ショルの姉妹であり音楽学者でもあるエリーザベト・ショルが、自らの研究成果を問うような一枚。オペラと宗教音楽の作曲家だった父スカルラッティの魅力にあふれ、輝かしいサウンドを再現している。 | ||
パレストリーナ(1525/26-1594): モテット集第4巻「ソロモンの雅歌より」 (5声のための29のモテット) |
リヴィオ・ピコッティ指揮 カペラ・ドゥカーレ | |
人間と自然、神と愛など、宗教的かつ哲学的なテキストを使い、この作曲家のもっともシリアスな側面を聴かせてくれる作品集。多くのミサ曲を愛するリスナーを、さらに深い世界へと連れて行く一枚となるだろう。 | ||
ベーム(1661-1733):カンタータ集 「神の王国は神の如し」/ 「おお神よ来れ」/ 「友は私のもの、私は友のもの」/ 「万軍の主なる神よ、 あなたの住まいはなんと素敵な場所であることか」 |
イルメラ・ブリュンガー(S) インガ・シュナイダー(Ms) ビート・デュデック(A) イェルン・リンデマン(T) マルクス・フライヒ(B) ラルフ・ポプケン指揮 カペラ・ザンクティ・ゲオルギ ムジカ・アルタ・リパ | |
ベームはJ.S.バッハに大きな影響を与えたと言われ、特に自身も得意としていたオルガン作品では、ドイツ風の構成にフランス風の装飾を加えるなどして、まさにJ.S.バッハに先駆けた革新を行っていた。このカンタータ集は、そうしたベームの日常にあった教会生活の結晶だといえる。全曲世界初録音。 | ||
ミッデルシュルテ(1863-1943):オルガン作品集 Vol.3 BACHとJ.S.バッハの4つの主題によるフーガによる カノン風幻想曲/ J.S.バッハの主題による協奏曲 J.S.バッハ:トッカータとフーガ BWV.565 (ミッデルシュルテによるピアノ譜付き) |
ユルゲン・ゾンネンタイル(Org;*) フィリップ・マイヤーズ(P) | |
使用楽器::ドイツ、聖ペトリ教会、ゲーラルト・ヴェール製オルガン。 ドイツに生まれ、アメリカのシカゴに移住したミッデルシュルテ。シカゴ響でもオルガン奏者として活躍した彼の作品は壮大なゴシック・スタイルで、ロマン派オルガン音楽の正統派と呼べる雰囲気にあふれている。Vol.1:999 739-2、Vol.2:999 962-2。 | ||
シャイト(1587-1654):宗教的コンチェルト集 どのように神を喜ばせるのか/おいで、汝祝福されし者よ〜対話/ 汝の若き日の女に喜び/何ゆえに悲しむや、わが心よ/ キリストへ、復活祭の子羊/わが魂よ、今ぞ主をたたえよ/ エフライムはわが最愛の子なのであろうか/ われは蘇りなり/今ぞすべての人よ神に感謝せよ |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ、 ラ・カペラ・ドゥカーレ | |
シュッツらと並んで、ドイツ・バロックにおける宗教作品に多大な遺産を残したシャイト。室内カンタータのような性格の「宗教的コンチェルト」はこの作曲家が得意とした分野であり、ウィルソンとムジカ・フィアタ他によって超一級の音楽になっている。 | ||
ペッテション(1911-1980):交響曲第12番「広場の死者」 | マンフレッド・ホーネック指揮 スウェーデン放送so.&cho.、 エーリク・エーリクソン室内cho. | |
長大な交響曲をいくつも書き上げ、北欧シンフォニストの中でも孤高の存在であるペッテション。合唱を伴う第12番は1973年に委嘱された大作で、政治的なテキストも話題となった作品。日本にも客演の多いホーネックが、世界最高の合唱団を得てドラマを描く。 | ||
サッリネン(1935-):室内作品集 序奏とタンゴ序曲/ 室内音楽第3番 「ドン・フアンキホーテの夜の踊り」/ セバスティアン・ナイトのための悲歌/ 室内音楽第4番 「セバスティアン・ナイトのための 悲歌のメタモルフォーゼス」/ 室内音楽第5番「バラバ変奏曲」 |
アルト・ノラス(Vc) ミカ・ヴァユリュネン (アコーディオン) ラルフ・ゴトーニ(P)指揮 ヴィルトゥオージ・ ディ・クフモ | |
シベリウスの後継者でもあるサッリネンだが、タンゴにインスパイアされた作品集はちょっと珍しい。しかし意外にもフィンランドでは、タンゴが愛好されている。そのスタイルを自らの作風とミックスした作品集であり、北欧音楽への認識が大きく変わるだろう。 | ||
レハール(1870-1948):喜歌劇「エヴァ、または工場の娘)」 (アルフレート・マリア・ヴィルナー& ロベルト・ボダンツキー台本、ダイアローグを含む完全録音) |
モレニケ・ファダヨミ ゾラ・アントニク ラインハルト・アレッサンドリ トマス・マリク ゲルハルド・バルッフ トマス・ツィステラー ヴォルフガング・ボジチ指揮 フランツ・レハールo. バート・イシュル・レハール・ フェスティヴァルcho. | |
「楽しいだけが喜歌劇じゃない」とでも言いたくなるレハールの社会派作品は、とある工場の労働者と雇用者のあつれきと、労働者たちの決起が題材。1911年に初演された際にはスキャンダルを起こしたが、今回の録音はすべてのセリフを再現させた、まさに蘇演となる。 | ||
モリーク(1801-1869): 弦楽四重奏曲 ヘ長調/弦楽四重奏曲 イ短調 |
マンハイムSQ | |
ウィーンでシュポアらに学び、シュトゥットガルトでは長年に渡ってリーダー的存在だったモリーク。本職はヴァイオリニストだっただけに残された作品はさほど多く無いが、弦楽四重奏曲は自身が演奏することもあってか12曲。このディスクで2作品がスポットライトを浴びた。 | ||
J.C.F.フィッシャー(1656-1746): 春の日記(10曲の組曲)Op.1 より [組曲第1番−4番/第6番−8番] |
ミヒ・ガイック指揮 オルフェオ・バロックo. | |
「音楽のパルナッソス山」など鍵盤楽器の作品で知られ、フランス音楽のスタイルをドイツへと持ち込んだ一人として評価されているJ.C.F.フィッシャー。この作品は数少ないアンサンブル曲であり、バロック音楽ファンにおすすめの佳曲。 | ||
オンスロウ(1784-1853):九重奏曲/五重奏曲 | マーアロット五重奏団 マンデルリンクSQ ヴォルフガング・ギュトラー(Cb) | |
ポスト・ベートーヴェンの一人として当時の人気作曲家だったオンスロウだが、ここ数年で多くの作品が録音され、復権へとつながっている。特に管楽器も含めた「九重奏曲」は、ベートーヴェンやシューベルトが類似した編成で書いている作品に並ぶ佳曲。 | ||
ヴェッツ(1875-1935):レクィエム | マリエッタ・ツンブエルト(S) マリオ・ホフ(Br) ゲオルク・アレクサンドル・ アルブレヒト指揮 ワイマール・チューリンゲンco. エルフルト・ドームベルクcho. ワイマール・フィルハーモニーcho. | |
ブルックナーの信奉者であったヴェッツの壮大な「レクィエム」は、オラトリオ的な要素もある大作。G.A.アルブレヒトは、フルトヴェングラーの交響曲全集などの録音がある指揮者。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): オルガン作品全集 Vol.17〜初期版&ヴァリアント集 前奏曲、トリオとフーガ [BWV.541(*)、528/3(*)、545、529/2、545b]/ 前奏曲とフーガ[BWV.533a(*)、535a(*)]/ 幻想曲とフーガ[BWV.562/1(*)、546/2(*)]/ さまざまな手法による 18のライプツィヒ・コラール集 より [バビロン川のほとりでBWV.653b/フーガBWV.532a] |
ゲアハルト・ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ドイツ、チューリンゲン、ヴァンダスレーベン、聖ペトリ教会のヨハン・ゲオルク・シュレーター製オルガン[1724年製](*)/チューリンゲン、ミュールベルク、聖ルカ教会のフランシスクス・フォルクラント&エルンスト・ジークフリート・ヘッセ製オルガン[1729/1823年製](*以外)。 このシリーズ久しぶりのリリースだが、今回は有名な「前奏曲とフーガ」などを軸として、各作品のオリジナル稿や編作などを共に収録し、比較ができるような内容。マニア必聴のおもしろさがある一枚。 | ||
ヨゼフ・マティアス・ハウアー(1883-1959): 交響作品集 黙示録幻想曲/ロマンティック幻想曲/組曲第7番/ ヴァイオリン協奏曲/12音の遊び(9.08.1957)/ 12音の遊び(22.09.1957) |
トーマス・クリスティアン(Vn) ゴットフリート・ラーブル指揮 ウィーン放送so. | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレイヤー及びCDプレイヤーでお聴き頂ける) 20世紀前半にシェーンベルクと同じく無調〜12音主義の作品を発表したものの、シェーンベルクとは違った進化を追求した12音技法により、孤高の存在となってしまったハウアー。さまざまな楽器を使ってシリーズ化された「12音の遊び」は代表作でもあり、シャープなサウンドを実現したこの録音が再評価を促すかもしれない。 | ||
プフィッツナー(1869-1949): 歌劇「キリストになった小悪魔」(2幕、喜歌劇) |
マルリス・ペーテルゼン、 マルティナ・リュ―ピング、 ケヴィン・コナーズ、 クリスティアン・バウアー、 ミヒャエル・ヘール、 アンドレーアス・ヘール、 フリーデマン・レーリヒ、 リチャード・ソルター、 アンドレア・ソコル クラウス・ペーター・フロール指揮 ミュンヘン放送o.、 テルツ少年cho. (ゲルハルト・ シュミット=ガーデン合唱指揮) | |
録音:2004年12月、ライヴ。 クリスマス向けのファンタジー・オペラで、2002年に東京室内歌劇場が上演し一部で話題となった作品だが、メルヘン的なストーリーゆえにドイツなどでは高く評価されているようだ。フロールの手堅い指揮や歌手陣が光る。 | ||
アッテルベリ(1887-1974): 弦楽のための交響曲/ アダージョ・アモロッソ(ヴァイオリンと弦楽のための)/ 間奏曲/序奏とフーガ/ 組曲第7番(シェイクスピア 「アントニーとクレオパトラ」付随音楽) |
ウルフ・ヴァーリン(Vn)指揮 カメラータ・ノルディカ | |
CPOが交響曲全集を完成させリリースされたスウェーデンのアッテルベリ。さらにこの作曲家を深く知るための一枚であり、弦楽作品の名曲が多い北欧の面目躍如とも言える、美しい曲ばかり。「弦楽のための交響曲」は弦楽四重奏曲の改作。 | ||
ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948): 管楽協奏曲全集 オーボエと小管弦楽のための牧歌 (コンチェルティーノ)/ ファゴットと小管弦楽のための組曲 (コンチェルティーノ)/ イングリッシュ・ホルン、弦楽と 2つのホルンのための小協奏曲 |
ディエゴ・ディーニ=チアッチ (Ob/イングリッシュHr) パオロ・カルリーニ(Fg) ツォルト・ハマル指揮 | |
「聖母の宝石」間奏曲だけではない作曲家として、CPOの録音などにより徐々にその全貌がわかってきたW=フェラーリだが、この一枚も大切な存在に。特にイングリッシュ・ホルンの協奏曲は、演奏者・リスナー共に注目の1曲。 | ||
グラウン(c.1703-1759): ソリスト、合唱と管弦楽のためのテ・デウム/ 合唱と通奏低音のための3つのモテット |
モニカ・マウフ(S) エリーザベト・ フォン・マグヌス(Ms) ベルンハルト・ゲルトナー(T) クラウス・メルテンス(B) フリッツ・ネフ指揮 ラルパ・フェスタンテ、 バーゼル・マドリガリステン | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2ch ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)/ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで試聴可能) 18世紀中盤にデンマーク王のオペラ作曲家・指揮者として活躍したグラウン。王室の華麗な雰囲気にふさわしい「テ・デウム」は、作曲家の実力をうかがえる作品。「3つのモテット」はJ.S.バッハの作風を彷彿とさせる作品。 | ||
イザイ(1858-1931):2つのヴァイオリンのためのソナタ ミヨー(1892-1974):2つのヴァイオリンのための二重奏曲 同:2つのヴァイオリンのためのソナティナ オネゲル(1892-1955): 2つのヴァイオリンのためのソナティナ |
トーマス・クリスティアン、 ダニエラ・プライメスベルガー(Vn) | |
3人の作曲家による、珍しい2つのヴァイオリンのための作品を集めた一枚。イザイの難曲などを、師弟関係にある2人のヴァイオリニストがドラマティックに熱演。各作曲家のファンはもちろん、ヴァイオリンの新しいレパートリーを探している方にもおすすめ。 | ||
ペッテション=ペリエル(1857-1942): 交響曲、管弦楽曲、ヴァイオリン協奏曲全曲集 [CD1(999 561-2)] 交響曲第1番「旗」/組曲「過ぎし夏」 [CD2(999 564-2)] 交響曲第2番「南国への旅」/ロマンス/オリエンタル舞曲/ カンタータ「スヴェーガルドラー」前奏曲 [CD3(999 632-2)] 交響曲第3番「ラップランド」/「エアリナ」組曲/ 歌劇「最後の審判の日の予言者」〜コラールとフーガ [CD4(999 669-2)] 交響曲第4番「ホルミア」/管弦楽組曲「眠りの森の美女」/ 組曲「フレースエーの花々」第1番 [CD5(999 984-2)] 交響曲第5番「孤独」/ヴァイオリン協奏曲(*) |
ウルフ・ヴァーリン(Vn;*) ミハイル・ユロフスキ指揮 ザールブルッケン放送so. ノールショッピングso. | |
シリーズボックス化再発売。ペッテション=ベリエルはスウェーデンの音楽史を語るには欠かせない存在であり、北欧の空気を伝える伸びやかな旋律が特徴。シベリウスやグリーグのファンには無条件でおすすめしたい作品群。 | ||
オッフェンバック(1819-1880):ピアノ作品集 Vol.2 ワルツ「夕刊」/学生ポルカ/ レントラー「雪玉」/ ヴァルス「黄金の流れ」/ギャロップ「馬車の御者」/ ヴァルス組曲「ジャクリーヌ」/貧者のポルカ/ 大ヴァルス「ナヴァラの女王の物語」/ ポルカ「ロンドンの思い出」/ヘルミニェン・ワルツ/ ポルカ=マズルカ「マドレーヌ」/祭のポルカ・ダンス/ 美しいアメリカ人たち/バーレスク・ポルカ/ ヴァルス「谷間の城にて1845年8月9日作曲」/ 地獄のギャロップ(ソッリーニ編) |
マルコ・ソッリーニ(P) | |
シリーズ第2弾は、1850年から1876年に作曲された作品集。シュトラウス一家のパリ風といった雰囲気で楽しさは満点だが、この時代のパリもまた舞踏会などが人気を集めていたことがわかる。ピアノの新しいレパートリーとしても注目されるべきだろう。 | ||
ミヨー(1892-1974): ピアノと管弦楽のための作品全集 エクスの謝肉祭/バラード/5つの練習曲/ ピアノ協奏曲第1番/田園の幻想曲/ ピアノ協奏曲第2番/ピアノ協奏曲第3番/ ピアノ協奏曲第4番/ピアノ協奏曲第5番 |
ミヒャエル・コルスティック(P) アラン・フランシス指揮 SWRカイザースラウテルン放送o. | |
いくつかは録音があるものの、全集という形でリリースされるのは珍しいピアノ協奏曲と、その他の作品集。機知に富んだその作風は、交響曲など他のジャンルと変わりなく、“転調のサーカス "とでも評したくなるような楽しさが、全編にあふれている。 | ||
レスレル[ロゼッティ](1750頃-1792):管楽協奏曲集 | ||
[CD1(999 062-2)] オーボエ協奏曲 ハ長調/同 ニ長調/同 ヘ長調 |
ラヨシュ・レンチェシュ(Ob) ボフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアso. | |
[CD2(999 621-2)] クラリネット協奏曲第1番(*)/同第2番(*)/ 2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調(+) |
ディーター・クレッカー(Cl;*) クラウス・ヴァレンドルフ、 サラ・ウィリス(Hr;+) ホルガー・ シュレーター=ゼーベック指揮 バーデン・バーデン&フライブルクSWRso. [旧南西ドイツ放送so.] | |
[CD3(999 734-2)] 2つのホルンと管弦楽のための協奏曲 Murray C56Q Kaul deest/ 同 Murray C57 Kaul III:53/同 Murray C58 Kaul III:51/ 2つのフルート、2つのホルンと 弦楽のための夜想曲 Murray B27 Kaul I:58(#) |
クラウス・ヴァレンドルフ、 サラ・ウィリス(Hr) ヨハネス・モエズス指揮 バイエルン室内po. | |
[CD4(999 936-2)] ファゴット協奏曲 Murray C74 Kaul III:62/ 同 Murray C75 Kaul III:63/同 Murray C73 Kaul III:61/ 同 Murray C69 Kaul III:60 |
エッカート・ヒュープナー (Fg)指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー | |
既発売の4枚をボックス・セット化。ボヘミア楽派の重要な作曲家であり、ハイドンやモーツァルト研究にも欠かせない存在。また管楽器奏者にとっては貴重なレパートリーでもあるので、資料としても貴重な録音集である。(#)世界初録音。 | ||
シャルル=オーギュスト・ ド・ベリオ(1802-1870):ヴァイオリン協奏曲集 [第7番/第2番/第4番] |
ラウレント・アルブレヒト・ ブロイニンガー(Vn) フランク・ベールマン指揮 北西ドイツpo. | |
19世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストであり、フランコ=ベルギー楽派の重要なプレイヤーでもあるド・ベリオ。協奏曲は彼のテクニックを探る格好の材料であり、その見事な書法には驚かされる。 | ||
アカペラの楽しみ〜 オーストリアとスロヴェニアの27の本格的民謡集 |
シュニットプンクトヴォーカル 男声四重唱団 クァルテット・ヴィータ | |
カウンター・テノールのペーター・パウムガルテンを中心とした声楽アンサンブルが、アルプス地方とスロヴェニアの民謡を歌う、合唱および声楽アンサンブル・ファン向けの一枚。中部ヨーロッパの民謡を集めた録音は意外に少なく、その意味でも貴重。 | ||
リーム(1952-):符帳集 [符帳 I(ピアノと7つの楽器のための)/ 打ちのめされた沈黙(符帳II)(14人の奏者のための)/ 符帳III(12人の奏者のための)/ 符帳IV(バスクラリネット、チェロとピアノのための)/ 符帳V(アンサンブルのための)/ 形式(1つの符帳)(9人の奏者のための)/ 符帳VI(8つの楽器のための)/ 符帳VII(アンサンブルのための)/ 符帳VIII(8人の奏者のための)/ 後書き(1つの符帳)(アンサンブルのための)] |
ステファン・アズベリー指揮 ムジークファブリーク | |
1983年にはじまり、1988年まで続いた「符帳」シリーズの集大成。アバドほかの強力なサポートでオーケストラ作品が聴かれることの多いリームだが、音楽的な構造を探るために重要な作品シリーズ。 | ||
ツァイスル(1905-1959):歌曲集 ホルツ、ハルトレーベン、ビールバウム、シャウカル、ベーム、 フライシュレン、ゲーテ、ヘルマン、シュラーフ、ブッシュ、 ニーチェ、アイヒェンドルフ、レッシング、ギルム、 リンゲルナッツ、パウルゼン、モルゲンシュテルンの詩と 「子供の魔法の角笛」による28の歌曲 |
ヴォルフガング・ホルツマイアー(Br) コード・ガーベン(P) | |
ユダヤ人であるがゆえに、コルンゴルトらと同じくナチの台頭によってアメリカ西海岸へと亡命したツァイスル。しかしながらここに収録された歌曲集はウィーン時代の産物であり、ストレートな後期ロマン派の表現によるもの。 | ||
ヒンデミット(1895-1963):ピアノ作品集 舞曲集/ある夜に/3つのピアノ・ソナタ |
クリスティアン・ザイベルト(P) | |
トッホの作品集(999 926-2)で注目を集めた若手ピアニストが、ヒンデミットの名作にチャレンジ。ピアノによる交響作品とも言えるほど見事な構成力を誇るソナタ集など、各声部の描き分けなどを再現し、その実力を発揮している。 | ||
スーク(1874-1935):交響詩「夏物語」 リャードフ(1855-1914):魔法にかけられた湖−おとぎ話の絵 |
キリル・ペトレンコ指揮 ベルリン・コーミッシェオーパーo. | |
録音:ライヴ。 ドヴォルザークやスメタナの叙情的な側面を受け継ぎ、豊かなメロディで20世紀チェコ音楽史にレールを敷いたスーク。この作品は構成からも作風からも彼の「田園交響曲」だと言えるだろう。幻想的なリャードフの音詩は、ほの暗いロシアの民話を思わせる。 | ||
エドゥアルト・エルトマン(1896-1958): 交響曲第4番/管弦楽のための小セレナード「モノグラム」/ 小管弦楽のためのセレナード |
イスラエル・イーノン指揮 フランクフルト・ブランデンブルク州立o. | |
交響曲第3番の録音(777 068-2)が好評で迎えられ、20世紀音楽の中でももっとも叙情的な作品という評価まで与えられたエルトマン。ピアニストでもあった彼は、交響曲ファンはもちろん、北欧およびロシア音楽ファンにも注目していただきたい作曲家であり、これからのリリースも楽しみなシリーズ。 | ||
ロッティ(c.1667-1740): 晩祷のための詩篇集 ディクシット・ドミヌス (主は言われた;詩篇第109番)/ ラウダーテ・プエリ (子らよ、主を誉めたたえよ;詩篇第112番)/ クレディディ (われはなおも信じたり;詩篇第115番)/ ラウダーテ・ドミヌム (すべての国よ、主を賛美せよ;詩篇第116番) |
バルバラ・クリスティーナ・ シュトイデ(S) アネキャスリン・ラーブス(S) ダフィート・エルラー(A) トビアス・ベルント(B) マティアス・ユング指揮 バツドルファー宮廷楽団、 ザクセン・ ヴォーカル・アンサンブル | |
イタリアのヴェネチアに生まれ、ドレスデン宮廷楽団のメンバーやサン・マルコ大聖堂の音楽監督も務めたロッティは、バロックと古典派音楽の橋渡し役として知られている。このCDには、2年ほど在籍したドレスデン時代の作品ほかを収録。ヴェネツィア楽派としての誇りも感じさせる作品集。 | ||
ラッスス(ラッソ)(1532-1594): 聖母マリアの夕べの祈り |
マンフレート・コルデス主宰 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
ミュンヘン宮廷に登用された20代のラッススが、儀式のために作曲。数多くの作品の中でまださほど知られておらず、この分野のスペシャリストであるコルデスによって蘇ったと言えるだろう。有名なモンテヴェルディの同名作品と比較をする楽しみもある。 | ||
エーベルル(1765-1807): ピアノ、クラリネット、2つのヴィオラと チェロのための大五重奏曲/ ピアノ、クラリネットと チェロのための大三重奏曲/ ピアノ、オーボエ、ヴァイオリン、 ヴィオラとチェロのための華麗な五重奏曲 |
コンソルティウム・ クラシクム トマス・ドゥイス(P) | |
ウィーンで活躍したエーベルルは、コンチェルト・ケルンなどのCDにより日本でも有名になった。モーツァルトとベートーヴェンの橋渡しをしたその作風は、古典派音楽ファンにはマストアイテムであり、クレッカー率いるコンソルティウム・クラシクムの名演が、その音楽を際立たせる。 | ||
ヴェックマン(ca.1616-1674):チェンバロのための作品集 トッカータと前奏曲 ニ調/トッカータ ホ調/トッカータ イ調 / 12声のトッカータ ハ調/カンツォン集/ パルティータ集/おお、祝福されし光 |
ヤン・カシュチケ (リュート/リュートCemb) | |
シュッツやヤコブ・プレトリウスらに師事し、北ドイツのオルガンおよび鍵盤楽器文化を豊かにしたと言われるヴェックマン。その流れにはブクステフーデやJ.S.バッハがあり、ドイツ・バロックのルーツ的な作曲家だと言えるだろう。この作品集で、正統派の素晴らしさを知りたい。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): オルガン作品全集 Vol.19〜偽作集 II トッカータとフーガBWV.565/ オルガン・コラールBWV.762,AnhangII55、II59、II67 & II69/ フーガBWV Anhang II90/ パルティータ「神のひとり子なるキリスト」BWV Anhang II77/ パルティータ「われら悩みの極みにありて」BWV Anhang II78/ 幻想曲とフーガBWV.561 |
ゲアハルト・ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ドイツ、ドレスデン宮廷教会、ゴットフリート・ジルバーマン製オルガン[1750-55年製]。あまりにも有名でありながら近年は偽作説が濃厚になっている「トッカータとフーガ」(ニ短調)をはじめ、確実にバッハ作品であることが証明されていない作品集。しかしながらそのクオリティが極端に低いわけではなく、ヴァインベルガーのような名手の手にかかると立派に聞こえてしまうのがおもしろいところ。 | ||
オンスロウ(1784-1853): 弦楽五重奏曲 Op.19/弦楽五重奏曲 Op.51 ケルビーニ(1760-1842):弦楽五重奏曲第1番 |
ディオゲネスSQ マヌエル・ ファン・デル・ナーマー(第1Vc) | |
弦楽四重奏曲シリーズの続編とも言える弦楽五重奏を、同時代に活躍したケルビーニの作品とカップリングしてリリース。ベートーヴェンの音楽やベルリオーズの曲が評判を取っていた時代のパリで、地味ながらもクオリティの高い作品を送り出していたオンスロウは、フランス初期ロマン派の旗手として注目したい存在。 | ||
マティーカ(1773-1830): ノットゥルノ ト長調(フルート、ヴィオラとギターのための)/ セレナード ハ長調(フルート、ヴィオラとギターのための) |
セレナード・ア・トロワ [カール・カイザー(Fl) ペトラ・ミュレヤンス(Va) ソーニア・プルンバウエル(G)] | |
ボヘミアに生まれ、18世紀の終わり頃より作品が注目されたマティーカ。1800年にウィーンへと拠点を移してからは、さらに名声が広く轟いた。当時としてはやや珍しい組み合わせの室内楽曲集だが、それだけに独特の感性が目立つ。 | ||
トッホ(1887-1964):交響曲全集 第1番−第7番 |
アラン・フランシス指揮 ベルリン放送so. | |
既発売の3枚(999 774-2、999 705-2、999 389-2)をボックス・セット化し値下げ再発売。ウィーンに生まれ、ナチの台頭でアメリカへと亡命したトッホは、モダニズムに感化されながらもロマン派の香りを残しつつ、多くの管弦楽作品を作曲した。 | ||
ネルーダ(1843-1915):チェロ協奏曲集 [第1番−第5番] |
ベアーテ・アルテンブルク(Vc) ゴロー・ベルク指揮 デッサウ・アンハルトpo. | |
録音:2005年5月19日-20日、デッサウ、ライヴ。 デンマークのコペンハーゲンで活躍し、チェリストとしても名前を挙げたネルーダの協奏曲集。自らの演奏のために書かれ、このライヴ録音は自筆譜をあたっての蘇演と言うべき貴重なもの。北欧音楽ファンには、ロマン派の一面を垣間見るように聴いていただきたい一枚。 | ||
ユリウシュ・ザレンブスキ(1854-1885): ピアノ作品集 大ポロネーズ/薔薇と棘/子守歌/タランテラ/ ワルツOp.27-2/ワルツOp.27-6/メロディア/マズルカ |
マリアン・ミカ(P) | |
リストに師事し、ポーランドのヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍したザレンブスキ(ザレブスキ)。30歳足らずで亡くなり忘れられた存在となったが、19世紀ヴィルトゥオーゾの系譜を語る際に注目したい音楽家であり、その作品からテクニックをうかがい知ることができるだろう。 | ||
レハール(1870-1948): オペレッタ「ルクセンブルク伯爵」 |
ボー・スコウフス、 ユリアーネ・バンセ、 ライナー・トロスト、 ガブリエーレ・ボーネ、 アンドレアス・コンラート、 エーファ・マリーア・マロールト、 シュテフェン・レスラー アルフレート・エシュヴェ指揮 ウィーン放送so.、 ウィーン・ クランクボーゲン音楽祭cho. ミヒャエル・ショッテンベルク演出/他 | |
収録:2005年7月16日、ウィーン、アン・デア・ウィーン劇場、ウィーン・クランクボーゲン音楽祭2005、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル5.1、PCMステレオ/135分/英・仏・独語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 「ほほえみかける幸福」「ルクセンブルク・ワルツ」といった素晴らしいアリア、ワルツもふんだんにある作品であり、スコウフスやバンゼほかの名歌手たちによって作品の魅力が倍増。当初はCD制作だったものの、演出など視覚的な素晴らしさを考慮してDVD化された。オペレッタ・ファンは必見。 | ||
テレマン(1681-1767):カンタータ集 天に3人の証言者がいらっしゃり (三位一体主日用カンタータ;1711)/ わが心に憂い多かりき (四旬節の第二主日用カンタータ;1717)/ 都市は荒れ果てて(三位一体主日後 第10主日用カンタータ;1727)/ 来たりて讃えよ (昇天節のための教会音楽;1759) |
ヴェローニカ・ヴィンター(S) レーナ・スサンネ・ノリン(A) ヤン・コボウ(T) エッケハルト・アベレ(B) イングリット・ シュミットヒューゼン(S) クラウディア・ シューベルト(A) ハワード・クルック(T) ゴットホルト・ シュヴァルツ(B) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト、 ライン聖歌隊 | |
ピリオド楽器使用。教会音楽作家としてのテレマンは、いくつかの名作で高く評価されているが、実際に教会で歌われたことを意識させる4つのカンタータは、この作曲家のファンであれば聴き逃せない。CPOではおなじみのマックスと手兵たちが、誠実に巨匠の作品を再現する。 | ||
シベリウス(1865-1957): 交響詩「クレルヴォ」(クレルヴォ交響曲) |
サトゥ・ヴィハヴァイネン(S) ユハ・ウーシタロ(B-Br) アリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ国立po. KYL男声cho. | |
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)。ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで再生可能)。 初期の作品でありながら、カレワラの世界を題材にしてシベリウス色を確立している「クレルヴォ」が、SACDハイブリッドでリリース。北欧音楽のスペシャリストとして評価を定着させたラシライネンが、ドイツのオーケストラを指揮して若きシベリウスの芸術を再現する。 | ||
ブクステフーデ(1637-1707): オラトリオ「最後の審判」(抜粋) |
ウルリケ・ ホーフバウアー、 モニカ・マウフ、 マーガレット・ハンター、 ハリー・ ファン・デル・カンプ、 ヘニング・フォス、 ハンス=イェルク・ マメル、 イェルク・ヤコビ、 オーラフ・テタンペル マンフレート・ コルデス主宰 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
コルデスとヴェーザー=ルネサンスがもっとも得意とするドイツ・バロックの中で、J.S.バッハやテレマンに対抗できる個性といえばブクステフーデだろう。その自信が演奏へとつながり、壮大なテーマを持つこの作品に命を与えている。聴かず嫌いの方には、ぜひ一度聴いていただきたい一枚。 | ||
リューベック(1654-1740):オルガン作品全集 前奏曲 ハ調/同 ト調/同 ニ調/ プレアンブルム ヘ調(息子の作とされる)/同 ホ調/同 ハ調/ 同 ト調(息子の作とされる)/ 汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ/ いざ、われら主なる神に/主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ/ 甘き喜びのうち(息子の作とされる) |
フリードヘルム・フラメ(Org) | |
使用楽器:ドイツ、ゴスラー近郊グラウホフ、聖ゲオルク参事会教会、クリストフ・トロイトマン製(1734-1737)。 J.S.バッハと同時代に活躍した北ドイツ・バロックの作曲家によるオルガン曲集(同名の息子による作品も含む)が、SACDの威力を十分に味わえるサウンドにより蘇った。作曲者存命当時の楽器を使い、ブクステフーデやJ.S.バッハらと同じ伝統を持つ音楽を誇張することなく現代へと伝えてくれる一枚。5.1chマルチチャンネル・サラウンド・サウンド。 | ||
ファン・クーレン&ダウスゴーのペッテション ペッテション(1911-1980): ヴァイオリン協奏曲第2番(改訂版;1999) |
イザベレ・ファン・コイレン(Vn) トーマス・ダウスゴー指揮 スウェーデン放送so. | |
1970年代後半に作曲された長大な作品。約50分もの間途絶えることなく、気分のテンションが張り続けているその音楽は、交響曲などと同様にこの作曲家の作風を代表するもの。1999年の改訂版を使った録音で、クレーメルやアルゲリッチなどとの共演も多い奏者の壮絶な演奏も聴きもの。 | ||
スッペ(1819-1895): オペレッタ「ファティニッツァ」 |
シュテファニー・ ホウツェール シュテーヴェン・シェシャレク ゾラ・アントニク クリスティアン・バウアー ベルンハルト・アードラー ヴィンツェンツ・ プラクスマラー指揮 フランツ・レハールo. バート・イシュル・ レハール・ フェスティヴァルcho./他 | |
まだまだ全容が解明されないスッペの作品だが、これはイタリア風のオペレッタ。クリミア戦争の戦場で起こる、まるでモーツァルトの「フィガロの結婚」のように愉快な喜劇であり、現在では序曲のみがわずかに知られているが、全曲もまた機知に富んだ名作。 | ||
ファッシュ(1688-1758): オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと 通奏低音のための四重奏曲 ニ短調/ オーボエ、ヴァイオリンと 通奏低音のための三重奏曲 ホ短調/ ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ長調/ リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと 通奏低音のための四重奏曲 変ロ長調/ オーボエ、ヴァイオリンと 通奏低音のための三重奏曲 ト短調/ ヴァイオリン、オーボエ、ファゴットと 通奏低音のための四重奏曲 ヘ長調/ リコーダー、ファゴットと 通奏低音のためのカノン ヘ長調 |
エポカ・バロッカ | |
18世紀のドイツにおいてテレマンらと並ぶ才能を開花させていたファッシュだが、優れた演奏家に恵まれて管楽器作品を残した。ライプツィヒでも活躍し、J.S.バッハと比肩されてもいい存在だが、cpoの注目アンサンブルがその魅力を引き出している。 | ||
ヴィエルダンク(c.1605-1646): カプリッチョ、カンツォーナ&ソナタ集 第21番:カンツォーナ ハ長調/ 第11番:カプリッチョ ニ短調/ 第17番:カプリッチョ イ短調/ 第2番:カプリッチョ イ短調/ 第23番:カンツォーナ ト長調/ 第8番:カプリッチョ イ短調/ 第15番:パッセメッツォ イ短調/ 第16番:ガリアードに イ短調/ 第3番:カプリッチョ ニ短調/ 第20番:カプリッチョ イ短調/ 第10番:カプリッチョ ニ短調/ 第18番:カプリッチョ ニ短調/ 第4番:ソナタ ニ短調/ 第22番:カンツォーナ ト短調/ 第9番:カプリッチョ ニ短調/ 第19番:カプリッチョ ト短調/ 第1番:カプリッチョ ニ短調/ 第24番:カンツォーナ イ短調/ 第7番:カプリッチョ イ短調/ 第25番:カプリッチョ ハ長調 |
パルナッシ・ムジチ | |
ピリオド楽器使用。ドレスデン近郊で生まれシュッツに師事。ドレスデン宮廷での活躍と晩年のオルガニスト生活が人生のハイライトとなっているヴィエルダンクは、バロック音楽ファン注目の作曲家。その作風を知ることができる作品集だと言えるだろう。 | ||
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900): クリスマス・オラトリオ |
アレクサンドラ・シュタイナー(S) バルバラ・ヴェルナー(A) ティルマン・リヒディ(T) ベネディクト・ナヴラート(T) フィリップ・ガイザー(B) ミヒャエル・バウアー(B) マティーアス・ベッケルト指揮 ヴュルツブルク・ ヘルツォーゲンベルクo. ヴュルツブルグ・ エキュメニカル大学o | |
4つのパートに分かれた合唱、6人の声楽ソリスト、オーケストラという編成で、ロマン派音楽特有の重厚さを備えた音楽を作り上げたのが、このオラトリオ。クリスマス劇を再現した音楽のようでもあり、ブラームスと同時代の音楽の感触を味わえる。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): オルガン作品全集 Vol.20 〜 偽作集III 8つの小前奏曲とフーガ BWV.553〜560/ 25のコラール変奏曲第11番 「甘き喜びのうちに」/ 5つのコラール・トリオ/ 3つのオルガン・コラールLM4843/ 2つのオルガン・コラール/ 4声のコラール〜古き年は過ぎ去り |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ドイツ、メヒテルシュテット、聖母マリア教会、カール・クリスティアン・ホフマン製[1770年製]オルガン/ビュスレーベン(エルフルト近郊)、聖ペトリ教会、ゲオルク・クリストフ・シュテルツィング製[1702年製]オルガン) いよいよ大詰めになってきたシリーズ20枚目となる一枚は、18世紀の名オルガンを演奏したものであり、偽作としながらもバッハ特有の威厳を保っている作品集。落ち穂拾い的な内容だが、バッハ・ファンには貴重な資料的価値もあるだろう。 | ||
F.ベンダ(1709-1786): ヴァイオリン・ソナタ集 [ハ長調/イ短調/ヘ長調/ホ長調/ハ長調/変ホ長調] |
アントン・ シュテック(バロックVn) クリスティアン・ リーガー(Cemb) | |
ボヘミア地方に生まれ、華麗なヴァイオリンの作品と演奏テクニックで当時の音楽シーンを熱狂させたベンダ。ロココ風の装飾なども駆使したヴァイオリン・ソナタは人気作品であり、モーツァルトの時代を側面から知るためにも最適の音楽だと言えるだろう。ビーバーのソナタ(777 124-2)などで注目が集まるシュテックのまばゆい演奏にも注目。 | ||
ヴィルヘルム・ ミッデルシュルテ(1863-1943): オルガン作品集 Vol.4 J.S.バッハ/ミッデルシュルテ編曲: ゴルトベルク変奏曲(オルガン用編曲版) |
ユルゲン・ ゾンネンタイル(Org) | |
使用楽器:ドイツ、フリードリヒスハーフェン、聖ペートリ教会、ゲーラルト・ヴェール製。Vol.1: 999 739-2/ Vol.2: 999 962-2/ Vol.3: 777 144-2。 自身がオルガン・ヴィルトゥオーゾだった作曲家による、名曲のオルガン編曲版。J.S.バッハを敬愛し、その作風に追いつこうとして作曲を行っていたが、ついに偉大な先達への抗しがたい憧れがこの編曲版を生み出したのだろう。 | ||
リース(1784-1838):交響曲全集 CD1:交響曲第1番/交響曲第2番[999 716-2] CD2:交響曲第5番/交響曲第3番[999 547-2] CD3:交響曲第4番/交響曲第6番[999 836-2] CD4:交響曲第7番/交響曲第8番[999 904-2/HYBRID_SACD] |
ハワード・グリフィス指揮 チューリッヒ室内o. | |
ベートーヴェンの弟子ということで名前が知られるリースだが、シューベルトからメンデルスゾーンに至るロマン派音楽の主流であり、有名作曲家にひけをとらない作品であったことは、この全集が証明してくれるだろう。再評価を待つ作曲家のひとり。 CD4のみSACD-Hybrid(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで再生可能) *[]内は既発売商品番号。 | ||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954): ヴァイオリン・ソナタ集 ヴァイオリン・ソナタ第1番/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 |
マティーアス・ヴォロング(Vn) ビルギッタ・ ヴォレンヴェーバー(P) | |
1937年から38年にかけて作曲された2つのソナタは、交響曲第1番を作曲するためのステップにもなった作品であり、ロマン派音楽を突き詰めた形式と作風でさらに高く評価されるべきだろう。ヴォロングはベルリン・ゾリステンのメンバーであり、シュターツカペレ・ドレスデンのコンサートマスターも務めた名手。 | ||
シモン・ル・デュク(1742-1777): 交響作品全集 交響曲(第1番)/交響曲(第2番)/ 交響曲(第3番)/ 管弦楽三重奏曲Op.2-1/ 管弦楽三重奏曲Op.2-2/ 管弦楽三重奏曲Op.2-3 |
ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ・ フランクフルト | |
ピリオド楽器使用。レオポルト・モーツァルトが言及したという程度にしか知られていない、18世紀フランスの作曲家。35歳という生涯の中、ヴァイオリニストとしても活躍した彼の才能を垣間見られるのが、この作品集だろう。優雅さが印象的に残る作風。 | ||
フンメル(1778-1837): オラトリオ「紅海の航行」 |
ジモーネ・ケルメス(S) ヴェローニカ・ヴィンター(S) ハンス・イェルク・マメル(T) エッケハルト・アベレ(B) ヴォルフ・マティアス・ フリードリヒ(B) ヘルマン・マックス指揮 ライン聖歌隊、 クライネ・コンツェルト | |
ピリオド楽器使用。器楽作品ばかりが有名なフンメルだが、このオラトリオはそうした定評を打ち破る一作。同じ時代に生まれたハイドンのオラトリオと比較するのも意義があり、モーツァルトやベートーヴェンが成しえなかった仕事かもしれない。ドイツ音楽を得意とするマックスの指揮は、作品のリヴァイヴァルにとっても最適だろう。 | ||
ジェミニアーニ(1687-1762): ヴァイオリン・ソナタ Op.5 (作曲者によるチェロ・ソナタからの編曲) |
アントン・シュテック(Vn) クリスティアン・ リーガー(Cemb) マルクス・ メレンベック(Vc) | |
ナポリやロンドンなどの音楽都市でヴァイオリニストとして活躍したジェミニアーニは、自らのテクニックを反映させた弦楽器のための作品を多数残している。チェロ・ソナタとして書かれた作品の編曲版は、ヴァイオリンの輝かしい音色を得たトリオ・ソナタとして生まれ変わった。 | ||
エリック・ツァイスル(1905-1959): ピアノ協奏曲/バレエ組曲「瓶の中の道化師」 |
ゴットリープ・ ヴォーリッシュ(P) ヨハネス・ヴィルトナー指揮 ウィーン放送so. | |
コルンゴルト同様にウィーンから亡命を余儀なくされた作曲家による、2つの時代の代表作をカップリング。「瓶の中の道化師」は1929年にウィーンで作曲、ピアノ協奏曲は1952年にロス・アンゼルスで作曲され、この作曲家の運命と作風の転換を伝えてくれる一枚になった。 | ||
アリベルト・ライマン(1936-): ピアノ作品全集 ソナタ第1番 (1958) (*)/スペクトル/ 変奏曲/その道から |
マシュー・ルベンスタイン(P) | |
(*)は世界初録音。自身が優れたピアニストでもあり、存在感のあるオペラやフィッシャー=ディースカウが歌ったカンタータなどで作曲家としても知名度が高いライマン。2007年現在まで発表されたピアノ作品のすべてを収録している。 | ||
ブレーメンのクリスマス 来たれ、諸民族の救い主よ/神の御子は今宵しも/ 山を越えマリアは行く/ 私はどのようにあなたを迎えよう/夜は深まり/ おお救い主よ、天の扉を開け/ おおいとしき御子、おおやさしきイエス/ ばらは咲きいで/天より下りて/ イエス・キリストよ、汝はたたえられよ/ もろびと声上げ/主の馬槽のそばにわれは立ち/ 喜び踊れわが心よ/ ひとりの御子われらに生まれたり/ マリアの子守歌/来てキリストを称えよう/ 大地と星空に喜びあれ/ いと高きところ、神に栄光あれ/ 愛らしいナイチンゲール、目を覚まして!/ 天使は天国の歌を持ち/優しいお顔の幼子よ/ 静かに、静かに/もうすぐ暗くなります/ 高き天より、汝天使が来たる/この超越/ おお、いと聖なる/きよしこの夜 |
ドロテー・ミールズ(S) ヴァルトラウト・ ホフマン=ムヒャー(A) マティーアス・ゲルヘン(B) ティム・フィッシャー(G) ベアーテ・レレケ (Org/通奏低音) ヴォルフガング・バウムグラッツ (ザウアーOrg) ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 ブレーメン大聖堂cho.、 ブレーメン室内so. | |
ヨーロッパ音楽史でも重要な役割を担ってきたブレーメンの街で、150年前に結成された合唱団を記念する一枚。そのハーモニーにはろうそくの炎のようなあたたかみがあり、落ち着いたクリスマスの雰囲気にあふれている。 | ||
マルクス・ベッカー・ プレイズ・ベートーヴェン ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」/ ピアノ・ソナタ第3番 |
マルクス・ベッカー(P) | |
使用楽器:スタインウェイD。大植英次とのアンタイル:ピアノ協奏曲集(777 109-2)ほか、CPOにいくつかの録音を残してきたベッカー。ドイツのピアニズムを体現するピアニストとして、その存在はマルティン・シュタットフェルトらと並ぶものだと言える。その力量を、フォルテピアノ(と国内代理店は記載しているが、使用楽器からすると誤り)で演奏した2つのソナタで。 | ||
リュリ(1632-1687): 歌劇「テゼ(テセウス)」 |
ハワード・クルック、 ローラ・パドウェル、 エレン・ハージス、 ハリー・ファン・ デル・カンプ ポール・オデット指揮 スティーヴン・ スタブス指揮 ボストン・アーリー・ ミュージック・ フェスティヴァル o.&cho./他 | |
多くの録音によって、徐々にその偉業が現代に定着しつつあるリュリの芸術。名リュート奏者オデットを中心に結成されたアンサンブルが、2003年に上演した際の記念碑的な演奏をリリース。CPOでは彼らと共に、今後も多くの刺激的なCD をリリースしていく。 | ||
フランツ・ヨゼフ・ハイドン(1732-1809): ピアノ三重奏曲全集 Vol.7 [第11番/第14番/第10番/第13番/第6番] |
トリオ 1790 | |
ピリオド楽器使用。すでにcpoの名物シリーズになった、トリオ1790による三重奏曲集。今回は1750年代末あたりまでに作曲されたであろうとされる5曲が選ばれ、作曲者10代から20代の若い個性が息づく一枚になっている。 | ||
アンドレアス・クネラー(1649-1724)、 クリスティアン・ガイスト(1640頃-1711)、 ヨハン・アダム・ラインケン(1623-1722): オルガン作品全集 |
フリードヘルム・フラメ(Org) | |
使用楽器:ニーダーザクセン州、聖ゲオルク教会、ヨハン=マティーアス=ハーゲルシュタイン製オルガン、1735-1740年製。チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録) ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレイヤー及びCDプレイヤーでお聴き頂ける) 北ドイツにおけるバロック期のオルガン作品を網羅するシリーズの第3弾。ブクステフーデからJ.S.バッハへと移行する時代において同時代の作曲家を探るのは有意義であり、特にJ.S.バッハ・ファンにとっては必聴の一枚だと言える。SACD-Hybridなのでオーディオ・ファンやチェック用にもおすすめ。 | ||
ペッテション(1911-1980):交響曲全集 [999 281-2]交響曲第2番/交響的断章 [999 223-2]交響曲第3番/同第4番 [999 284-2]交響曲第5番/同第16番 [999 124-2]交響曲第6番 [999 190-2]交響曲第7番 [999 085-2]交響曲第8番 [999 231-2]交響曲第9番 [999 285-2]交響曲第10番/同第11番 [777 146-2]交響曲第12番「広場の死者」 [999 224-2]交響曲第13番 [999 191-2]交響曲第14番 [999 095-2]交響曲第15番/ ルツィカ:ペッテションのオマージュ |
トーマス・ザンデルリング指揮 ペーテル・ルツィカ指揮 マンフレート・トロヤーン指揮 ヨハン・アルネル指揮 ゲルト・アルブレヒト指揮 アラン・フランシス指揮 マンフレッド・ホーネック指揮 ベルリン放送so. ベルリン・ドイツso. ハンブルク州立po. ザールブリュッケン放送so. BBCスコティッシュso. ハノーファー北ドイツ放送po. スウェーデン放送so. スウェーデン放送cho. エーリク・エーリクソン室内cho.、 ジョン=エドワード・ ケリー(A−Sax) | |
壮大かつ長大な交響曲を発表し、20世紀のスウェーデン音楽シーンで独特の強烈な存在を誇示しているペッテション。それぞれが音楽誌からも絶賛されてきたが、集大成と言えるこの全集は20世紀音楽ファン必携の重要アイテム。ドイツやスウェーデンのオーケストラを中心とした演奏は、極限の緊張感も見事に再現している。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): チェンバロと弦楽のための協奏曲 Vol.2 [第4番/第5番/第6番/第7番] |
ラース・ウルリク・モーテンセン (Cemb)指揮 コンチェルト・コペンハーゲン | |
デンマーク・コントラプンクト・レーベルに多くのバッハ作品を録音し、ナクソスやECMなどへの録音も話題になっているモーテンセン。その躍動的な音楽は、第1集(999 989-2)で反響を呼んだ。北欧バロックの最先端に触れる一枚だと言えるだろう。 | ||
テレマン(1681-1767):3つのカンタータ [偶像を打ち壊せ/私の話は悲しみに包まれた/ あなたの傷は治らない] |
ドロテー・ミールズ(S) クラウス・ メルテンス(B−Br) シャレフ・アド=エル指揮 アカデミア・ダニエル | |
70歳を過ぎたテレマンが書いた教会音楽は、どれもが確固たる存在感を誇り、ドイツ・バロックの完成を宣言しているような威厳をたたえている。他のレーベルではなかなか聴けないものであり、テレマン・ファンは必聴の一枚だと言えるだろう。 | ||
パイジェッロ(1740-1816): オラトリオ「イエス・キリストの受難」 (フランチェスコ・ルイジによる改訂版) |
ロベルタ・ インヴェルニッツィ(S) アッラ・シモーニ(S) ルカ・ドルドロ(T) ホセ・ ファルディーリャ(Br) ディエゴ・ファゾリス指揮 イ・バロッキスティ、 スイス・イタリア語 放送協会cho. | |
18世紀の名台本作家メタスタージオによる「イエス・キリストの受難」は、サリエリなど同時代の作曲家がこぞって音楽を付け、人気を集めた。パイジェッロはオペラ作曲家としての才能を発揮し、よりドラマティックに構成。古典派オペラ的な雰囲気も楽しめる。 | ||
ダヴィドフ(1838-1889): チェロ協奏曲第1番/チェロ協奏曲第2番 チャイコフスキー(1840-1893):ロココ風の主題による変奏曲 |
ウェン=シン・ヤン(Vc) テリエ・ミケルセン指揮 ラトヴィア国立so. | |
19世紀におけるチェロのヴォルトゥオーゾ・名教師であり、国際コンクールや名器にも名を残しているダヴィドフの作品は、チェリストにとって貴重な存在。台湾人の血をひく若手プレイヤーは、佐渡裕指揮スーパー・ワールド・オーケストラの公演でソリストを務めるなど(チャイコフスキーを演奏)、日本でも知られている。 | ||
ハンス・ケスラー(1853-1926): 弦楽五重奏曲/弦楽六重奏曲 |
フランクフルト 弦楽六重奏団 | |
作曲家としての名声より、バルトーク、コダーイ、ドホナーニといった名作曲家の師として知られるケスラー。その作風は19世紀後半のウィーン音楽を継いだものであり、保守的な後期ロマン派のもの。その証とも言える2つの作品。 | ||
モーツァルト(1756-1791): ピアノ三重奏曲全集 |
トリオ・ストラディヴァリ | |
ピリオド楽器使用。ドレスデン版の「四季」(777 037-2)などで名をあげたフェデリコ・グリエルモらが結成したトリオによる、モーツァルトの名作三重奏曲集。しなやかに歌う演奏で、モーツァルトの美しさを再認識できる全集。 | ||
ルター(1483-1546)、 オトマイアー(1515-1553)、 J.ヴァルター(1496-1570): 宗教改革の音楽集 聖霊に願おう/主は固き砦/ キリスト教徒の信仰/ ルターの最後の言葉/生の只中にあって/ マルティン・ルターの墓碑銘/ おお、われらが父/アダムの堕落から/ 平和と喜びもて/ われらに平和をもたらせたまえ |
ヒムリシェ・カントライ | |
ルターによる宗教改革は教会音楽の歴史も変え、プロテスタントのための賛歌が多数作曲された。ここに収録されたのはその一部であり、当時の音楽を伝えてくれる貴重な証言。言葉に重みがある音楽だけに心を打たれる。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782): 協奏交響曲全集 [CD1(999 348-2):協奏交響曲集 Vol.1] 協奏交響曲 変ホ長調 (2つのヴァイオリンとオーボエのための)/ 協奏交響曲 ト長調/ 協奏交響曲 変ホ長調 (以上、2つのヴァイオリンと チェロのための) [CD1(999 537-2):協奏交響曲集 Vol.2] 協奏交響曲 変ロ長調 (ヴァイオリンとチェロのための)/ 協奏交響曲 ヘ長調 (オーボエとファゴットのための)/ 協奏交響曲 ニ長調 (2つのヴァイオリンのための) [CD3(999 538-2):協奏交響曲集 Vol.3] 協奏交響曲 ホ長調 (2つのヴァイオリン、 チェロとフルートのための)/ 協奏交響曲 変ホ長調 (2本のクラリネット、ファゴット、 2本のホルンとフルートのための)/ 協奏交響曲 イ長調 (ヴァイオリンとチェロのための)/ フルート協奏曲 ニ長調(初録音) [CD4(999 627-2):協奏交響曲集 Vol.4] 協奏交響曲 ハ長調 (2つのヴァイオリンとチェロのための) 協奏交響曲 変ホ長調 (フルート、オーボエと ファゴットのための)/ 協奏交響曲 ト長調 (2つのヴァイオリン、チェロと フルートのための)/ ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 [CD5(999 628-2):協奏交響曲集 Vol.5] 2つのヴァイオリンとチェロのための 協奏交響曲 ハ長調(C36a)/ 2つのフルート、2つのヴァイオリンと チェロのための協奏交響曲 ニ長調(C39)/ 2つのオーボエ、2つのホルン、2つの ヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロの ための協奏交響曲 変ホ長調(C40) [CD6(999 845-2):協奏交響曲集 Vol.6] オーボエ、ヴァイオリン、チェロと フォルテピアノのための協奏交響曲 変ロ長調(C48)/ フルート、オーボエ、ヴァイオリン、 チェロと管弦楽のための協奏交響曲 ハ長調(C43)/ フォルテピアノ、2つのヴァイオリンと チェロのためのフォルテピアノ協奏曲 ト長調(C60B)/ オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと チェロのためのカデンツァ (原曲:協奏交響曲ト調,C45) |
アンソニー・ ホールステッド指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド/他 | |
既発売で高い評価を得ているシリーズを、特別価格/ボックス・セット化。イギリス人音楽家たちによる研究心旺盛で爽快な演奏は、「ロンドンのバッハ」と呼ばれたヨハン・クリスティアンの名誉を守り、現代に再評価を促すもの。 | ||
ヨハン・フィリップ・ クリーガー(1649-1725): 12のトリオ・ソナタ(1688) |
パルナッシ・ムジチ バイエルン室内o. (バート・ブリュッケナウ) のメンバーたち | |
ピリオド楽器使用。ドイツのニュルンベルクに生まれ、ローゼンミュラーらに師事してドイツ・バロックの神髄を会得。さらにはイタリアのスタイルも取り入れて貴族にも重用された作曲家だが、このトリオ・ソナタ集はヴィルトゥオーゾ・スタイルの力作。 | ||
レハール(1870-1948):喜歌劇「ほほえみの国」 | カミラ・ニュルント、 ユーリア・バウアー、 ピョートル・ベツァーラ、 アレクサンダー・ カイムバッハー、 アルフレート・ベルク、 テーオドール・ヴァイマー ウルフ・シルマー指揮 ミュンヘン放送o.&cho. ミヒャエル・グレーザー 合唱指揮 | |
「メリー・ウィドウ」など代表作に次ぐレハールの注目作として、録音だけでなく上演も多いオペレッタだが、このセットはウィーン国立歌劇場の常連でもあるシルマーの指揮。オーストリー〜ドイツ的な性格を見事に再現し、作品のクオリティを再認識させる。 | ||
ブクステフーデ(c.1637-1707): リューベックの夕べの音楽 新たに生まれし御子/神よ、われを救いたまえ/ 私の心はどんなに晴れ、喜ぶだろう/ われいずこに逃れ行かん/ 私の心は喜びに溢れる/主よ、われ汝を離れず/ 汝ら愛するキリスト者よ、今ぞ喜べ |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ、 ラ・カペラ・ドゥカーレ | |
ローゼンミュラーほか、多くのルネサンス〜バロック音楽に新しい風を吹き込んだローランド・ウィルソンと彼の手兵たちが、ブクステフーデに挑戦。ドイツのリューベックで行われていたコンサート・シリーズにおける作品を集めている、貴重な一枚。 | ||
スウィングとバラード集 ペニーズ・フロム・ヘヴン/パリの四月/ パーディド/初秋/ バイ・バイ・ブラックバード/ ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス/ タキシード・ジャンクション/ インディアン・サマー/ ストレイトゥン・アップ・ アンド・フライ・ライト/ 酒とバラの日々/アル・パル/ ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス/ ルート66/イズント・イット・ロマンチック/ アイ・リメンバー・クリフォード/ ディープ・パープル/ バット・ノット・フォー・ミー/アヴァロン |
ハーラルト・バンター &メディア・バンド | |
ケルンのWDR(西ドイツ放送)で圧倒的な人気を誇っていたジャズ・バンドの演奏が、CPOを通じて世界へ。ジャコ・パストリアスとの共演盤で人気のあるトロンボーン奏者アルベルト・マンゲルスドルフほか、ゲスト陣も多彩。ジャズ・ファンには注目の一枚だと言えるだろう。 | ||
ヒンデミット: 弦楽四重奏曲第1番/第5番 |
ソナーレSQ | |
デッサウ:弦楽四重奏曲全集 第1番−第7番 |
新ライプツィヒSQ | |
ジークフリート・ヴァーグナー:序曲全集 Vol.1 | ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル: 聖書の物語によるオラトリオ |
イザベル・リピッツ(S) アンネマリー・ フィシャー=クンツ(A) 波多野ひとし(T) トーマス・トマシュケ(B) エルケ・マッシャ・ ブランケンブルク指揮 ケルン・クレンデo.&cho. | |
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル: 歌曲集 Op.1/ Op.7/ Op.9/ Op.10 |
イザベル・リピッツ(S) バルバラ・ヘラー(P) | |
999 012-2 廃盤 |
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル: 「庭の歌」[第1番−第17番] |
エディナ・ロイエ(S) ガブリエーレ・ペータース(Ms) ヘルリント・ヴァルテンブルク (A) イェルク・ハンネス・クーン(T) フロリアン・ギエルツーフ(B) エルカ・マッシャ・ ブランケンブルク指揮 レオナルダ=アンサンブル・ ケルン |
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ作品集 Vol.1 「四季」(一年) |
リアナ・セルベスク(P) | |
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ作品集 Vol.2 ロマンス Op.8 No.3/ No.4 ソナタ ハ短調/ト短調/ソナタ楽章ホ長調 |
リアナ・セルベスク(P) | |
ブゾーニ:ピアノ協奏曲 Op.39 | フォルカー・バンフィールト(P) ルッツ・ヘルビヒ指揮 バイエルン放送so.&cho. | |
アルマ・マーラー=ヴェルフェル:歌曲全集 | イザベル・リピッツ(S) バルバラ・ヘラー(P) | |
カルク=エーレルト:オルガン作品集 Vol.1-4 | ヴォルフガング・ シュトックマイアー(Org) | |
モニューシコ:歌劇「ハルカ」 | バルバラ・ラゴジャンカ(S) リシャルダ・ラチェヴィチ(Ms) ヴィエスワウ・オフマン(T) アンジェイ・ヒオルスキ(Br) イェジー・オスタピウク(B) ロベルト・サタノフスキ指揮 ワルシャワ大劇場o.&cho. | |
ディッタースドルフ: 弦楽四重奏曲第1番/第3番/第4番/第5番 |
ウィーン・ フランツ・シューベルトSQ | |
ペッピング:オルガン作品集 | ヴォルフガング・ シュトックマイアー(Org) | |
ラインベルガー:オルガン曲集 Vol.1 性格的曲集 Op.156/フゲッタ集 Op.123 Nos.1-6 |
ヴォルフガング・ シュトックマイアー(Org) | |
ラインベルガー:オルガン曲集 Vol.2 フゲッタ集 Op.123 Nos.7-12/瞑想曲集 Op.167 |
ヴォルフガング・ シュトックマイアー(Org) | |
999 045-2 価格帯:B 廃盤 |
プフィツナー:ピアノ協奏曲 Op.31 | フォルカー・バンフィールト(P) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮ミュンヘンpo. |
999 047-2 廃盤 |
ユン:「わが祖国、わが民衆」/模範 | キム・ミュンシル(S) キム・ヨンゴク(A) パク・スンチャイ(T) ハン・ヨンイン(B) キム・ビュンファ指揮 朝鮮民主主義人民共和国 国立so.&cho. |
4枚セットの「交響曲全集&管弦楽作品集」(999 165-2)で再発売されています。 | ||
ボワモルティエ: リコーダーまたはフルートと通奏低音のための組曲 Op.36 Nos.1-6 |
ベルンハルト・ベーム (Rec、Fl) ユルゲン・ヒュプシャー (Lu、G) アヒム・ヴァイゲル(Vg) | |
リーム:歌曲集 | リチャード・ソルター(Br) ベルンハルト・ヴァンバッハ(P) フランツ・ラング、 マルティン・ローゼンタール (Perc) | |
リーム: 3つの弦楽器のための音楽 |
アンサンブル13 | |
999 054-2 廃盤 |
ケクラン:ピアノ作品集 田舎の古い家/半音階的夜想曲/風景と海景 |
デボラ・リチャーズ(P) |
ヴォルペ:ピアノ作品集 戦いの曲/シャコンヌ形式の舞曲/Displaced Spakes フォームIV/歌/性格的行進曲集〜第1番/パッサカリア ラグ・カプリース/停止している音楽/タンゴ/トッカータ |
ジェフリー・ ダグラス・マッジ(P) | |
リスト:ファウスト交響曲(2台ピアノ版) | トーマス・ヒツルベルガー、 ゲオルク・シュッツ(P) | |
バッハ:フーガの技法(サクソフォン四重奏版、即興入り) | ベルリン・サクソフォンSQ | |
グラナドス: スペイン舞曲集 Op.37(ギター三重奏版) |
ヴュルツブルク・ギター・トリオ | |
オンスロウ: 弦楽四重奏曲 Op.9 Nos.1/ Op.9 No.3/ Op.47 |
マンデルリングSQ | |
A.ライヒャ:ファゴットのための作品集 ファゴット五重奏曲変ロ長調/ファゴット・ソナタ変ロ長調 ファゴットと弦楽四重奏のための変奏曲 |
エッカルト・ヒュプナー(Fg) インゲ=スーザン・レムフェルト (P) ノモスSQ | |
ロゼッティ(レスレル):オーボエ協奏曲集 [ヘ長調 M.C28/ハ長調 M.C31/ニ長調 M.C33] |
ラヨシュ・レンチェス(Ob) ボフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアco. | |
録音:1990年9月。 | ||
ロッシーニ:初期管弦楽作品集 大序曲/歌劇「結婚手形」序曲/歌劇「幸福な錯覚」序曲 歌劇「成り行き泥棒」序曲/「試金石」序曲 歌劇「ブルスキーノ氏」序曲 シンフォニア・アル・コンヴェンテッロ ボローニャのシンフォニア/オデンセのシンフォニア |
アラン・フランシス指揮 ボーツェン・ハイドンso. | |
グヴァイドゥーリナ: 弦楽四重奏曲第1番/第2番/第3番 弦楽三重奏曲 |
デーンSQ | |
999 066-2 価格帯:B 廃盤 |
ミヨー:交響曲第5番/第6番 | アラン・フランシス指揮 バーゼル放送so. |
分売は廃盤ですが、「交響曲全集」BOX化されて再発されています(999 656-2)。 | ||
999 067-2 価格帯:B 廃盤 |
シュポア:ヴァイオリン協奏曲第2番/第5番 | ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. |
エネスコ: 弦楽四重奏曲 Op.22 No.1/ No.2 |
アテネウム=エネスクSQ | |
レーガー:弦楽四重奏曲全集 第1番−第6番 |
ベルリンSQ | |
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 Op.58 Nos.1-6 | アンサンブル・ ザ・レヴォルーショナリー・ ドローイング・ルーム | |
アイスラー:管弦楽作品集 室内交響曲 Op.69/小交響曲 Op.29/ある喜劇のための序曲 3つの管弦楽小品/5つの管弦楽小品 |
マティアス・フスマン指揮 マグデブルクpo. | |
プフィツナー: 弦楽四重奏曲第1番/第3番 |
ウィーン・F.シューベルトSQ | |
フォルクマン:歌曲集 Op.2 Nos.2-5/ Op.13/ Op.16/ Op.32 No.2/ Op.46 Op.52/ Op.66/ Op.72/夢見る湖 |
イヴィ・イェニケ(Ms) ニコレ・ヴィンター(P) | |
レーガー:ピアノ作品集 幻想的小品/ユモレスク/即興曲 Op.18 |
デイヴィッド・レヴィン(P) | |
ユン:室内楽作品集 弦楽四重奏曲第3番/第4番 コンチェルティーノ 1983/Tapis |
御喜美江(アコーディオン) レジーネ・ボルマン(Cb) ノモスSQ | |
H.ゲッツ: 「反抗的な調教」序曲 ヴァイオリン協奏曲 Op.22 交響曲 Op.9 |
ゴットフリート・シュナイダー (Vn) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ハノーファーNDRラジオpo. | |
ヒンデミット: ピアノ協奏曲(1945) 4つの気質(1940) |
ジークフリート・マウザー(P) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 フランクフルト放送so. | |
プフィツナー: ヴァイオリン協奏曲/二重奏曲 Op.43/スケルツォ |
サシュコ・ガヴリーロフ(Vn) ユリウス・ベルガー(Vc) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮バンベルクso. | |
プフィツナー: ソルハウクの祭/交響曲 Op.44/交響曲 Op.46 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮バンベルクso. | |
シュターミツ:管楽合奏のためのシンフォニア集 八重奏曲変ホ長調/変ロ長調/変ロ長調 パルティータ:変ホ長調/変ロ長調 |
コンソルティウム・クラシクム | |
バロックのプログラム音楽 アーレ:Unstrut. Nachtigall/ハースト:大嵐 ケンピス:交響曲 Op.2 No.4/L・モーツァルト:Frosch-Parthia シュメルツァー:ソナタ第2番「かっこう」 ウッチェリーニ:めんどりとかっこうの結婚 G・ヴェルナー:楽器による音楽カレンダー〜抜粋 |
ガボール・アンタルフィ(Cemb) ライン・バッハ・コレギウム | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.1 G.490/ G.491 /G.523 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・ カンマーアカデミー・ノイス | |
ペッテション:交響曲第8番 | トマス・ザンデルリング指揮 ベルリン放送so. | |
H.ゲッツ:室内楽作品集 ピアノ四重奏曲 Op.6 五重奏曲 Op.16 ソナタ Op.17 小品 Op.2 ピアノ三重奏曲 Op.1 |
ハンス・マイレ(Vn) ロイス・ランツフェルク(Va) アカハシ・アキラ(Cb) ホルスト・ゲーベル、 カウロ・コンノ(P) ベルリン・ゲーベル・トリオ | |
ウルマン: ピアノ・ソナタ第5番−第7番 |
グレゴール・ヴァイヒェルト(P) | |
999 088-2 廃盤 |
カバザ・パーカッション・クァルテット Vol.1 ブロトマン:ヘルマンへのあいさつ/ハイダー:ギャラリー B.フンメル:フレスコ画'70/オアナ:コレオグラフィ練習曲 ライヒ:木片のための音楽 |
カバザ・パーカッション・クァルテット |
ラインベルガー:オルガン曲集 Vol.3 さまざまな曲集 Op.174 |
ヴォルフガング・ シュトックマイアー(Org) | |
ヴォルペ: 四重奏曲(1955) カンタータ 弦楽四重奏曲 |
レスリー・ボリンガー(S) コルネリア・カリッシュ、 ウルリケ・ カンプス=パウルセン(Ms) ユルゲン・クスマウル指揮 ローベルト・シューマンco. ライプツィヒ・ハンス・ アイスラー新音楽グループ シレジアSQ | |
メンデルスゾーン:男声合唱作品集 男声合唱のための歌集 Op.50/ Op.75/ Op.120/モテット Op.115 無定見の代償/狩人の歌/愛と希望/酔っぱらい讃/ワイン讃 夜の歌/いったいどこから来るのか |
ジングフォニカー | |
シュポア:序曲集 「錬金術師」/「アルルーナ」/「山の精」/「ファウスト」 |
クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
ハイドン:ディヴェルティメント(バリトン三重奏曲)集 Hob.11 Nos.5/ 96/ 97/ 113 |
ゲリンガス・バリトン・トリオ | |
ペッテション:交響曲第15番 ルジチカ:・・・祝福された者、呪われた者 |
ペテル・ルジチカ指揮 ベルリン・ドイツso. | |
ブロッホ: 合奏協奏曲/コンチェルティーノ(1950)/エピソード |
アグニェシュカ・ドゥチマル指揮 ポズナン・アマデウスco. | |
H.ゲッツ: ピアノ協奏曲第1番/ピアノ協奏曲第2番 |
フォルカー・バンフィールト(P) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ハノーファーNDRラジオpo. | |
C.P.E.バッハ: チェンバロ・ソナタ第1番−第6番 Wq55-59,61 |
ガボール・アンタルフィ(Cemb) | |
ラッヘンマン:室内楽作品集 アレグロ・ソステヌート/ダル・ニエンテ/子供劇/プレッション |
ミヒャエル・バッハ(Vc) ダヴィート・スマイヤーズ(Cl) ベルンハルト・ヴァンバッハ(P) | |
モーツァルト: 歌劇「カイロのがちょう」(未完成) 歌劇「だまされた花婿」(未完成) Chi sa / Dite almeno |
ソリストたち ハンス・ロートマン指揮 アントヴェルペン・ トランスパラント室内歌劇場o. | |
シャイト:タブラトゥーラ・ノヴァ(1624)〜抜粋 | ヴォルフガング・シュトックマイアー (Org) | |
2台のピアノのための作品集 ラフ:シャコンヌ Op.150/ラインベルガー:二重奏曲 Op.15 ライネッケ:アンダンテと変奏曲 Op.6/美しいグリセリディス 即興曲 Op.66 |
トーマス・ヒツルベルガー、 ゲオルク・シュッツ(P) | |
ホフマイスター:管楽合奏のためのセレナード集 ディヴェルティメント変ロ長調 パルティア ニ短調/変ホ長調/変ロ長調 |
コンソルティウム・クラシクム | |
ハイドン:メヌエット集 Hob.9:16 Nos.1-24 | ペーター・グート指揮 カペラ・イストロポリターナ・ ブラティスラヴァ | |
テレマン: ラテン語のマニフィカト オラトリオ「歓喜の声あげ喜び歌え」 |
ミーケ・ファン・デル・スレイス (S) グラハム・プシー(CT) ヴィルフリート・ヨッヘンス(T) フィリップ・ラングショー(Br) ハリー・ファン・デル・カンプ(B) ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 ブレーメン・バロックo. アルスフェルト声楽Ens. | |
カイザー:音楽劇「狂暴なマサニエッロ」 | ドロテア・レシュマン、 バルバラ・シュリック(S) デイヴィッド・コーディア(CT) ヴィルフリート・ヨッヘンス、 ハイン・メーンス(T) イェレ・ドライアー(Br) ミヒャエル・ショッパー(B-Br) ハリー・ファン・デル・カンプ (B) トーマス・アルベルト指揮 フィオリ・ムジカーリ・ ブレーメン ブレーメン・フォルム・フュア・ アルテ・ムジークcho. | |
ザンクト・ガレン修道院書庫所蔵譜によるグレゴリオ聖歌 主の受難 |
ゲルハルト・ヨッピヒ指揮 ジングフォニカー | |
ヘルシュキー:室内楽作品集 吊り橋(弦楽四重奏のための) 吊り橋(二重弦楽四重奏のための) Horfenster for Piano; F.Liszt オオカミを追い返せ |
ゲオルク・フリードリヒ・ シェンク(P) ノモスSQ、 ペレグリーニSQ デン・ハーグ・ パーカッション・グループ | |
モニューシュコ:序曲集 「おとぎ話」/「いかだ乗り」/「ハルカ」/「伯爵夫人」 「ヤヴヌタ」/「パリア」/「ヴェルブム・ノビレ」 |
ロベルト・サタノフスキ指揮 ビドゴシュツ・ポモルスカpo. | |
999 114-2 廃盤 |
ミヨー: アスペン・セレナード Op.361 スタンドード・セレナード Op.430 組曲「ヤコブの夢」 Op.294 |
ラヨシュ・レンチェス(Ob) ギルベルト・ヴァルガ指揮 シュトゥットガルト放送so. シュトゥットガルト・ カンマーゾリステン |
R.フォルクマン: 弦楽四重奏曲第1番/第4番 |
マンハイムSQ | |
999 116-2 廃盤 |
クラリネット・カウンターポインツ クロフォード=シーガー:ダイアフォニック組曲第3曲 ヘスポス:黄色 ケクラン:牧歌 Op.115 J.クレープス:...合流しわれらは存在を歌う クレル:2つの歌 マデルナ:ディアロディア(2つのクラリネットのための) プーランク:2つのクラリネットのためのソナタ ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント |
ツェリンスキー=スマイヤース・ クラリネット・デュオ |
F.X.リヒター: フルート協奏曲ニ長調 フルート協奏曲ホ短調 オーボエ協奏曲ヘ長調 |
ロベルト・ドーン(Fl) ラヨシュ・レンチェス(Ob) ヴォフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアco. | |
ユン:室内楽作品集 コントラスツ/デュオ(1984)/Gagok/ノヴェレッテ/ソリ |
アンサンブル・ ラール・プル・アール | |
リーム:異国の情景I−III | ラーフェンスブルク・ ベートーヴェン・トリオ | |
ドヴィエンヌ:ファゴット協奏曲第1番/第2番/第4番 モーツァルト:ファゴット協奏曲 K.Anh.230a |
エッカルト・ヒュープナー(Fg) ヴォフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアco. | |
ハイドン:8つのノットゥルノ ディヴェルティメント Hob.2 Nos.25-32 |
ロベルト・ドーン(Fl) ラヨシュ・レンチェス(Ob) ヴォフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアco. | |
ディッタースドルフ: 弦楽五重奏曲第3番/ト短調 弦楽四重奏曲第2番/第6番 |
ユリウス・ベルガー(Vc) ウィーン・F.シューベルトSQ | |
ボッケリーニ: 弦楽四重奏曲 Op.2 Nos.1-6 |
ソナーレSQ | |
ペッテション:交響曲第6番 | マンフレート・トロヤーン指揮 ベルリン・ドイツso. | |
999 125-2 廃盤 |
ユン:交響曲第1番/第3番 | 浮ヶ谷孝夫指揮 ポモジェpo. |
4枚セットの「交響曲全集&管弦楽作品集」(999 165-2)で再発売されています。 | ||
クララ・シューマン:歌曲集 歌曲集 Op.13/ Op.23/ Op.2 Nos.2,4,11 他 |
ガブリエーレ・フォンターナ(S) コンスタンツェ・アイクホルスト (P) | |
R.フォルクマン:ピアノ三重奏曲 Op.5/ Op.3 | ラーフェンスブルク・ ベートーヴェン・トリオ | |
J.C.バッハ:序曲集 「インドのアレッサンドロ」〜シンフォニア 「誕生日のためのカンタータ」、「ウティカのカントーネ」、 「ラ・ジュリア」、「鳥刺し」〜序曲 序曲集 T 7,7 Nos.1,2,3,4 |
アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
クララ・シューマン:ピアノ作品集 つかの間の小品/性格的小品 Op.5 No.3 ロマンス Op.21 No.1/スケルツィォ第1番/第2番 ソワレ・ミュジカル/変奏曲 Op.20 |
コンスタンツェ・アイクホルスト (P) | |
リーム:無き天空/無名 | マンフレート・ライヒェルト指揮 アサンブル13 | |
プフィツナー: チェロ協奏曲 Op.42/ Op.52/イ短調 Op.ph |
ダヴィート・ゲリンガス(Vc) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮バンベルクso. | |
プフィツナー: 交響曲 Op.36a/幻想曲 Op.56/悲歌と舞踊 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮バンベルクso. | |
バッハ作とされていたカンタータ集 第217番−第222番 |
ヨハンナ・コスロフスキー(S) カイ・ヴェッセル(CT) ハリー・ヘラールツ(T) フィリップ・ラングショー(B) ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 アンサンブル・シュタイントル・ バロック・ブレーメン アルスフェルト声楽Ens. | |
カルテリエーリ: 管楽八重奏のためのディヴェルティメント第1番−第3番 |
ディーター・クレッカー指揮 コンソルティウム・クラシクム | |
クロンマー:クラリネット四重奏曲集 Op.21 Nos.1,2/ Op.69/ Op.82/ Op.83/変ロ長調 Op.ph |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
999 142-2 廃盤 |
ヒンデミット: ホルン協奏曲(1950) クラリネット協奏曲(1947) 管楽器、ハープと管弦楽のための協奏曲 トランペットとファゴットのための協奏曲 |
ブリギッテ・ゲーベル(語り) ヴァルター・ビュヒセル(Fl) リヴュ・ヴァルコル(Ob) ウルリヒ・メールハルト(Cl) マリー=ルイーゼ・ ノイネッカー(Hr) カーステン・ヴィルキニング(Fg) ラインホルト・フリードリヒ(Tp) シャルロット・カスダンヌ(Hp) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 フランクフルト放送so. |
レーガー:管弦楽作品集 希望に/喜劇序曲/ロマンティック組曲/セレナード Op.95 変奏曲とフーガ Op.86/ Op.132 |
マルガレーテ・ベンツェ(A) ヘルマン・シェルヘン指揮 北西ドイツpo. | |
シュポア: ヴァイオリン協奏曲第3番/第6番/WoO 12 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
999 147-2 廃盤 |
ユン:交響曲第2番/第4番 | 浮ヶ谷孝夫指揮 ポモジェpo. |
999 148-2 廃盤 |
ユン:交響曲第5番 | リヒャルト・ザルター(Br) 浮ヶ谷孝夫指揮 ポモジェpo. |
以上2枚は、4枚セットの「交響曲全集&管弦楽作品集」(999 165-2)で再発売されています。 | ||
シュポア: ミサ Op.54 詩篇 Op.85 |
ユリアーネ・クラウス、 ベアーテ・ティム、 リカルダ・フォルプレヒト(S) クリスティアーネ・エルテル、 ドリス・ツッカー(A) マルティン・ペツォルト、 ゲオルク・タウベ(T) ヴォルフガング・デルシュ、 コンラート・ウルバン(B) ミヒャエル・グレーザー ディートリヒ・クノーテ指揮 ベルリン放送cho. | |
コルンゴルト:管弦楽作品集(Vol.1-4) ベイビー・セレナード Op.24/ピアノ協奏曲 Op.17 チェロ協奏曲 Op.37/演劇序曲/間奏曲/交響曲 Op.40 バレエ「スノーマン」〜前奏曲とセレナード シュトラウシアーナ/主題と変奏曲 Op.42 シンフォニエッタ Op.5/交響的セレナード Op.39 スルスム・コルダ/「Viel Lärm um nichts」〜組曲 |
ユリウス・ベルガー(Vc) スティーヴン・デ・グロート(P) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮北西ドイツpo. | |
フォルクマン(1815-1883):管弦楽作品集 チェロ協奏曲 Op.33(*)/序曲ハ長調 「リチャード3世」/交響曲 |
ヨハネス・ヴォールマッハー (Vc;*) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮北西ドイツpo. | |
プフィツナー: 暗黒の帝国 花の呪い 恵みの泉 |
イヴォンヌ・ ヴィートシュトリュク(S) イヴィ・ヤニッケ(A) ヤロン・ヴィントミュラー(Br) シグルト・ブルンス(Org) ロルフ・ロイター指揮 ベルリン放送so.&cho. | |
フォルクマン(1815-1883): セレナード第1番/第2番/第3番 ライネッケ:セレナード Op.242 |
カトリーヌ・トゥンネル(Vc) ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー・ ノイス | |
ブゾーニ: 子守歌 Op.42/霊の踊りの歌/喜劇序曲/交響的夜想曲 ロンド・アルレッキネスコ/ダンス・ワルツ |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 北ドイツ放送so. | |
ベートーヴェン:管楽器のための室内楽作品集 Vol.1 二重奏曲 WoO.26/WoO.27 No.1 七重奏曲(管楽八重奏とコントラバスのための編曲版) |
コンソルティウム・クラシクム | |
ドニゼッティ:4手ピアノ作品集 バッターリャ隊長/G.D.の神髄/ラルゲット/葬送行進曲 ポラッカ/交響曲ニ長調(1)/交響曲ニ長調(2)/普通のソナタ 4手のためのソナタ ハ長調(1/2/3)/ニ長調(1/2) 同ホ長調/変ホ長調/変ホ短調/ヘ長調(1)/ト長調/イ長調 同変ロ長調/ワルツト長調 |
ラリッサ・コンドラチェワ、 ラインハルト・シュミーデル(P) | |
グバイドゥーリナ: プロ・エ・コントラ/おとぎ話の挿絵 コンコルダンツァ(一致) |
ヨハネス・カリツケ、 ベルンハルト・クレー指揮 北ドイツ放送 ハノーファー・ラジオpo. | |
ユン・イサン(尹伊桑;1917-1995: 交響曲全集&管弦楽作品集 交響曲第1番/交響曲第3番/交響曲第2番/ 交響曲第4番「暗黒の中で歌う」/交響曲第5番/ わが祖国、わが民族(*)/光州記念の物語(*) |
リチャード・ ソルター(Br) 浮ヶ谷孝夫指揮 ポメラニアpo.(ビドゴーシチ) キム・ミュンシル(S;*) キム・ヨンゴク(A;*) パク・スンチャイ(T;*) ハン・ヨンイン(B;*) キム・ビュンファ指揮(*) 朝鮮民主主義人民共和国 国立so.&cho.(*) | |
既発4枚[999 125-2、999 147-2、999 148-2、999 047-2 (*)]をボックス・セット化。単売はすべて廃盤となっている。没して約7年、1980年代に次々と生み出された交響曲群は、社会派作曲家としての地位を確立した重要な作品。また第2番・第3番における東洋哲学への回帰、南北朝鮮民族統一を掲げた民族主義的カンタータなど、多彩な顔を見ることができるセット。 | ||
999 166-2 価格帯:B 廃盤 |
ミヨー:交響曲第7番/第8番/第9番 | アラン・フランシス指揮 バーゼル放送so. |
分売は廃盤ですが、「交響曲全集」BOX化されて再発されています(999 656-2)。 | ||
フォルクマン(1815-1883): 弦楽四重奏曲第2番/第5番 |
マンハイムSQ | |
マイアベーア:祝典のための作品集 たいまつ舞曲集/祝典行進曲/行進曲風祝典序曲 歌劇「予言者」〜戴冠式行進曲 |
ミヒャエル・ユロフスキ指揮 北ドイツ放送 ハノーファー・ラジオpo. | |
ペッテション: ヴィオラ独奏のための幻想曲 オーボエ、クラリネットとファゴットのためのフーガ ホ長調 弦楽三重奏のための即興曲 ヴァイオリンと弦楽四重奏のための協奏曲第1番 ピアノのためのラメント |
ウルフ・ヘルシャー、 ゼバスティアン・シュミット(Vn) ミヒャエル・シャイツバッハ(Va) フォルカー・バンフィールド(P) マンデルリングQ A.シュヴァイツァー五重奏団の メンバー | |
ドニゼッティ: 弦楽四重奏曲第7番/第8番/第9番 |
レヴォリューショナリー・ ドローイング・ルーム | |
サリヴァン: 帝国行進曲/イン・メモリアム/アイルランド交響曲 「ヴィクトリアとメリー・イングランド」〜バレエ組曲第1番 |
リンデン・ハリス(Ob) オーウェン・ アーウェル・ヒューズ指揮 BBC.コンサートo. | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.2 Op.12 Nos.1-3 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.3 Op.12 Nos.4-6 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.4 Op.21 Nos.1-5 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.5 Op.21 No.6/ Op.35 Nos.1-3 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.6 Op.35 Nos.4-6/ Op.37 No.1 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.7 Op.37 Nos.3,4/ G.519 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ボッケリーニ:交響曲集 Vol.8 G.500/ G.520/ G.522 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
M.ハイドン:交響曲 P.21-23/P.42 | ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
ダンツィ: 管楽五重奏曲 Op.56 No.1/ Op.67 No.3/ Op.68 No.2 |
A.シュヴァイツァー五重奏団 | |
ハイドン:5つのリラ協奏曲 Hob.7h:1-5 | ロバート・ドーン(Fl) ラヨス・レンチェス(Ob) ボフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアco. | |
リャトシンスキー(1895-1968):交響曲第4番/第5番 | ローラント・バーダー指揮 クラクフpo. | |
999 184-2 廃盤 |
ユン:管楽器のための作品集 祝典舞曲/楽章I&II/幻想的小品/ロンデル/ソリ |
アンゲラ・テツラフ(Vn) クリスティアーネ・ディミゲン (Ob) ディームート・シュナイダー(Cl) エッカルト・ヒュープナー(Fg) A.シュヴァイツァー五重奏団 |
リーム:歌劇「メキシコ征服」 | レナーテ・ベーレ(A) リヒャルト・ザルター(Br) インゴ・メッツマッハー指揮 ハンブルク国立po. | |
ロドリーゴ:ヴァイオリン作品集 カプリッチョ/バレンシアの歌集/二枚の下絵 ルーマニアーナ/喜びに満ちたソナタ |
アウグスティン・ レオン・アラ(Vn) ユジェーヌ・ド・カンク(P) | |
シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番/第12番/第13番 | ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
トロヤーン(1949-):5つの海の絵 | トルデリーゼ・シュミット(Ms) マンフレート・トロヤーン指揮 ベルリン放送so. | |
フェルドマン:持続I−IV/コプト教の光 | マイケル・モーガン指揮 Ens.アヴァンギャルド・ ライプツィヒ ベルリン・ドイツso. | |
ペッテション:交響曲第7番 | ゲルト・アルブレヒト指揮 ハンブルク国立po. | |
ペッテション:交響曲第14番 | ヨハン・アーネル指揮 ベルリン放送so. | |
ヘンツェ:「声」(ツィクルス) | グドルン・ペルカー(Ms) フリーダー・ヤング(T) ヨハネス・カリツケ指揮 Ens.ムジークファブリク・NRW | |
ファレンク(1804-1875): ピアノ五重奏曲第1番/第2番 |
リノス・アンサンブル | |
カゼッラ:弦楽のための協奏曲 フルヴィアのためのディヴェルティメント/セレナータ Op.46a |
アラン・フランシス指揮 ボーツェン・ハイドンso. | |
シュポア:ヴァイオリン協奏曲第4番/第11番 | ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
クシェネク:弦楽器のための室内楽作品集 内省的/パルヴーラ・コロナ・ムジカーリス ヴァイオリン・ソナタ第2番/チェロ組曲 Op.84 三重奏曲 Op.118/同 Op.237 他 |
メリーザ・メリンガー(Vn) バルバラ・マウラー(Va) ルーカス・フェルス(Vc) トリオ・ルシェルシュ | |
ツィンマーマン:チェロのための作品集 エンキリディオンI/同II/インテルコムニカツィオーネ チェロ・ソナタ 1960/チェロのための練習曲 |
ミヒャエル・バッハ(Vc) ベルンハルト・ヴァンバッハ(P) | |
ソル:幻想曲集(変奏曲集) Op.4/Op.7/Op.10/Op.12/Op.16/Op.21/Op.30 Op.40/Op.46/Op.52/Op.56/Op.58/Op.59 |
ルイス・オルランディーニ(G) | |
ジングフォニック・ロッシーニ ロッシーニ: 「老いの過ち」I〜No.1/II〜Nos.1/4/6/12/III〜Nos.1/7 「音楽の夜会」〜Nos.5/8 歌劇「セビーリャの理髪師」序曲 歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 歌劇「ウィリアム・テル」序曲 シューベルト:ゴンドラの漕ぎ手 D.809/羊飼い娘 D.513 |
ジングフォニカー | |
ボッケリーニ: 弦楽四重奏曲 Op.32 Nos.4-6 |
ノモスSQ | |
クシェネク:「オーストリア・アルプスの旅行案内書」 Op.62 | マルクス・ケーラー(Br) ラインハルト・シュミーデル(P) | |
当盤はレーベルで廃盤となっており、流通在庫のみの供給です。在庫が尽きた場合など、お届けできない可能性もありますので、どうぞ御了承下さい。 | ||
ボッケリーニ: 弦楽四重奏曲 G.213-215 (Op.39/Op.41/Nos.1/2) |
レヴォリューショナリー・ ドローイング・ルーム | |
ボッケリーニ: 弦楽四重奏曲 Op.33 Nos.1-6 |
レヴォリューショナリー・ ドローイング・ルーム | |
アーベル:交響曲(序曲) Op.10 Nos.1-6 | ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ | |
アーベル:フルート協奏曲 Op.6 Nos.1-3/5 | カール・カイザー(Fl-tr) ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ | |
アーベル:室内楽作品集 ソナタ Op.6 Nos.5/6/チェロ・ソナタ イ長調 7つのヴィオラ・ダ・ガンバ小品/三重奏曲ヘ長調/ト長調 |
ライナー・ツィパーリング(Vg) ラ・スタジオーネ | |
テレマン:歌劇「ドン・キホーテ」 | メヒティルト・バッハ、 ハイケ・ハラシュカ、 シルケ・スタプフ(S) アンネッテ・ケーラー(A) カール=ハインツ・ブラント(T) ライムント・ノルテ、 ミヒャエル・ショッパー(B) ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ ブレーメン古楽アカデミー・ ヴォーカル・アンサンブル | |
テレマン:将官たちの音楽「主に感謝せよ」(1755) | メヒティルト・バッハ、 シルケ・スタプフ(S) メヒティルト・ゲオルク、 レーナ・スサンネ・ノリン(A) ゲルト・テュルク、 ヤコプ・ヴィンター(T) ライムント・ノルテ、 ミヒャエル・ショッパー(B) ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ | |
テレマン: カンタータ「主よ、汝の怒りでわれを責めたもうな」 G.ジレムによる白鳥の歌 |
バルバラ・シュリック(S) メヒティルト・ゲオルク(A) クリストフ・プレガルディエン (T) ライムント・ノルテ(B) ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ | |
アーベル:交響曲集 Op.17 Nos.1-6 | アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
J.プレトリウス:モテット&オルガン作品集 フォルティ・アニモ・エスト/ガウダーテ・オムネス インディカ・ミキ/クァム・プルクラ・エス クィス・ノーヴス・イク・オリトゥル/スポンセ・ムサルム スルジェ・プロペラ/われらの父/ヴェニ・イン・オルトゥム・メウム ヴィディ・スペチオーザ 8声/ガリアルド 5声/前奏曲ニ短調 |
マンフレート・コルデス指揮 Ens.ヴェーザー・ルネサンス ハラルト・フォーゲル(Org) | |
C.P・E・バッハ: ピアノ三重奏曲 Wq.89 No.1/5/6/ Wq.90 No.3/ Wq.91 No.3 |
トリオ1790 | |
シューマン: ピアノ・ソナタ第1番/第2番/第3番 |
フォルカー・バンフィールト(P) | |
ハイドン:弦楽四重奏曲第44番−第49番(Op.50 Nos.1-6) | ノモスSQ | |
ハルトマン: 弦楽四重奏曲第1番/第2番 |
ペレグリーニSQ | |
ヒンデミット: バレエ「悪魔」 バレエ「エロディアード」 |
ジークフリート・マウザー(P) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 フランクフルト放送so. | |
ベンジャミン・フランケル(1906-1973):弦楽合奏のための作品集 余波 Op.17/コンチェルタンテ・リリコ Op.27 厳かなスピーチとディスカッション Op.11 3つのスケッチ Op.2/ユース・ミュージック Op.12 |
アラン・フランシス指揮 シアトル・ノースウェストco. | |
ペッテション:交響曲第3番/第4番 | アラン・フランシス指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
ペッテション:交響曲第13番 | アラン・フランシス指揮 BBCスコティッシュso. | |
ペッテション:弦楽合奏のための協奏曲第1番/第2番/第3番 | ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
バロック・マンドリンとギター カッポーニ:ソナタ第12番/カステッロ:ソナタ第2番〜抜粋 D・スカルラッティ:ソナタ K.88 ヴィヴァルディ:ソナタ F.16 No.3 作曲者不詳(1800頃):ソナタ第5番 |
デュオ・セルヴァシオ (マンドリン、G) | |
ジョン・ケージ:13 | マンフレート・ライヒェルト指揮 アンサンブル13 | |
999 228-2 価格帯:B 廃盤 |
プフィッツナー:歌曲全集 Vol.1 夕べの歌/松の木が一人立っている/かっこうの歌/おかしな話/ 7つの歌曲集 Op.2/歌曲集 Op.3/他 |
ユリー・カウフマン(S) クリストフ・プレガルディエン(T) アンドレアス・シュミット(Br) ミヒャエル・ゲース、 ルドルフ・ヤンセン、 ドナルド・サルゼン(P) |
ヒンデミット:ホルンのための室内音楽集 小室内音楽 ホルン・ソナタ(1939)/同(1943)/同(1952) |
ハンス・ドゥラールト(Hr) マリア・ボン(P) オランダ管楽五重奏団 パヴィロンSQ | |
M.ハイドン: ディヴェルティメント P.93/P.99/P.102/ピアノ変奏曲 P.132 |
ヴォルフガング・ブルンナー(P) ザルツブルガー・ホフムジーク | |
ペッテション:交響曲第9番 | アラン・フランシス指揮 ベルリン・ドイツso. | |
シュポア: ヴァイオリン協奏曲第7番/第9番/第10番 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
マックス・フォン・シイリングス(1868-1933): 問答 魔女の歌 「エディプス王」〜交響的プロローグ 花の踊り |
マルタ・メドル(語り) エリーザベト・グラス(Vn) アルバン・ゲルハルト(Vc) ヤン・ストゥーレン指揮 ケルン放送so. | |
ヨゼフ・アイブラー(1765-1846):レクイエム ハ短調 | バルバラ・シュリック(S) イゾルデ・アッセンハイマー(A) ハリー・ファン・ベルネ(T) ハリー・ ファン・デル・カンプ(B) ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 アルスフェルト声楽Ens. Ens.シュタイントル・ バロック・ブレーメン | |
モーツァルトのレクイエムの補筆完成を最初に依頼されながら中断したことで知られるアイブラーは、そのモーツァルトのレクイエムを指揮中に発作で倒れ、音楽家生命を失った。 彼自身の書いたこのレクイエムもかなりの力作。ある一部分がモーツァルトのレクイエムにそっくりなのが気にかかる。 | ||
バッハ作曲とされていたモテット集 BWV.Anh.159-165 | ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 アルスフェルト声楽Ens. | |
クシェネク: 交響曲第3番/ポプリ Op.54 |
浮ヶ谷孝夫指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
ローベルト・フォルクマン(1815-1883): 弦楽四重奏曲第3番/第6番 |
マンハイムSQ | |
クーラウ: 弦楽四重奏曲 Op.122(*) ピアノ四重奏曲 Op.108(+) |
エスベSQ(*) アンドレアス・ マイヤー=ヘルマン(P;+) ドラ・ブラチュコヴァ(Vn;+) エッカルト・シュロイファー (Va;+) ミシェル・ディスパ(Vc;+) | |
ライネッケ:ピアノ協奏曲第1番−第4番 | クラウス・ヘルヴィヒ(P) アラン・フランシス指揮 ヘルフォルト北西ドイツpo. | |
フランケル: 交響曲第1番/第5番 「メー・デー」序曲 Op.22 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮ブリスベーン・ クイーンズランドso. | |
フランケル:交響曲第2番/第3番 | ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮ブリスベーン・ クイーンズランドso. | |
フランケル: 交響曲第4番/第6番 メフィストフェレスのセレナードと踊り Op.25 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮ブリスベーン・ クイーンズランドso. | |
フランケル(1906-1973): 交響曲第7番/第8番/祭典への序曲/シェイクスピア序曲 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 クイーンズランドso. | |
「バルジ大作戦」の発売で一躍注目されたフランケルの交響曲シリーズ完結編。ダイナミズムを前面に出した彼の作風は、晩年の2つの交響曲と祝典的な2つの序曲によく現れている。 | ||
ヘンデル: テ・デウム HWV.280 シオンの道は悲しみ |
ミーケ・ファン・デル・スレイス (S) グレアム・プシー(CT) ハリー・ファン・ベルネ(T) ハリー・ ファン・デル・カンプ(B) ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 アルスフェルト声楽Ens. ブレーメン・バロックo. | |
シュポア:5つのピアノ三重奏曲 | ラーフェンスブルク・ ベートーヴェン・トリオ | |
シュポア:歌劇「ファウスト」 | ダイアン・ジェニングス、 クラウディア・タハ(S) 他 ジェフリー・モール指揮 ビーレフェルトpo. ピーレフェルト歌劇場cho. | |
ヒンデミット:管弦楽作品集 序曲「アモールとプシケ」/交響曲「世界の調和」 管弦楽のための協奏曲 Op.38/弦楽と金管のための協奏音楽 Op.50 おどけたシンフォニエッタ Op.4/古いスイスの歌による行進曲 交響曲「画家マティス」(1934)/歌劇「今日のニュース」序曲 組曲「気高き幻想」/歌劇「ヌシュ・ヌシ」 Op.20〜舞踊組曲 フォルハーモニー協奏曲/ピッツバーグ交響曲/ラグタイム シンフォニエッタ ホ長調/変ホ長調/ロ長調/交響的舞曲集 ウェーバーの主題による交響的変容/シンフォニア・セレーナ レクイエムへの前奏曲 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ブリスベーン・ クイーンズランドso. メルボルンso. シドニーso. | |
プフィツナー:管弦楽&協奏作品集 管弦楽を伴うヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.43 悲歌と踊り Op.45/幻想曲 Op.56/ゾルハウクの祭り ピアノ協奏曲 Op.31/ヴァイオリン協奏曲/チェロ協奏曲 Op.42 チェロ協奏曲 Op.52/チェロ協奏曲イ短調/スケルツォ 交響曲 Op.44/同 Op.36a/同 Op.46 |
サシュコ・ガヴリーロフ(Vn) ユリウス・ベルガー、 ダヴィート・ゲリンガス(Vc) フォルカー・バンフィールド(P) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 バンベルクso. ミュンヘンpo. | |
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942): 交響曲第1番/第2番/第3番 |
ゲオルゲ・アレクサンダー・ アルブレヒト指揮 フィルハーモニア・フンガリカ | |
ブゾーニ:クラリネットのための室内楽作品集 夕べの歌/アンダンティーノ/二重奏曲ホ短調/序奏と悲歌 悲歌 変ホ長調/セレナード K.108/ソロ Op.33 クラリネット・ソナタ Op.138/組曲 Op.10〜No.1/2/4/5/6 組曲 K.176 |
ディーター・クレッカー(Cl) ヴェルナー・ゲヌイト(P) コンソルティウム・クラシクム | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.1 | アンドレアス・シュミット(Br) コード・ガーベン(P) | |
J.C.バッハ: ピアノ三重奏曲 Op.2 Nos.1-6(T.13,1)/同 Op.15 Nos.1-2 |
トリオ1790 | |
クシェネク:交響曲第2番 | 浮ヶ谷孝夫指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
ブルックナー:ピアノ作品集 思い出 変イ長調(1860頃)/幻想曲ト長調(1868) ランセ=カドリーユ(1850頃)/カドリーユ(4手;1856頃)(*) ソナタ楽章ト短調(1861-1862) シュタイアーメルカー ト長調(1850頃) 秋の夕べの静かな思い 嬰ヘ短調(1863) 小品 変ホ長調(1856頃) 4手ピアノのための小品集(1952-1954)(*) |
ヴォルフガング・ブルンナー(P) ミヒャエル・ショッパー(P;*) | |
珍企画貴重盤。バス歌手のショッパーが連弾に参加しているのもおもしろい。 | ||
ジングフォニック・コンサート・コレクション Vol.2 コダーイ、ラッスス、メンデルスゾーン、プーランク、 レーガー、シューベルト、ヴィラ=ロボス、作曲者不詳の作品 |
ジングフォニカー | |
ビーバー:歌劇「アルミニオ」 | バルバラ・シュリック(S) クセニア・メイヤー(Ms) マルクス・フォルスター(CT) ゲルト・テュルク(T) ゴットホルト・シュヴァルツ(B) 他 ヴォルフガング・ブルンナー指揮 ザルツブルガー・ホフムジーク | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.4 | ガブリエーレ・ロスマニート(S) コード・ガーベン(P) | |
ヒンデミット: 室内音楽第6番(ヴィオラ・ダモーレ協奏曲)(*) 室内音楽第7番(オルガン協奏曲)(+) オルガン協奏曲(1962)(+) |
ブレット・ディーン (ヴィオラ・ダモーレ;*) ロザリンデ・ハース(Org;+) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 フランクフルト放送so. | |
カンチェリ:交響曲第2番/第7番 | ミハエル・ユロフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
ブゾーニ: 弦楽四重奏曲 Op.19/同 Op.26 |
ペレグリーニSQ | |
イグナツ・ホルツバウアー(1711-1783): 歌劇「ギュンター・フォン・シュヴァルツブルク」 |
クラリー・バルタ、 クラロン・マクファデン(S) クリストフ・プレガルディエン、 ローベルト・ヴェルレ(T) ミヒャエル・ショッパー(B) ミヒャエル・シュナイダー指揮 Ens.ラ・スタジオーネ・ フランクフルト | |
シェルシ:クラリネットのための作品全集 Ixor I-IV / Ko-Lho(フルートとクラリネットのための) Kya(クラリネットとアンサンブルのための) Maknongan(バス・クラリネットのための) Preghiera per un' ombra フルートとクラリネットのための組曲/3つの小品 |
デイヴィッド・スメイヤーズ(Cl) スザンネ・モーア(Fl) ジョルト・ナジ指揮 アンサンブル・アドヴァンス | |
ザンクトガレン修道院図書館所蔵譜によるグレゴリオ聖歌集 | ゴデハルト・ヨッピヒ指揮 ジングフォニカー | |
J.C.バッハ:交響曲集 T.7 Nos.1-6(Op.3) | アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ヴォルフ=フェラーリ: リスペッティ(恋愛詩集) Op.11(*)/ Op.12(*) イタリア語歌曲集〜抜粋(*) 即興曲集 Op.13/ピアノ小品集 Op.24 |
イヴ・イェニッケ(Ms;*) ブルーノ・カニーノ(P) | |
ヴォルフ=フェラーリ: ヴァイオリン協奏曲 Op.26(*) セレナード変ホ長調 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn;*) アラン・フランシス指揮 フランクフルト放送so. | |
リヒャルト・ヴェッツ(1875-1935):交響曲第1番 | ローラント・バーダー指揮 クラクフpo. | |
マティアス・ゲオルク・モン(1717-1750):シンフォニア集 ニ長調/変ホ長調/ト長調/イ長調/ロ長調/ロ長調(4声) |
ミヒ・ガイク指揮 ラルパ・フェスタンテ・ ミュンヘン | |
ヘンデル:歌劇「アルミーラ」 | リンダ・ジェラード、 アン・モノイヨス、 パトリシア・ロザリオ(S) クリスティアン・エルスナー、 ジェイミー・マクドゥーガル、 ダグラス・ナスラウィ(T) オラフ・ヘイ デイヴィッド・トマス(B) アンドルー・ ローレンス=キング指揮 フィオリ・ムジカーリ・ブレーメン | |
ローベルト・フォルクマン(1815-1883):ピアノ二重奏作品集 行進曲集 Op.40/音楽の絵本/ロンディーノとマーチ=カプリース ソナチナ Op.57/ハンガリーのスケッチ Op.24 |
ラリッサ・コンドラチェヴァ、 ラインハルト・シュミーデル(P) | |
ベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996): クロニカ/交響的シャコンヌ/チェロ協奏曲(*) |
ダヴィート・ゲリンガス(Vc:*) マティアス・ハウスマン指揮 マグデブルクpo. | |
ヴォルフ=フェラーリ: チェロ協奏曲 Op.31(*) 小交響曲 Op.28 |
グスタフ・リフィニウス(Vc;*) アラン・フランシス指揮 フランクフルト放送so. | |
ドニゼッティ: 弦楽四重奏曲第10番/第11番/第12番/序奏ニ長調 |
Ens.レヴォリューショナル・ ドローイング・ルーム | |
ドニゼッティ: 弦楽四重奏曲第13番/第14番/第15番 |
Ens.レヴォリューショナル・ ドローイング・ルーム | |
ペッテション:交響曲第2番/交響的楽章 | アラン・フランシス指揮 BBCスコットランドso. | |
ドニゼッティ: 弦楽四重奏曲第16番/第17番/第18番 |
Ens.レヴォリューショナル・ ドローイング・ルーム | |
ヒンデミット: 弦楽三重奏曲第1番/第2番 |
ドイツ弦楽トリオ | |
ペッテション:交響曲第5番/交響曲第16番 | ジョン・エドワード=ケリー (Sax) アラン・フランシス指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
ペッテション:交響曲第10番/交響曲第11番 | アラン・フランシス指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
ヒンデミット:弦楽四重奏曲全集 第1番−第17番 |
デンマークSQ | |
16人の作曲家による詩篇第116篇に基づくモテット集 シュッツ、アルテンブルク、デマンティウス、エーリヒ、 プレトリウス、R.ミヒャエル、T.ミヒャエル、Ch.ミヒャエル、 D.ミヒャエル、グロー、ゲンスレフ、クラウセ、フィノルト、 M.フランク、トロスト、シャインの作品 |
ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 アルスフェルト・ヴォーカルEns. ムジカ・フィアタ・ケルン | |
ラフ(1822-1882): 交響曲第7番「アルプスで」 歓呼序曲 |
ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 フィルハーモニア・フンガリカ | |
交響曲作家としての全貌が徐々に見えてきたラフ。雄大さを感じさせる 「ラフ版・アルプス交響曲」は、高地でのハイキングをイメージした楽章などから成っている。 同時収録の序曲は現イギリス国歌をモティーフにした祝典作品。 | ||
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 | タチヤナ・ソティン(S) トマス・コーバー(T) ロビ ン・グリットン指揮 ベルリン放送cho. | |
バッハ:ルカ受難曲 BWV246,Anh.II,30(偽作) | モナ・シュペーゲレ(S) クリスティアーネ・イーフェン (A) ハリー・ファン・ベルネ、 ルーファス・ミュラー(T) マルクス・ザントマン、 シュテファン・ シュレッケンベルガー(B) ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 アルスフェルト・ヴォーカルEns. ブレーメン・バロックo. | |
ルネサンスの精神 ドゥリヒウス、フィンク、グライター、ハスラー、イザーク、 ジョスカン、ラッスス、ゼンフル、シュトルツァー、スザート、 J.ヴァルター、ヴィラールト、他の作品 |
マンフレート・コルデス指揮 Ens.ヴェーザー・ルネサンス | |
トマス・シュトルツァー(1475-1625): ミサ・ドゥプレクス・ペル・トートゥム・アンヌム ミサ・キリエ・スンムム〜アニュス・デイ 8つの旋法の旋律〜第4旋法の旋律/第5旋法の旋律 詩篇第33篇/第46篇/第120篇 |
マンフレート・コルデス指揮 Ens.ヴェーザー・ルネサンス | |
ラロ: 交響曲ト短調/ディヴェルティスマン 管弦楽のための狂詩曲/スケルツォ ニ短調 |
ジャンカルロ・アンドレッタ指揮 バーゼルso. | |
クロンマー:ファゴット四重奏曲 Op.46 No.1/2 モーツァルト:ファゴット・ソナタ K.292 |
エッカルト・ヒュープナー(Cl) ヨハネス・リュティー、 ステュアート・イートン(Va) ラインハルト・ラツコ(Vc) | |
J.C.バッハ:6つの交響曲 Op.6 (T.7,2 No.1-6) | アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
J.C.バッハ:6つのチェンバロ協奏曲 Op.1 (T.9,1 No.1-6) | アントニー・ハルステッド (Cemb)指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):序曲集 Vol.2 「An allen ist Hütchen shuld」〜前奏曲/森の情景/ワルツ 「Der Bärenhäuter」〜第1幕前奏曲/第3幕前奏曲/悪魔の踊り 「Das Flüchlein, das jeder mitbekam」〜前奏曲 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
ヒンデミット:管弦楽作品集 映画音楽「嵐と氷の中で」〜抜粋/室内音楽第1番 Plöner Musiktag〜抜粋/弦楽のための小品 Op.44 No.4 フランス舞踏組曲 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 タスマニアso. | |
999 302-2 廃盤 |
ヒンデミット:クラリネットのための室内楽作品集 クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための四重奏曲 クラリネット・ソナタ Plöner Musiktag〜クラリネットとヴァイオリンのための二重奏曲 |
アンサンブル・インカント |
マックス・フォン・シリングス(1868-1933): 歌劇「モナ・リザ」 |
ベアテ・ビランジヤ(S) 他 クラウスペーター・ザイベル指揮 キールpo. キール歌劇場cho. | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.3 | ローマン・トレケル(Br) コード・ガーベン(P) | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.7 | アンドレアス・シュミット(Br) コード・ガーベン(P) | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.6 | クルト・モル(Br) コード・ガーベン(P) | |
ドホナーニ: ヴァイオリン協奏曲第1番(*) アメリカ狂詩曲 Op.47 |
ウルフ・ヴァリン(Vn;*) アラン・フランシス指揮 フランクフルト放送so. | |
E.T.A.ホフマン(1776-1822): ピアノ大三重奏曲/ ソプラノ、テノールとピアノのための 6つのイタリア二重奏曲/ ハープ五重奏曲 |
ラーヴェンスブルク・ べートーヴェン三重奏団 ドロシー・ミールズ(S) ヤン・コボウ(T) ヴォルフガング・ ブルンナー(P) イザベル・モレッティ(Hp) パリSQ | |
ドイツ・ロマン派の文学者としても知られるこの作曲家に、cpoも注目してピアノ曲などを紹介している。作風はベートーヴェンのスタイルに近くドイツ音楽の真髄とさえ言えるもので、 ほとんど無名であるのが不思議なほど。 | ||
レオポルト・コジェルフ(1747-1818): トリオ・ソナタ P.9 No.14/15/18 |
トリオ1790 | |
アルマン=ルイ・クープラン(1725-1789): クラヴサン曲集(1751)〜抜粋 |
ハラルト・ヘーレン(Cemb) | |
ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全集 変ホ長調 Op.11 No.1/ニ長調 Op.11 No.2/ホ調/ハ調 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) ベネディクト・ケーレン(P) | |
999 314-2 廃盤 |
ミスリヴェチェク 八重奏曲第1番/第2番/第3番 ハイドン:ディヴェルティメント ヘ長調 Hob.2 No.F7(パルティータ) |
A.シュヴァイツァー 八重奏団 |
管楽五重奏曲集 クルターク:五重奏曲 Op.2 リゲティ:バガテル集(1953)/管楽五重奏曲集 ヴェレス:ディプティク/管楽ソナタ(1931) |
A.シュヴァイツァー 五重奏団 | |
ヘルマン・ゲッツ(1840-1876): 歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」序曲 序曲「春」/葬送歌(*)/詩篇第137篇(+) |
ステファニー・スティラー(S;+) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. 同cho.(*/+) | |
レーガー:歌曲集 | イリス・フェルミリオン(Ms) ペーター・シュタム(P) | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.2 | イリス・フェルミリオン(Ms) コード・ガーベン(P) | |
E.T.A.ホフマン(1776-1822):ピアノ・ソナタ集 AV.22/27/29/30/40 |
ヴォルフガング・ブルンナー(P) | |
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):歌劇「反キリスト者の破滅」 | リヒャルト・デッカー(T) 他 ライナー・コッホ指揮 ビーレフェルトpo. ビーレフェルト歌劇場cho. | |
ヘンツェ: ピアノ協奏曲第2番(1967)(*)/ 管弦楽のための「テレマニアーナ」 |
ロルフ・プラッゲ(P;*) ゲルハルト・マルクソン指揮 ヘルフォルト北西ドイツpo. | |
「ピアノ協奏曲第2番」はかつての前衛音楽を彷彿とさせるが、「テレマンニアーナ」は題名通りテレマンの作品を、絶妙のオーケストレーションで20世紀に蘇らせた習作的な曲。 | ||
ベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996): 「間違いの喜劇」序曲/ギリシャ組曲 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):オジェラーラ(*) |
ベアテ・ビランジヤ(S;*) ラインラント=プファルツ国立po. | |
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第19番/第22番 | ライナー・クスマウル(Vn) ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・ カンマーフィルハーモニー | |
フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):預言者エレミヤの哀歌 | メヒティルト・バッハ、 モニカ・フリンマー(S) マルガレーテ・ヨスヴィヒ(A) ペーター・ノイマン ケルン室内cho. コレギウム・カルトゥシアヌム | |
ディーリアス:歌劇「村のロミオとジュリエット」 | エヴァ=クリスティーネ・ ライマー(S) カーステン・ルス(T) 他 クラウスペーター・ザイベル指揮 キールpo. キール歌劇場cho. | |
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):弦楽四重奏曲集 Vol.2 Op.4 No.1 / Op.10 No.1 / Op.46 No.3 |
マンデルリングSQ | |
ヒンデミット:歌曲集 コックスの詩による2つの歌曲/8つの歌 Op.18 9つの英語の歌〜月/沼地で歌う アールガウ方言による6つの歌 Op.5 歌曲集「マリアの生涯」 Op.27 |
ルート・ツィーザク(S) ウルリヒ・アンゼンローア(P) コード・ガーベン指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
ヒンデミット: 小カンタータ「セレナード」 Op.35 (ソプラノ、オーボエ、ヴィオラ、チェロのための)/ イングリッシュホルンとピアノのためのソナタ/ オーボエとピアノのためのソナタ/ ピアノ、ヴィオラと ヘッケルホルンのための三重奏曲 Op.47 |
ルート・ツィーザク(S) ラヨス・レンチェス (Ob/Ehr/ ヘッケルホルン) ギュンター・ トイフェル(Va) アンスガー・ シュナイダー(Vc) ショシャナ・ ルディアコフ(P) | |
ミヒャエル・ハイドン:男声のための重唱曲集 夕べの歌/別れの歌/他 |
ジングフォニカー | |
レーヴェ:歌曲とバラード集 Vol.5 | エディト・マティス(S) コード・ガーベン(P) | |
999 335-2 廃盤 |
ユスティン・アウグスト・ユスト(1750-1791): 6つのピアノ三重奏曲 Op.6 |
トリオ1790 |
マイアベーア: 劇付随音楽「Struensee」/ 歌劇「預言者」〜バレエ音楽/ 歌劇「アフリカの女」序曲 |
ミヒャエル・ユロフスキ指揮 北ドイツ放送 ハノーファーpo. 北ドイツ放送cho. | |
シェック:管弦楽作品集 ホルン協奏曲 Op.65/前奏曲 Op.48 オーボエ、イングリッシュホルンと 弦楽のためのセレナード Op.27/ 組曲 Op.59 |
シルヴィア・ ザバレッラ(Ob) マルティン・チュルヒャー (Ehr) ブルーノ・ シュナイダー(Hr) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ムジークコレギウム・ ヴィンタートゥール | |
アントニオ・ロゼッティ(1750?-1792): 弦楽四重奏曲 M.D 9-14(Op.6) |
アリオーソSQ | |
ハンス・アイスラー(1898-1962):室内カンタータと歌曲集 | モニカ・モルデンハウアー(Ms) ガブリエーレ・ロラー(Va) コルネリウス・フンメル(Vc) ベアーテ・ ツェリンスキー(Cl) ダヴィート・スマイヤーズ (Cl/B-Cl) パウロ・アルヴァーレス(P) | |
シェルシ:フルートとピアノのための室内楽作品集 Hyxos / Ilustrazioni(1953)/ Incantesimi(1953)/ Krishna e Radha / PWYLL / Quays / Rucke di Guck |
カリン・レヴァイン(Fl) ピーター・ グレアム・ヴィール(Ob) クリスティ・ベッカー、 ジャチント・シェルシ(P) エディト・ ザルメン(Perc) | |
テオドール・W.アドルノ(1903-1969):弦楽四重奏曲(1921) 弦楽四重奏のための習作/弦楽四重奏のための小品集 ハンス・アイスラー(1898-1962): 前奏曲とフーガ Op.46/弦楽四重奏曲 Op.75 |
ライプツィヒSQ | |
ライネッケ: チェロ・ソナタ Op.42/チェロ・ソナタ Op.89/ チェロ・ソナタ Op.238 |
クラウディス・ヘルマン(Vc) 佐々木彩子(P) | |
シュポア: 2つのヴァイオリンのための3つの協奏的二重奏曲 Op.67 |
ハインツ・シュンク(Vn) ウルリヒ・ペーターセン(Vn) | |
999 344-2 廃盤 |
カバザ・パーカッション・クァルテット Vol.2 ジョン・ケージ(1912-1992):コンストラクションII ハイダー(1930-):ゴング・ゲーム ローラント・シュミット(1959-):B-A-C-H |
カバザ・パーカッションSQ |
ヒンデミット: ミサ/ヴァインヘーバーの詩による12のマドリガーレ |
フリッツ・テル・ヴェイ指揮 アーヘン青年cho. | |
J.C.バッハ:木管楽器のための協奏曲集 Vol.1 ファゴット協奏曲 T.8,3/ フルート協奏曲 T.8,7/ オーボエ協奏曲 T.290,7 |
ジェレミー・ウォード(Fg) レイチェル・ブラウン(Fl) アントニー・ロブソン(Ob) アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
J.C.バッハ:木管楽器のための協奏曲集 Vol.2 ファゴット協奏曲 T.8,12/ フルート協奏曲ト長調/ オーボエ協奏曲 T.287,4 |
ジェレミー・ウォード(Fg) レイチェル・ブラウン(Fl) アントニー・ロブソン(Ob) アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
J.C.バッハ:協奏交響曲集 Vol.1 T.8,1 / T.8.3 / T.8.13 |
アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
レハール:歌曲集 Vol.2 [Dir sing ich mein Lied/Die Naherin/Ruhe/ Ging da nicht eben das Gluck/ Ich hol' dir vom Himmel das Blau/ Im Boudoir/Nimm mich mit, o Herbst/ Trutzlied/Ich war sein Madel/ Das erste Mal/Am Bache im Gras/ Ich hab' ein Huglein im Polenland/ Voruber/Sari/Nachtlichter-Marsch/ Kommm, die Nacht gehort der Sunde] |
ブリギッテ・リンドナー(S) クリスティアン・ エルスナー(T) コード・ガーベン(P) | |
Vol.2は999 432-2。 | ||
C.P.E.バッハ: チェンバロ協奏曲 Wq.30 /チェンバロ協奏曲 Wq.37 / チェンバロ協奏曲 Wq.38 |
ルトガー・レミー(Cemb)指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
イーシル・スミス(1858-1944): 弦楽四重奏曲ホ短調/ 弦楽五重奏曲 Op.1 |
ヨアヒム・グリースハイマー (Vc) マンハイムSQ | |
ハーコン・ベレセン(1876-1954): 交響曲第2番/交響曲第3番 |
オレ・シュミット指揮 フランクフルト放送so. | |
999 354-2 価格帯:B 廃盤 |
ミヨー: 交響曲第10番/交響曲第11番/交響曲第12番 |
アラン・フランシス指揮 バーゼル放送so. |
分売は廃盤ですが、「交響曲全集」BOX化されて再発されています(999 656-2)。 | ||
レーヴェ: ピアノ・ソナタ Op.32/ ピアノ・ソナタ Op.16(第2楽章歌付き版)/春 Op.47 |
ハイディ・ヴォルフ(S) ディートリヒ・ ヘンシェル(Br) コード・ガーベン(P) | |
ルドルフ・ニルセン(1876-1939): 交響曲第2番/ 抒情的夜想曲/ ヴァイオリンと弦楽のための子守歌 Op.9 |
アレヤンドロ・ルトカウスカス (Vn) オレ・シュミット指揮 フランクフルト放送so. | |
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番/第2番 | ペーター・オルト(P) アウリンSQ | |
エルンスト・クシェネク(1900-1991): 交響曲第1番/交響曲第5番 |
浮ヶ谷孝夫指揮 北ドイツ放送 ハノーファーpo. | |
ハリソン・バートウィスル(1934-): 弔歌「オルフェウスの死」(*)/ リテュアル・フラグメント/シークレット・シアター |
ロースマリー・ハーディ(S;*) ヨハネス・カリツケ指揮 ムジークファブリーク・NRW | |
ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890): 田舎の夏の日/序曲「オシアンの余韻」/ ハムレット/ホルベルギアーナ |
オレ・シュミット指揮 ラインラント=プファルツ 州立po. | |
999 363-2 廃盤 |
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832): ヴァイオリン・ソナタ全集 [Op.33/ Op.64/ Op.79 No.1-3] |
ドラ・ブラチュコヴァ(Vn) アンドレアス・ マイヤー=ヘルマン(P) |
プフィツナー:歌曲全集 Vol.2 Op.4/ Op.7/ Op.8/ Op.9/ Op.10/深いあこがれ |
ユリー・カウフマン(S) クリストフ・ プレガルディエン(T) アンドレアス・シュミット(Br) ミヒャエル・ゲース、 ルドルフ・ヤンセン、 ドナルド・スルゼン(P) | |
グラナドス: スペイン舞曲第6番/歌劇「ゴイェスカス」間奏曲/ マドリガル/ヴァイオリン・ソナタ/ ヴァイオリン・ソナタ/ピアノ三重奏曲 Op.50 |
ラヴァルド・ スコウ・ラーセン(Vn) ラモン・ヤッフェ(Vc) アンドレアス・フレーリヒ(P) ピアノ・トリオ・ ザルツブルク | |
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):音詩集 「幸福」/「あこがれ」/「悪魔に満ちたこの世が」 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ハンブルク州立po. | |
トゥーレ・ラングストレーム(1884-1947): 交響曲第1番/バッカス讃歌/ Varhymn |
ミヒャエル・ユロフスキ指揮 ノールショピングso. | |
トゥーレ・ラングストレーム(1884-1947): 交響曲第2番/ドラマティックな間奏曲 |
ミヒャエル・ユロフスキ指揮 ノールショピングso. | |
トゥーレ・ラングストレーム(1884-1947): 交響曲第3番/交響曲第4番 |
マルク・ファールシェ(Ob) ミヒャエル・ユロフスキ指揮 ノールショピングso. | |
ラハナー:新しいドイツ歌曲集(1577) | マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ヴェーザー・ ルネサンス・ブレーメン | |
カミッラ・デ・ロッシ(1700頃活動): オラトリオ「アブラハムの供物」 |
スサンネ・リデーン(A) ラルフ・ポプケン(C−T) ヤン・シュトレームベルク(T) アンサンブル・ヴェーザー= ルネサンス・ブレーメン | |
ハインリヒ・フォン・ ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):ミサ Op.87 |
バルバラ・ フレッケンシュタイン(S) バルバラ・ミュラー(A) ロドリーゴ・オレーゴ(T) フリーデリク・マルティン(B) ラルフ・オットー指揮 ラインラント=プファルツ 州立po. マインツ・バッハcho. | |
テレマン: ハンブルク海軍本部の音楽(1723)/ 管弦楽組曲 TWV.55:C3 |
ミーケ・ ファン・デル・スラウス(S) ルーファス・ミュラー、 グレアム・プシー(T) クラウス・メルテンス、 ミヒャエル・ショッパー、 デイヴィッド・トマス(B) ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 ブレーメン・バロックo. アルスフェルト声楽Ens. | |
イザーク・ポッシュ(1565?-1622): 「ハルモニア・コンチェルタス」 (27のカンツィオネス・サクレ[聖歌];1623) |
ヴォルフガング・ブルンナー指揮 ザルツブルク・ホフムジーク | |
ヒンデミット:チェロ協奏曲全集 チェロ協奏曲 Op.3/ チェロ協奏曲(1940)/ 室内音楽第3番 |
ダーヴィト・ゲリンガス(Vc) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ブリスベーン・ クイーンズランドso. | |
999 376-2 廃盤 |
ハンフリー・サール(1915-1982): 交響曲第2番/交響曲第3番/交響曲第5番 |
アラン・フランシス指揮 BBCスコティッシュso. |
777 131-2で再発売されました。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):序曲集 Vol.3 「Banadietrich」序曲/「Bruder Lustig」〜4つの管弦楽曲/ 「Herzog Wildfang」序曲/「Schwarzschwanenreich」序曲/ 「Wahnopfer」〜第1幕前奏曲/第2幕前奏曲 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ 州立po. | |
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):序曲集 Vol.3 「Heidenkoenig」〜Glaube / Das Kpalofest/ 「Rainuff und Adekasia」序曲/「Sonnenframmen」序曲/ 「Sternengebot」〜第1幕前奏曲/第2幕前奏曲/第3幕前奏曲/ 「Huldigungsmarsch |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ 州立po. | |
ミヒャエル・ハイドン: 交響曲第34番〜第39番 P.26-31 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーpo. | |
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806): 交響曲第33番/交響曲第23番/交響曲第1C番/交響曲第22番 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツco.(ノイス) | |
チャールズ・シェアマン編集の新エディション・スコアを用いて録音。既発売の交響曲シリーズ続編最新盤であり、小編成で小気味の良い演奏が大きな特徴となっている。 | ||
カール・ゴルトマルク(1830-1915): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.1 組曲 Op.11/組曲 Op.43 |
ウルフ・ヴァリン(Vn) ブルーノ・カニーノ(P) | |
ボッケリーニ:6つのフルート五重奏曲 Op.55(G.431-436) | ミヒャエル・ファウスト(Fl) アウリンSQ | |
フルート五重奏曲は、多くのフルート奏者が演奏・録音してきた、古典派の名作。 | ||
J.C.バッハ:交響曲集 Op.6 No.1/ T.7,3 No.2-4/ ヘ長調/ シンフォニア・ヴェニエル第46番(1)/ シンフォニア・ヴェニエル第46番(2) |
アントニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ベンジャミン・フランケル(1906-1973): クラリネットのための室内楽作品集 11楽器のためのバガテル/ 早朝の音楽/ ピアニッシモ小品集/ クラリネット五重奏曲 Op.48/ 三重奏曲 Op.10 |
ポール・ディーン(Cl) マルクス・シュトッカー(Vc) ダンカン・トルミー(Ob) リーサ・ディーン(Fg) ケヴィン・パワー(P) オーストラリアSQ クイーンズランドso. チェンバー・プレイヤーズ | |
プロコフィエフ:バレエ「石の花」 Op.118 | ミヒャエル・ユロフスキ指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
ローゼンミュラー(1619-1684): ソロ・カンタータとトリオ・ソナタ集 「エテルネ・デウス」/「それはわが喜び」/ 「Treiffet ihr Himmel」/ 「エレミヤ哀歌「より [聖木曜日のための第2/第3のレクツィオ/ 聖金曜日のための第3のレクツィオ]/ ソナタ [第2番/第4番/第10番/ホ短調/ト短調] |
イングリート・ シュミットヒューゼン(S) アンサンブル・ パルナッシ・ムジチ | |
ルネサンスの愛の歌 ボッテガーリ、カローゾ、ダウランド、フエンリャーナ、 ハウスマン、モーリー、ムダーラ、オルティス、ザックス、 トロンボンチーノ、ヴェッキ、作曲者不詳の作品 |
ハルトムート・ ハイン(Br) ヘドス・アンサンブル | |
トッホ(1887-1964): 交響曲第5番/交響曲第6番/交響曲第7番 |
アラン・フランシス指揮 ベルリン放送so. | |
フランツ・イグナーツ・ベック(1734-1809): 交響曲集 Op.3 No.3-5 |
ミヒャエル・ シュナイダー指揮 アンサンブル・ ラ・スタジオーネ | |
ゲオルク・マティアス・モン(1717-1750): チェンバロ協奏曲 ニ長調(*)/ チェンバロ協奏曲ト短調(*)/ ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調(+)/ チェロ協奏曲ト短調(#) |
ザビーネ・ バウアー(Cemb;*) マリー・ウティガー(Vn;+) ライナー・ ツィパーリング(Vc;#) ミヒャエル・ シュナイダー指揮 アンサンブル・ ラ・スタジオーネ | |
グロリア・コーツ(1938-): 交響曲第1番(*)/ 交響曲第4番(+)/ 交響曲第7番(#) |
エルガー・ ハワース指揮(*) バイエルン放送so.(*) ヴォルフ=ディーター・ ハウシルト指揮(+) ゲオルク・W. シュメーエ指揮(#) シュトゥットガルトpo.(+/#) | |
J.C.バッハ:ベルリンのチェンバロ協奏曲集 Vol.1 [ニ短調/ヘ短調/変ロ長調] |
アントニー・ハルステッド (Cemb)指揮 ハノーヴァー・バンド | |
レーガー: チェロ・ソナタ第3番/チェロ・ソナタ第4番 |
ライムント・ コルップ(Vc) ルドルフ・マイスター(P) | |
モダーンへの道 シェーンベルク:弦楽四重奏曲第3番 |
ブーフベルガーSQ | |
H.ブーフベルガーによる作品紹介と演奏例付き。 | ||
ハンザ同盟の結婚式用モテット集 エッカルト、ラフン、ショープ、シュルツ、シュテッフェンス、 シュトボイス、スヴェーリンク、ヴィエルダンクの作品 |
マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
999 397-2 廃盤 |
シューベルト:男声合唱曲集 Vol.1 サリエーリ氏の50歳祝賀に寄せて/坑夫の歌 D.268/ 小舟の歌 D.835/小さな村 D.598/春の歌 D.740/ 愛の心 D.747/ゴンドラの漕ぎ手 D.809/昔を今に D.710/ 月の光 D.875/晴れた夜 D.892/ナイチンゲール D.724/ 自然の喜び D.422/羊飼い娘 D.513/ポンスの歌 D.277/ 酒宴の歌 D.75/同 D.148/同 D.267/同 D.356/反抗 D.865/ すてきな夜に D.903 |
ジングフォニカー |
999 398-2 廃盤 |
シューベルト:男声合唱曲集 Vol.2 春に寄す D.338/時に三相あり D.43/同 D.69/ 限りなき喜び D.51/痛ましき嘆きも去って D.53/ 限りなき喜び D.54/愛による至福 D.55/ さすらう巡礼者はここに身を横たえて D.57/ その旗こそ雷の嵐を支配せよ D.58/ 誠実な夫婦は相抱いてここに D.60/ 朝の生気はさわやかに息づく D.67/ 水の上に歌う聖霊の歌 D.538/恋 D.983a/ サルヴェ・レジーナ D.811/憧れ D.656/ 若々しい五月の生気 D.61/高貴な座にすわって D.62/ 険しき星の道を D.63/堂々たる太陽の駿馬らは D.64/ 徳への二つの道 D.71 |
ジングフォニカー |
シューベルト:男声合唱曲集 Vol.3 吟遊詩人の歌 D.147/永遠の愛 D.825a/逃走 D.825b/ 春の歌 D.709/同 D.914/墓と月 D.893/ 涙ぐみて D.131a/人生は夢 D.269/夜 D.983,4/ 夜の音楽 D.848/夜のセレナード D.635/強盗の歌 D.435/ 憩え、この世のすばらしい幸 D.657/静かな歌 D.916/ 16世紀からの酒宴の歌 D.847/苦しみは消え去った D.88/ 憂愁 D.825/酒と恋 D.901 |
ジングフォニカー | |
シューベルト:男声合唱曲集 Vol.4 追憶 D.423/はるかなる人 D.331/隠者の庵 D.337/ 回想 D.424/漁師の歌 D.364/春の歌 D.243/ 聖霊の踊り D.494/黄金の輝き D.357/若者の喜び D.483/ アリ・ベイの嘆き D.140/木の葉が愛をささやく D.988/ 野外の歌 D.572/五月の歌 D.129/同 D.130/ 戦いの歌 D.443/墓掘り人の歌 D.38/ 五月の酒宴の歌 D.427/冬の酒宴の歌 D.242/ こだま D.428/ようこそいとしく美しい五月よ D.244/ 輪舞に D.983b |
ジングフォニカー | |
ボッケリーニ:交響曲集(全28曲) [Op.7/Op.10-4/Op.12 Nos.1-6/Op.21 Nos.1-6/ Op.35 Nos.1-6/Op.37 Nos.1, 3, 4/Op.41/ Op.42/Op.45] |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー | |
分売のVol.1〜Vol.8をセットにしたもの。 | ||
コルンゴルト:歌劇「ポリクラテスの指輪」 | ベアーテ・ビランジア(S) キルステン・ブランク(S) ユルゲン・ザッハー(T) エンドリク・ ヴォトリヒ(T) ディートリヒ・ ヘンシェル(Br) クラウスペーター・ ザイベル指揮 ベルリン・ドイツso. | |
シュポア: ヴァイオリン協奏曲第1番/ ヴァイオリン協奏曲第14番/ ヴァイオリン協奏曲第15番 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・ フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
マックス・フォン・シリングス(1868-1933): 交響的幻想曲/歌劇「イングヴェルデ」〜第2幕前奏曲/ 音楽悲劇「モーロホ」〜収穫祭/歌曲集 Op.22(*) |
ローベルト・ヴェーレ(T;*) シュテファン・ゾルテス指揮 ベルリン放送so. | |
シュッツ(1585-1672):カンツィオネス・サクレ(1625) | マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
ヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954): 弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番 |
アウリンSQ | |
バッハ:「シェメッリ歌曲集」からの宗教的歌曲集 BWV.439-441/444-448/450-454/456-470/472-476/478/ 479/481-486/488/490/492/493/495-497/499-507 |
バルバラ・シュリック(S) クラウス・メルテンス(Br) ヴァウター・メラー(Vc) ボブ・ファン・アスペレン (Cemb/Org) | |
ディートリヒ・ベッカー(1623-1679): ソナタと組曲集 第1巻(1674)〜第1-3番/第5-8番 |
アンサンブル・ パルナッシ・ムジチ | |
レーヴェ(1796-1869):歌曲・バラード全集 Vol.15 アダム・ミツキェヴィチの詩による7つのポーランドのバラード サウルとサムエル/最後の戦いの前のサウル/センナケブリの敗北 サウル/エリプハァの顔/彗星/ドイツの舟歌/農民の生活/老王 |
ウルスラ・クリゲル(S) トーマス・モーア(Br) コード・ガーベン(P) | |
ポーランドの詩人ミツキェヴィチの詩に感銘を受けて書かれたバラード他、ヘブライの物語を素材にしたバラードを収録。 「7つのポーランドのバラード」は他の録音も極めて少ない貴重な、そして重要な作品。 | ||
レーヴェ:歌曲&バラード全集 Vol.12 賢夫と良妻/死の舞踏/断崖のグレゴル/ つばめのおとぎ話/恋に落ちたこふきこがねむし/ カッコー/ハイネの詩集への歌曲/村の教会/ 盗賊/ヘジラの奇跡 |
イヴィ・イェニケ(Ms) コード・ガーベン(P) | |
ハンブルク国立歌劇場などで活躍する新鋭、ヤーニケを起用して、ゲーテのバラードに付曲した歌曲集「断崖のグレゴル」ほか、メゾの深みを味わえる作品を集めている。 | ||
レーヴェ:歌曲・バラード全集 Vol.14 [宿屋のおかみさんの娘/荒れ果てた水車小屋/ 歌曲集第6部〜「娘たちは風のようだ」Op.9-4/ 宝掘りをする男/歩き回る鐘/ピサの修道士/認識/]他 |
クルト・モル(B) コード・ガーベン(P) | |
名バス、クルト・モルが味わいのあるレーヴェを聴かせる。 | ||
レーヴェ(1796-1869):歌曲・バラード全集 Vol.17 白鳥の乙女/修道院の井戸で/花のバラード/ 恋する羊飼の娘スカピーネ/ムンメル湖/歌/小さな船乗り/ 幼い処女アニカ/化粧室の中の女神/エルフの女王/変化/ 人間の宿命/化粧台のグルヒンデ |
ジュリー・カウフマン(S) コート・ガーベン(P) | |
CPOでもプフィッツナーの歌曲集などでおなじみの歌手によるセレクション。「白鳥の乙女」、「幼い処女アニカ」といったおとぎ話風の歌を中心に、 ソプラノ歌手だった娘のために書いた「花のバラード」などを収録。 | ||
レーヴェ:歌曲&バラード集 Vol.8 | イリス・ ヴェルミリオン(Ms) コード・ガーベン(P) | |
レーヴェ:歌曲&バラード集 Vol.9 | クリストフ・ プレガルディエン(T) コード・ガーベン(P) | |
C.P.E.バッハ: 交響曲 Wq.173-175/Wq.178/Wq.180 |
ルトガー・レミー指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
ピリオド楽器使用。 | ||
テレマン: クリスマス・カンタータ「主は示現せり」/ クリスマス・オラトリオ 「羊飼いたちはベツレヘムの飼葉桶のところに」/ クリスマス・カンタータ 「見よ、われ汝等に大いなる喜びを告げん」 |
コンスタンツェ・ベッケス(S) メヒティルト・ゲオルク(A) アンドレアス・ポスト(T) クラウス・メルテンス(B) ルトガー・レミー指揮 ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. ミヒャエルシュタイン室内cho. | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ベンジャミン・フランケル(1906-1973):弦楽四重奏曲全集 第1番−第5番 |
ノモスSQ | |
ベンジャミン・フランケル(1906-1973): ヴァイオリン協奏曲 Op.24(+)/ ヴィオラ協奏曲 Op.45(*)/ セレナータ・コンチェルタンテ Op.37 (ヴァイオリン、チェロ、ピアノと管弦楽のための)(#) |
ウルフ・ヘルシャー(Vn;*) ブレット・ディーン(Va;+) アラン・スミス(Vn;#) デイヴィッド・レイル(Vc;#) スティーヴン・ エマーソン(P;#) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ブリスベーン・ クイーンズランドso. | |
レハール:交響的作品集 ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲 ロ短調(*)/ ドナウの伝説(ワルツ)/ある幻影;わが青年時代/ 熱(テノールと管弦楽のための音詩)(+)/ 浅瀬渡り(ピアノと管弦楽のための交響詩)(#)/ タチヤナ(前奏曲とロシア舞曲) |
ラティカ・ホンダ= ローゼンベルク(Vn;*) ロバート・ガンビル(T;+) フォルカー・ バンフィールト(P;#) クラウスペーター・ ザイベル指揮 NDRハノーファー・ラジオpo. | |
ヴェルディ:ロマンスとカンツォネッタ集 6つのロマンス(1838)/6つのロマンス(1845)/ アヴェ・マリア/亡命者/乞食/誘惑/ストルネッロ |
ニン・リャン(Ms) コード・ガーベン(P) | |
ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890)& ヨハン・ペータ・エミル・ハートマン(1805-1900)共作: バレエ「民話」 |
ハリー・ダムスゴー指揮 デンマーク放送so. | |
ジークフリート・ワーグナー: ヴァイオリン協奏曲(*)/ フルートと小管弦楽のための小協奏曲 ヘ長調(+)/ 歌劇「聖なる菩提樹」〜第2幕前奏曲/ 歌劇「山の精」〜第2幕前奏曲/ 分厚くて栄養たっぷりのホットケーキの物語(バラッド)(+) |
アンドレア・ リーバークネヒト(Fl;*) ウルフ・ヘルシャー(Vn;+) ディートリヒ・ ヘンシェル(Br;#) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント= プファルツ州立po. | |
999 428-2 廃盤 |
イサン・ユン(1917-1995): クラリネット五重奏曲第1番(*)/第2番/ 弦楽四重奏曲第6番 |
エドゥアルト・ ブルンナー(Cl;*) アマーティSQ |
テレマン:歌劇「流行好きの悪魔」 |
カミーユ・ファン・ルネン、 アン・モノイヨス、 シュテファニー・スミッツ(S) メヒティルト・ゲオルク(Ms) エリク・ビーゲル(T) カール=クリストフ・ ゲープハルト、 ミヒャエル・ショッパー、 ゴトホルト・シュヴァルツ(B) ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ | |
ピリオド楽器使用。 | ||
シューマン: 幻想曲 Op.17/幻想小曲集 Op.12/幻想小曲集 Op.111 |
フォルカー・バンフィールト(P) | |
レハール:歌曲集 Vol.1 |
ガブリエーレ・ロスマニット、 ハイディ・ヴィルフ(S) イリス・フェルミリオン(Ms) ユルゲン・ザッハー(T) コード・ガーベン(P) イェンス=ペーター・ マインツ(Vc) | |
Vol.2は999 349-2。 | ||
999 433-2 廃盤 |
ジョージ・マクファーレン(1813-1887): 交響曲第4番 ヘ短調/第7番 嬰ハ短調 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 クイーンズランドso. |
ロンドンに生まれ、「英国において最も名声が高く、多方面にわたって著名な作曲家」と当時の新聞に評されたマクファーレン。「イギリスのベートーヴェン」とも言われた彼の作品はドイツにおいてもメンデルスゾーンやワーグナーらによって演奏されたという。 | ||
999 434-2 廃盤 |
ケクラン(1867-1950):ファゴットのための作品集 ファゴット・ソナタ Op.71(*)/ ファゴットとピアノのための小品集 Op.34(*)/ 影絵芝居 Op.193(ファゴットと管弦楽のための12の小品)(+) |
エッカルト・ヒュープナー(Fg) インゲ=スーザン・ レムヒルト(P;*) ローラント・バーダー指揮 バーデン=バーデンSWRso. |
カルク=エーレルト(1877-1933):オルガン作品集 Vol.5 & 6 コラール即興曲集 Op.65〜 [No.6/17/23/24/28/33/36/38/41/42/43/45/47/55/61/64]/ オルガン音楽 Op.145/ソナチネ Op.74/ 交響的カンツォーネ〜第2番 |
ヴォルフガング・ シュトックマイアー(Org) | |
ベートーヴェン:歌曲集 夕べの歌 WoO.150/アデライーデ/遥かなる恋人に/希望に/ 秘めごと/嘆き/声高き嘆き/憩いの歌 Op.52 No.3/ ミニョン Op.75 No.1/グレーテルの戒め Op.75 No.4/ 寂しさの喜び Op.83 No.1/諦め/憧れ 第1作−第4作 |
イリス・フェルミリオン(Ms) ペーター・シュタム(P) | |
ベートーヴェン:管楽器のための室内楽作品集 Vol.2 歌劇「フィデリオ」からのハルモニームジーク/ モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の 「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 ハ長調 WoO.28 (2つのオーボエとイングリッシュホルンのための)/ クラリネットとファゴットのための 二重奏曲 ヘ長調 WoO.27 No.2 |
コンソルティウム・クラシクム | |
ベートーヴェン:管楽器のための室内楽作品集 Vol.3 八重奏曲 変ホ長調 Op.103(各2つのオーボエ、 クラリネット、ホルン、ファゴットのための) 2つのオーボエとイングリッシュホルンのための 三重奏曲 ハ長調 Op.87/ ロンディーノ 変ホ長調 WoO.25(各2つのオーボエ、 クラリネット、ホルン、ファゴットのための) |
コンソルティウム・クラシクム | |
ベートーヴェン:管楽器のための室内楽作品集 Vol.4 六重奏曲 変ホ長調 Op.71 (各2つのクラリネット、ホルン、ファゴットのための)/ 五重奏曲 変ホ長調 Hess.19 (オーボエ、3つのホルンとファゴットンのための)/ 行進曲 変ロ長調 WoO.25 (各2つのクラリネット、ホルン、ファゴットのための) |
コンソルティウム・クラシクム | |
フランツ・クサファー・リヒター(1709-1789): フルート・ソナタ集 フルート、チェロとチェンバロのための 3つの室内ソナタ Op.2 |
カメラータ・ケルン | |
ブラームス:歌曲全集 Vol.1 6つの歌 Op.3/6つの歌 Op.6/6つの歌 Op.7/ 8つの歌とロマンス Op.14 |
ユリアーネ・バンゼ(S) アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
ブラームス:歌曲全集 Vol.2 5つの詩 Op.19/プラーテンとダウマーによる歌 Op.32/ 4つの歌 Op.43/4つの歌 Op.46 |
ユリアーネ・バンゼ(S) アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
20代の若々しい作品を経て、人間の内面や心の葛藤などを知る時期へ。メーリケやダウマーなど、言葉の大切さを感じとった詩による歌曲を生み出したブラームス。2つの弦楽六重奏曲、ピアノ四重奏曲第1&2番、ドイツ・レクイエムなどの傑作と同時期の作品群。 | ||
ブラームス:歌曲全集 Vol.3 「美しきマゲローネ」 Op.33 (ティークのマゲローネによるロマンス) |
アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
ドイツ・リートの歌唱と伴奏の第一人者による注目のブラームス。 | ||
ブラームス:歌曲全集 Vol.4 5つの歌 Op.47/5つの歌 Op.49/7つの歌 Op.48 ダウマーによる歌 Op.57/ |
ユリアーネ・バンゼ(S) アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
ブラームス:歌曲全集 Vol.5 リートと歌 Op.58/リートと歌 Op.59/リートと歌 Op.63 |
ユリアーネ・バンゼ(S) アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
名手3人がおくるシリーズ、当盤は作曲者40歳前後に生まれた作品集。さまざまな詩人の作品を使い(Op.63にはシューマンの息子も登場)、ロマン派歌曲の王道を築き上げた時代のブラームスを知ることができる。 | ||
ブラームス(1833-1897):歌曲全集 Vol.6 9つの歌 Op.69/4つの歌 Op.70/ 5つの歌 Op.71/5つの歌 Op.72 |
アンドレアス・シュミット(Br) ユリアーネ・バンゼ(S) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
交響曲第1番と第2番の間に挟まれた作品番号を持つ4作を収録。いよいよ円熟へと向かうこの時期だけに、 歌詩と音楽との密度やピアノの手法など、聴くべきところが多い。 | ||
ブラームス:歌曲全集 Vol.7 ロマンスと歌曲 Op.84/6つの歌曲 Op.85/ 低音のための6つの歌曲 Op.86/ 低音のための5つの歌曲 Op.94 |
ユリアーネ・バンゼ(S) イリス・ヴェルミリヨン(Ms) アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
スター歌手となったバンゼほか、充実の歌手陣は他レーベルに負けない魅力的な顔ぶれ。ドイチュの深い作品への理解は、各音楽誌でも絶賛されている。 | ||
ブラームス:歌曲全集 Vol.8 7つの歌曲 Op.95/4つの歌曲 Op.96/ 6つの歌曲 Op.97/低音のための5つの歌曲 Op.105 |
ユリアーネ・バンゼ(S) アンドレアス・シュミット(Br) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
この3人によるシリーズもいよいよゴールに近づいた。ブラームス晩年の作品となるこれらの歌曲集は独自の渋さを持っているが、来日のたびに評価が上がる2人の歌手によるロマン派音楽の極致を味わえる。 | ||
コルンゴルト(1897-1957): 映画音楽「真夏の夜の夢」〜組曲 |
セシリア・リンゼイ(S) ミッチェル・ブレート(Ms) スコット・ウィーア(T) マイケル・バート(B) ゲルト・アルブレヒト指揮 ベルリン・ドイツso. ベルリン放送cho. | |
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777): 交響曲 WV.351/WV.413/WV.418/WV.438/WV.441 |
ミヒ・ガイク指揮 オルフェオ・バロックo. | |
ピリオド楽器使用。ウィーンにおいて、ハッセ、グルックと並び称されたヴァーゲンザイルのシンフォニーは、前古典派のスタンダードな作風。西洋音楽史の王道を歩む格調高い音楽が聴ける。 | ||
ブルッフ: 弦楽八重奏曲 変ロ長調/ ピアノ五重奏曲 ト短調(*)/ 弦楽四重奏曲 イ短調 |
イアン・ファウンテン(P;*) アンサンブル・ ウルフ・ヘルシャー | |
「弦楽八重奏曲」と「弦楽五重奏曲」は、最晩年に書かれた秀作。 | ||
レーガー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.1 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調Op.1/ ヴァイオリン・ソナタ第5番 嬰へ短調Op.84] |
ウルフ・ヴァリン(Vn) ローラド・ペンティネン(P) | |
エリット・カーター(1908-):管楽器のための室内楽作品集 フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのためのソナタ/ 木管五重奏曲(1948)/魅入られた前奏曲集/ 練習曲と幻想曲/Esprit Rude/Esprit doux I |
アンサンブル・コントラスツ | |
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1555?-1612): 後期作品集(ドイツの出典による) 汝ら王たちよ聞け/主よ、汝の御名によって/ カンツォーナ第2/おお主よ、わが神/カンツォーナ第3/ 天の軍勢が歓喜しますように/耳を貸したまえ/ カンツォーナ第1/恐れおののきて/カンツォーナ第5/ キリストは昇天せり/カンツォーナ第4/ キリストは死より起き/これこそ神の子 |
ホルガー・アイヒホルン指揮 ムジカリッシェ・コンパニー | |
ピリオド楽器使用。 | ||
アルマ・マーラー=ヴェルフェル(1879-1964): 歌曲全集(*) 5つの歌曲/4つの歌曲/5つの歌 ツェムリンスキー(1872-1942):歌曲集 Op.7 |
ルート・ツィーザク(S) イリス・フェルミリオン(Ms) クリスティアン・エルスナー(T) コート・ガーベン(P) | |
ベネディクト・アントン・アウフシュナイター(1665-1742): 調和ある不調和 Op.2〜6つのセレナード |
ミヒ・ガイク指揮 オルフェオ・バロックo. | |
ゼレンカ(1679-1745):管弦楽作品全集 Vol.1 カプリッチョ第2番 ト長調 ZWV.183/ カプリッチョ第3番 ヘ長調 ZWV.184/ 7つのコンチェルタントトのための ヒポコンドリア イ長調 ZWV.187/ 8つのコンチェルタントのための協奏曲 ト長調 ZWV.186 |
ユルゲン・ゾンネンタイル指揮 ノイ=エレフネーテo. | |
ブルッフ: 弦楽四重奏曲第1番 Op.9/第2番 Op.10 |
マンハイムSQ | |
プフィツナー(1869-1949):歌曲全集 Vol.3 5つのリートOp.11/4つのリートOp.15/ 2つのリートOp.19/2つのリートOp.21/ 月に/不信と慰め |
ユリー・カウフマン(S) イリス・フェルミリオン(Ms) クリストフ・ プレガルディエン(T) アンドレアス・シュミット(Br) アクセル・バウニ、 ミヒャエル・ゲース ルドルフ・ヤンセン ドナルド・スルゼン(P) | |
プフィッツナーの存在価値を歌曲で確立するシリーズ。ドイツ・リートを極めようとした初期の作品群は、作曲者のルーツを知る上でも重要。 | ||
J.C.バッハ:ペルリン・チェンバロ協奏曲集 Vol.2 ホ長調/ヘ短調/ト長調 |
アントニー・ハルステッド (Cemb)指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ルイジ・ケルビーニ(1760-1842):弦楽四重奏曲集 Vol.1 [第1番 変ホ長調/第6番 イ短調] |
アンサンブル・ ハウスムジーク・ロンドン | |
ピリオド楽器使用。ベートーヴェンも絶賛した彼の作品は、現在オペラや交響曲程度しか知られていないが、ケルビーニを知るために、またベートーヴェンへの影響度をはかる上でも貴重なリリース。 | ||
ケルビーニ(1760-1842): 弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第5番 |
アンサンブル・ ハウスムジーク・ロンドン | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ケルビーニ(1760-1842):弦楽四重奏曲全集 Vol.3 第3番&第4番 |
アンサンブル・ ハウスムジーク・ロンドン | |
ピリオド楽器使用。ベートーヴェンと同じ時代に生きたこの作曲家がオペラ以外にも才能を発揮していたことを証明するプロジェクト。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.1 [Hob.XV No.1-6] |
トリオ 1790 | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.2 [Hob.XV No.11-14(第24番−第27番)] |
トリオ 1790 | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.3 第18番/第32番/第33番/第34番 |
トリオ1790 | |
ピリオド楽器使用。好評シリーズの第3弾は、50-60代に作曲された円熟の作品集。特に30番台の3曲はロンドンの出版社と関係を持ち、後期交響曲とも近しい存在。 時代考証を経た演奏もみごとで、スタンダードたりうる一枚だと言える。 | ||
ジングフォニック・セレナード シューベルト:セレナード/ドヴォルザーク:失われた子羊 ラッスス:こんにちは、私の心/いとしのマドンナ サン=サーンス:冬のセレナード 他 |
ジングフォニカー | |
ヨハン・シュターミッツ(ヤン・スタミツ;1717-1757): ミサ・ソレムニス ニ長調/ おお、救いのいけにえ(モテット) 聖母マリアのリタニア ハ長調 |
モニカ・フリンマー(S) シルヴィア・シュリューター(A) ハリー・ファン・ベルネ(T) トム・ソル(B) ヴォルフガング・ヘルビヒ指揮 アルフェルト・ ヴォーカル・アンサンブル ブレーメン・バロックo. | |
オトマール・シェック(1886-1957): 悲歌 Op.36(バリトンと室内管弦楽のための歌曲集) |
アンドレアス・シュミット(Br) ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 ムジークコレギウム・ ヴィンタートゥーア | |
999 477-2 0.5CD価格 価格帯:A 廃盤 |
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.5 マーラー:交響曲第6番 |
ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. |
999 478-2 0.5CD価格 価格帯:A 廃盤 |
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.6 マーラー:交響曲第7番 |
ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. |
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.7 マーラー: 交響曲第9番/ 「子供の魔法の角笛」からの歌曲 |
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms) ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(Br) ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.8 レーガー: 修道女/ロマンティック組曲 |
ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. NDRハンブルクcho. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.10 ベルント・アロイス・ツィンマーマン (1918-1970): アンティフォネン(ヴィオラと25の楽器のための;1961)(*)/ チェロ協奏曲(パ・ド・トロワの形式による;1956/1966)(+)/ 管弦楽のための即興曲(1958)/ フォトプトシス(大管弦楽のための前奏曲;1968) |
エッカルト・シュロイファー (Va;*) ジークフリート・パルム(Vc;+) ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.11 モートン・フェルドマン(1926-1987): フルート協奏曲(1977/1978)(*)/ ピアノ協奏曲(1975)(+)/ オーボエ協奏曲(1976)(#)/ チェロ協奏曲(1972)(**) |
ロスヴィタ・シュテーゲ(Fl;*) ロジャー・ウッドワード(P;+) アルミン・アウセン(Ob;#) ジークフリート・パルム(Vc;**) ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.12 ヘルムート・ラッヘンマン(1935-): ハルモニカ(テューバと大管弦楽のための)(*) ピエール・ブーレーズ(1925-): リテュエル(ブルーノ・マデルナの思い出に;1976) ヴォルフガング・リーム(1952-):捧げもの |
リヒャルト・ハナツキ(Tu;*) ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.13 ジャチント・シェルシ(1905-1988): プラナムI(ソプラノ、12の楽器とテープのための;1972)(*)/ 管弦楽のための4つの小品 ハンス・ツェンダー(1936-): Lo-Shu IV「5つの俳句」 (フルートと弦楽のための:1982)(+)/ カンタータ(1980)(#)/ 時の奔流(管弦楽のための(1974) |
平山美智子(S;*) ハンナ・アウアバッハー(A;#) ロスヴィタ・シュテーゲ(Fl;+) ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. (#以外) アンサンブル・ インテグラツィオン・ ザールブリュッケン のメンバー(#) | |
廃盤の可能性大。 | ||
ハンス・ツェンダー・エディション Vol.14 ハンス・ツェンダー(1936-): 「シル・ハシリム」(1993;全4部)〜第1部/第2部 |
ジュリー・モファット(S) マーティン・ヒル(T) ハンス・ツェンダー指揮 ザールブリュッケン放送so. アムステルダム・ ニュー・ミュージック室内cho. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 交響曲集 Op.9 [第1番 変ロ長調/第2番 変ホ長調(*)/第3番 変ロ長調]/ ジーバー・コレクション(1733)の交響曲 [第1番変ロ長調/第2番 変ホ長調] 交響曲 変ホ長調((*)のクラリネット付き版) |
アントニー・ホルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):序曲集 Vol.2 オラトリオ「ユダヤの王、ジョアス」序曲/ 歌劇「スキピオの慈悲」序曲と行進曲(2曲)/ 歌劇「シリアのハドリアヌス帝」序曲/ 歌劇「ザナイダ」序曲/ 歌劇「カラクタクス」序曲と行進曲(2曲)/ 歌劇「オリオン」序曲/ 交響曲 ニ長調 Op.18 No.1(シュミット版) |
アントニー・ホルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ヨハン・タイレ(1646-1724): 主を畏れる者は幸いなり/われが呼びかけしとき/ 主よ、御身の怒りで/ミサ/二重ソナタ(3声) |
マンフレート・コルデス指揮 ヴェーザー・ルネサンス | |
プフィツナー(1869-1949):歌曲全集 Vol.4 5つのリートOp.22/4つのリートOp.24/ 5つのリートOp.26/4つのリートOp.29 |
ユリー・カウフマン(S) イリス・フェルミリオン(Ms) クリストフ・ プレガルディエン(T) アンドレアス・シュミット(Br) ローベルト・ホル(B) アクセル・バウニ、 ミヒャエル・ゲース、 ルドルフ・ヤンセン、 ドナルド・スルゼン(P) | |
中期の傑作群。特にヘルダーリン、デーメルト、リュッケルト、ゲーテの詩を用いたOp.29はおすすめ。愛する家族たちに捧げるなど、作曲者の生活や内面に迫れる作品も収録している。 | ||
999 491-2 価格帯:B 廃盤 |
プフィツナー(1869-1949):歌曲全集 Vol.5 Op.30/Op.32/Op.33/Op.35/Op.49/Op.41 |
ユリー・カウフマン(S) イリス・フェルミリオン(Ms) ローベルト・ホル(B) アクセル・バウニ、 ルドルフ・ヤンセン、 ドナルド・スルゼン(P) |
1922年-1931年に書かれた作品を収録。 | ||
ヒンデミット: 室内音楽第5番(ヴィオラと大室内管弦楽のための)/ 協奏音楽(ヴィオラと大室内管弦楽のための) Op.48/ 白鳥を焼く男(ヴィオラと小管弦楽のための)/ 葬送音楽(ヴィオラと弦楽のための) |
ブレット・ディーン(Va) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ブリスベーン・ クイーンズランドso. | |
ディーンはベルリン・フィルの首席奏者。 | ||
エルネスト・アルフテル(1905-1989): シンフォニエッタ ニ長調(ヴァイオリン、チェロ、 コントラバスと管弦楽のための;1927)(*)/ ポルトガル狂詩曲(ピアノと管弦楽のための;1938)(+)/ 2つの交響的スケッチ(管弦楽のための;1923/1925) |
アレハンドロ・ ルトカウフカス(Vn;*) ペーター・ヴォルフ(Vc;*) ボルスラフ・フルトク(Cb;*) ユー・ヒー・スー(P) ムハイ・タン指揮 フランクフルト放送so. | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): クラヴィーアとフルートまたはヴァイオリンのための ソナタ集 T.14, No.1-6(デール版 Op.16) |
ザルツブルガー・ホーフムジーク | |
C.P.E.バッハ(1714-1788): フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための トリオ・ソナタ集 Wq.144-151 |
レザミ・ド・フィリップ [マンフレード・ツィマーマン (Fl-tr) マンフレード・クレーマー(Vn) モニカ・シュヴァンベルガー(Vc) ルートガー・レミー(Cemb)] | |
ピリオド楽器使用。父バッハ同様に数多くの室内楽作品を残したC.P.E.バッハだが、トラヴェルソを含む作品も、協奏曲などと合わせて得意としたところ。レミーを中心に、この時代のスペシャリストたちの演奏で。 | ||
999 496-2 (2CD) 廃盤 |
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795): 歌劇「ロメオとジュリエット」(全3幕) |
ハイドルン・コルデス、 クラロン・マクファッデン、 ジモーネ・ブレーラ(S) スコット・ウィーア(T) クリスティアン・インムラー、 ラルフ・エンゲ(Br) 他 ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ ブレーメン古楽フォーラム 声楽アンサンブル |
テレマン: 小室内楽曲集(6つのパルティータ P.2 TWV.41) |
カメラータ・ケルン | |
アンリ・ブロー(1799-1839): 木管五重奏曲 Op.2 No.1-3 |
A.シュヴァイツァー五重奏団 | |
アンリ・ブローは19世紀前半のパリを疾風のように生きた作曲家。オーボエ奏者でもありオーボエの製作、教則本の編集も行なったという。 | ||
アラン・ペッテション(1911-1980):歌曲全集 裸足の歌 第1番−第24番/6つの歌 |
モニカ・グロープ(Ms) コート・ガーベン(P) | |
テレマン: 受難オラトリオ「キリストの死の日、9時間の考察」TWV.5:5(*)/ カンタータ(哀歌)「人はその生のなかにあり」 TWV.4:18(+)/ カンタータ「主よ、われは御身の家なる町を愛し」 TWV.2:2(#) |
マーリア・ザー(S;#) カイ・ヴェッセル(CT;+/#) デイヴィッド・コーディア(CT;*) ヴィルフリート・ヨッヘンス(T) ハリー・ ファン・デル・カンプ(B;*) ハンス=ゲオルク・ ヴィマー(B;*) シュテファン・ シュレッケンベルガー(B;+/#) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト ライニッシェ・カントライ | |
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784): 幻想曲 ハ短調/幻想曲 イ短調 falck 23/ 12のポロネーズ falck 12 |
ハラルト・ヘーレン(Fp) | |
クリスチャン・シンディング(1856-1941): 交響曲第1番 ニ短調 Op.21/第2番 ニ長調 Op.83 |
トマス・ダウスゴー指揮 NDRハノーファー・ラジオpo. | |
グリーグ同様にノルウェーの重要な作曲家であり、叙情的な交響曲、協奏曲などを残したシンディング。有名な「春のささやき」だけでは知り得ない魅力を知ることができる一枚は、北欧音楽ファン必聴。 | ||
999 505-2 廃盤 |
バーンスタイン・オン・ギター レナード・バーンスタイン/ルシアン・プレスナー編曲: 「アニヴァーサリーズ」から/ 「キャンディード」〜 [そうに違いない/ぼくらの庭を育てよう]/ ダンス組曲〜第1−4楽章/ミサ〜抜粋/ 「ウェストサイド・ストーリー」〜メドレー |
ルシアン・プレスナー(G) |
プレスナーはニューヨークで活躍するギタリスト。本場の空気とギターならではのスリリングな音楽が詰まっている。 | ||
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565): 宗教的・世俗的モテット集〜ミュンヘンの古写本から |
マンフレート・コルデス指揮 ヴェーザー・ルネサンス | |
ヤコブス・レニャールト(1540頃-1599): マリアのモテット集(1588) |
マンフレート・コルデス指揮 ヴェーザー・ルネサンス | |
C.P.E.バッハ:木管楽器のための室内楽作品集 クラリネット二重奏曲 ハ長調 Wq.142/ オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのパストラーレ/ チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Wq.73/ フルートとチェンバロのためのソナタ ホ長調 Wq.84/ オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調 Wq.135/ 鍵盤楽器、クラリネットとファゴットのためのソナタ Wq.92 |
アンサンブル・フィアーティ・ コン・タスト・ケルン | |
999 509-2 廃盤 |
イグナツ・ファン・ベーケ(1733-1803): 弦楽四重奏曲 ト長調 M.9/ト長調 M.11/変ロ長調 M.16 |
アリオーソSQ |
ベーケはグルック、ハイドン、モーツァルトらと同じ時代を生き、シンフォニーやジングシュピールなどを多数残した作曲家。弦楽四重奏曲はウィーン古典派のスタイルを守った、典雅な雰囲気の作品。 | ||
シューベルト/レーガー編曲:管弦楽伴奏版歌曲集 月に寄す/音楽に寄す/きみは憩い/魔王/陶工たちの歌/老人の歌/ 糸を紡ぐグレートヒェン/タルタルスの群れ/夕陽に/ 万霊祭のリタニア/メムノン/夜と夢/プロメテウス |
カミッラ・ニールンド(S) クラウス・メルテンス(Br) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 NDRハノーファー・ラジオpo. | |
ヴィヴァルディ: 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ集 Op.1/ 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 RV.70/ 同 ト短調 RV.72/ハ長調 RV.60/ チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調 RV.43/ ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ ハ短調 RV.83 |
モニカ・ハジェット(Vn) アンサンブル・ソネリー | |
ミヒャエル・ハイドン: 劇付随音楽「ザイール」へのシンフォニア ニ長調/ ノットゥルノ 変ホ長調/ヘ長調 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマー フィルハーモニー | |
ミヒャエル・ハイドン: 歌劇「ヴェルグルのコントラバス弾き」(*)/ 歌劇「アンドロメダとペルセウス」序曲/ 歌劇「許嫁レベッカ」序曲/オラトリオ「償われた罪」序曲/ ディヴェルティメント ト長調/ 行進曲 ヘ長調/ニ長調/ニ長調/6つのメヌエット |
バルバラ・メスツァロス(S;*) ハンス・クリスティアン・ ベーゲマン(Br;*) ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマー フィルハーモニー | |
ヨハン・ハインリヒ・ロッレ(1716-1785): クリスマス・オラトリオ |
グンドゥラ・アンダース、 ドロシー・ミールズ(S) ブリッタ・シュヴァルツ(A) ヴィルフリート・ヨッヘンス(T) ディルク・シュミット(B) ルートガー・レミー指揮 ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. | |
テレマン:クリスマス・カンタータ集 シオンの娘に告げよ TWV.1:1235/ 心弱きところに告げよ TWV.1:1233/ シオンよ、起きよ! 祭の歓喜を鳴り響かせよ TWV.1:109/ 信心深き聖礼典 TWV.1:1020 |
ドロシー・ミールズ(S) ブリッタ・シュヴァルツ(A) ヴィルフリート・ヨッヘンス(T) ディルク・シュミット(B) ルートガー・レミー指揮 ミカエルシュタイン・ テレマンco. マグデブルク室内cho. | |
アンスガー・ハメリク(1843-1923): 交響曲第6番 ト短調 Op.38「シンフォニー・シリテュエル」 ニルス・W.ゲーゼ(1813-1890): 4つのノヴェレッテ ヘ長調Op.53/ホ長調 Op.58 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマー フィルハーモニー | |
ヴィラ=ロボス: 交響曲第6番/第8番/弦楽のための組曲 |
カール・セントクレア指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
ハイリヒ・シュッツ(1585-1672):世俗的合唱作品集 若い時からの妻に喜びを抱け SWV.453/ 恋人は甘い悲しみのうちに語る SWV.441/ その後私は SWV.451/ヘーリコン山での幸せ SWV.96/ 家と財産は両親から受け継ぐもの SWV.21/ 徳は最良の友 SWV.442/戦争の暗い危機が SWV.338/ 鷲が絶壁から飛び立つが如く SWV.434/ 見よ、何と美しく快いことか SWV.48/ 若く美しい四人の羊飼い娘 SWV.Anh.1/ ザロモンは寝床を囲わせない SWV.452/ 大地は自ら潤す SWV.438/良い妻を持った夫は幸せである SWV.20/ 天空の広間に輝き渡る SWV.460/音楽の喜びの泉 SWV.49 |
マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
ハルモニームジーク集 ビゼー/タルクマン編曲:「カルメン」 モーツァルト/タルクマン編曲:「皇帝ティトゥスの慈悲」 ニコライ/タルクマン編曲:「ウインザーの陽気な女房たち」 |
A.シュヴァイツァー八重奏団 | |
ヘルマン・セヴェリン・レヴェンスキョルド(1815-1870): バレエ「レ・シルフィールド」 |
ハリー・ダムゴー指揮 デンマーク放送シンフォニエッタ | |
ケルビーニ:交響曲 ニ長調/ 歌劇「ロドイスカ」序曲/歌劇「ジュリオ・サビーノ」序曲 |
ハワード・グリフィス指揮 チューリヒco. | |
カルク=エーレルト(1877-1933): ハルモニウムのための作品集 Vol.1 幻想曲とフーガ ニ長調 Op.39/ 印象(12の小品)/2つの音詩[狩りの物語/死の舞踏] |
ヨハネス・マティアス・ ミヒェル(ハルモニウム) | |
カルク=エーレルト(1877-1933): ハルモニウムのための作品集 Vol.2〜 ワーグナー歌劇からの編曲集 「ローエングリーン」〜ローエングリーンの到着/ 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲/ 「神々のたそがれ」〜葬送行進曲/ 「ジークフリード」〜森のささやき/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜優勝の歌/ 「リエンツィ」〜リエンツィの祈り/ 「さまよえるオランダ人」〜ゼンタのバラード/ 「タンホイザー」〜レチタティーヴォと夕星の歌/ 「パルジファル」〜晩餐の情景 |
ヨハネス・マティアス・ ミヒェル(ハルモニウム) | |
カール・ゴルトマルク(1830-1915): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.2 ソナタ ニ長調 Op.25(*)/バラード ト長調 Op.54(*)/ ロマンス イ長調 Op.51(*)/グレゴリアン(6つのピアノ小品) Op.52 |
ウルフ・ヴァリン(Vn) ブルーノ・カニーノ(P) | |
ヴィラ=ロボス:交響曲第4番「勝利」/第12番 | カール・セントクレア指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
ハンス・プフィツナー(1869-1949): 弦楽四重奏曲第2番 嬰ハ短調Op.36/第4番 ニ短調 |
フランツ・シューベルトSQ | |
ヒンデミット: 室内音楽第4番(独奏ヴァイオリンと室内管弦楽のための)(*)/ ヴァイオリン協奏曲(*)/ 劇付随音楽「トゥティフェントヒェン」 |
ディーン・オルディング(Vn;*) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ブリスベン・クイーンズランドso. | |
ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741): ミサ・コルポリス・クリスティ/ 3つのモテット |
デイヴィッド・コーディア、 ドリュー・ミンター(CT) ヨハネス・フム(T) クラウス・メルテンス(B) マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー | |
ヴォルフ:弦楽四重奏のための作品全集 弦楽四重奏曲 ニ短調「困苦に耐え、欠乏をしのべ」/ 間奏曲 変ホ長調/イタリアのセレナード |
アウリンSQ | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ: フォルテピアノ・ソナタ Op.5 No.1-6 ハイドン/ヨハン・クリスティアン・バッハ編曲:交響曲第53番「帝国」 |
ハラルト・ヘーレン(Fp) | |
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): 交響曲 ハ長調(原典版)/同〜第2楽章(改訂版)/ リスト/ジークフリート・ワーグナー編曲:「巡礼の年」〜牧歌 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント=プファルツpo. | |
シェーンベルク:歌劇「今日から明日まで」 Op.32 | クリスティン・ウィトルジー(S) クラウディア・バラインスキー(S) リシャルト・カルチコフスキ(T) リチャード・ソルター(Br) ミヒャエル・ギーレン指揮 フランクフルト放送so. | |
バルバラ・ストロッツィ(1619-1664): アリア、カンタータとラメント集 |
モナ・シュペーゲレ(S) アンサンブル・インカント | |
ラフ(1822-1882):交響曲集 第8番「春の調べ」/第9番「夏に」/ 第10番「秋に」/第11番「冬」 |
ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 フィルハーモニア・フンガリカ | |
4曲で四季が揃うという交響曲集は、ワーグナーをはじめとするドイツ・ロマン派の影響を受けたこの作曲家の真骨頂的を聴かせる作品群。晩年の作であり、 山や森林といった自然を表現するのが得意なラフの独壇場。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ:協奏交響曲集 Vol.2 変ロ長調(ヴァイオリンとチェロのための)/ ヘ長調(オーボエとファゴットのための)/ ニ長調(2つのヴァイオリンのための) |
グレアム・クラックネル、 アンナ・マクドナルド(Vn) セバスティアン・ コンバーティ(Vc) アントニー・ロブソン(Ob) ジェレミー・ウォード(Fg) アントニー・ホルステッド指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ:協奏交響曲集 Vol.3 ホ長調(2つのヴァイオリン、チェロとフルートのための)/ 変ホ長調(2つのクラリネット、ファゴット、 2つのホルンとフルートのための)/ イ長調(ヴァイオリンとチェロのための)/ フルート協奏曲 ニ長調 |
グレアム・クラックネル、 アンナ・マクドナルド(Vn) セバスティアン・ コンバールティ(Vc) レイチェル・ブラウン、 リザ・ベズノシュク(Fl) コリン・ローソン、 ゲリー・ブロディ(Cl) ジェレミー・ウォード(Fg) アントニー・ホルステッド指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド | |
999 539-2 価格帯:B 廃盤 |
ミヨー:交響曲第1番 Op.210/交響曲第4番o.281 | アラン・フランシス指揮 バーゼル放送so. |
999 540-2 価格帯:B 廃盤 |
ミヨー: 交響曲第2番 Op.247/交響曲第3番「テ・デウム」Op.271(*) |
アラン・フランシス指揮 バーゼル放送so. バーゼル劇場cho.(*) |
ミヨー交響曲シリーズの第5弾。ナタリー・クーセヴィツキーの追悼曲である第2番、終楽章に「テ・デウム」の歌詞が歌われる第3番のカップリング。 分売は廃盤ですが、「交響曲全集」BOX化されて再発されています(999 656-2)。 | ||
999 541-2 廃盤 |
ハンフリー・サール(1915-1982): 交響曲第1番 Op.23/第4番 Op.38/ 夜の音楽 Op.2/あるドラマのための序曲 Op.17 |
アラン・フランシス指揮 BBCスコティッシュso. |
珍しくもイギリス人ながらウェーベルンに師事したサールは、現在活躍する若手作曲家にも大きな影響を与えた。作風は「聴きやすい12音音楽」。特に交響曲第1番は、そのダイナミックスさから発表当時絶賛された。 分売は廃盤となり、交響曲全集BOX777 131-2で再発売されました。。 | ||
テレマン:コルネッッティーノ・カンタータ集 「いにしえ人の手本に頼れ」TWV.1:259/ 「聞け、われ我呼ぶ時」TWV.1:459/ 「われは考える、今の苦しみは」TWV.1:840 |
モナ・シュペーゲレ(S) ヘニング・フォス(A) ヴィルフリート・ヨッヘンス(T) クラウス・メルテンス(B) ルートガー・レミー指揮 ライプツィヒ管楽コレギウム ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. | |
レーヴェ:リート&バラード集 Vol.10 連作歌曲集「エステル」Op.52/他 |
ルート・ツィーザク(S) コード・ガーベン(P) | |
ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ(1731-1798): フルート五重奏曲集 [ニ長調 Op.7 No.5/ホ短調 Op.7 No.3/ ト長調 Op.7 No.4/ト長調 Op.7 No.6] |
カメラータ・ケルン | |
マンハイム楽派最大の作曲家カンナビヒは、25歳も年下だったモーツァルトと深い親交を持ち(ピアノ・ソナタK.309はカンナビヒの娘のために作曲された)、 お互いにその感性を刺激しあった。 | ||
ジョヴァンニ・アントニオ・バルターリ(1605-1669): 祝祭ソナタ集 |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ・ケルン | |
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672): 宗教的合唱曲集 SWV.369-397(1648)/ リタニア SWV.458/詩篇116 SWV.51 |
マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
フェルディナント・リース(1784-1838): 交響曲第5番 ニ短調 Op.112/第3番 変ホ長調 Op.90 |
ハワード・グリフィス指揮 チューリヒco. | |
C.P.E.バッハ:21の歌曲とオード | クラウス・メルテンス(Br) ルートガー・レミー(Fp) | |
999 550-2 廃盤 |
メンデルスゾーン:歌劇「二人の教育者」 | ガブリエーレ・フックス、 クリスティーナ・ラーキ(S) アドルフ・ダラポッツァ(T) ディートリヒ・ フィッシャー=ディースカウ、 クラウス・ヒルテ(Br) ギュンター・ヴェヴェル(B) ハインツ・ヴァルベルク指揮 ミュンヘン放送o. バイエルン放送cho. |
録音:1978年。 | ||
999 551-2 廃盤 |
ウェーバー:歌劇「アブ・ハッサン」 | エッダ・モーザー(S) ニコライ・ゲッダ(T) クルト・モル(B)他 ヴォルフガング・ サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場o.&cho. |
録音:1975年。 | ||
グルック:歌劇「だまされた回教の裁判官」 | ヘレン・ドーナト、 レギナ・マルハイネケ、 アンネリーゼ・ ローテンベルガー(S) ニコライ・ゲッダ(T) クラウス・ヒルテ(Br) ヴァルター・ベリー(B) オトマール・ズイトナー指揮 バイエルン国立歌劇場o.&cho. | |
録音:1974年。廃盤の可能性有。 | ||
999 553-2 廃盤 |
シューベルト:歌劇「四年間の歩哨兵勤務」 | ヘレン・ドーナト(S) ズンヒルト・ラウシュコルプ(A) ヴィリ・ブロクマイアー、 フリードリヒ・レンツ、 ペーター・シュライアー(T) ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(Br)他 ハインツ・ヴァルベルク指揮 ミュンヘン放送o. バイエルン放送cho. |
録音:1977年。 | ||
シューベルト:歌劇「謀反人たち(家庭の戦争)」 | ガブリエーレ・フックス、 エッダ・モーザー、 エルケ・シャリー(S) グドルン・ グラインドル=ロスナー、 ズンヒルト・ラウシュコルプ(A) アドルフ・ダラポッツァ、 マルティン・フィンケ(T) クルト・モル(B) ハインツ・ヴァルベルク指揮 ミュンヘン放送o. バイエルン放送cho. | |
録音:1977年。廃盤の可能性有。 | ||
999 555-2 廃盤 |
メンデルスゾーン:歌劇「異国からの帰郷」 | ヘレン・ドーナト(S) ハンナ・シュヴァルツ(A) ペーター・シュライアー(T) ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(Br) ベンノ・クッシェ(B) ハインツ・ヴァルベルク指揮 ミュンヘン放送o. バイエルン放送cho. |
録音:1977年。 | ||
999 556-2 廃盤 |
シューベルト:歌劇「双子の兄弟」 | ヘレン・ドーナト(S) ニコライ・ゲッダ(T) ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(Br) ハンス=ヨアヒム・ガルス、 クルト・モル(B) ヴォルフガング・ サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場o.&cho. |
録音:1975年。 | ||
999 557-2 廃盤 |
ロルツィング:歌劇「オペラの稽古」 | カリ・レファース、 レギナ・マルハイネケ(S) ギゼラ・リッツ(A) ニコライ・ゲッダ(T) クラウス・ヒルテ(Br) ヴァルター・ベリー、 ディーター・ミゼッレ(B)他 オトマール・ズイトナー指揮 バイエルン国立歌劇場o.&cho. |
録音:1974年。 | ||
999 558-2 廃盤 |
オイゲン・ダルベール(1864-1932):歌劇「旅立ち」 | エッダ・モーザー(S) ペーター・シュライアー(T) ヘルマン・プライ(Br) ヤーノシュ・クルカ指揮 フィルハーモニア・フンガリカ |
録音:1978年。 | ||
ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778): 歌劇「村の占い師」 |
ジャニーヌ・ミショー(S) ニコライ・ゲッダ(T) ミシェル・ルー(Br) ルイ・ド・フロマン指揮 ルイ・ド・フロマンco. レイモン聖ポールcho. | |
廃盤の可能性大。 | ||
ゴトフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749): ブロッケス受難曲 「世の罪のために苦しみ死にたまいしイエス」 |
コンスタンツェ・バッケス、 ドロシー・ミールズ(S) ヘニング・ボス(CT) クヌート・ショッホ、 アンドレアス・ポスト(T) クラウス・メルテンス、 フロリアン・メールトレッター(B) ルートガー・レミー指揮 ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. ミヒャエルシュタイン室内cho. | |
ペッテション=ベリエル(1867-1942): 交響曲第1番/組曲「この前の夏に」(*) |
ウルフ・ヴァリン(Vn;*) ミハイル・ユロフスキ指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
レーヴェ(1796-1869):歌曲・バラード全集 Vol.16 古船の船長/航行/幽霊の存在/金細工師の娘 他(全16曲) |
ロマン・トレケル(Br) コート・ガーベン(P) | |
約30年に渡る幅広い作曲時期の作品を集約し、作曲者の変遷を知ることもできる1枚。トレケルの歌唱とシリーズを支えるガーベンのピアノがすばらしく、 歌曲ファンはこのシリーズを集めれば安心。 | ||
ヴィレーン(1905-1986): 交響曲第4番/第5番 バレエ組曲「オスカー・ボール」Op.24a |
トマス・ダウスゴー指揮 ノールチェーピングso. | |
ペッテション=ベリエル(1867-1942): 交響曲第2番変ホ長調「南国への旅」 ロマンス ニ短調(*)/東洋的舞曲 カンタータ「スヴェーガルドラー」前奏曲 |
ウルフ・ヴァリン(Vn;*) ミハイル・ユロフスキ指揮 ノールチェーピングso. | |
アッテルベリ(1887-1974): 交響曲第2番/交響曲第5番 |
アリ・ ラシライネン指揮 フランクフルト放送so. | |
スウェーデンのシンフォニスト、アッテルベリの交響曲シリーズはこれにて完了。録音が最も多く、北欧音楽ファンに堅い人気の第2番での、この演奏者の解釈に注目したい。 | ||
C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲集 [ニ長調 Wq45 H478/ト長調 Wq3 H405 ト長調 Wq44 H477/ト短調 Wq32 H442] |
ルートガー・レミー (Cemb)指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
皇帝レオポルト1世(1640-1705): 聖母マリアの7つの悲しみのモテット ミゼレーレ/3つのレクツィオ |
イェルク・ヴァシンスキ (ソプラニスト) デイヴィッド・コーディア、 ヘニング・フォス(CT) アヒム・クラインライン(T) マルコス・フィンク(B) マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー | |
ヴィラ=ロボス:交響曲全集 Vol.1 [第1番(1916)/第11番(1955)] |
カール・セントクレア指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
ジャン・バラケ(1928-1973):作品全集 エチュード(コンピューター音楽;1952/1953)(*) 復旧の時(1957/1968)(+) 歌の後の歌(1966)(#) ...au dela du hasard(1958/1959)(**) コンチェルト(クラリネット、マリンバと 6つの楽器のための;1962/1968)(++) セクエンス(1950/1955)(##) ピアノ・ソナタ(1950/1952)(***) |
ジャン・バラケ& パリ・GRM電子スタジオ(*) ローズマリー・ハーディ(Ms;+/##) シルヴァン・カンブルラン指揮(+/++) ヴォーカルアンサンブル・ ノヴァ・ウィーン(+) クラングフォルム・ ウィーン(+/#/**/++/##) ペーター・ルーデル指揮(#) クラウディア・ バラインスキー(S;#) フロリアン・ミュラー(P;#) クリスティナ・アッシャー、 デボラ・マイルズ=ジョンソン、 ジュリー・モファット(Ms;**) ユルク・ ヴィッテンバッハ指揮(**/##) エルネスト・モリナーリ(Cl;++) チャーリー・ フィッシャー(マリンバ;++) ステファン・リトウィン(P;***) | |
シューベルト:男声合唱曲集 Vol.5 森の中の夜の歌 D.913/父の命名祝日のために D.80 墓(第2作)D.330/暁の星 D.203/狩人の歌 D.204 リュッツォウの嵐の夜の狩り D.205/冬の日の歌 D.984 墓(第3作)D.377/代言人たち D.37/春の歌 D.199 雪は解けて D.202/ポンス酒の歌 D.253 サリエリ氏の50歳祝賀に寄せて D.407/墓(第4作)D.569 人生は夢(第2版)D.269 水の上の精霊の歌(第4作)D.714 |
ジングフォニカー 器楽奏者 | |
1648年、ウェストファリア条約のための音楽 ショプ、シュッツ、ハマーシュミット、アルベルト、 ヘルプスト、キンダーマン、メルヒオール・フランク、 ドレーゼ、ヒルデブラント、ヴィドマン、ベルガー、 他の作品 |
マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
ディミトリ・テルザキス(1938-): エロティコン エトス B’ カタワッシア オクトエコス サッフォー・フラグメント 弦楽四重奏曲第2番/第3番 昼と夜の門 |
ハリーナ・ウコムスカ、 イングリート・ シュミットヒューゼン(S) ハンナ・アウアバッハー(A) エゴン・シュテーゲメラー(Vn) クラウス・ハイツ(Vc) ヘルムート・ギーサー、 ベアーテ・ツェリンスキー(Cl) ブリーウェン・ マレー=バーグ(P) カテリナ・ズラントニコヴァー (サントゥール) ベルンSQ レオナルドSQ ベルリン・ フィルハーモニー八重奏団 シュトゥットガルト 新音楽アンサンブル ヴォルフガング・フロンメ指揮 コレギウム・ヴォカーレ・ケルン | |
999 573-2 廃盤 |
ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985): 弦楽のための協奏曲第1番/第4番 スウェーデン民謡による組曲 Op.36 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー・ ノイス |
ステファン・ヘラー(1813-1888):ピアノ作品集 3つのセレナード Op.131/私の部屋まで Op.140 シューマンの「なぜ」による変奏曲 Op.142 7つの歌 Op.120/タランテラ Op.85 |
アンドレアス・ マイヤー=ヘルマン(P) | |
ユルヨ・キルピネン(1892-1959): カンテレタール Op.100〜26曲 |
カミラ・ニルンド(S) ハンス・リドマン(T) ペーター・シュタム(P) | |
フィンランドのキルピネンは、優れた歌曲を残したことで知られる作曲家。歌曲集「カンテレタール」は全64曲の民族伝承歌曲で、フィンランドの民俗楽器カンテレを模したピアノ伴奏も魅力的。 | ||
スーク: 組曲「おとぎ話」 Op.16/交響詩「プラハ」 Op.26 |
アラン・フランシス指揮 ヘルフォルト北西ドイツpo. | |
チェコ国民楽派の流れをくむスークの作品は、親しみやすいメロディであふれている。代表的な作品であるこの2曲は、スークの音楽を知るために必要不可欠。 | ||
マウリシオ・カーゲル(1931-): アウフタクト、6手で/幻想的小品/セレナード トランジシオンII |
アンサンブル・ ラール・プール・アール | |
ホーコン・ベアセン(1876-1954): 交響曲第1番 Op.3 ホルンと弦楽とティンパニのためのセレナード(1944)(*) 北ドイツの民謡旋律(1949) |
シャオ=ミン・ハン(Hr) オレ・シュミット指揮 ザールブリュッケン放送so. | |
J.C.バッハ: フルート四重奏曲 T.12,2 No.1-4(プレストン版; Op.19) |
カメラータ・ケルン | |
イグナーツ・ホルツバウアー(1711-1783): 五重奏曲第2番 変ロ長調/3声のシンフォニア ト長調 3声のディヴェルティメント ニ長調/五重奏曲第1番 ト長調 |
カメラータ・ケルン | |
フェリクス・ドレーゼケ(1835-1913): 交響曲第3番 ハ長調 Op.40「悲劇的交響曲」 葬送行進曲 ホ短調 Op.79 |
イェルク=ペーター・ ヴァイグレ指揮 NDRハノーファー・ラジオpo. | |
ブラームス、ブルックナーからプフィッツナーに至るドイツ・ロマン派の流れの中で、復活の兆しを見せ始めているのがドレーゼケ(ドラエゼケ)。 CDでは初リリースとなる「交響曲第3番」は、ニキシュやベームも積極的に指揮をした佳作。 | ||
999 582-2 価格帯:B 廃盤 |
ステヴァン・フリスティチ(1885-1958): バレエ「オーリッドの伝説」組曲(4曲)(*) ヨシプ・スラヴェンスキ(1896-1955):バルカンフォニア |
フォルカー・ヴォルリチュ(Vn;*) モーシェ・アツモン指揮 NDRハノーファー・ラジオpo. |
旧ユーゴスラヴィア地域の作曲家2人が登場。バルカン半島の不思議な民族音楽語法と20世紀ロマン派的な要素がミックスされたその作品は、知られざる佳曲としてもっと知られても良い。 | ||
ドゥセク(ドゥシーク;1760-1812): トリオ・ソナタ Op.20 No.3/同 Op.24 No.3/同 Op.31 |
トリオ 1790 | |
ピリオド楽器使用。プラハに生まれ、ベートーヴェンを予見させる古典派の作風で19世紀ヨーロッパ音楽を導いた存在のドゥシェク。覚えやすく軽やかさでエレガントな音楽は聴く物を虜にする。 | ||
カスパー・フェルスター(1617-1673): Congregantes Philistei/Vanitas Vanitatum Viri Israelite audite/Domine Dominus noster Repleta est malis/La Pazza(ソナタ) 3声のソナタ/7声のソナタ |
ローランド・ウィルソン指揮 カペラ・ドゥカーレ ムジカ・フィアタ・ケルン | |
イグナーツ・ホルツバウアー(1711-1783):交響曲集 イ長調 Op.2 No.4/変ホ長調 Op.3 No.1/ニ長調 Op.3 No.4 ニ短調/ト長調 |
ミヒ・ガイク指揮 オルフェオ・バロックo. | |
モーツァルトにつながるマンハイム楽派の重要な存在として、再評価が期待されるホルツバウアーの交響曲集。 | ||
ラ・カッチャ ハンス=ギュンター・ブロドマン: 打楽器のための弦楽四重奏曲 ローラント・シュミット:打楽器のための弦楽四重奏曲 池辺晋一郎:雨のむこうがわで ペーター・キーゼヴェッター:ラ・カッチア |
カバザ・ パーカッション・クァルテット | |
ジャゼンシャルズ・オブ・バッハ プレリュード/くだらないフーガ ト短調/プラリューディトム ッカータ&ファンク&コラール ニ短調/ジャゼンシャルズ バッカナリア/B-a-c-hの断片/ブルー・バッハ 偉大なるバップ=フーガ・ニ長調/眠りの姉妹 キューブ・チャット |
クンテセンス・ サキソフォン五重奏団 | |
ワルツ・リフレクション ヨハン・シュトラウスII/シェーンベルク編曲: 皇帝円舞曲/南国のバラ シェーンベルク:クリスマス音楽 ヨハン・シュトラウスII/ベルク編曲:酒、女、歌 ヨハン・シュトラウスII/ヴェーベルン編曲:恋人のワルツ レシェティツキー: 「Ich muss wieder einmal in Grinzing sein」による変奏曲 |
ヴォルフガング・シュルツ(Fl) ノルベルト・トイプル(Cl) レオノーレ・アウマイアー(P) アルフレート・ ミッテンホーファー (ハルモニウム) ウィーンSQのメンバー | |
オラティウ・ラドゥレスク(1943-): ピアノ協奏曲「ザ・クエスト」 Op.90 |
オルトヴィン・ステュルナー(P) ローター・ツァグローゼク指揮 フランクフルト放送so. | |
グロリア・コーツ(1938-): 交響曲第2番「闇を照らす光」 ヴァン・ゴッホへのオマージュ レオナルドのノートからの断章「大地の魂」 凍った時間 |
ヴォルフ=ディーター・ ハウシルト指揮(*) シュトゥットガルトpo.(*) ユルゲン・ヴィルマン指揮(+) ムジカ・ヴィーヴァ・ アンサンブル・ドレスデン(+) イジーナ・マルコヴァー(S;#) ゲルダ・マリア・クナウアー(A;#) ミロスラフ・コップ(T;#) ピョトル・ノヴァツキ(B;#) マティアス・クンチュ指揮(#) 1984年バイロイト 国際青年音楽祭o.(#) ディーター・ チヒェヴィーツ指揮(**) アンサンブル・ダス・ノイエ・ ヴェルク・ハンブルク(**) | |
ミヒャエル・ハイドン: 交響曲 P.2-10/P.16-19/P.35/P.36/P.38/P.41/P.45/P.51 ディヴェルティメント P.114 |
ボフダン・ヴァルハル指揮 スロヴァキアco. | |
ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1683-1760): カンタータ「Es begab sich, dass Jesus」(*) 組曲 ニ長調 D.5/同 ト長調 G.14 |
バルバラ・シュリック(S;*) ハイン・メーンス(T;*) スティーヴン・ヴァーコー(B;*) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト ライニッシェ・カントライ(*) | |
18世紀中盤のヘッセン−ダルムシュタット宮廷を率いていたグラウプナー。友人であったテレマンと共に後期バロック音楽を盛りたてた立て役者で、勇壮な作風だ。 | ||
J.C.F.バッハ(1732-1795): アルト、弦楽と通奏低音のための 劇的カンタータ(独唱カンタータ)「カッサンドラ」 |
ネーナ・スサンネ・ノリン(A) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト | |
ピリオド楽器使用。大バッハの五男として生まれ、20曲のシンフォニー(内12曲は紛失)や多くのクラヴィーア曲などを残したヨハン・クリストフ・フリードリヒ。ビュッケブルクの宮廷音楽家だったため、「ビュッケブルクのバッハ」という名もある彼だが、この「カサンドラ」はイタリア様式の壮麗なカンタータで、この作曲家がただ者ではないことを証明する一作。 | ||
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758): カンタータ「なんじの主なる神を愛すべし」(*) カンタータ「われは明らかになりて」(*)/序曲 変ロ長調 カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ (1736-1800):詩篇119(+) |
マーリア・ザードリ(S;*) レナ・スサンネ・ノリン(A;*) ハンス=イェルク・マメル(T;*) クラウス・メルテンス(B;*) ヴェロニカ・ヴィンター、 アネッテ・ミュラー(S;+) ベルンハルト・シェッフェル、 ミヒャエル・シャフラート(T;+) シュテファン・ シュレッケンベルガー(B;+) ヘルマン・マックス指揮 ライニッシェ・カントライ(*) クライネ・コンツェルト | |
ベルリンでC.P.E.バッハと共に、フレデリク2世の王宮につとめていた作曲家親子の競演盤。ドイツ音楽の伝統を守り気高いカンタータを残した父、そして16世紀イタリア風のポリフォニーを身上とした息子の対比に注目。 | ||
アウゴスト(エミル)・エナ(1859-1939): 歌劇「マッチ売りの少女」(*) バレエ「羊飼いの娘と煙突掃除」(+) |
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン、 イッタ=マリア・シェーベリ(S;*) フリッツ・ヘルムート(語り;+) ローマン・ツァイリンガー指揮 デンマーク放送シンフォニエッタ ソッケルンcho.(*) デンマーク放送cho.(+) | |
有名なアンデルセンの物語をオペラに。イタリア系デンマークの作曲家により、後期ロマン派の作風をもった音楽が付けられている。マニアには魅力の1枚。 | ||
シンディング(1856-1941): 交響曲第3番/ 交響曲第4番(管弦楽のための狂詩曲)/ 霜と春 |
デヴィッド・ポーセリン指揮 NDRハノーファーpo. | |
ドイツ・ロマン派音楽と北欧的抒情をミックスさせたシンディングの曲は、グリーグよりも中央ヨーロッパに近い作風。 タスマニア響とのベートーヴェン交響曲全集で一部リスナーの話題をさらったポーセリンが指揮。 | ||
シューマン: ヴァイオリン・ソナタ第1番−第3番 |
イザベル・ファウスト(Vn) ジルケ・アーフェンハウス(P) | |
未完の第3番を含むソナタ全集。意外にも全曲セットでの録音が少ないために評価が高くないシューマンのヴァイオリン・ソナタだが、シューマン・ファン、ロマン派ファンなら間違いなく愛聴出来る作品だ。 | ||
シューマン: クライスレリアーナOp.16/ アベッグ変奏曲Op.1/ロマンス Op.28 |
フォルカー・バンフィールト(P) | |
異版を使用した「ピアノ・ソナタ集」などで新しいシューマン像を聴かせてくれたピアニストによる、シリーズ最新盤。作曲者の精神病理に深くメスを入れるような「クライスレリアーナ」をはじめとする斬新なアプローチ。 | ||
ピアノ・デュオ作品集 ストラヴィンスキー:2つのピアノのための協奏曲 プロコフィエフ:シューベルトのワルツによる組曲 ショスタコーヴィチ: コンチェルティーノ Op.94/組曲 Op.6 バレエ「黄金時代」〜[ポルカ/ワルツ] 映画「馬あぶ」〜タランテラ ヴィラディゲロフ:ホラ・スタッカート |
ジェノヴァ=ディミトロフ・ ピアノ・デュオ | |
J.C.バッハ: 6つのチェンバロ協奏曲 T.9,2(ヴェルカー版 Op.7) |
アントニー・ホルステッド (Cemb)指揮 ハノーヴァー・バンドのメンバー | |
J.C.バッハ: フォルテピアノ協奏曲 T.9,3(Op.13) No.1-3/6 |
アントニー・ホルステッド (Fp)指揮 ハノーヴァー・バンドのメンバー | |
コルンゴルト:歌劇「カトリーン」Op.28 | メラニー・ディーナー、 リリアン・ワトソン(S) デイヴィッド・レンドル、 トビー・スペンス(T) リチャード・ ロイド=モーガン(Br) ロバート・ヘイワード(B-Br) ヨハネス・マノフ、 ブリンドリー・シェラット(B) マーティン・ブラビンズ指揮 BBCコンサートo. BBCシンガーズ | |
コルンゴルトのウィーン時代最後を飾る大作、世界初となる全曲録音。ただこのオペラがナチスのせいで上演中止となったために、彼はその後ハリウッドで映画音楽作曲家の道を歩むようになる。 | ||
ルイーズ・ファレンク(1804-1875): 交響曲第1番/第3番 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 NDRハノーファー・ラジオpo. | |
ジョージ・アンタイル(1900-1959): 交響曲第1番「ジプシーの音楽」(1920-1922)/ 交響曲第6番「ドラクロワにちなんで」(1947)/ 群島[アルチペラーゴ](ルンバ) |
ヒュー・ウルフ指揮 フランクフルト放送so. | |
「ジャズ・シンフォニー」「バレエ・メカニック」など、1920-1930年代に多くの実験的かつ刺激的な作品を生みだしたアンタイル。「交響曲第1番」はジャズの語法を大胆に取り入れた問題作。「第6番」はかなり保守的な作風になってからの作品。この作曲家の全貌を垣間見る、注目の一枚。 | ||
E.T.A.ホフマン(1776-1822):舞台のための音楽 バレエ「アルレッキーノ」/ 劇付随音楽「バルティック海の十字架」/ 序曲「不死薬」/序曲「愛と嫉妬」 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツ・カンマーアカデミー・ノイス | |
初期ドイツ・ロマン派時代に生き、指揮者や詩人などいくつかの分野でも成功を収めたホフマンの、舞台(劇、バレエなど)のために書かれた作品集。ホフマン研究家による監修で、世界初録音。 | ||
E.T.A.ホフマン(1776-1822): インディアン・メロドラマ「ディルナ」(1809) |
アンゲリカ・ クラウツベルガー、 マルティン・ヘルマン、 ヴェルナー・クロッコー ヨハネス・ゴリツキ指揮 ドイツco. カンテムス室内cho.他 | |
古典派〜初期ロマン派における注目すべき作曲家として、歌劇「ウンディーネ」などが聴かれてきたホフマン。発表当時大ヒットとなったこの作品を、ドラマティックに再現。 | ||
マックス・フォン・シリングス(1868-1933): 弦楽四重奏曲 ホ短調/弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op.32 |
ウィーン弦楽五重奏団 | |
指揮者・作曲家のシリングスは近年オペラの分野でも再評価されつつあるが、今回の登場は室内楽。ワーグナーの影響を受けたその作風は、真のドイツ・ロマン派に連なるものだ。 | ||
グラナドス:ピアノ五重奏曲 ト短調/ロマンス トゥーリナ: ピアノ四重奏曲 Op.67/ ヴァイオリン・ソナタ第2番/カリオペ Op.93 No.9 |
アンサンブル・ヴァリアブル | |
プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」 | ミハイル・ユロフスキー指揮 ケルン放送so. | |
「石の花」(999 385-2)に続くユロフスキ指揮のプロコフィエフ第2弾。通常は組曲版で演奏されることの多い「シンデレラ」の全曲としても貴重で、華麗なロシア・バレエ最高峰のひとつだけにバレエ・ファンにもおすすめしたい。 | ||
カルク=エーレルト(1877-1933): ハルモニウムのための作品集 Vol.3 ミニチュア集 Op.9/ソナチネ Op.14/水彩画 Op.27 |
ヨハネス・マティアス・ ミヒェル(ハルモニウム) | |
レーヴェ(1796-1869):歌曲とバラード集 Vol.11 | モニカ・グロープ(Ms) コード・ガーベン(P) | |
ヘーコン・ベアセン(1876-1954): 弦楽六重奏曲 ト長調 Op.5(1901) 弦楽四重奏曲第2番 ハ短調(1939) |
アンサンブル・ コペンハーゲン・クラシック | |
シャルル・ケクラン(1867-1950): オーボエのための室内楽作品集 2つのモノディ Op.213(*) モノディ Op.216 No.10(*)/同 Op.216 No.11(+) 小品集 Op.179(*/#) 6声のソナタ Op.221(*/#/**) |
ラヨシュ・レンチェシュ (Ob;*、Ehr;+) カレ・ランダル(P;#) ガビー・パス=ファン・ リート(Fl;**) ルチア・チェリコーラ(Hp;**) パリSQ(**) | |
ニコラ・ポルポラ(1686-1768): オラトリオ「ジェデオーネ」 |
リンダ・ペリッロ(S) イェルク・ヴァシンスキ (ソプラニスト) ヘニング・フォス、 カイ・ヴェッセル(CT) ヨハネス・フム(T) ウルフ・ベストライン(B) マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー ヴォーカル=アンサンブル・ ノヴァ・ウィーン | |
ヨアヒム・ラフ(1822-1882): ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.102 ピアノ三重奏曲第4番 ニ長調 Op.158 |
トリオ・オーパス8 [エックハルト・フィッシャー(Vn) マリオ・デ・セコンディ(Vc) ミヒャエル・ハウバー(P)] | |
交響曲はじめ管弦楽曲ばかりが人気を得ているラフだが、ドイツ・ロマン派の王道といえる作風を十二分に味わうなら、やはり室内楽。ブラームスやシューマンのファンなら、必ずお気にめはず。 | ||
アレクサンダー・エルンスト・フェスカ(1820-1849): ピアノ、オーボエ、ホルン、ヴァイオリン、 ヴィオラ、チェロとコントラバスのための七重奏曲 第1番 ハ短調 Op.26/第2番 ニ短調 Op.28 |
リノス・アンサンブル | |
29歳で夭逝したドイツの作曲家による正統的なロマン派室内楽作品。シューマンが作品を認めたことから注目されたが、現代では「秘曲」に属する存在。室内楽ファンは要注目。 | ||
カール・ライネッケ(1824-1910): ピアノ四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.34 ピアノ四重奏曲第2番 ニ長調 Op.272 ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.83 |
リノス・アンサンブル | |
メンデルスゾーン、シューマンからブラームスに至る時代、重要な存在であったライネッケを再認識させるCPOからのリリース。ドイツ・ロマン派音楽ファンには是非の秀作。 | ||
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725): フルート・ソナタ集 第7番 ニ短調(2つのフルートのための)(*)/ 第9番 イ短調/第12番 ハ短調/第21番 イ短調/ 第22番 イ長調/第23番 ハ長調/第24番 ト短調 |
ミヒャエル・シュナイダー (リコーダー) カール・カイザー (リコーダー;*) カメラータ・ケルン | |
ピリオド楽器使用。「ほとんどかえりみられることがない」と言っていいほど珍しいアレッサンドロの室内楽曲。クヴァンツに大きな影響を受けたと言われる作品群を、この時代の音楽に定評あるカメラータ・ケルンの演奏で。 | ||
J.P.E.ハートマン(1805-1900): バレエ「ヴァルキューレ」Op.62 |
ミヒャエル・ユロフスキ指揮 フランクフルト放送so. | |
ワーグナーの楽劇でおなじみの題材が、パリ風のエレガントなスタイルを取り入れたバレエに変身。デンマークの作曲家が、なんとカンカンやギャロップなどを使いながら伝説の女戦士を讃える。もちろん全曲は当盤が初録音。 | ||
アントニオ・ロゼッティ)(1750?-1792): クラリネット協奏曲 変ホ長調 M.C.62 & 63(*) 2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調 M.C.60(+) |
ディーター・クレッカー(Cl;*) クラウス・ヴァレンドルフ、 サラ・ウィリス(Hr;+) ホルガー・シュレーター= ゼーベック指揮 南西ドイツ放送so. | |
フェルディナント・リース(1784-1838): 室内楽曲集(Vol.2) ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと ピアノのための五重奏曲 ロ短調 Op.74/ 2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと ピアノのための(大)六重奏曲 ハ長調 Op.100/ ピアノ、ハープ、クラリネット、ホルン、ファゴットと コントラバスのための六重奏曲 変ロ長調 Op.142 |
アンサンブル・コンチェルタント・ フランクフルト | |
リースはベートーヴェンに師事した作曲家。楽器編成のユニークな作品を収録。 | ||
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771): トリオ・ソナタ集 ニ長調 W.24/ト長調 W.63/ト長調 W.84 ヘ長調 W.109/ハ短調 W.141 |
アンサンブル・ レザミ・ド・フィリップ | |
999 624-2 廃盤 |
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948): 弦楽三重奏曲 イ短調 Op.32 弦楽三重奏曲 ロ短調(1894) ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.33b(*) ヴァイオリンとチェロのための序奏とバレット Op.35(*) |
ドイツ弦楽トリオ [ハンス・カラフス(Vn;*) ユルゲン・ヴェーバー(Va) ライナー・ギンツェル(Vc;*)] |
ハインリヒ・フォン・ ヘルツォーゲンベルク(1843-1900): チェロ・ソナタ集 第1番−第3番 | ||
友人だったブラームスの影響を大きく受けたこの作曲家は、「亜流」とさえ言われる評価を甘受するほど、雰囲気の似たチェロ・ソナタ集を残している。 | ||
クラリネットとピアノのための作品集 ヨハン・ルートヴィヒ・ベーナー(1787-1860): 幻想曲と変奏曲 イ長調 イヴァン・ミュラー(1786-1854): 華麗な大二重奏曲 変ロ短調-変ロ長調 ウェーバー: 協奏的大二重奏曲 変ホ長調 Op.48 主題と協奏的変奏曲 変ロ長調 Op.33 |
ディーター・クレッカー(Cl) ヴェルナー・ゲヌイト(P) | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 協奏的交響曲集 Vol.4 ト長調 CW.30,3-CW.Inc.5(*) 変ホ長調 T.8,15,8(T.290,4/CW.37)(+) ハ長調 T.289,8(CW.36b)(#) ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 CW.76(**) |
アンナ・マクドナルド (Vn;*/#/**) ジュリア・ビショップ(Vn;*/#) セバスティアン・ コンバーティ(Va;*/#) レイチェル・ブラウン(Fl-tr;*/+) アントニー・ロブソン(Ob;+) ジェレミー・ウォード(Fg;*) アントニー・ホルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782): 協奏交響曲集 Vol.5 2つのヴァイオリンとチェロのための 協奏交響曲 ハ長調 (C36a) 2つのフルート、2つのヴァイオリンとチェロのための 協奏交響曲 ニ長調 (C39) 2つのオーボエ、2つのホルン、2つのヴァイオリン、 2つのヴィオラとチェロのための協奏交響曲 変ホ長調 (C40) |
グラハム・クラックネル ペーター・ハンソン ユーディト・タールリンク アンドリュー・バート セバスティアン・カンベルティ レイチェル・ブラウン ウタコ・イケダ アントニー・ロブソン/他 アントニー・ホールステッド指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド | |
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745): 管弦楽作品全集 Vol.2 カプリッチョ第1番 ニ長調 Z.182 カプリッチョ第5番 ト長調 Z.190 8つの協奏楽器のためのシンフォニア イ短調 Z.189 |
ユルゲン・ゾンネンタイル指揮 ノイ=エレフネーテo. | |
ヘブライのスケッチ〜 クラリネットと弦楽四重奏のためのユダヤ系作品集 アブラハム・ヴォルフ・ビンダー(1865-1967): 祈りの動機による変奏曲(1928) ザムエル・ガルドナー(1891-1984):ヘブライ幻想曲 ファビアン・ゴロデツキー:ユダヤ狂詩曲 アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956): 変奏曲 Op.172 S・グロヴィチ:コル・ニドライ(1918) アレクサンダー・クレイン(1883-1951): 組曲「ヘブライのスケッチ」第1番 Op.12 ボリス・レヴェンソン(1884-1947):ユダヤ民謡集 ショロム・セクンダ(1894-1974):ア・ゲローメ・ニグン ヤコプ・ヴァインベルク(1879-1956):五重奏曲 Op.40 |
ディーター・クレッカー(Cl) プラハ・ヴラフSQ | |
1908年にロシアのサンクト・ペテルブルクで設立された「ユダヤ民俗音楽協会」により、ユダヤの旋律を使った新作が生また。その成果がここに収録されている曲で、秘曲を発掘&再評価するクレッカーの面目躍如と言ったアルバム。 | ||
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): ハルモニウムのための作品集 Vol.4 孤独な小鳥/表現派/グラドゥアーレ/ミニチュア集 肖像 Op.101/ルネッサンス Op.57/感覚派/シシリエンヌ |
ヨハネス・マティアス・ ミヒェル(ハルモニウム) | |
「ポートレイト」は33人の有名作曲家に触発された作品。 | ||
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942): 交響曲第3番 ヘ短調「ラップランド」(1913/1915)/ 組曲「エアリナ」(1917) 歌劇「最後の審判の預言者たち」(1917)〜 コラールとフーガ |
ミヒャエル・ユロフスキ指揮 ノールショピングso. | |
ドイツ・ロマン派を基調に、ラップランド地方の情景と冷えた空気を感じさせる交響曲と、深い宗教心を感じさせるコラールなど。 | ||
999 633-2 廃盤 |
ジョヴァンニ・バッティスタ・ティバルディ(17世紀): トリオ・ソナタ集 Op.1〜No.1-4,6,7,9,10,12/Op.2〜No.2,3,4,5,9 |
アンサンブル・ パルナッシ・ムジチ・ シュロス・ヴェルネック |
生涯さえもあまり知られていない“謎の作曲家”による、珍しい作品を集めた一枚。コレッリ率いるオーケストラで演奏し、彼の作品からさまざまな音楽語法をマスターして自分の音楽に昇華させたと言う。 | ||
テレマン:復活祭オラトリオ「復活」TWV.6,7(1761) | ドロシー・ミールズ(S) ブリッタ・シュヴァルツ(A) アンドレアス・ポスト(T) ラインハルト・デッカー、 クラウス・メルテンス(B) ルドガー・レミー指揮 ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. マグデブルク室内cho. | |
ゲオルク・ムッファト(1653-1704): 「音楽の花束」第1巻〜 組曲第1番 ニ短調/第2番 ホ長調 「精選された器楽音楽」〜 シャコンヌ/アウグストの戴冠/これは何/とこしえに |
ローレンツ・ ドゥフトシュミット指揮 アンサンブル・アルモニコ・ トリブート・アウストリア | |
ムッファトはザルツブルク宮廷の音楽家でありながら、パリでリュリに、ローマでコレルリに学び、多様なスタイルを身につけていた。 | ||
ラインハルト・カイザー(1674-1739): 歌劇「最愛のアドニス」(愛人アドニス) |
スサンネ・リデーン、 モナ・シュペーグレ、 マリエッタ・ズンビュルト(S) ラルフ・ポプケン(CT) ヤン・コボウ、 クヌート・ショッホ(T) ライモンツ・スポギス(B) トマス・イーレンフェルト指揮 カペラ・オルランディ・ ブレーメン | |
多くの作曲家がインスパイアされて作品を書いたヴィーナスとアドニスの物語を、作曲者がわずか23歳の時にオペラ化した作品。世界初録音。 | ||
ヨハン・ダーヴィト・ハイニヒェン(1863-1729): ドレスデンの木管協奏曲集 オーボエ協奏曲 イ短調 S.212(+) フルートとヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 S.218(*/**) 2つのオーボエのための協奏曲 ホ短調 S.222(+/#) フルート協奏曲 ニ長調 S.225(*) オーボエ協奏曲 ト短調 S.237 フルートとオーボエのための協奏曲 ト短調 S.238(*/+) |
ローレンス・ディーン(Fl;*) マルティン・シュタドラー(Ob;+) ハリエット・ヘルレ(Ob;#) トマス・アルベルト(Vn;**)指揮 フィオリ・ムジカーリ・ ブレーメン | |
イタリアに学びザクセン、ポーランド、ドレスデンなど各地で活躍した作曲家。円熟した晩年の作品である管楽器群のための協奏曲は、ドイツ・バロックの代表的作品だと言えるだろう。すべて今回が初録音。 | ||
フランチェスコ・マンフレディーニ(1684-1762): 合奏協奏曲 Op.3(全12曲) |
ルドガー・レミー(Cemb)指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
後期イタリアン・バロックの作曲家による代表作であり、有名な「クリスマス協奏曲」を含む曲集。 | ||
クット・アッテルベリ(1887-1974): 交響曲第1番 ロ短調 Op.3/ 交響曲第4番 ト長調 Op.14「シンフォニア・ピッコラ」 |
アリ・ラシライネン指揮 フランクフルト放送so. | |
近代スウェーデンのシンフォニスト、アッテルベリは、北欧的抒情とドイツ・ロマン派風の音楽構築をミックスさせた作曲家。 | ||
クット・アッテルベリ(1887-1974): 交響曲第3番 ニ長調 Op.10「西海岸の風景」/ 交響曲第6番 ハ長調 Op.31 |
アリ・ラシライネン指揮 ハノーヴァーNDRpo. | |
19世紀末から20世紀にかけてのスウェーデン近代音楽シーンをリードしてきた作曲家、アッテルベリ。「西海岸の風景」と題された交響曲第3番は、「アッテルベリの海の交響曲」とも呼ばれる叙情的な作品。また交響曲第6番はシューベルト没後100年記念の作曲賞に匿名応募で入賞し、ビーチャム、トスカニーニ、広上淳一なども録音している名作。 | ||
クット・アッテルベリ(1887-1974): 交響曲第7番「ロマンティック」/交響曲第8番 |
アリ・ラシライネン指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
1940年代に書かれた2曲。民族的要素を加えながらも北欧のイメージにふさわしいスマートな印象を与える。スウェーデン・ロマン派交響曲シリーズ。 | ||
アンドレア・ガブリエーリ(1510?-1586): マドリガーレとカンツォーナ集 |
マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー・ルネサンス | |
レーガー: ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.2 ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.139 古い様式による組曲 ヘ長調 Op.93 演奏会用の3つの小品集 Op.79d [子守歌/カプリッチョ/いたずら] |
ウルフ・ヴァリン(Vn) ロランド・ペンティネン(P) | |
ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890): ヴァイオリン・ソナタ第1番−第3番 |
ドラ・ブラチュコヴァ(Vn) アンドレアス・ マイヤー=ヘルマン(P) | |
メンデルスゾーンやシューマンと同時代で、北欧ロマン派のパイオニアとも言えるガーデ。クララ・シューマンに捧げた若書きの「ソナタ第1番」をはじめ、前述の作曲家が好きな方ならきっと好きになれる曲だろう。 当盤はレーベルで廃盤となり、流通在庫のみとなっております。入手出来ない場合はご容赦下さい。 | ||
999 645-2 廃盤 |
テレマン(1681-1767):チェンバロ曲集 2楽章構成の6つの序曲/6つの序曲/協奏曲 ロ長調 |
ハラルト・ヘーレン(Cemb) |
テレマンの数多い作品のなかで、鍵盤楽器独奏曲はもっとも演奏される機会が少ないジャンルなので、貴重な録音である。 | ||
フリードリヒ・チェルハ(1926-): 弦楽四重奏曲第1番(1989)/同第2番(1989/1990) 同第3番(1991/1992) ヘルダーリンの断章による8曲 (弦楽六重奏のための;1995)(*) |
アルディッティSQ トマス・カクスカ(Va;*) ヴァレンティン・ エルベン(Vc;+) | |
モートン・フェルドマン(1926-1987): 「サミュエル・ベケットのために」(1987) |
ローラント・クルッティヒ指揮 カンマーアンサンブル・ ノイエ・ムジーク・ベルリン | |
ルートヴィヒ・ゼンフル(1490?-1543): ドイツ語歌曲とカルミナ |
マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー・ルネサンス | |
ルターの宗教改革が行われた中世ドイツにおいて多くのモテットや宗教的作品を作曲したゼンフル。彼の残した260もの歌曲から厳選し、1枚のCDに。 | ||
ヒエロニムス・プレトリウス(1580-1629): 聖ミカエルの祝日のための晩課の音楽 |
マンフレート・コルデス主宰 アンサンブル・ ヴェーザー・ルネサンス | |
ハンブルクの教会などでオルガン奏者を務めながら、宗教作品やオルガン曲などを多数残した作曲家。代表作とも言える大規模な晩課は、この作曲家の実力を知るのに十分の作品。 | ||
カンタータ集 カール・フリードリヒ・ゲッセル(1724-1793): 「Sie sind nicht alle dem Evangelio gehorsam」(*) イジー・アントニーン・ベンダ (ゲオルク・ベンダ;1722-1795): 「Bald wird ihm die himmelische Jugend empfangen」(+)/ 「Eilet, eilet das Gesetz zu hören」(+) フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657-1714): 「Gelobe sei der Herr」(*) |
ドロシー・ミールズ、 ブリッタ・シュヴァルツ(S) イェルン・リンデマン(T;+)、 アンドレアス・ポスト(T;*) クラウス・メルテンス(B) ルドガー・レミー指揮 ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. | |
17世紀後半〜18世紀にかけて、ドイツで書かれたカンタータを集めた一枚。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): メゾソプラノのためのアリアと場面集 [歌劇「陽気な奴」より/歌劇「いたずら公爵」より/ 歌劇「黒鳥の国」より/歌劇「神聖な菩提樹」より/ 歌劇「平和の天使」より/ 歌劇「ライヌルフとアデラシア」より/ 歌劇「マリエンブルクの鍛冶屋」より] |
イリス・フェルミリオン(Ms) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ケルンWDRso.&cho. | |
すでに交響曲や歌劇の前奏曲等の録音はあるが、ジークフリート・ワーグナーのオペラ・アリア集が登場! 曲を聴けること自体が珍しく、しかもレーガーやレーヴェなどの歌曲集で見事な歌唱を聴かせるヴェルミリヨンの起用とあって、オペラ・ファンならおすすめ! | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.3 オルゲルビュヒライン〜BWV.599-631 |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) ヨアヒム・ヴァーグナー(Org) | |
トロンヘイム、ニダロス教会のワーグナー製オルガン使用。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.4 オルゲルビュヒライン BWV.633-644 フーガ BWV.574/同 BWV.578/同 BWV.579 コラール変奏曲 BWV.767/同 BWV.770 前奏曲 BWV.568/同 BWV.569 |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
トロンヘイム、ニダロス教会のワーグナー製オルガン使用。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.5 前奏曲とフーガBWV.535/同 BWV.550/同 BWV.543/ コラール編曲集BWV.715-717/同 BWV.722-724/ コラール編曲集BWV.729/同 BWV.734/同 BWV.739/ トリオBWV.583/パストラーレBWV.590 |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
ドイツ、アンガミュンテ、マリエン教会のワーグナー製オルガン(1742年-1744年)使用。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): 交響曲全集/歌劇からの管弦楽曲集 |
ディートリヒ・ヘンシェル(Br) ウルフ・ヘルシャー(Vn) アンドレア・リーバークネヒト(Fl) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ハンブルク国立po. ラインラント=プファルツ州立po. | |
既発の7CD[ 999 003-2 / 999 300-2 / 999 377-2 / 999 378-2 / 999 366-2 / 999 427-2 / 999 531-2 ]のセット化。 | ||
ミヨー:交響曲全集(12曲) [第5番/第6番/第7番/第8番「ローヌ川」/ 第9番/第10番/第11番「ロマンティック」/ 第12番「田舎」/第1番/第4番「1848」/ 第2番/第3番「アンブロシウス賛歌」] |
アラン・フランシス指揮 バーゼル放送so.、バーゼル劇場cho. | |
旧 999 066-2、999 166-2、999 354-2、999 539-2、999 540-2のセット(分売は廃盤)。 | ||
リース(1784-1838): チェロ・ソナタ イ長調Op.21/ ピアノとチェロのための序奏とロシア風舞曲/ チェロ・ソナタ ト短調Op.125/ロマンス ト長調 |
ギド・ラリッシュ(Vc) ロバート・ヒル(P) | |
ピリオド楽器使用。ベートーヴェンの愛弟子として師の作風を受け継いだリースだが、その実力はCPOからリリースされている交響曲などでも実証済み。「ベートーヴェンの時代」を深く掘り下げる1枚。 | ||
シュポア: ヴァイオリン協奏曲第1番−第15番/同 WoO.12 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリン放送so. | |
シューベルト:男声合唱のための作品全集 | ジングフォニカー ベンノ・シャルプフ(P) 器楽アンサンブル | |
999 397-2、999 398-2、999 399-2、999 400-2、999 570-2 のBOXセット。単発リリースで各ディスクとも多くの称賛を得た名演。シューベルトの作品中、珍しい部類に入るものながら、歌曲王の名に恥じないクオリティを聴かせてくれる。 | ||
シューベルト:弦楽四重奏曲全集 [第1番−第15番]/序曲 D.8a/メヌエットとトリオ D.89 |
アウリンSQ | |
Vol.1(999 409-2)とVol.2(999 410-2)という各3枚組で既発売のディスクを6枚組全集ボックス・セットにまとめまたもの。 | ||
フランケル(1906-1973):交響曲全集 交響曲第1番〜第8番/序曲「メーデー」/ メフィストフェレスのセレナードと踊り/ 祭典への序曲/シェイクスピア序曲 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 クイーンズランドso. | |
イギリスのシンフォニスト、フランケルの既発売交響曲シリーズ(999 240-2、999 241-2、999 242-2、999 243-2)をボックス・セットで。 映画音楽でも評価の高いこの作曲家は、CPOが再評価をうながした結果、本国でも再び注目されてきている。 交響曲第3番に付帯していた作曲者自身による解説も収録されている。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.1 キルンベルガー・コラール集〜 BWV.690/691/694-701/703/704/706/709-713 前奏曲とフーガ BWV.531 同 BWV.533/同 BWV.549/同 BWV.551 |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
フライブルク大聖堂のジルバーマン製オルガン使用。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.2 コラール BWV.651-658 (ライプツィヒ・オリジナル手稿による)/ 前奏曲とフーガ BWV.541/同 BWV.546 |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
フライブルク、聖ペトリ教会のジルバーマン製オルガン使用。 | ||
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889): コントラバス協奏曲第1番 嬰ヘ長調(*) コントラバス協奏曲第2番 ロ短調(*) 愛の情熱(2つのコントラバスとピアノのための)(+) |
ボルスラフ・フルトク(Cb) ヨハネス・シュテーレ(Cb;*) シュテファン・テツラフ指揮(*) ウルリヒ・エーデルマン指揮(+) フランクフルト放送so. | |
録音:1998年2月26日&27日(+)/1999年1月5日-6日&4月29日-30日、ゼンデザール、ヘッセン放送局。 コントラバス奏者にとって不可欠の存在であるボッテジーニは、イタリア的な明快さと親しみやすいメロディが特徴の作品を残し、特にコントバラスのレパートリー拡大に務めた。イタリア・ロマン派音楽を知る上でも貴重な一枚。 | ||
ヨゼフ・アイブラー(1765-1846): 「クリスマス・オラトリオ」〜 ベツレヘムのキリスト降誕の羊飼い |
ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 アルスフェルト・ ヴォーカル・アンサンブル、 ブレーメン大聖堂cho.、 イ・フェビアルモニチ | |
死の床のモーツァルトを看病したアイブラー。モーツァルトの「レクイエム」の補筆完成を最初に依頼されたのもこの人。その彼の残したレクイエム(999 234-2)も傑作だったが、 この曲もまた隠れた才能が開花した秀作。 | ||
シュテルツェル(1690-1749): クリスマス・オラトリオ/カンタータ[第1番−第5番] |
ブリッタ・シュヴァルツ(A) ヘニング・ヴォス(A) ヤン・コボウ(T) クラウス・メルテンス(B) ルートガー・レミー指揮 ワイマール・バロック・アンサンブル | |
大バッハ同様、自作カンタータを素材として再構成した「クリスマス・オラトリオ」が聴きもの。 | ||
ペッテション=ベリエル(1867-1942): 交響曲第4番「ホルミア」/管弦楽組曲「眠れる森の美女」 組曲「フローセの花」第1番 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 ノールショッピングso. | |
近代スウェーデン音楽をリードした、ロマンティックな作風を持つ作曲家の交響曲シリーズ最新盤。有名な童話の組曲化と、民謡風の素朴な メロディを持つ組曲からの抜粋を追加収録。 | ||
クロフォード(・シーガー)(1901-1953): 弦楽四重奏曲/管楽五重奏のための組曲/ ダイアフォニック組曲[第1番−第4番] |
アンサンブル・アヴェンテューレ、 ペレグリーニSQ | |
ベルリンとパリで学び、モダニストとしてその活動を続けた女性作曲家による、室内楽作品集。一部で歌曲が注目されるなど、その存在がクローズアップされることは稀なだけに、この一枚で評価が大きく変わるかもしれない。 | ||
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1745-1820):カンタータ集 | イングリート・ シュミットヒューゼン(S) ハワード・クルック(T) ゴットホルト・シュヴァルツ(B) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト(o.) ライン聖歌隊(cho.) | |
ヨハン・ミヒャエル・バッハはJ.S.バッハの親戚筋にあたる作曲家。ベートーヴェンと同時代を生き、ナポレオン戦争終結などを題材にスケールの大きいカンタータを残した。 | ||
ヴィルヘルム・フリードリヒ・ エルンスト・バッハ(1759-1845):カンタータとシンフォニア |
ヘルマン・マックス指揮 クライネ・ コンツェルト(古楽器使用) ライニッシェ・カントライ、他 | |
J.S.バッハの孫(J.C.F.バッハの息子)であるW.F.E.バッハは、ベートーヴェンと同時代のプロイセンで活躍。 コロンブスのアメリカ発見を祝うカンタータなど、この作曲家を知るために最適の作品集だ。 | ||
テレマン(1681-1767): オラトリオ「解放されたイスラエル」 組曲ヘ短調 音楽的牧歌「5月」 |
イングリット・ シュミットヒューゼン クラウディア・シューベルト ハワード・クルック クラウス・メルテンス エッケハルト・アベレ ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト ライニッシェ・カントライ | |
晩年の作品である「解放されたイスラエル」は、出エジプトの物語を描く力作。その2年後に作曲された「5月」は、牧歌的雰囲気をたたえた平和な作品。 | ||
ファッシュ(1688-1758): 序曲 ニ短調/主に向かって歓呼せよ/ バス、2つのヴァイオリン、ヴィオラと 通奏低音のための新年のカンタータ/ 神の御元に行くは我の喜び/ ソプラノ、バス、2つのヴァイオリン、 ヴィオラと通奏低音のための詩篇第121番/ 協奏曲 変ロ長調/ 穏やかなとどろきと心地よい流れ/ バス、シャリュモー、オーボエ、ファゴット、 2つのヴァイオリン、ヴィオラと 通奏低音のためのペンテコスト・カンタータ |
クラウス・メルテンス(B) デボラ・ヨーク(S) シャレフ・アドエル指揮 アカデミア・ダニエル・ アンサンブル | |
ドイツ・バロックを支える一人として、テレマンやグラウプナーらと肩を並べる存在。カンタータや協奏曲など王道とも言える作品構成、当時は斬新だったシャリュモー(クラリネットの前身)を加えた編成などが特徴。 | ||
シュッツ(1585-1672): 小宗教的コンチェルト集(全曲) |
マンフレート・コルデス主宰 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
「シンフォニア・サクラ」「ダヴィデの詩篇」と並ぶ、シュッツ芸術の頂点を極める声楽作品。禁欲の美とでも評したくなるこの曲集を、シュッツを得意とするコルデスの誠実な演奏で。 | ||
レーヴェ:歌曲・バラード全集 Vol.13 まことのばら/恋人/日に焼けた娘/ アサドは「なんじらの上に平安あれ」とともに/ ドラッヘンフェルス/魔法使いの弟子/ 鳥のさえずり/遠くへ/他 |
クリスティアン・エルスナー(T) コート・ガーベン(P) | |
シリーズも13枚目となり、かなり深い世界へと入り込んで来た。今回は初期の作品から晩年まで、生涯に渡ってその作風を捉えることができるラインナップ。エルスナーの叙情的な歌が、 メロディの美しさを強調する。 | ||
ウィレン(1905-1986): 交響曲第2番/交響曲第3番/ 演奏会用序曲第1番/演奏会用序曲第2番 |
トマス・ダウスゴー指揮 ノールショピングso. | |
「交響曲第4番」他(999 563-2)に続く、管弦楽曲シリーズ第2弾。パリで学び、新古典主義をベースに叙情性を加味した作風が特徴で、2つの交響曲と序曲はこの作曲家入門にも最適な親しみやすい作品。 | ||
ソルコツェヴィッツ(1734-1789): 器楽曲全集&交響曲集 |
ヴォルフガング・ブルンナー指揮 ザルツブルク・ホフムジーク | |
クロアチアのドゥブロヴニクで要職に就き、大使職としてウィーンへと赴任した際にハイドン、グルック、モーツァルトらと交流したという、 変わった経歴の作曲家による交響曲集。古典派の勢いがある作品をピリオド楽器で。 | ||
メンデルスゾーン=ヘンゼル:弦楽四重奏曲 マイアー(1812-1883):弦楽四重奏曲 ロンバルディーニ=ジルメン(1745-1818): 弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第3番 |
エラートSQ | |
メンデルスゾーンの姉ファニーをはじめ、女性作曲家たちによる弦楽四重奏曲を集めた盤。 | ||
フックス(1660-1741): オラトリオ「カルバリの丘で慈悲によって開かれた救済の泉」 |
クミコ・コイケ、 リンダ・ペリッロ、他 マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー | |
フックスはウィーンの聖シュテファン大聖堂で楽長を務めた作曲家だけに、壮大なオラトリオや宗教音楽は得意とするところ。フックス作品に意欲的なハーゼルベックによる演奏は、もっとも信頼できるものである。 | ||
神聖ローマ皇帝フェルディナント3世(1608-1657): 生誕の賛歌「すべての者の救い主なるイエスよ」/ 賛歌「神を守り」/賛歌「人間の救済」 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620/23-1679): フェルディナント3世の死に寄せる哀歌 神聖ローマ皇帝ヨーゼフ1世(1678-1711): カンタータ「喜ばしき天の女王」 神聖ローマ皇帝・レオポルト1世(1640-1705): ソナタ・ピエナ/詩篇「主をほめたたえよ」 |
リンダ・ペリッロ イェルク・ ヴァシンスキ デイヴィッド・ コーディア ヘニング・ヴォス マルティン・ ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー/他 | |
神聖ローマ王国の歴代皇帝は音楽に理解があったことでも有名で、自ら作曲したものも時おり録音されてはいるが、このように1枚に集められた物は珍しい。 中でもヨーゼフ1世による堂々としたカンタータは一聴の価値あり。 | ||
ヨハネス・シェンク(c.1656-c.1712): 伴奏付きと無伴奏の ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集 |
ロレンツ・ ドゥフトシュミット(ガンバ) ゾフィー・ヴァティロン(ガンバ) ロルフ・リスレファント(テオルボ/G) ヴォルフガング・ツェーラー (Cemb/ポジティヴOrg) | |
17-18世紀(パーセルとほぼ同時期)のドイツやアムステルダムにおいて、ガンバの名手として活躍したシェンクによる作品集。その楽器を知り尽くした数多い曲の中から、今回は入門編ともいえる物をセレクト。名手ドゥフトシュミットの腕が冴える! | ||
カルク=エーレルト(1877-1933):ピアノ作品集 Vol.1 6日間の創世のみわざ/バガテル/アラベスク/ むせかえる香り/気まぐれなワルツ/パルティータ |
エルンスト・ブライデンバッハ(P) ヴェルナー・ホップストック(P) | |
オルガン作品集で脚光を浴びたドイツの作曲家による、ピアノ曲シリーズ。シェーンベルク、ドビュッシー、スクリャービンからの影響大。 | ||
ジークフリート・ワーグナー:バリトンのための情景とアリア 歌劇「太陽の炎」、「熊の毛皮を来た男」、「いたずら公爵」、「よう鬼」、 「陽気な奴」、「バナディートリッヒ」、「黒鳥の国」、「異教の王」、 「平和の天使」、「ライヌルフとアデラシア」より |
ロマン・トレケル(Br) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ケルン放送so.&cho. | |
ゲーテに捧げられた歌曲集〜ゲーテ生誕250年記念 ベートーヴェン、シューベルト、レーヴェ、シューマン、 ヴォルフ、プフィッツナー、シェック/他の作品 |
クリストフ・プレガルディエン(T) ミハエル・ギース(P) | |
トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集 Vol.2 [第8番/第9番] |
ヴェルディSQ | |
20世紀ウィーンを代表する作曲家トッホは、CPOの録音によって再評価されつつある。シェーンベルクやバルトークの作風に近い彼の作品は、日本でも多くのファンを獲得するはず。 | ||
トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集 Vol.1 第11番/第13番 |
ブーフベルガーQ | |
全13曲(ただし5番までは紛失)ある弦楽四重奏曲のシリーズがスタート。 ドイツ時代にヒンデミットが委嘱した11番、1953年に室内楽の集大成として書かれた13番をカップリング。 | ||
トッホ(1887-1964): 舞踏組曲/ チェロ協奏曲(*) |
ズザンネ・ ミューラー=ホルンバッハ(Vc;*) ゲルハルト・ ミューラー=ホルンバッハ指揮 ムターレ・アンサンブル | |
アメリカへの亡命以前、1920年代に作曲された2曲は作曲家トッホの地位を確立した作品。チェロ協奏曲は フォイアマンが絶賛した作品で、20世紀初頭のウィーンを代表する一曲でもある。 | ||
ラングストレーム(1884-1947): ヴァイオリンとピアノのための組曲第1番/ ヴァイオリンとピアノのための組曲第2番/ ヴァイオリンとピアノのためのカプリッチョ・アモローソ/ ヴァイオリンとピアノのためのポエム/ ピアノのための3つのレジェンド/ ヴァイオリンとピアノのためのアリオーソ/ 2台のヴァイオリンのための3つの舞曲小品/ 2台のヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための E.T.A.ホフマン形式の夜想曲/ ピアノのための即興曲 |
マッツ・ヤンソン(P) ターレ・オルッソン(Vn) ホルメン・カルテット | |
交響曲・管弦楽曲などによって、20世紀前半のスウェーデン音楽をリードしてきた作曲家による珍しい室内楽曲集。各曲の編成もさまざまで、さながらこの作曲家のカタログ的なディスク。 | ||
テレマン:6つの協奏曲と6つの組曲 | カメラータ・ケルン (古楽器使用) | |
すでに「6つのパルティータ」をCPOに録音しているカメラータ・ケルンが、続編ともいえる室内楽曲をリリース。さまざまな楽器で演奏可能なこの作品群を、考え抜かれた組み合わせでいきいきと楽しく演奏している。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782): ピアノ協奏曲 Op.13 No.4-6/Op.14 |
アンソニー・ホルステッド(P) 指揮ハノーヴァー・バンド | |
作曲者が晩年ロンドンで活躍していた時代の作風を伝える一枚。幼いモーツァルトに手ほどきをしたピアノの腕前が、ソロ部分に表れている。 | ||
ダルベール(1864-1932):歌劇「死んだ眼」 | ダグマル・シェレンベルガー、 ハルトムート・ヴェルカー/他 ラルフ・ヴァイケルト指揮 ドレスデンpo.&cho. | |
録音:1997年、ドレスデン。ライヴ。 美しい盲目の女性を主人公としたドラマ。 | ||
クロイツァー(1780-1849):男声合唱曲集 〜ウーラント、ゲルティ、ゲーテ、 シュティー、グリッツェのテキストによる |
ジングフォニカー | |
クロイツァーはドイツ南西部の出身で、約50のオペラ、約200の歌曲などを残した。 | ||
ヴェッツ(1875-1935): 交響曲第2番/「クライスト」序曲 |
ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
中部ヨーロッパのシレジア地方(チェコとポーランドにまたがる地域)出身。ブルックナーから多大な影響を受けつつ、独自の作風を築いた「忘れられた作曲家」の一人。 | ||
フランケル :映画音楽「バルジ大作戦」 (映画音楽全曲初録音) |
ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 クイーンズランドso. | |
H.フォンダ、R.ショウらの主演で今でも人気の高い大作の音楽を、スコアの完全再現でお届け。 | ||
ゼレンカ(1679-1745):管弦楽作品全集 Vol.3 7つのコンチェルタントのための組曲ヘ長調 聖ヴェンチェスラオのメロドラマ〜シンフォニア ニ長調 カプリッチョ第4番イ長調 |
ユルゲン・ゾンネンタイル指揮 ノイ=エレフネーテo. | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ルドルフ・ニールセン(1876-1939): 弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第3番 |
アロスSQ | |
CPOやdacapoレーベルでその魅力が伝えられた「もうひとりのニールセン」による弦楽四重奏曲。数少ない室内楽曲の中でもクオリティが高く、 デンマークの若手四重奏団が愛情を持って演奏している。 | ||
999 699-2 (2CD) 廃盤 |
イェンナー(1865-1920):室内楽曲全集 ピアノ四重奏曲 ヘ調/弦楽四重奏曲第2番/第3番/ ピアノ、クラリネットとホルンの三重奏曲 変ホ長調 |
モーツァルト・ピアノQ と友人達 |
数少ないブラームスの弟子であり、師の没後もウィーンでブラームスの流れを受け継いだ作曲家イェンナー。 マーラーなど19世紀末〜20世紀にかけてのウィーンを彩った作曲家の蔭で、こんな作曲家も活躍していたことを改めて教えてくれるセット。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.6 前奏曲とフーガ[BWV.532/545/548]/ われらが神はかたき砦/おお主なる神われを憐れみたまえ/ わが心の切なる願い/われ汝に別れを告げん/ コラール前奏曲「ああ神よ、天より見たまえ」/ コラール変奏曲「恵み深きイエスよ、よくぞ来ませり」 |
ゲアハルト・ヴァインベルガー(Org) | |
ヴァインベルガーがドイツの古いオルガンをバッハの時代を意識しながら演奏する好評シリーズの第6弾。コラールを中心に、バッハの持つ深い音楽性と宗教心を再現。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.7 コラール前奏曲 [キリストは死の絆につかせたまえりBWV.718/ 主イエス・キリスト、われらを顧みたまえBWV.726/ 最愛のイエス、われらここにありBWV.730/ 最愛のイエス、われらここにありBWV.731/ 汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたえよBWV.732/ わが魂は主をあがめBWV.733/ われ汝に別れを告げんBWV.736/ 高き天より、われは来たりBWV.738/同 BWV.1085]/ トリオ・ソナタ[第2番BWV.526/第5番BWV.529]/ パッサカリアBWV.582 |
ゲアハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
シリーズ第7弾は、多彩なコラール前奏曲を中心とした選曲。ヴァインベルガーの演奏とヒストリカル・オルガンの音が素晴らしい。当盤では1735-39年製作の、ドイツ、アルテンブルク城内教会、ハインリヒ・ゴットフリート・トロースト製オルガンを使用。 | ||
ブゾーニ(1866-1924):ピアノのためのソナティナ全集 [第1番/第2番/第3番「子供のために」/ 第4番「キリスト生誕1917年の日に」/ 第5番「大ヨハン・セバスティアン氏に」(小ソナティナ)/ 第6番「カルメン幻想曲」] インディアン日誌/トッカータ |
ローランド・ぺンティネン(P) | |
ジョン・オグドン、ピーター・ドノホー、マルク=アンドレ・アムランらの手により甦った「ピアノ協奏曲」が日本初演され、話題になっているブゾーニの珍しい作品集。 北欧の名手、ペンティネンが弾くとは少々以外ながら期待できる。 | ||
プフィッツナー(1869-1949): ヴァイオリン・ソナタ/5つの小品/6つの練習曲 |
ウルフ・ヴァーリン(Vn) ローランド・ペンティネン(P) | |
歌曲集シリーズに続く一枚は、唯一のヴァイオリン・ソナタと、ほとんど知られていないピアノ作品集を収録。オペラや声楽曲などが知られる中、この分野の貴重な録音だと言える。 | ||
トッホ(1887-1964):交響曲第2番&第3番 | アラン・フランシス指揮 ベルリンRSO | |
ナチの手からアメリカに逃れたユダヤ系オーストリア人作曲家による、交響曲シリーズの第2弾(既発:交響曲第5〜7番:999 389-2)。第2番は1951年の作品、第3番は1955年の作品でピュリッツァー賞を受賞している。 | ||
アンタイル(1900-1959): 交響曲第4番「1942年」/交響曲第5番「歓喜」/ アルジェー(「カスバの恋」)のジケーター |
ヒュー・ウルフ指揮 フランクフルトRSO | |
交響曲第1&6番、他(999 604-2)に続くシリーズ第2弾は、ショスタコーヴィチの作風をかなり意識したような2つの交響曲を収録。共に1940年代の作品。 | ||
カール・ハインリヒ・) グラウン(c.1703-1759):クリスマス・オラトリオ |
イングリット・シュミットヒューゼン(S) スザーネ・ノリン(A) マルクス・シェーファー(T) クラウス・メルテンス(B) ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト、 ライン・カントライ | |
ピリオド楽器使用。 フリードリヒ大王の宮廷で音楽監督を務めるなど、ドレスデンやベルリンなどで活躍した作曲家による大変珍しい作品。メロディアスなアリアと合唱を多用し、クリスマス物語を印象的に聴かせてくれる。 | ||
C.P.E.バッハ : 宗教的歌曲集Wq.197-198(選集;22曲) |
クラウス・メルテンス(Br) ルートガー・レミー(Fp) | |
300曲近いとされる歌曲集からセレクトし、バロック作品を得意とする二人が再現。 | ||
コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ヴァイオリン・ソナタ/ 歌劇「死の都」より [ピエロの踊り歌、 私に残された幸せは(マリエッタのリュートの歌)]/ 幻想的奇想曲/ バレエ音楽「雪人形」〜セレナード/ 歌劇「ヘリアーネの奇跡」〜ヘリアーネの歌/ 付随音楽「空騒ぎ」 |
ゾーニャ・ ファン・ベーク(Vn) アンドレアス・フロエリッヒ(P) | |
15歳の作品である「ヴァイオリン・ソナタ」をはじめ、「ウィーンの神童」「モーツァルトの再来」などと評された少年期〜青年期のコルンゴルトによる、ヴァイオリン作品を収録。 | ||
999 710-2 廃盤 |
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900): ピアノ四重奏曲/弦楽三重奏曲/ チェロとピアノのための伝説 |
アンドレアス・ フロエリッヒ(P) ベルカント弦楽合奏団 |
あまりにもブラームスの影響を受けすぎたと言われている作曲者が、没後100年を機に復活。そのシリーズ第1弾となるこのCDには、その彼の代表作を収録。ウィーン・ロマン派音楽の扉が、また新たに一つ再発見されたといえよう。 | ||
カルク=エーレルト(1877-1933):ピアノ作品集第2集 ワルツの情景/4つのピアノ小品/北方から/ パーティナ/ミニアチューレン/旅の絵 |
エルンスト・ブライデンバッハ(P) | |
同時期に活躍したスクリャービンを彷彿とさせるピアノ作品集。19世紀末〜20世紀初頭の退廃とロマンがあふれている。 | ||
ヴィラ=ロボス(1887-1959): 交響曲第3番「戦争」/第9番/序曲「そのような男」 |
カール・セント=クレア指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
1919年に第一次世界大戦の終結を祝ってブラジル政府から委嘱された第3番、オーマンディの指揮で初演された1952年作曲の第9番を収録。内外の音楽誌でも好評のシリーズ。 | ||
ヴィラ=ロボス(1887-1959): 交響曲第7番(1945)/ シンフォニエッタ第1番(1916) |
カール・セント=クレア指揮 SWRシュトゥットガルト放送so. | |
シンフォニエッタはモーツァルトを意識して作曲されたという。シリーズ既発売盤は音楽各誌でも好評を得ており、ヴィラ=ロボスの交響曲の全貌が明らかになりつつある。 | ||
クレンゲル(1859-1933): チェロ協奏曲第1番/第4番 2つのチェロのための二重協奏曲第1番 |
クセーニア・ヤンコヴィッチ、 クリストフ・リヒター(Vc) ビャルテ・エングスト指揮 北ドイツ放送ハノーヴァーpo. | |
クレンゲルは「チェロのパガニーニ」という異名を持ち、現代でもチェロ奏者なら知らない者がいないほどの存在。 ブラームス、シューマンの流れをくんだドイツ・ロマン派の作風で、楽器の可能性を十分に追求している。 | ||
999 715-2 廃盤 |
レハール(1870-1948): ピアノ・ソナタ ヘ長調/ピアノ・ソナタ ニ短調/ ピアノのための幻想曲 変イ長調 |
ヴォルフ・ハーデン(P) |
オペレッタの名作「メリー・ウィドウ」だけじゃない! これはとんでもなく珍しいレハールの音楽。CPOでは歌曲などもリリースし、この作曲家の才能をアピールしているが、今度の新譜はピアノ・ファンにとってはまたとない贈り物。ウィーン音楽ファンの方にもお勧めだ。 | ||
リース(1784-1838):交響曲第1番/第2番 | ハワード・グリフィス指揮 チューリヒco. | |
ベートーヴェンの弟子リースのシリーズが着々と進行中。 | ||
ガッロ(c.1730-?):12のトリオ・ソナタ集 | パルナッシ・ムジチ | |
ピリオド楽器使用。18世紀にヴェニス、ナポリ、ボローニャなどイタリア各地で活躍した作曲家だが、その作品は「ペルゴレージ作」として発表されたこともあり、ストラヴィンスキーが「プルチネルラ」で使用した曲も含まれているなどなにかと興味深い。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782): サルヴェ・レジナ/しもべらよ、主をほめたたえよ/ シ・ノクト・テネブローサ |
エマ・カークビー(S) マルクス・シェーファー(T) ミヒ・ガイク指揮 オルフェオ・バロックo. | |
カークビーがCPOに登場。主にミラノ時代の宗教作品を集めたこの1枚は、器楽作品をメインに紹介されてきたこの作曲家の違った側面を伝える。 | ||
ドレーゼケ(1835-1913):交響曲第2番/セレナード | イェルク・ペーター・ ヴァイグル指揮 北ドイツ放送 ハノーヴァーpo. | |
ワーグナーに多大な影響を受けたドイツ・ロマン派の作曲家ドレーゼケが、ブルックナーやブラームスに対抗して仕立て上げた第2交響曲。 999 581-1 に続く、リヴァイヴァルの気運が高まる交響曲シリーズ第2弾。 | ||
テレマン:受難オラトリオ「イエスの死」 | ドロシー・ミールズ(S) ブリッタ・シュヴァルツ(A) ヤン・コボウ(T) クラウス・メルテンス(B) ルートガー・レミー指揮 ミカエルシュタイン・ テレマン室内o.、 マグデブルク室内cho. | |
テレマンの宗教作品における劇的な傑作が、レミーほかドイツ・バロックのスペシャリストたちによってよみがえった。J.S.バッハの「陰」に隠れているかのような宗教曲の評価を大きく変える演奏であり、深遠なドイツ・バロックの奥深さも体験できる。 | ||
マルシュナー(1759-1861): ピアノ三重奏曲第2番/第5番 |
ラーヴェンスブルク・ べートーヴェン三重奏団 | |
ウェーバーやマイアベーアらと並び、同時期のオペラ作曲家として名をはせたマルシュナーのロマンティックな室内楽曲集。ほとんど忘れられた作品を蘇らせ、再評価を促す一枚。 | ||
フェラーリ(1603/04-1681): マドリガルとカンツォネッタ集 |
モナ・シュペゲーレ(S) ウーバート・ホフマン(キタローネ) マティアス・ミューラー= モーア(リローネ/ガンバ) デトレフ・ブラチュケ (Cemb/Org) アンサンブル・インカンタート | |
17世紀の作曲家フェラーリによる、華麗な声楽作品集。特にこの時代の音楽を得意とするソプラノ、シュペゲーレの歌唱が聴きもの | ||
ハスラー(1564-1612):モテットとオルガン曲集 | マルティン・ ベッカー(Org) マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
聖コスマス教会、フス/シュニットガー製オルガン使用。 | ||
ゴトヴァッツ(1895-1982): 交響的コロ舞曲/オラチ−農夫たち/ヴァイオリン弾きグスラー 「エロ」〜歌とコロ/「バルカン」〜歌と舞曲 タイツェヴィッチ(1900-1984):7つのバルカン舞曲 |
モーシェ・アツモン指揮 北ドイツ放送ハノーヴァーpo. | |
紛争が続いた旧ユーゴスラヴィア地域であるクロアチアのゴトヴァッツ、セルビアのタイツェヴィッチという2人の作曲家から、バルカン地方の国民音楽を知ることのできる一枚。 | ||
レーガー(1873-1916):ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3 ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調/ 2つの小ソナタOp.103b〜第1番/ 小さなカプリース/ロマンス ト短調 |
ウルフ・ヴァーリン(Vn) ローランド・ペンティネン(P) | |
シリーズ第3弾は、「クラリネット・ソナタ第3番」を改作したヴァイオリン・ソナタをメインに、1900年代初頭の小品をカップリング。最近注目度の高いドイツ後期ロマン派音楽のファンには、ぜひオススメしたい。 | ||
スッペ(1819-1895): 喜歌劇「美しきガラテア」(1幕、1865年第1稿) |
アンドレア・ボクナー、 ハンス=ユエルク・ リッケンバッハー ユリアーネ・ハイン ミヒャエル・クプファー トーマス・アイトラー指揮 ラインpo. コブレンツ市劇場cho. | |
序曲が広く知られるオペレッタの全曲(約1時間)、しかもオリジナル版による珍しい演奏。 | ||
レハール(1870-1948):オペレッタ「春」(全1幕) |
シュテファニー・ クラーネンフェルド、 アリソン・ブロウナー、 ローベルト・ヴェーレ、 マルクス・ケーラー(以上歌手陣) マルク・ゴトーニ(Vn) ヨハネス・ゴリツキ指揮 ノイス・ドイツco. | |
レハールの珍しい作品が登場。「メリー・ウィドウ」以外は不当なほど知名度が低いが、当時のウィーンの香りを味わえる貴重な芸術だ。 | ||
シュトルツ(1880-1975): 歌曲「20の花の歌」(原典版) |
ダグマル・シェレンベルガー(S) シェリー・カッツ(P) | |
オペレッタの名作曲家であり、シュトラウス・ファミリーの音楽の名指揮者としても知られるシュトルツが、友人の詩人の作品をテキストに用いた連作歌曲集。この録音は原詩のオリジナルを用いて、より作品の真価に迫っている。 | ||
グリーグ:弦楽四重奏曲Op.27/同ヘ長調 | アウリンSQ | |
ペンデレツキ(1933-):室内楽曲集 弦楽三重奏曲/クラリネット独奏のための前奏曲/スラヴ風に ヴァイオリン・ソナタ/カデンツァ/クラリネットと弦楽のための三重奏曲 |
エドゥアルト・ブルンナー(Cl) ドイツ三重奏団 パトリック・オバーン(P) | |
プロコフィエフの影響も見える「ヴァイオリン・ソナタ」や1990年代の作品を収録。 | ||
ハイドン(1732-1809): ピアノ三重奏曲全集 Vol.4 [第35番 Hob.XV:21/ 第36番Hob.XV:22/第37番 Hob.XV:23] |
トリオ1790 | |
ピリオド楽器使用。英独仏などの音楽誌レビューで好評を得ている、トリオ1790のハイドン・シリーズ。 全集第4弾は、ザロモン交響曲や「皇帝」「日の出」などの弦楽四重奏曲と同時期に作曲された円熟の作品集。 | ||
アッテルベリ(1887-1974): ピアノ協奏曲変ロ短調/ピアノと管弦楽のための狂詩曲 スウェーデン民謡によるバラードとパッサカリア |
ルーヴェ・ デルヴィンイェル(P) アリ・ラシライネン指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
交響曲シリーズで活躍したラシライネンが、大植英次氏のシェフ就任で注目されるオーケストラを指揮し、ピアノと管弦楽の作品集を録音。 北欧音楽のイメージを満足させてくれる叙情性とスケール感のあるオーケストラの音が特徴。 | ||
ヴラディゲロフ(1899-1978): ブルガリアの印象−ピアノ二重奏曲全集 |
ピアノデュオ・ ジェノワ&ディミトロフ(P) | |
ブルガリア出身の作曲家による民族的要素の強い管弦楽作品などを、ピアノ・デュオにアレンジして演奏。「ブルガリア狂詩曲」「ブルガリア舞曲」などを収録。ブルガリア人デュオの演奏で。 | ||
レスレル[ロゼッティ](1750頃-1792): 2つのホルンと管弦楽のための協奏曲 Murray C56Q Kaul deest/ 2つのホルンと管弦楽のための協奏曲 Murray C57 Kaul III:53/ 2つのホルンと管弦楽のための協奏曲 Murray B27 Kaul III:51/ 2つのフルート、2つのホルンと 弦楽のための夜想曲 Murray B27 Kaul I:58 |
クラウス・ヴァーレンドルフ、 サラ・ウィリス(Hr) ヨハネス・モエズス指揮 バイエルン室内po. | |
録音:2002年5月21日-24日、バイエルン放送局第1スタジオ。 cpoのレスレル復活プロジェクトが続く。ボヘミア楽派が積極的に作曲した管楽器のための協奏曲や室内楽曲だが、中でもレスレルのクオリティは高く、 現在でもホルンの大切なレパートリーとなっていえる。 | ||
シュテルツェル(1690-1749): クリスマス・オラトリオ〜カンタータ第6ー10番 |
ブリッタ・シュヴァルツ(Ms) ヘニング・ヴォス(A) ヤン・コボウ(T) クラウス・メルテンス(B) ルートガー・レミー指揮 ヴァイマール・ バロック・アンサンブル | |
同時代人バッハの同名作品にひけをとらない名曲の後半にあたる5つのカンタータを収録。 | ||
プフィッツナー(1869-1949): ピアノ三重奏曲Op.8/変ロ長調 |
ローベルト・ シューマン三重奏団 | |
ピアノ三重奏曲はドラマティックな展開が特徴で、若書きの変ロ長調と合わせてプフィッツナーの本質を探る入り口にもなっている。 | ||
カール・シュターミッツ(1746-1801):室内楽曲集 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラと 通奏低音のための四重奏曲/ 2つのフルートと通奏低音のための三重奏曲/ フルート、ヴァイオリン、ホルンと チェロのための四重奏曲/ ホルン、ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲/ フルート、ホルン、2つのヴィオラと 通奏低音のための五重奏曲 |
カメラータ・ケルン | |
ピリオド楽器アンサンブルの代表格カメラータ・ケルンによる、CPOのお家芸とも言えるドイツ前古典派の典型的な作品集。 | ||
オンスロウ(1784-1853): 交響曲第2番/交響曲第4番 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 北ドイツ放送 ハノーヴァーpo. | |
こちらもCPOによって全貌が明らかになりつつある「フランスのベートーヴェン」。シュポアなど同時代の作曲家同様、ベートーヴェンの初期交響曲を思わせる明快さと躍動感は、 まさに隠れた秀作と言えるクオリティ。 | ||
ミデールシュルテ(1863-1943):オルガン曲集 「われらが神はかたき砦」によるトッカータ/対位法的交響曲 コラール「天にましますわれらの父よ」による2つの練習曲 半音階的幻想曲とフーガ/バッハの主題による協奏曲〜常動曲 間奏曲/シャコンヌ |
ユルゲン・ゾンネンタイル(Org) | |
聖ペートリ教会、ゲーラルト・ヴェール製オルガン使用。ミデールシュルテは、バッハ、レーガー、ブゾーニの影響を受けてオルガン曲を書いたアメリカの作曲家。 バッハの精神と作風が20世紀にも生き続ける最良のサンプルとして注目したい一枚。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「ポントスのアルシルダ王妃」 | シモネッタ・カヴァッリ ルチーア・シャンニマニコ エレナ・チェッキ・フェディ ニッキー・ケネディ ジョゼフ・コーンウェル セルジョ・フォレスティ アレッサンドラ・ロッシ フェデリコ・マリア・サルデッリ 指揮モード・アンティクォ カメラ・イタリアーノcho. | |
ヴィヴァルディの3番目のオペラで、1716年にヴェネツィアで初演。「私はジャスミンの花のように」など印象的なアリアも散りばめられている。クリティカル・エディションによる新録音。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.1 ハイドン:ノットゥルノHob. II: 25, 26, 29-32 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
日本でも根強い気と強い信頼を得ているドイツの正統派クラリネット奏者、クレッカー。彼が結成したアンサンブルと共に、ハイドンの管楽作品を取り上げている。 なおこのエディションは、1970年代EMIへ録音した音源を使い、全25枚を予定している。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.2 ライヒャ(1770-1836): 1楽章の五重奏曲/八重奏曲Op.96 |
ディーター・クレッカー(Cl) アド・リビトゥム コンソルティウム・ クラシクム | |
「ディーター・クレッカー・エディション」第3弾。英EMIに録音していた「ベートーヴェンと友人、弟子たち」と題されたLPセットからの抜粋。管楽合奏作品に定評あるライヒャは、クレッカーの十八番でもある。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.3 プレイエル(1757-1831): 2つのVn・Va・Vc・Ob・ 2つのHrとCbのための八重奏曲/ Vn・VaとVcのための三重奏曲/ 2つのClとFgのための協奏的三重奏曲 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
クラリネットの名手クレッカーが1970年代にEMIへ録音した音源をCD化する「クレッカー・エディション」の1枚。研究意欲旺盛のこの奏者が得意とする、古典派音楽は現在においても貴重な物だ。 | ||
ディーター・クレッカー・エディション Vol.4 シューベルト:八重奏曲/九重奏曲「小葬送音楽」 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
ディーター・クレッカー・エディション Vol.5 〜ベートーヴェンの友人たち リース(1784-1838):八重奏曲 チェルニー(1791-1857):華麗なノットゥルノ 変ホ長調 リヒノフスキー(1771-1837): パイシェッロの主題によるピアノのための7つの変奏曲 ルイス・フェルディナンド (プロイセン王子)(1772-1806):八重奏曲 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
EMI音源の再発シリーズ。 | ||
ドレーゼケ(1835-1913): 交響曲第1番/交響曲第4番(喜劇的シンフォニア)/ 「聖名祝日」序曲 |
イェルク=ペーター・ ヴァイグレ指揮 ハノーファーNDRpo. | |
1873年にドレスデンで初演された交響曲第1番は、ドイツ・ロマン派交響曲のエッセンスをストレートに表出した作品。晩年の作品である「喜劇的シンフォニア」は奇想曲風の軽妙な曲で、この一枚で作風の幅広さを味わえる。 | ||
オンスロウ(1784-1853): 交響曲第1番/交響曲第3番 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 NDRハノーヴァーpo. | |
ベートーヴェンの次世代にあたり、芸術的にも過激な街だったパリで活躍し、ベルリオーズの先鞭を付けたとも言われる作曲家の一人がオンスロウ。いくつかのレーベルでも再評価の兆しがあるこの作曲家だが、まさに「幻想」と同時期に書かれた交響曲第1番でその才能を確かめてみるのもご一興。 | ||
ラングストレーム:交響曲全集 [交響曲第1番「ストリンドベリ追悼」/ 交響曲第2番「わが祖国」/ 交響曲第3番「星の下の歌」/ 交響曲第4番「祈り」]/ バッカス賛歌/春の賛歌/劇的間奏曲集 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 ノールショッピングso. | |
既発売ディスク[ 999 367-2 / 999 368-2 / 999 369-2 ]のセット化。価格的にはかなりお得。 | ||
ブロッドマン(1955-): ムジカ・サクレ[パーカッション・ファンタジー] |
ハンス=ギュンター・ ブロッドマン(全楽器演奏) | |
打楽器アンサンブル「カバサ」のメンバーであるブロッドマンが、多種多様な楽器(ジャンベ、ベース・バー、クロタル、シェイカー、タムタム、オーシャン・ドラム、ヒーヴァ・ベル、ゴング、シンバル、他)を操って自作自演を披露。楽器のバラエティとブロッドマンの妙技に魅了される一枚で、打楽器ファン(プレイヤー)は要注目だろう。 | ||
フローベルガー(1616-1667): ストラスブールの写本(チェンバロのための14の組曲) |
ルートガー・レミー(Cemb) | |
17世紀ドイツの重要なチェンバロ作曲家、フローベルガーの評価をさらに高める発見となった「14の組曲」の新発見写本。従来の楽譜と相違もあるこの楽譜はフローベルガー研究にも重要な資料。ルネサンス〜バロック音楽のスペシャリストであるルートガー・レミーによる演奏は、学習者、愛好家共に必聴であろう。 | ||
シュポア(1784-1859): ヴァイオリン協奏曲ト長調 WoO 9/ホ短調WoO 10 協奏的楽章ニ長調 WoO 16 |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリヒ指揮 ベルリンRSO | |
全集録音(999 657-2)の補完とも言える一枚で、若書きでありながら完成度の高い作品を収録。ヘルシャーの深い共感を得て演奏され、カタログ的にも貴重なリリース。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ:6つの交響曲 Op.18 | アンソニー・ホルステッド指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド | |
J.C.バッハ(1735-1782):歌劇序曲集 Vol.3 「エンディミオーネ」序曲/「テミストークレ」序曲 「ルーチョ・シッラ」序曲/「ゴールのアマディ」序曲 |
アンソニー・ ホールステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
J.S.バッハの末息子による序曲集シリーズ久々の最新盤は、 バッハ・マニアの方でもなかなか聴けない珍しい作品揃い。相変わらずこの辺りのファンは見逃せないシリーズである。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.8 トッカータ ヘ長調 BWV540-1/幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537 トッカータ、アダージョとフーガ ハ短調 BWV564 トッカータとフーガ ニ長調「ドリア旋法」 BWV538 他 |
ゲアハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
録音:オランダ、グローニンゲン、聖マルティン教会。15世紀製のオルガンを使用。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.9 フーガとコラール集 |
ゲアハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
使用オルガン:1728-1731年、グレーフェンハイン、クリストフ・ティーレマン製 1747年、ベッテンハウゼン、ヨハン・エルンスト・ドーリング製 1758-1767年、トロヒテルボルン、フランツィスクス・フォルクランド製。バッハと関わりの深い楽器を使用。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.10 前奏曲とフーガ BWV544/同 BWV547 オルガン・コラール集(ライプツィヒ・オリジナル手稿による) BWV659-668a |
ゲアハルト・ヴァインベルガー (Org) | |
使用楽器:ドイツ、ヴァルタスハウゼン、市教会「神の救済のために」、1724-30年、ハインリヒ・ゴットフリート・トロースト製。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.11 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534/アッラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV.589 カンツォーナ ニ短調 BWV.588/4つのデュエット BWV.802〜805 フーガ ヘ長調 BWV.540-2 教理問答書コラール(ドイツ・オルガン・ミサ) BWV.672〜675、679、681、682、685、687、689 |
ゲアハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
使用楽器:ザクセン・ポニツ村の教会、1737年、ゴットフリート・ジルバーマン製。 膨大なシリーズ最新盤は、有名なオルガン製作者ジルバーマンの手になる楽器を使用。 教会音楽の基本であるコラール集を中心に、楽器の深い音を堪能できる「前奏とフーガ」や多彩な音色を味わえる「フーガ」なども収録。 | ||
クララ・シューマン:ピアノ作品全集 | ヨーゼフ・ デ・ベーンホーヴァー(P) | |
プレイエル(1757-1831): 交響曲ニ長調 Op.3 No.1/ 協奏交響曲第2番/周期的交響曲第6番 |
ヤクブ・ヂャラク(Vn) リッカルド・ ボヴィーノ(P) ハワード・ グリフィス指揮 チューリッヒco. | |
ヴァンハルとハイドンに師事した正統的古典派作曲家ながら、現在では「プレイエル・ピアノ」の名前ばかりが有名な作曲家。不当とも思えるその評価をくつがえす一枚となるか。 | ||
エッセンシャル・オヴ・ジャズ ソー・ホワット/ラ・フィエスタ/テイク・ファイヴ/ コラール・フォー・デビー/ セヴン・ジャイアント・ステップス・トゥ・ヘヴン/他 |
クンテセンス・ サクソフォン・クィンテット | |
レハール(1870-1948):組曲、舞曲と間奏曲 喜歌劇「ひばりが歌う所」〜行進曲とパロータシュ/ジプシーの祭り 歌劇「ロドリーゴ」〜 敬虔な前奏曲/千夜一夜物語/蜃気楼/珊瑚色の唇 喜歌劇「侯爵の子」〜辞任/舞踏組曲/中国のバレエ組曲 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
楽しくも麗しいウィンナ・オペレッタの世界を堪能できるこの一枚は、 なかなか聴けないレハールの作品からオーケストラによる作品を集めており、活気のあるウィーンの街と文化に触れることができる。 | ||
レハール(1870-1948):歌劇「タティヤーナ」 | ダグマル・シェレンベルガー ヘルベルト・リッペルト カルステン・メヴェス カルステン・ザブロフスキ ローラント・シューベルト/他 ミハイル・ユロフスキ指揮 べルリン放送so.&cho. | |
オペレッタ作曲家レハールが残した、ほとんど唯一と言ってもよい貴重な「オペラ作品」。作曲者20代の「駆け出し時代」に書かれたこの曲は、ロシアの軍楽隊長を主人公にした恋愛物語。 | ||
キーンツル(1857-1941):歌曲集 思いやりのある放棄/4つの日本の歌曲/満たされて あなたの思い出/夢の暗示/健康になって/夕べの歌 目に見えないフルート奏者/丘のマリーア/宵の気分 ビリティスの子守歌/瞬間/あなたの夢/平和/静か |
ダグマル・ シェレンベルガー(S) ペーター・シュタム(P) | |
後期ロマン派音楽の特徴を伝え、オペレッタや音楽ドラマなどで評価を受けた作曲家キーンツルの歌曲集を発掘。 ミニドラマ仕立てになっているものや、日本をモチーフにした歌曲集など興味深い作品が並ぶ。 | ||
テレマン(1681-1767): 「音楽による礼拝、 または一般用の教会カンタータ集 続編(1731)」〜 カンタータ第42番「Die Glut des Zorns」TWV1:331/ フーガTWV30:8/ カンタータ第67番 「Mein Glaube ringt in letzten Zuegen」TWV1:184/ フーガ TWV30:6/ カンタータ第48番 「Da, Jesu, Deinen Ruhm zu mehren」TWV1:531/ フーガ TWV30:13/ カンタータ第5番 「Ein Jammerton, ein schluchzend Ach」TWV1:424/ フーガ TWV30:20/ カンタータ第35番 「Ertrage nur das Joch der Maengel」TWV1:479 |
ルート・ツィーザク(S) カメラータ・ケルン | |
ピリオド楽器使用。室内楽編成のアンサンブルを使ってカンタータの作風を確立したテレマンによる全72曲のカンタータ集から選ばれた収録曲は、ツィーザクの洗練された声とカメラータ・ケルンの演奏で、ドイツ・バロックの正統的なソロ・カンタータの姿を伝えてくれる。 | ||
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900): ピアノ四重奏曲Op.75/弦楽三重奏曲Op.27-1 |
アンドレアス・フレーリヒ(P) ベルカント・ストリングス | |
室内楽曲集(999 710-2)に続くこの一枚は、ドイツ・ロマン派音楽の層の厚さを証明する内容。当時、ここに聴ける密度の高い作品でブラームスと同様の人気を博した。 当盤はレーベルで廃盤となっており、高額となります。また、流通在庫限りとなりますので、品切れの際はご容赦下さい。 | ||
ラフ(1822-1882): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.1 大ソナタ第1番/2つの幻想的小品/ ワーグナーのタンホイザーの主題による二重奏曲 |
インゴルフ・ トゥルバン(Vn) ヤッシェ・ネムトソフ(P) | |
交響曲がもっとも有名なラフの作風は、メンデルスゾーンを手本としたドイツ・ロマン派の王道。3枚のシリーズとなるヴァイオリン作品集の第1弾は、録音も極めて少ない曲が並んでいる。 | ||
ラフ(1822-1882): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.2 ヴァイオリン・ソナタ第2番/6つの連作小品/ ワーグナーの 「ローエングリン」の主題による二重奏曲 |
インゴルフ・ トゥルバン(Vn) ヤッシェ・ネムトソフ(P) | |
有名な「カヴァティーナ」を含む「6つの連作小品」ほか、影響を受けたワーグナーをモチーフに使った曲、そして力作ながら隠れた存在となっていたソナタ第2番を収録。 シューマンからブラームス、グリーグなどとの関連性も強い、メロディアスな作風が特徴。 | ||
ラフ(1822-1882): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.3 スイスより/ソナタ第3番/ソナチネ第4番−第7番/ ワーグナーの 「さまよえるオランダ人」の動機による二重奏曲 |
インゴルフ・トゥルバン(Vn) ヤッシェ・ネムトソフ(P) | |
既発売の2枚(Vol.1: 999767-2/Vol.2:999768-2)でロマン派音楽の中心に位置していることが証明されたラフ。シリーズ3枚目はソナタ第3番を中心に、母国へのオマージュ作品 (ヨアヒムに献呈)などを含めた内容。 | ||
アルビノーニ(1671-1751):3声のソナタOp.1 | パルナッシ・ムジチ | |
ピリオド楽器使用。20才頃の若書の作品。 | ||
ツェンダー(1936-):ロ=シュー1、2、3、7 | ハンス・ツェンダー指揮 ムジークファブリーク ヘレン・ブレツソエ (Fl、ピッコロ) | |
「ハンス・ツェンダー・エディション」で指揮者としての存在をアピールし、日本を含む東洋の文化・哲学・思想に影響を受け、作品を発表し続けているツェンダー。 中国の魔法陣がヒントになっている「ロ=シュー」シリーズから、4曲を抜粋。 | ||
カルク=エーレルト(1877-1933):ピアノ作品集 Vol.3 デカメロン/7つの性格的小品/アフォリスメン |
エルンスト・ ブライデンバッハ(P) | |
一部に熱心なファンを持つカルク=エーレルト作品シリーズ。4つの連作ピアノ曲集は、すべて後期ロマン派 および印象派的な味わいを持つ小品の集合。オルガン曲とは別の個性を持っている。 | ||
カルク=エーレルト(1877-1933): ピアノ作品集 Vol.4 異国風狂想曲/夕暮れの印象/荒地の情景/ 2つのピアノ小品/夜の雨/モザイク |
エルンスト・ ブライデンバッハ(P) | |
オルガン曲シリーズに続きピアノ曲を次々に紹介しているCPOだが、久しぶりの最新盤をリリース。後期ロマン派の時代にあって、印象主義や異国趣味などさまざまな流行を取り入れつつ、独特の個性をたたえた作品集。 | ||
トッホ(1887-1964): 交響曲第1番/交響曲第4番 |
アラン・フランシス指揮 ベルリン放送so. | |
cpoが積極的に紹介しているトッホの作品。第1番は63歳になった作曲家が初めて書いた交響曲。1950年代後期に書かれた第4番とあわせ、 晩年になっても試行錯誤を繰り返していたこの作曲家の強い筆致が感じられる。 | ||
トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集 Vol.4 弦楽四重奏曲第7番/弦楽四重奏曲第10番/献呈 |
ブーフベルガーSQ | |
Vol.1:999 687-2 / Vol.2:999 686-2 / Vol.3:999 776-2。 シリーズの完結編。1907年に作曲された初期の作品である第7番、作曲者のいとこに献呈され、名前が音楽(音名)に反映されている第10番などを収録。 | ||
トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集 Vol.3 [第6番/第12番] |
ヴェルディSQ | |
活動の初期において弦楽四重奏曲をまとめて作曲したトッホだが、その中の1曲が第6番。時を隔て、第2次世界大戦後に悲惨な戦争を悼んだ第12番も、 彼の作風変化の中で重要な位置を占めている。 | ||
カバザ・パーカッション〜四重奏曲集 Vol.4 キーズヴェッター:嵐の目 ハイダー:千年期の終わりのための100の連打 ブロッドマン:SiO2 R.シュミット:ディヴェルティメント トゥール:進行II |
カバザ・ パーカッション・クァルテット | |
すでにCPOから3枚のCDをリリースし現代作品を斬新な演奏で聴かせてくれるアンサンブルが、メンバーの自作曲も含めて腕前を披露する 最新盤。 | ||
フィルス(1733-1760):交響曲集 [ハ長調/変ホ長調/ト短調/ニ長調/イ長調] |
ミヒ・ガイック指揮 オルフェオ・バロックo. | |
マンハイム宮廷楽団でチェロ奏者を務めながら、自身がマンハイム楽派の重要な作曲家でもあったフィルス。最近、国内盤も増えてきている前期古典派音楽だが、 またひとり新しい作曲家が紹介される。 | ||
フランセ(1912-1997): 花時計/ イングリッシュ・ホルン、ヴァイオリン、 ヴィオラとチェロのための四重奏曲/ オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲/ 2つのヴァイオリン、 ヴィオラとチェロのための四重奏曲 |
ラヨシュ・レンチェシュ (Ob/イングリッシュHr) ヴラディスラフ・チャルネツキ指揮 南西ドイツ室内o. プフォルツハイム・パリシーSQ フランセ=トリオ | |
プーランクの小粋なおしゃれ感覚とラヴェルの涼しげなクールさを併せ持ったフランセの音楽は、主に管楽器を活用した作品が愛聴されている。オーボエを中心とした作品をはじめ、弦楽四重奏作品など、近代フランス音楽の典型的な作風だと言えるだろう。 | ||
ブルネッティ(1744-1798): 弦楽四重奏曲イ長調/ト短調 Op.2-1/変ロ長調/変ホ長調Op.2-3 |
シュパンツィヒQ | |
18世紀のスペイン宮廷で活躍し、弦楽四重奏のスペシャリストでもあったブルネッティ。 ハイドンやボッケリーニらと同時代の古典派であり、オーソドックスな作風ながら、弦楽四重奏曲ファンをうならせる魅力を持っている。 | ||
レハール・コンダクツ・レハール レハール(1870-1948): 喜歌劇「ジプシーの恋」序曲 喜歌劇「ロシアの皇太子」 〜ヴォルガの歌「ふたたびただひとり」 喜歌劇「この世は美しい」〜私は恋に陥った 喜歌劇「フラスキータ」〜 フラスキータのセレナード「青空をしとねに」/ 舞踏組曲(バレエ音楽) 喜歌劇「フリーデリケ」〜 私の感情の全て、私のあこがれの全て(二重唱) おお私のおとめ、どんなにおまえを愛しているか 喜歌劇「ほほえみの国」序曲 喜歌劇「パガニーニ」〜愛は地上の天国 喜歌劇「ジュディッタ」〜私の唇にあなたは熱いキスをした 喜歌劇「メリー・ウィドウ」〜 唇は黙っていても、ヴァイオリンはささやく(二重唱) |
マルグレート・ プファール(S) マルセル・ ヴィトリッシュ(T) フランツ・レハール指揮 ザールブリュッケン 帝国放送o. | |
録音:1939年6月28日、ザールブリュッケン、ライヴ。 CPOからの歴史的録音、それも戦前のライヴ。ウィンナ・オペレッタの人気作曲家が、ドイツ併合下の時代に行ったコンサート。2人のお気に入り歌手も交え、音楽だけでなく時代の証言としても貴重な録音。 | ||
ハンザ同盟祭の音楽 ヴァイランド、ロイテンシュテイン、アルベルト、 ハーコンベルガー、デュリキウス、ベルンハルト、ベッカー、 ヴェックマン、オブレヒト、ラッスス、Andries Pevernage、 クレメンス・ノン・パパの作品 |
マンフレート・コルデス主宰 Ens.ヴェーザー=ルネサンス | |
13世紀に生まれた北ドイツの商業圏都市同盟であるハンザ同盟は、中世の巨大な組織であり、芸術への影響も少なくなかった。 その祝祭で演奏された作品を集めたこの一枚は、中世音楽・社会に興味を持つ方におすすめ。 | ||
ヒンデミット(1895-1963):管弦楽曲集 Vol.2 映画音楽「嵐と氷の中で」〜抜粋/室内音楽第1番 弦楽のための5つの小品/プレーンの音楽の日〜抜粋 組曲「フランス舞曲」/室内音楽第2番 ピアノ、金管と2台のハープのための協奏音楽/チェロ協奏曲 チェロ協奏曲(1940)/チェロと10の楽器のための室内音楽第3番 ピアノと弦楽合奏のためのバレエ「四つの気質」/ピアノ協奏曲 バレエ音楽「悪魔」/バレエ「エロディアード」 |
ジークフリート・マウザー(P) ダヴィド・ゲリンガス(Vc) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 フランクフルトRSO タスマニアso. クイーンズランドso. | |
欧米で絶賛されたCD5枚をボックス・セット化。 | ||
ヒンデミット:管弦楽作品BOX Vol.3 | ||
管楽器のための協奏曲全集 [クラリネット協奏曲(*)/ホルン協奏曲(#)/ トランペット、バスーン、 弦楽オーケストラのための協奏曲(+)/ 木管とハープのための協奏曲(**)] (999 142-2) |
ウルリッヒ・メールハルト(Cl;*/**) マリー・ルイーズ・ ノイネッカー(Hr;#) ラインホルト・フリードリヒ(Tp;+) カルステン・ ヴィルケニンク(Fg;+/**) ヴァルター・ビューゼル(Fl;**) ロザリンデ・ハース(Org;##) ブレット・ディーン (Vaダモーレ;++) ブレット・ディーン(Va;***) デネ・オールディング(Vn;###) ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 フランクフルトRSO(*/#/+/**/##/++) クイーンズランドso. | |
オルガン協奏曲(##) オルガンと室内オーケストラのための 室内音楽第7番Op.46-2(##) ヴィオラ・ダモーレと室内オーケストラの ための室内音楽第6番Op.46-1(++) (999 261-2) | ||
室内音楽第5番(ヴィオラ協奏曲)(***) ヴィオラと大室内管弦楽のための演奏会用音楽Op.48(***) 古い民謡によるヴィオラと 小管弦楽のための協奏曲「白鳥を焼く男」(***) ヴィオラと弦楽のための葬送音楽(***) (999 492-2) | ||
ヴァイオリン協奏曲(###) ヴァイオリンとオーケストラのための室内音楽第4番(###) 組曲「トゥッティフェントヒェン」 (999 527-2) | ||
ヒンデミットの管弦楽シリーズお買い得セット第3弾。分売の番号は上記の通り。 | ||
ヴィラ=ロボス(1887-1959): 交響曲第2番「昇天」/ ニューヨーク・スカイライン・メロディ |
カール・セント=クレア指揮 シュトゥットガルト 南西ドイツ放送so. | |
シリーズ第6集は、1917年に作曲されたものの1944年まで初演されなかったという交響曲第2番と、前衛的な手法(図形楽譜)によるオーケストラ作品を収録。この作曲家の作品中、かなり珍しい位置の2曲だと言えるだろう。 | ||
リピンスキ(1790-1861): ヴァイオリン協奏曲第2番「軍隊協奏曲」/ ヴァイオリン協奏曲第3番/ ヴァイオリン協奏曲第4番 |
アルブレヒト・ ブロイニンガー(Vn) ヴォイチェフ・ライスキ指揮 ポーランド放送so. | |
そのすばらしい演奏テクニックからか、生前は「ポーランドのパガニーニ」と呼ばれていたというリピンスキ。ドレスデン宮廷オケのコンサートマスターも務め、 作曲家としての才能にもcpoが光を当てる。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 6つのピアノ・ソナタ Op.17 |
ハラルト・ヘーレン(Fp) | |
J.C.バッハにとってもっとも重要なジャンルである鍵盤楽器(クラヴィーア等)作品。作品5のソナタ集(999 530-2)に続くヘーレンによるオーセンティックな演奏は、 18世紀音楽に興味を持つ方なら必聴。 | ||
プフィッツナー(1869-1949):歌曲全集 | ジュリー・カウフマン(S) イリス・ヴェルミリヨン(Ms) クリストフ・ プレガルディエン(T) アンドレアス・シュミット(Br) ローベルト・ホル(B) ドナルド・ズルツェン、 アクセル・ボーニ、 ミハイル・ギース、 ルドルフ・ヤンセン(P) | |
既発売の5枚をボックス・セット化。 | ||
ディッタースドルフ(1739-1799):オラトリオ「ヨブ」 | マルクス・シェーファー ロメリア・リヒテンシュタイン イェルク・ヴァシンスキ エッケハルト・アベレ ビート・デュデック リンダ・ペリッロ ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト ライニッシェ・カントライ | |
ピリオド楽器使用。協奏曲や管弦楽曲などが有名なディッタースドルフだが、宗教的な大作を聴きたいならこの作品。 ハイドンやモーツァルトにも少なからず感銘を与えたという作品で、宗教音楽ファンや声楽ファンにもお勧めしたい。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782): 歌劇「シピオーネ(スキピオ)の慈悲」(1778) |
リンダ・ペリッロ クリスティーネ・ヴォルフ イェルク・ヴァシンスキ マルクス・シェーファー ハンス・イェルク・マメル ヘルマン・マックス指揮 ライニッシェ・カントライ クライネ・コンツェルト | |
J.C.バッハ・シリーズがオペラにも拡大。1778年にロンドンで作曲された、ローマの将軍を主人公に描いた オペラ。 | ||
ポイエル(1570-1625以後): 「世界の鏡」、「新しいパダウアン」〜 歌曲、組曲とカンツォーナ |
ロレンツ・ドゥフトシュミット指揮 アルモニコ・トリブート | |
オルガニスト兼作曲家として16−17世紀のドイツとオーストリア各地で活躍し、少ないながらも印象的な作品を残したポイエル。 最初の出版作品と2つめの出版作品を収録したこの一枚は、この作曲家を知る手がかりとなるであろう。 | ||
オンスロウ(1784-1853):弦楽四重奏曲集 Vol.3 [第4番/第25番/第20番] |
マンデルリンクSQ | |
「フランスのベートーヴェン」、オンスロウの弦楽四重奏曲はドイツ音楽の伝統にのっとった構成感のある作品。シューマンが「メンデルスゾーンと並ぶ才能」と絶賛した音楽は、 このシリーズを追うごとにその姿を現してくる。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): ソプラノのためのオペラからの情景とアリア集 「マリエンブルクの鍛冶屋」、「小鬼」、「星の掟」、「黒鳥の国」、 「異教の王」、「平和の天使」、「ライヌルフとアデラシア」、 「太陽の炎」から |
ダグマル・シェレンベルガー(S) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 WDRケルンsso.&cho. | |
ジークフリートの作品を多数録音しリヴァイヴァルさせたcpoが、ソプラノのためのアリア等をセレクトして一枚にまとめた。既発売のメゾ・ソプラノ版(999 651-2)およびバリトン版(999 684-2)の続編。 | ||
レズニチェク(1860-1945): 交響的伝記「ついてない男」 幻想序曲「ラスコーリニコフ」 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 WDRケルン放送so. 山枡信明(T) | |
歌劇「ドンナ・ディアナ」で有名な作曲家の交響作品。「ついてない男」はR.シュトラウスの交響詩を思わせるストーリー性がある作品で、作曲者自身の心情告白でもある。 20世紀初頭の音楽ファンは必聴。 | ||
シュニトケ(1934-1998):映画音楽集 「私の過去と思い」/「苦悶」/「サンクト・ペテルブルクの終わり」 「巨匠とマルガリータ」 |
フランク・シュトローベル指揮 ベルリン放送so.&cho. | |
珍しいシュニトケの映画音楽(CD初登場の曲も収録)は、他のレーベルでもまとめて入手できないもので、 作曲者の友人でもあるシュトローベルの指揮により信頼性の高い演奏になっている。多様主義を確立する前の曲もあり、作曲者の変遷も知ることができる。 | ||
バッハ家の音楽気質 J.N.バッハ:カンタータ「イェーナの酒とビールの呼び売り人」 W.F.E.バッハ:法典 滑稽な二重唱〜詩人と作曲家/人生行路/意図 J.C.バッハ:田舎の賢人/メツェンドレ ヨハン・クリストフ・バッハ:最愛の人、汝の美術展示会 |
ヘルマン・マックス指揮 クライネ・コンツェルト ライニッシェ・カントライ ルートガー・レミー (Cemb、Org)/他 | |
バッハ一族の中でもやや珍しい作曲家をピックアップし、ファミリーの層の厚さを知ることができる一枚。 特にクリストフ&ニコラウス親子や大バッハの孫であるヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンストの作品は、他の音源もなかなかない貴重なもの。演奏も正統派。 | ||
シュポア(1784-1859): 2つのヴァイオリンのコンチェルタンテ第1番(1808) 2つのヴァイオリンのコンチェルタンテ第2番(1833) 大ポロネーズ/アイルランド民謡によるポプリ |
ウルフ・ヘルシャー、 グンヒルト・ヘルシャー(Vn) クリスティアン・フレーリッヒ指揮 ベルリン放送so. | |
cpoが火を付けたとも言えるシュポア作品の再評価。2つのコンチェルタンテは作曲年の差が円熟度の違いを垣間見させる。 | ||
アクセス(1908-1999):ヴァイオリン協奏曲 | ツィハト・アスキン(Vn) レンギム・ゴエクメン指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
アクセスはヨゼフ・スーク、アロイス・ハーバなどに学んだ20世紀トルコを代表する作曲家。演奏に1時間を要するこのヴァイオリン協奏曲は、前衛的でもあり民族的要素も含む作品。 | ||
ラフ:ピアノ三重奏曲集 Vol.2 第2番/第3番 |
トリオ・オーパス・エイト | |
ディーター・クレッカー・エディション第6集 シューベルト(1797-1828): アダージョとロンド・コンチェルタンテD.487/ 3つのメヌエット/弦楽三重奏曲D 471(断章)/ 八重奏曲「メヌエットと終曲」D72 フュエッテンプレンナー(1794-1868):五重奏曲 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
学究肌のクラリネット奏者として名高いクレッカーと彼の手兵による秘曲集。1970〜80年代のEMI録音を復刻したこのシリーズだが、今回はシューベルト・ファン必聴。 | ||
クレッカー・エディション Vol.7 モーツァルト: クラリネット五重奏曲「シュタードラー」K.581 二重奏曲第2番 K.424 クラリネット五重奏曲(第1楽章アレグロのみ)K.追加91(516c) アレグロ(未完)K.追加90(580B) シュタードラー(1753-1812):3つのバセットホルンのための三重奏曲 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
モーツァルトの盟友にして名手シュタードラーに関係するラインナップ。名曲クラ五を軸に、単一楽章しか残されていない2つの五重奏曲や、シュタードラー自身による作品を収録。 | ||
ラッハナー(1803-1890): 九重奏曲ヘ長調/八重奏曲変ロ長調 Op.156 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・クラシクム | |
ディーター・クレッカー・エディションの8枚目は、シューベルトの友人だった作曲者による2つの室内楽曲。 オルガニストとして認められていただけに、ハーモニーの構築がみごと。クレッカー他の名手たちが一流品として紹介している。 | ||
マルティヌー(1890-1959): 2台のピアノのための協奏曲(*) シュニトケ(1934-1998): 4手のためのピアノ協奏曲(*)/ ヴァイオリンと管弦楽のための「グリーグを讃えて」(+) |
ピアノデュオ・ ジェノワ&ディミトロフ(*) カトリン・ラブス(Vn;+) 大植英次指揮 北ドイツ放送 ハノーヴァーpo. | |
ミネソタからハノーヴァーに主要ポストを移した大植英次がCPOに初登場。地元の人気ピアノ・デュオをサポートし、新手兵と見事な演奏を聴かせる。 | ||
キーンツル(1857-1941): 弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/ 弦楽四重奏曲第3番 |
トマス・クリスティアン・ アンサンブル | |
このところcpoからのリリースが多く、再評価への道を歩んでいるキーンツルの弦楽四重奏曲集。シューマン風ロマン主義の第1番、 その40年後に書かれて20世紀初頭のウィーンを反映させた第2番、そして1928年作曲の第3番。 | ||
レーヴェ(1796-1869): 歌曲・バラード全集 Vol.18 花嫁の花冠の歌/鐘楼番の娘/カンツォネッタ/パリア/ 晩の賛美歌/心の薔薇/橋の上の羊飼い/春の到来/ ティトゥスによるエルサレム陥落/涙と笑い/オウム/ 大選帝候とシュプレーの処女/アラマの嵐/小舟 |
ヤン・コボウ(T) コート・ガーベン(P) | |
コボウはヘレヴェッヘやレオンハルト、鈴木雅明など多くの指揮者に信頼される若手テノール歌手。ゲーテやリュッケルトなど、ドイツ詩の世界も堪能できる一枚。 | ||
シューベルト(1797-1828)/タルクマン選曲・編曲: 歌劇「アルフォンソとエストレッラ」のハルモニムジーク版 |
クラウス・ベッカー指揮 リノス・アンサンブル | |
知られざるオペラから名曲を抜粋して、ハルモニムジーク(管楽合奏とコントラバス)のスタイルで再現。 この作曲家らしい魅力的な旋律は健在で、あらためてシューベルト・ファンに問いたい一枚。管楽器ファンにもおすすめ。 | ||
エゴン・ヴェレス(1885-1974): 交響曲第4番/交響曲第6番/交響曲第7番 |
ゴットフリート・ラープル指揮 ウィーン放送so. | |
新ウィーン楽派の追従者であるヴェレスはシェーンベルクの孫弟子にあたり、ウィーンからイギリスに移住して活動を続けた。 9曲ある交響曲の中で収録された3曲は1950年代から1960年代にかけての作品。シリーズ第1弾。 | ||
フランケル(1906-1973):映画音楽集 「まじめが肝心」/「吸血狼男」/「イグアナの夜」/「舞姫夫人」/ 「ザ・イヤーズ・ビィトウィーン」/ 「フットステップス・イン・ザ・フォグ」 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 クイーンズランドso. | |
「バルジ大作戦」はじめ、多くの映画音楽を作曲したフランケル。それらを交響組曲風にアレンジしたものがこの一枚に。 ジャズの影響も大きく、20世紀音楽史におけるこの作曲家の位置を示す。 | ||
モーツァルト: テノールのための演奏会用アリアと管弦楽作品集 交響曲第1番/アリア「行け、怒りにかられて」/ レチタティーヴォ「いまや義務の」と アリア「かくも偉大なるは」/ アリア「もし運命が説き明かすなら」/ アリア「従い、かしこみて」/ レチタティーヴォ「私の唇を信じられないならば」と アリア「悲しみ悩む心」/ アリア「私のいとしい妻クラリーチェ」/ ディヴェルティメントK.138(125c)/ アリア「お願い、私の苦しみの理由を聞かないで」/ レチタティーヴォ「哀れな者よ、おお夢よ目覚めよ」と アリア「まわりにそよぐ微風」 |
クリストフ・ プレガルディエン(T) ミヒ・ガイック指揮 オルフェオ・バロックo. | |
CPOで数々の名唱を聴かせてくれているプレガルディエンが、ピリオド楽器オーケストラと共にモーツァルトを取りあげた。彼のリリカルな声質が曲と相性が良く、 前奏のように置かれた交響曲第1番も聴きもの。 | ||
ニコ・ドスタル(1895-1981): スケルツォ序曲「楽しい遊び」/組曲「スペインのスケッチ」/ 演奏会用ワルツ「ウィーンの思い出」/ ピアノと管弦楽のためのブルース幻想曲/ 組曲「異国情緒」〜恋をしている人のための月/ ロマンティック組曲「私の山で」 |
ローター・ブロダック(P) ニコ・ドスタル指揮 BPO | |
今回初CD化となる、オペレッタ作曲家として知られるドスタルが、自らBPOを指揮した極めつけの一枚。1979年の録音だが、レコードはまたたく間に売り切れたという。R.シュトラウスの絢爛さを持った音楽だ。 | ||
ホフマイスター(1754-1812): クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ とチェロのための四重奏曲集 [イ長調/変ロ長調/ニ長調/変ホ長調] |
ディーター・ クレッカー(Cl) プラハ・ ヴラフSQ員 | |
クレッカー・シリーズ最新盤は、ウィーンでモーツァルトら多くの作品を出版したホフマイスターの、作曲家としての才能にスポットを当てた一枚。 優秀なクラリネット奏者シュタードラーとの関連性も解くクレッカーの名演。 | ||
W.ウィリアムズ(?-1701):器楽曲全集 2つのリコーダーと通奏低音、または2つのヴァイオリンと 通奏低音のための6つのトリオ・ソナタ Op.1 2つのリコーダーのための二重奏曲ヘ長調 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調 |
カメラータ・ケルン | |
ピリオド楽器使用。ロンドンでヴァイオリニストとして活躍した作曲家W.ウィリアムズが、今から約300年前に出版した作品などを収録。 パーセルからヘンデルの間を埋める貴重な存在で謎の多い作曲家。残された器楽作品はこの一枚で聴ける。 | ||
ドイツ室内カンタータ集 Vol.1 シュテルツェル(1690-1749): アウロラは泣いていた/ 冷酷な、しかし愛らしいシルヴィア/ 瞬間というものは/名残の薔薇は気高く咲いて/ ただあなたの、心から見つめて/ そして愛は喜びをもたらしてくれるのか/ 哀れなシルヴィオ 他 |
ドロシー・ミールズ(S) ヤン・コボウ(T) ルートガー・レミー指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
18世紀前半に活躍し、ザクセンの王室にカペルマイスターとして仕えた作曲家のカンタータ集。バッハとほぼ同じ時期に生きたシュテルツェルの曲は、 その時代のドイツ宗教音楽を広く知ることができる最良のサンプルである。 | ||
テレマン(1681-1767):24の頌歌(1741) [静かに酔うことは賢明である/娯楽/徳/ 羊飼い/楽しき支給者/本当の長所/笑い/ 酒宴の歌/富と貧困の間に位置する中産階級/ 分別のある願望/ぶどう酒/青春時代の願望/ 粗末な食事/ドーリスにて/いい気分/ ぶどう酒の賛美/楽しい羊飼いの生活/満足/ 寡欲/健康を祈って乾杯/友人/田園生活/変わり者] |
クラウス・メルテンス(Br) ルートガー・ レミー(Cemb) | |
1700年頃ベルリン、ミヒャエル・ミートケ製モデルによる、2000年アムステルダム、ブルース・ケネディ製チェンバロ(a'=390ヘルツ)他を使用。 テレマンの珍しい(そして初期の作品ながらすばらしい)歌曲集。シリアスとユーモアという2つのテーマを持つこの歌曲集で、テレマンの新しい世界が広がる。 | ||
ゼッケンドルフ(1744-1785): ゲーテのワイマールより歌曲 |
ヤン・コボウ(T) ルートガー・レミー(Fp) | |
ゲーテと親交があり、ワイマール宮廷でもその音楽的才能を認められていたゼッケンドルフ男爵の歌曲集。シューベルトなどドイツ歌曲のルーツ的な存在で、 この貴重な発掘は多くの歌曲ファンに歓迎されるであろう。 | ||
ヴェッツ(1875-1935): 交響曲第3番/生命の歌 |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ 国立po. 他 | |
プフィッツナー、シェーンベルクらと同時代にドイツで活躍し、現在ではほとんど忘れられている作曲家。後期ロマン派の管弦楽曲が好きな方にはおすすめ。 | ||
サイグン(1907-1991):交響曲第1番/第2番 | アーリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
パリでダンディに師事し「トルコのバルトーク」と呼ばれた作曲家による、全5曲の交響曲シリーズがスタート。 フィンランドの俊英ラシライネンが、独特の国民楽派的作風をみごとに料理している。 | ||
ファラン(1804-1875): 交響曲第2番/序曲第1番/序曲第2番 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
cpoの録音で実体が徐々に見えてきたフランスの女性作曲家。交響曲第2番は 彼女が敬愛するベートーヴェンの作品へと近づこうとした証とも言える曲であり、フランスへの (ベートーヴェンの)影響を考える上でも貴重な存在。今回のリリースで彼女の管弦楽作品がすべて 揃う。 | ||
999 822-2 (7CD) 廃盤 |
ディーター・クレッカー・エディション Vol.9 モーツァルト: セレナード全集/ディヴェルティメント集 |
ディーター・クレッカー(Cl) コンソルティウム・ クラシクム |
一部にEMIなどからリリースされている音源もあるモーツァルト作品集のCD化。現在もなおこの作曲家に執着して研究と演奏を披露しているクレッカーにとって、 この録音集もまさにライフワークの一部。演奏は1970年代に早くもピリオド楽器と奏法を意識した「先見の明」的存在。 | ||
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):パントマイム「夢」 | ゲオルク・ シュヒター(語り) クリスティアーネ・ ベジガー(S) マルクス・ フォルスター(A) ローベルト・ホル(B) ヴォルフガング・ ブルンナー指揮 ザルツブルク・ ホフムジーク | |
弟ハイドンがザルツブルク大司教のオーケストラを率いていた時期、ハメを外したコメディ作品に音楽を付けて仕上げた作品のひとつ。 珍品とも言えるこの曲を、同じザルツブルクの音楽家たちが中心となって復活させた。 | ||
シュレーカー(1878-1934):歌劇「炎」(オリジナル版) | イェルク・ザプロフスキ、 マヌエラ・ウール、 ハイケ・ヴィットリープ、 ローベルト・シャフィン、 カタリーナ・ピーツ、 ハンス・ゲオルク・ アーレンス ウルリヒ・ ヴィントフュール指揮 キールpo. キール歌劇場cho. | |
オリジナル版による世界初録音。シュレーカー最初のオペラであるこの作品の、完全復活上演と言ってもよい貴重な舞台をライヴ収録。 近年になって評価を高めファンを増やしているこの作曲家だけに、ウィーン世紀末音楽注目の一枚となりそう。 | ||
ソリーヴァ(1791-1853): 歌劇「ジューリオとセスト・ポンペーオ (カエサルとポンペイウス)」(1818) |
フランチェスカ・ペダーチ エリザベッタ・スカーノ カルロ・ヴィンチェンツォ・ アッレマーノ パトリシア・スペンス カルロ・ボージ ドナト・ディ・ステファノ アンジェロ・カンポーリ指揮 スイス=イタリア語放送o.&cho. ディエゴ・ファゾリス(P) | |
ベートーヴェン、そしてロッシーニと同じ時代を生きながら、歴史の中に埋没してしまったソリーヴァ。 近年、オペラ作曲家として再評価されているこの作曲家が1818年に作曲したこのオペラは、スイスーイタリア語放送協会の肝いり。 | ||
フェリクス・ドレーゼケ(1835-1913): 歌曲集 毎朝あなたにスミレを贈る/死にかけている子供/ ヘルガの誠実/孤独な少女/夕べを過ぎて/ 騎士オラフ [大聖堂の前に/ オラフ卿が結婚披露宴で座っている/ オラフ卿、真夜中]/ 風景画 [小さな船/あなたの生活の息抜き/ 私は人生について考えた/夜の慰め/ ローマの夜/ヴェネツィア]/ 真夜中/海に面した城/あなたは遮れない日光/ 悲しき戴冠式/姉妹/アグネス/ 騎士の提案/おお、魂よ、思え |
インゲボルク・ダンツ(A) ロマン・トレケル(Br) コート・ガーベン(P) | |
ワーグナーの時代からR.シュトラウスの時代まで、ドイツ・ロマン派音楽の激動期を生きて高い評価を受けていたドレーゼケ。ほぼ無名となっている現在では考えられないほどの名士であった彼が、作曲家人生の中で書いためていった歌曲を集めている。 | ||
ヴィラ=ロボス(1887-1959): 弦楽三重奏曲/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲/ 2つのショーロス/ショーロス第2番 |
ドイツ三重奏団 | |
交響曲シリーズに続いて、CPOは室内楽作品に注目。このところ弦楽四重奏曲はマニアに注目されているものの、ここに収録されたトリオ、またはデュオの曲は珍しいものがほとんど。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.5 [第38番/第39番/第40番/第41番/第31番] |
トリオ1790 | |
ピリオド楽器使用。Vol.1:999 466-2、Vol.2:999 467-2、Vol.3:999 468-2、Vol.4:999 731-2。 シリーズ第5弾は1790年代中盤、つまり「ロンドン・セット」と同時期に作曲され、この編成で書かれた作品群としても佳境に入っている時代の曲。ピリオド楽器ならではの自然なアーティキュレーションが、 作品の本質を描き出す。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.6 3つのピアノ三重奏曲[第43番/第44番/第45番] |
トリオ1790 | |
ピリオド楽器使用。当時のヴィルトゥオーゾ・ピアニストに捧げられたこの3曲は、当然ながらピアノ・パートに革新的な要素を取り入れており、晩年の円熟した作曲テクニックと融合した、この分野での最高傑作。 | ||
マリピエロ(1882-1973): ミュージカル・コメディー「カロの気まぐれ」 |
マルティナ・ヴィンター マルクス・ミューラー グロ・ベンテ・ ヒェレヴォルド ベルント・ヴァレンティン ブルクハルト・ウルリヒ イェルク・ザプロフスキ ペーター・マルシーク指揮 キールpo. | |
17世紀の画家ジャック・カロの作品群をモチーフにした物語に、マリピエロの旋律美豊かな音楽が加わって気軽な作品に。1940年代の作品だが、埋もれていたのがもったいない楽しい音楽である。 | ||
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 | マルクス・ベッカー(P) | |
CPOとしては珍しいメジャーな作品。ドイツのピアニストによる、明快な音を積み上げていく解釈と技術を生かした輝かしい演奏。 | ||
タンベルク(1930-): 歌劇「シラノ・ド・ベルジュラック」(1974/1976初演) |
サウリ・ティーリカイネン ミア・フフタ マティ・コルツ ヤッシ・ザッハロフ リーナ・アイレンヌ パウル・マエギ指揮 エストニア国立歌劇場o.&cho. | |
エストニア語による歌唱。有名なフランス文学を題材とし、近年の作品ながら叙情性を失っていないという、スカンジナヴィア音楽の特徴を持つオペラ。 | ||
バッハ:偽作ミサ&マニフィカト ミサ曲ハ長調 BWV.Anh.25/同 ハ短調 BWV.Anh.26/ マニフィカト イ短調 BWV.Anh.21 |
ドロシー・ミールズ(S) ヘニング・ヴォス(A?) ヘニング・カイザー(T?) ラルフ・グローブ(B?) ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 イ・フェビ・アルモニチ・ バロックo. アルスフェルト・ ヴォーカル・アンサンブル | |
数多くの作品中、まだまだ真作であるか解明されていないものも多いバッハの曲。ナポリ楽派のドゥランテによる作品だという推測もある3つの声楽作品は、CDで聴けることが珍しいものばかり。 | ||
グリーグ(1843-1907):男声合唱のための無伴奏合唱曲集 | ジングフォニカー | |
ノルウェー民謡から影響を受けた作品や晩年の宗教作品も含め、グリーグが残した合唱作品を一挙に収録。 シューベルト他で注目された声楽アンサンブルにより、クオリティの高い名演が生まれた。北欧音楽ファン、合唱ファン必聴。 | ||
リース(1784-1838): 交響曲第4番/交響曲第6番 |
ハワード・グリフィス指揮 チューリッヒco. | |
師ベートーヴェンを手本として1818年に作曲された第4番、1822年にフィルハーモニック協会から委嘱された第6番。リースが作曲家としての才能を十二分に発揮した力作2曲のカップリング。 | ||
ロルツィング(1801-1851): オラトリオ「イエス・キリストの昇天」 (独唱、合唱と管弦楽のための) |
アンネリ・プフェファ ヘドヴィヒ・ ファスベンダー ベルンハルト・ シュナイダー クリスティアン・ヒルツ カイ・ シュティーフェルマン ヘルムート・ フロシャウアー指揮 WDRケルンo.&cho. | |
人気オペレッタ「皇帝と大工」でその名が知られている作曲家が、シリアスな宗教的題材によって作曲したオラトリオ。1828年に初演されており、 今回の録音が本格的な復活といえそうだ。ウィーン楽友協会合唱団の指揮を長く務め、カラヤンの信任厚かったフロシャウアーの指揮で。 | ||
キルマイヤー(1927-):ハイネ歌曲集(1994-1995) | クリストフ・プレガルディエン(T) ジークフリート・マウザー(P) | |
ミュンヘンでオルフに学び、1950年代から多数の作品を発表し続けているキルマイヤー。ハイネ歌曲集はドイツ歌曲の伝統を20世紀に受け継いだ作品。 | ||
ロージャ(1907-1995): 協奏交響曲 ハンガリーの夜 3つのパルティータ |
アンドラーシュ・ アーゴシュトン(Vn) ラスロ・フェンヨ(Vc) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 フィルハーモニア・フンガリカ | |
ロージャは映画音楽の大家としてあまりにも有名だが、ブダペスト生まれの亡命作曲家として生前より純音楽も多数作曲。ハイフェッツとピアティゴルスキーのために書かれた協奏交響曲をはじめ、1960年代と1970年代に書かれた2作でその実力の確認できる。 | ||
シェレ(1648-1701):宗教的協奏曲&カンタータ集 カンタータ「かくも神は世を愛したまい」/ 「主よ、ふりむきわれを慈しみたまえ」(詩篇第51篇より)/ 「わたしの心はあふれる」(詩篇第44[45]篇)/ 「主に信頼する人は」(詩篇第125篇より)/ 協奏曲「ああ、どれほどの罪が」/ カンタータ「アダムの堕落によりて」/ 「我が魂よ、主をたたえよ」(詩篇第103篇より) |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ ラ・カペラ・ドゥカーレ | |
ライプツィヒの教会で音楽監督を務め、バッハの先輩格でもあった17世紀の作曲家。中央ドイツのバロック音楽 を確立した一人でもあり、バッハ・ファンにとっても聴き逃せない存在。 | ||
レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」(1910年初版) | ヨハンナ・ストイコヴィッチ ダグマル・シェレンベルガー ゾラン・トドロヴィッチ ベルンハルト・シュナイダー クセニア・ルキッチ シュテファン= アレクサンダー・ランクル マルクス・ケーラー フランク・ベールマン指揮 ハノーファーNDRpo.&cho. アンドレイ・ビエロフ(Vn) | |
「メリー・ウィドウ」、「ルクセンブルク伯爵」などの大ヒットで一躍ウィーンの音楽ファンに歓迎を受けた作曲者が、ロマ民族の音楽や文化を取り入れたヒット作。アリア「ツィンバロンの響きをきけば」に代表される異国情緒が、大衆的な舞台劇としてのオペレッタを、より親しみやすくした。 | ||
カルク=エーレルト(1877-1933): ハルモニウムのための作品集 Vol.5 ソナタ第1番/ソナタ第2番/夕べの気分 |
ヨハネス・マティアス・ミヒェル (ハルモニウム) | |
1912年、J.ティッツェ製作による「アルモニウム・ダール」を使用。シリーズ久しぶりの新録音は、 作曲者自身も好んで演奏したというティッツェ製作の楽器を演奏。ハルモニウムという、クラシック音楽では珍しい楽器の表現力を 確立した2つのソナタが聴きもの。 | ||
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930): 歌劇「神聖な菩提樹」 |
ヨーン・ヴェグナー ダグマル・シェレンベルガー クセニア・ルキッチ ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 WDRケルン放送そvh | |
cpoがその芸術を強力にプッシュしているジークフリート・ワーグナー。このオペラはなんと作曲後約70年を経て、2001年にコンサート形式の上演にて初演された。 このCDはそのライヴ録音。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782):協奏交響曲集 Vol.6 オーボエ、ヴァイオリン、チェロと フォルテピアノのための協奏交響曲(C48)/ フルート、オーボエ、ヴァイオリン、 チェロと管弦楽のための協奏交響曲(C43)/ フォルテピアノ、2つのヴァイオリンと チェロのためのフォルテピアノ協奏曲(C60B)/ オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと チェロのためのカデンツァ(原曲:協奏交響曲 C45) |
アンソニー・ホールステッド指揮 ザ・ハノーヴァー・バンド | |
「モーツァルトに交響曲を教えた男」として、2006年には再評価が期待できるJ.C.バッハ。すでにCPOから多くの作品がリリースされているが、今回で第6集となるこのシリーズはひとまず完結。というのも監修にあたっていた Ernst Warburton 氏が2001年、このセッション直後に亡くなってしまったから。しかしながら既発売のCDは、貴重な存在となるはず。 | ||
ハンマーシュミット(1611/12-1675): 「1声と2声のモテット」と 「教会とターフェルムジーク(食卓の音楽)」 からの宗教音楽集 |
マンフレート・コルデス主宰 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
シュッツと並ぶ17世紀ドイツの天才作曲家ハンマーシュミット。活躍当時、教会でよく歌われたという彼の曲は魅力的な旋律を持ち、現代の聴き手にもアピールするであろう。 | ||
テレマン(1681-1767): メサイア/パルティ/ソナタ TWV44:11/ 協奏曲 TWV43:Es1 |
ヴェロニカ・ヴィンター マリオン・エクスタイン ヤン・コボウ クラウス・メルテンス ルートガー・レミー指揮 ミフヤシュタイン・テレマンco. | |
ピリオド楽器使用。ヘンデルのオラトリオがあまりに有名な「メサイア」だが、テレマンは詩人クロプシュトックによるテキストを使ってカンタータ仕立てに。 ドイツ・バロック音楽のスペシャリスト、レミー以下の演奏陣はcpoの宝。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782): 6つのソナタ Op.15 〜 第5番(2台のピアノのための)/ 第6番(4手のピアノのための)/ ソナタ集 Op.18〜 第5番(4手のピアノのための)/ 第6番(4手のピアノのための) ヴィルヘルム・ フリードリヒ・エルンスト・バッハ (1759-1845): 4手のピアノのためのソナタ ハ長調/ 4手のピアノのための二重奏曲第1番/ 4手のピアノのための二重奏曲第2番 |
ジェノヴァ&ディミトロフ (Pデュオ) | |
大バッハの末息子と孫による、2台ピアノおよび4手のためのソナタ集。J.C.の招きでロンドンを訪れたW.F.E.が叔父の影響を受けた作品を収録した、 バッハ一族の音楽的な関係を知る一枚でもある。 | ||
ヴェルディ=タルクマン&ムツィオ: ヴェルディアーナ・ミュージック タルクマン&ムツィオによるヴェルディ編曲集) 歌劇「王国の一日、または偽のスタニスオ (一日だけの王さま)」序曲 (タルクマンによる八重奏用編曲) ヴェルディアーナ−ピアノと歌のための室内楽作品集 (タルクマンによるメゾ・ソプラノと 室内アンサンブルのための編曲) 歌劇「ルイーザ・ミラー」抜粋 (ムツィオによる弦楽四重奏用編曲) |
カローラ・グーバー(Ms) アルテ・アンサンブル・ ハノーヴァー | |
ヴェルディ没後100年を記念し、彼のオペラを大胆にアレンジして再構成。2人の作曲家・編曲者によって、室内楽アンサンブルをバックに歌手が奮闘。ヴェルディ・ ファンなら一度は聴いてみたい内容。 | ||
フックス(1660-1741):宗教音楽集 死者のためのミサ〜グラドゥアーレ/ 教会ソナタ ト調/アヴェ・レジナ・チェロルム/ ソナタ「聖墓にて」/恵み深き救い主の御母/ アヴェ・マリア/パストラーレ/ 主よ、わが魂は御身にこそ/他 |
ローレンツ・ ドゥフトシュミット指揮 アルモニコ・ トリブート・アウストリア グラーツ・ドーム教会cho. グラーツ・コラールスコラ | |
18世紀前半のウィーン宮廷下、主要な大聖堂の楽長を務めたフックスは、150曲を越すさまざまな教会音楽、そして18のオペラ、多くの器楽曲などを残した大物作曲家。その柱となる、 対位法を駆使した宗教作品集。 | ||
モラテッリ(1640-1706):セレナータ「失われた箙」 | ヴォルフガング・ブルンナー指揮 ザルツブルク・ホフムジーク | |
モラテッリはおよそ300年前に活躍しながら、今日では忘れられた存在となっているイタリアの作曲家。 ミニ・オペラとでもいうべきこの作品は、ウィーンやドイツ各地で評価を得たモラテッリの才能を証明している。 | ||
カイザー(1674-1739): ブロッケス受難曲「世の罪のために苦しみ死にたまいしイエス」 |
ナンシー・ アージェンタ ドロシー・ミールズ エイドリアン・トンプソン マーク・パドモア カルロ・アッレマーノ クラウス・メルテンス ヤスパー・シュヴェッペ ケネス・ モンゴメリー指揮 オランダ放送co.&cho. | |
バッハらと同時代に活躍しながら、現存作品が少ないカイザーによる力作受難曲。 アージェンタやパドモアら古楽ファンにはおなじみの歌手がそろい、無名に近い作品を蘇らせている。 | ||
ブゾーニ(1866-1924):ピアノ作品集 7つの悲歌集/無窮動/7つの小品集/ アルペッジョのための前奏曲と練習曲 |
ローランド・ペンティネン(P) | |
自らがピアニストであり、数多くの編曲も手掛けているだけに、ピアノに関する知識と演奏効果などを駆使したこれらの曲は実にピアニスティック。その醍醐味をスペシャリストによる演奏で味わう一枚。 | ||
ロット(1858-1884):交響曲/田園風前奏曲(*) | デニス・ ラッセル・デイヴィス指揮 ウィーン放送so. | |
ブルックナーの弟子として、またマーラーの同僚作曲家として知られるロットの唯一で壮大な交響曲は、 ひそかな人気を得ている作品。初録音となる(*)を加え、ウィーンのオーケストラが演奏。 | ||
ラッスス(1532-1594): ドイツ語歌曲、シャンソン、マドリガーレ、ヴィラネッラ集 |
ジングフォニカー | |
シューベルト、グリーグなど19世紀のレパートリーが多かったジングフォニカーが、中世マドリガルの人気作曲家であるラッススの作品集をリリース。合唱ファンにおすすめ。 | ||
A.スカルラッティ(1660-1725):協奏曲とシンフォニア集 | マルティーノ・ノフェリ (リコーダー) オッタヴィアーノ・テネラーニ指揮 イル・ロッシニョーロ | |
ピリオド楽器使用。オペラ作家としてつちかった流麗なメロディを器楽作品にも活用した爽快な音楽。 | ||
レーガー(1873-1916): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.4 ヴァイオリン・ソナタ Op.72/小ソナタ第2番/ タランテッラ/アルバムのページ |
ウルフ・ヴァーリン(Vn) ローランド・ ペンティネン(P) | |
シリーズ4枚目は、全ヴァイオリン作品の柱ともいえるOp.72を中心とした選曲で、レーガーの管弦楽曲などが好きな方には室内楽入門に最適の一枚。ヴァーリンの鮮烈な演奏も好評。 | ||
スヴェンセン(1840-1911): 弦楽四重奏曲/弦楽五重奏曲 |
オスロSQ ヘンニング・クラッゲルード(Va) | |
グリーグ同様に「ライプツィヒで学んだノルウェー人」であるスヴェンセン。その留学時代に作曲された2つの曲は、師ライネッケの影響下にありながらも、 最後はノルウェーの叙情を反映させる。オスロSQのcpoデビューCD。 | ||
フェラボスコI&II:コンソート曲集 フェラボスコII(1578-1628): 55つのヴィオールのための ダヴハウスのパヴァーヌ/ 5つのヴィオールのためのアルマンド/ 6つのヴィオールのためのファンタジア第6番/ 6つのヴィオールのためのファンタジア第3番/ 4つのヴィオールのためのファンタジア第14番/ 4つのヴィオールのためのファンタジア第16番/ 5つのヴィオールのための ヘクサコード・ファンタジア第1番/ 5つのヴィオールのための ヘクサコード・ファンタジア第2番/ 5つのヴィオールのためのパヴァーヌ ハ調/ 5つのヴィオールのための 3つのアルマンド ハ調/ 6つのヴィオール、 3つのトレブルのためのファンタジア第8番/ 6つのヴィオールのためのイン・ノミネ第2番/ 6つのヴィオールのためのファンタジア第2番/ 6つのヴィオールのための 全てのパートによるイン・ノミネ フェラボスコI(1543-1588): 5つのヴィオールのための 「一人物思いにふけって」 / 5つのヴィオールのためのイン・ノミネ第1番/ 5つのヴィオールのためのイン・ノミネ第2番/ 4つのヴィオールのためのファンタジア/ 5つのヴィオールのための 「ある日シュザンヌが」 他 |
ローズ・コンソート・ オブ・ヴァイオルズ | |
イタリアからイギリスに渡った父とイギリス生まれの息子は、ヘンリー8世時代にヴィオール・コンソートの新しい伝統を確立した。バードなどにも影響を与えたというコンサート曲を集めたアルバム。 | ||
ライヒャルト(1752-1814): ジングシュピール「エルヴィンとエルミーレ」 (ゲーテのテクストによる) |
ジモーネ・ケルメス ヨハンナ・ストイコヴィッチ イェルク・デュルミュラー ミヒャエル・クプファー アンドレアス・シュペリング指揮 カペラ・コロニエンシス | |
モーツァルトと同時代を生きたライヒャルトは、ゲーテと親交を結ぶなどしてドイツ語オペラの確立に寄与した作曲家。この作品も2人の共同作品であり、 古典派音楽史に重要な足跡を残す曲。ピリオド楽器使用。 | ||
ベートーヴェン:サクソフォン五重奏のための編曲作品集 交響曲第5番「運命」/序曲「コリオラン」/ 「ルール・ブリタニア」による変奏曲/ 交響曲第9番「合唱付き」〜歓喜に寄す |
クンテセンス・ サキソフォン五重奏団 | |
バッハのアレンジでアッと言わせてくれたクンテセンスが、今度はベートーヴェンに挑戦。サックスの表現力を極めたこの一枚は、管楽器ファン必聴。 ベートーヴェン・コレクターもびっくりの新録音。 | ||
ラッスス(1532-1594): マドリガーレ「聖ペテロの涙」 |
リヴィオ・ピコッティ指揮 カペラ・ドゥカーレ・ ヴェネツィア | |
数多くのミサ曲とモテット、シャンソンを残したラッスス。このマドリガーレ形式による宗教的作品は彼の死後に出版されたもの。生涯を費やしてきた芸術の総決算であり、バロック音楽期につながる注目作。 | ||
アンドレア・ガブリエーリ(1510-1586): ダヴィデの詩篇曲集 |
リヴィオ・ピコッティ指揮 カペラ・ドゥカーレ・ ヴェネツィア | |
ルネサンス時代のヴェネツィア音楽を代表するガブリエーリの作品群。「ダヴィデの詩篇曲集」は教皇グレゴリオ13世に捧げられた26曲から成る作品。 ヴェネツィアの音楽家たちによる心のこもった演奏。 | ||
バロック・ヴィエール(手回し風琴)の巨匠たちによる ハーディ・ガーディ作品集 |
マティアス・ロイブナー、 リッカルド・デルフィーノ (ハーディ・ガーディ) ローラン・ ル・シェナデック(Fg) トーマス・ヴィマー(ガンバ) ノルベール・ツァイルベルガー (Cemb) | |
中世からルネサンスの世俗音楽で、独特の音色によって存在感を示した弦楽器ハーディ・ガーディ(シンフォニア)。不思議な音色を十二分に堪能いただける。 | ||
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938-): バレエ・オラトリオ「タイム・アンド・ウォーター」(1983) |
マルタ・グヴズルーン・ ハトルドウルスドウッティル(S) スヴェルリル・ グウズヨウンソン(C−T) ベリポア・パルソン(B) ポール・ズーコフスキー指揮 レイキャビクco.&cho. | |
アイスランドの作曲家による「オラトリオのようでいながら、愛・海・神に満ちた夢の国からの組曲」(作曲者のコメント)。現代音楽の演奏で名を成したズーコフスキーの指揮も聴きもの。 | ||
バッハ(1685-1750):オルガン作品全集 Vol.12 トリオ・ソナタ第1番 BWV.525/第4番 BWV.528/ トッカータ(前奏曲)とフーガ ハ長調 BWV.566/ ノイマイスター・コラール集〜 [神よ、汝の善行にわれを向かわしめたまえ BWV.957a/ イエス・キリストが夜に BWV.1108/ ああ神よ、汝はあわれなるかな BWV.1109/ おお主なる神、汝のありがたき言葉 BWV.1110/ 今ぞわれらに御身を葬らせたまえ BWV.1111/ わが命なるキリスト BWV.1112/ われはわが財宝を神の御国にもつ BWV.1113/ 汝至高の善なる、主イエス・キリスト BWV.1114/ おお主よ、心からわれ汝を愛す BWV.1115/ 神のみわざは善きかな BWV.1116/ 人はすべて死すべきものなり BWV.1117/ 目覚めよ、わが心 BWV.1118/泉の水をしたうがごとく BWV.1119/ 汝、明るき日なるキリスト BWV.1120] |
ゲアハルト・ヴァインベルガー (Org) | |
ドイツ、チューリンゲン、グローセンゴッテルン、聖ヴァルプルギス、1712-1716年ハインリヒ・ゴトフリート・トロースト製オルガン使用。1707-08年にバッハがオルガニストを務めていた都市、チューリンゲンの楽器を演奏。約300年前の楽器ながら、バッハの生きた時代の空気を確実に伝えてくれる。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.13 クラヴィア練習曲集第3部〜前奏曲とフーガ BWV.552 教理問答書コラール(ドイツ・オルガン・ミサ)〜 永遠の父なる神よ BWV.669/ 世の人すべての慰めなるキリスト BWV.670/ 聖霊なる神よ BWV.671/ いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV.676/ これぞ聖なる十戒 BWV.678/ われらみな唯一の神を信ず BWV.680/ 天にいますわれらの父よ BWV.682/ われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり BWV.684/ 深き苦しみの淵より、われ汝を呼ぶ BWV.686/ われらの救い主イエス・キリスト BWV.689 |
ゲアハルト・ヴァインベルガー (Org) | |
使用楽器:ドイツ、グラウホフ修道院、1734-1737年クリストフ・トロイトマン製。 ヒストリカル・オルガンを演奏するシリーズ13枚目は、バッハがライプツィヒで活動していた時代に製作された楽器(このシリーズ第6集でも登場)を使用。色彩的な音色が特徴の楽器で、 音楽に立体感が生まれている。 | ||
バッハ:オルガン作品全集 Vol.14〜編曲集 Vol.1 協奏曲 ハ長調 BWV.594/ 3声のインヴェンション(シンフォニア)〜 トリオ ロ短調 BWV.790/トリオ ト長調BWV.586/ フーガ ト短調 BWV.131a/トリオ ハ短調BWV.585/ 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539/ ソナタ ト長調 BWV.1027a(Anh. II46)/ 協奏曲 ハ長調 BWV.595 |
ゲルハルト・ ヴァインベルガー(Org) | |
ブランデンブルク、ハーフェル大聖堂、1723年ヨアヒム・ヴァーグナー製オルガンを使用。 独自のパイプを持った楽器で演奏。ヴィヴァルディやザクセン=ワイマール公の作品から編曲した協奏曲、テレマンや作者不詳の曲から編曲したトリオなどが集められている。 | ||
フリードリヒ・エルンスト・フェスカ(1789-1826): 交響曲第2番/交響曲第3番/ 歌劇「カンテミレ」序曲 |
フランク・ベールマン指揮 NDRハノーヴァーpo. | |
ベートーヴェンと同時代にライプツィヒやカッセルなどで人気を得ていたフェスカ。2つの交響曲は彼の作風を捉えるチャンスとなるであろう。なお、七重奏曲のCD(999 617-2)が出ているアレクサンダー・エルンスト・フェスカとは別人。 #777 350-2(2008年 CPOカタログ付き、おそらく限定盤)で再発。 | ||
カルダーラ(1671-1736): 3声のソナタ集 Op.1〜[第1/2/5/7/10番]/ 室内ソナタ Op.2〜第12番/チャコーナ/ チェロ・ソナタ第5番/第14番 |
パルナッシ・ムジチ | |
ピリオド楽器使用。18世紀初頭において、特に宗教音楽で重要な位置を占めているカルダーラ。バッハや皇帝カール6世らが敬愛した彼の室内楽曲は、後期バロックのフォームを形成しつつ、 イタリア風のespressivoを忘れない存在感のある作品。 | ||
レハール(1870-1948):喜歌劇「天文学者」(1916) | ローター・オディニウス クラウディア・ロールバハ ハンナ・ドーラ・ ストゥールドッティア ローベルト・ヴェルレ マルクス・ケーラー ヨハネス・ゴリツキ指揮 ノイス・ドイツco. | |
マルチチャンネル(5.0ch)対応。 ウィーンで初演されて以来ほとんど上演されていない、ウィンナ・オペレッタ・ファンにとっての「残された宝石」。この録音が再評価への道を拓くかもしれない。 | ||
キーンツル(1857-1941):歌劇「ドン・キホーテ」 | トーマス・モーア ミシェル・ブリート ジェイムズ・ヴァーグナー セリーナ・リンズリー グスタフ・クーン指揮 ベルリン放送so.&cho. | |
19世紀のワーグナー的呪縛から一歩進み、独自の作風を確立しようとしたキーンツルのオペラ。バレエやオーケストラ演奏部分も重視され、ドン・ キホーテの物語を壮大なスケールで再現するグランド・スタイルが特徴。 | ||
ベーヘ(1880-1938): 悲劇的序曲/ 交響詩「オデュッセウス」より [流浪の旅 第1番〜第3番] |
ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 ラインラント= プファルツ国立po. | |
「新グローヴ音楽辞典」にも掲載されていない、まさに「発掘」の一枚。ラインラント=プファルツpo.の初代音楽監督シーザーが評価したという因縁により、 cpoが全世界に向けて紹介する20世紀初頭のドイツ・ロマン派。 | ||
シュテルツェル(1690-1749): 聖霊降臨祭のためのカンタータ集(1737) [聖霊に満たされよ/見よ、神の居ますところを/ 主の全ての民は予言するでしょう/ ここにわれらの内に神の愛が現れています/ それならば汝らよ、誰が悪であるか/ あなたの願いを叶えるために教えて下さい] 白衣の主日の日曜日のためのカンタータ 「彼は平和の主と呼ばれて」(1732) |
ドロシー・ミールズ(S) マルティン・ヴェルフェル(CT) ヤン・コボウ(T) クリスチャン・インムラー(B) ルートガー・レミー指揮 ミヒャエルシュタイン・ テレマンco. | |
ピリオド楽器使用。後期バロック時代に活躍したドイツのシュテルツェルは主に器楽作品がよく知られているが、オペラや宗教作品も重要。宮廷での祝祭に演奏するため書かれたカンタータは、 バッハの作品に劣らないほどの秀作ぞろい。 | ||
シューベルト(1797-1828)(イェンス・ヨゼフ編): テノールと弦楽四重奏のための「冬の旅」 |
クリスティアン・ エルスナー(T) ヘンシェルSQ | |
ツェンダー編曲による管弦楽伴奏が数年前に話題を呼んだ「冬の旅」に、今度は弦楽四重奏伴奏版が登場。よりロマンティックな側面が強調された演奏になっている。 | ||
シュメルツァー(1620/23-1680): ソナタとバレット集 12声の教会および室内ソナタ/2声のソナタ/ 3つの合奏群のケンタウリ、 ニンフとサルヴァティーチのためのバレット/ 4声のソナタ「ラ・カロリエッタ」/ 6つのヴィオラのためのソナタ第4番/ 7声のソナタ第12番/ 3声のソナタ「ラ・パストラーレ」/ 3つの合奏群のためのソナタ・ナタリーツィア/ 3声のソナタ第12番/2声の妖精のためのバレット/ 5声のソナタ/ 8声の2つの合奏群のためのソナタ第2番/ 3声のソナタ/ソナタ・ナタリス |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ | |
皇帝レオポルド1世の宮廷で音楽監督を務め、ウィーンにおけるバロック音楽の伝統を作り上げたシュメルツァー。イタリアやフランスの味わいと異なる彼の作風を知る一枚。 | ||
ファラン(1804-1875):ピアノ作品集 ロシアのアリアによる変奏曲 全ての長調と短調のための30の練習曲〜抜粋 華麗なるワルツ/夜想曲/華麗なる変奏曲 |
コンスタンツェ・ アイクヘルスト(P) | |
19世紀フランスのロマン派作曲家として、また才能豊かな女性作曲家として一部で人気を得ているファラン。シューマンの影響を受けた彼女の曲を、ファランのスペシャリストの演奏で。 | ||
ラドゥレスク(1942-): ピアノ・ソナタ集「ラオ・ツー(老子)」 [ピアノ・ソナタ第2番「ビーイング・アンド・ノン =ビーイング・クリエイト・イーチ・アザー/ ピアノ・ソナタ第3番 「ユー・ウィル・エンドュア・フォーエヴァー」/ ピアノ・ソナタ第4番「ライク・ア・ウェル・・・ オールダー・ゼン・ゴッド」 |
オルトウィン・ シュトゥーマー(P) | |
題名の通り、老子の言葉(教義)をモチーフにして作曲されたピアノ・ソナタ・シリーズ。収録された3曲は1990年代の作品で、演奏者のシュトゥーマーがラドゥレスクに作曲をすすめて生まれたもの。 | ||
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951): 弦楽四重奏曲第5番/ピアノ三重奏曲/ 7つのピアノ小品 |
ペレグリーニSQ ラヴィニア・トリオ ベネディクト・ケーレン(P) | |
あの名ピアニスト、シュナーベルの作品集だが、彼のデビューは自作のピアノ協奏曲だった(1901年)ということも知られず、作曲家として才能を認知されることはなかった。しかし昨今のデムスなどと同様、ここへきて作曲家としての顔をクローズアップされると、なかなか新鮮。 | ||
ブラウンフェルス(1882-1954): エクトール・ベルリオーズの主題による幻視 セレナード |
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮 ウィーン放送so. | |
20世紀前半にドイツで活躍したブラウンフェルスが、第一次世界大戦中にベルリオーズの「ファウストの劫罰」中の一曲、「メフィストフェレスの歌」をテーマに書いた壮大な変奏曲がメイン。戦争に関連する重要な一作。 | ||
リーム(1952-): ヴァイオリンとピアノのための作品集 ヴァイオリン・ソナタ/ ヴァイオリンとピアノのためのヘクトン/ 顔(ヴァイオリンとピアノのための絵画)/ 幽霊といたずら |
ウルフ・ヘルシャー(Vn) ジークフリート・ マウザー(P) | |
2002年に50歳を迎えてますます刺激的な作品を生み出そうとしているリームに、cpoからの讃辞を兼ねた一枚。ヴァイオリン作品集は貴重。作曲者の友人であるヘルシャーの演奏で。 | ||
レーガー(1873-1916): チェロ・ソナタ第3番/第2番/ カプリースと小ロマンス/カプリース イ短調 |
ライムント・コルップ(Vc) ルドルフ・マイスター(P) | |
20世紀の到来時期をまたいで、1898年と1904年にそれぞれ作曲された2つのチェロ・ソナタ。ロマン派の流れを 表現主義音楽が受け継ぐ中で、晩年に向け自らの音楽を完成へと導こうとしている時期の、重要な作品。 | ||
リース(1784-1873): ピアノ四重奏曲 Op.13/ ピアノ四重奏曲 Op.17 |
メンデルスゾーン・ トリオ・ベルリン ダニエル・ ライスキン(Va) | |
ベートーヴェンに師事し、その作風はまさに古典派からロマン派への橋渡し的な雰囲気を持つリース。cpoがリリースした交響曲集などで存在が知れ渡った彼のピアノ四重奏曲は、ドイツ音楽ファン必聴。 | ||
グラウン(1702-1771):協奏曲集 合奏シンフォニア ニ長調/ ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/ ヴァイオリン協奏曲 イ長調/ ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 イ長調 |
イリア・コロル、 ダニエル・ゼペク(Vn) ヴィットリオ・ギエルミ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー | |
生前は作曲家としてよりプロシア宮専属楽団のコンサートマスターとして知られていたグラウン。それだけに自身の楽団が演奏した作品群は、18世紀の典型的な協奏曲およびコンチェルト・グロッソ・スタイル。代表作を集めたこの一枚で、古典派音楽ファンはグラウンの再評価を。 | ||
ジングアカデミーのアーカイブより珠玉集 W.F.バッハ(1710-1784):フルート協奏曲ニ長調 C.P.E.バッハ(1714-1788): フルート協奏曲ニ長調 L.ホフマン(1738-1793):フルート協奏曲ニ長調 |
クリスティアン・ グルトナー(Fl-tr) マルティン・ ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー | |
ベルリンのジングアカデミー所蔵による楽譜から、3曲のフルート協奏曲を収録。18世紀音楽における最良のサンプルでもあり、ハーゼルベックと手兵(ピリオド楽器アンサンブル) による演奏もみごと。 | ||
F.E.フェスカ(1789-1826): 交響曲集 Vol.2 交響曲第1番/序曲Op.41/序曲Op.43/ 「オマールとレイラ」序曲 |
フランク・ベールマン指揮 ハノーファー 北ドイツ放送po. | |
既発売の交響曲第2番&第3番(999 869-2)で、同時代を生きたベートーヴェンへの接近が目立ったフリードリヒ・エルンスト・フェスカ。決して有名とは言えないその実像に迫り、ベートーヴェンやシューベルトらの陰に隠れた才能を引き出す一枚だと言えるだろう。 #777 350-2(2008年 CPOカタログ付き、おそらく限定盤)で再発。 | ||
ヘスポス(1938-): コントラバスとパーカッションのための 「スプラッシュ」/ アルト・フルート独奏のための「ドゥーマ」/ スパニッシュ・ギター独奏のための「キタラ」/ 携帯用ティンパニのための典礼「モンスケ」/ ハープ独奏のための「ライヤ」/ ピッコロ・リコーダーのための「ピコ」/ シンバル独奏のための「カンク」/ ピアノ独奏のための変動と刺激「-Z... ( )」 |
ラール・プール・ラール | |
ドイツの作曲家による1969年から1996年までの作品集。12音技法に端を発し、パフォーマンス的な要素やノイズ的な要素も加えつつ、アヴァンギャルド路線で作曲された器楽曲を集めている。 | ||
レハール(1870-1948):序曲&ワルツ集 序曲「メリー・ウィドウ」 なつかしいウィーンの愛のワルツ/序曲「夫」 野ばら−菊のワルツ/序曲「クロ=クロ」 グリュツナー=ワルツ/ワルツ「アドリア海」 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
レハールのシリーズ通算8枚目となる今回のリリースは、ワルツやアリアが有名ながらなかなか聴けない「メリー・ウィドウ」の序曲をはじめ、3つの序曲と4つのワルツを加えた魅力的な一枚。 | ||
アーベル(1723-1787): 6つのピアノ協奏曲 Op.11 |
ザビーネ・バウアー (Fp/Cemb) ミヒャエル・ シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ・ フランクフルト | |
ドレスデン宮廷に使えた後にロンドンへ渡り、J.C.バッハと組んで演奏を行ったりしながら、創造的な古典派音楽を確立していったアーベル。 モーツァルトも影響を受けた注目すべきピアノ協奏曲集を、実力派ピアニストとピリオド楽器オーケストラの共演で。 | ||
フックス(1847-1927): ピアノ協奏曲/ 小管弦楽のためのセレナード第5番 (ヨハン・シュトラウスに敬意を表して) |
フランツ・フォーラバー(P;*) アラン・フランシス指揮 ルクセンブルグpo. | |
マーラー、ヴォルフ、シベリウスらの師として知られるフックス。「こうもり」の主題による「セレナード」が聴きもの。 | ||
ゲベル(1709-1753):ヨハネ受難曲 | ドロシー・ミールズ(S) ヘニング・ヴォス(A) ヤン・コボウ(T) クラウス・メルテンス、 ゼバスティアン・ブルト(B) ルートガー・レミー指揮 ヴァイマール・ バロック・アンサンブル アンサンブル・ インカント・ヴァイマール | |
バッハ、ヘンデル、テレマンらと同世代ながら評価の低かったゲベルだが、中央ドイツのバロック音楽を雄弁に物語る作品を残した。この「ヨハネ」を他の作曲家と比べてみるのも興味深い。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): オラトリオ「ユダヤの王ジョアス(ヨアシュ)」 |
カイ・ヴェッセル ウルリケ・シュタウデ メヒティルト・ゲオルク マルクス・シェーファー ヘルマン・マックス指揮 ライニッシェ・カントライ クライネ・ コンツェルト/他 | |
CPOのクリスティアン・バッハ・シリーズに、唯一のオラトリオが登場。ヘンデルと共に、イギリスのオラトリオを生み出したとされる曲であり、録音は数少ないため貴重。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782):交響曲全集 | アンソニー・ホルステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
各国の音楽誌などからも好評を得ている交響曲全集(999 268-2、999 298-2、999 383-2、999 487-2、999 752-2)をボックス・セット化。「ロンドンのバッハ」、「モーツァルトの師」とも呼ばれるこの作曲家を、そして18世紀古典派音楽の典型を知るのに最適。 | ||
ゼレンカ(1679-1745):管弦楽作品全集 [第1集(999 458-2)] カプリッチョ第2番/カプリッチョ第3番/ 7つのコンチェルタントのためのヒポコンドリア/ 8つのコンチェルタントのための協奏曲 [第2集(999 629-2)] カプリッチョ第1番/カプリッチョ第5番/ 8つのコンチェルタントのためのシンフォニア [第3集(999 697-2)] 7つのコンチェルタントのための組曲/ 聖ヴェンチェスラオのメロドラマ〜シンフォニア/ カプリッチョ第4番 |
ユルゲン・ゾンネンタイル指揮 ノイ=エレフネーテo. | |
ピリオド楽器使用。既発売3枚をボックス・セット化。斬新なハーモニーを使い、バロック音楽ファンを引きつけてきた作曲家の作品集。5曲あるカプリッチョや舞曲風の作品も含め、 なかなかまとめて聴けない管弦楽作品。価格もお手ごろでバロック音楽ファンにはおすすめ。 | ||
レズニチェク(1860-1945):交響詩「勝者」 | ベアーテ・コープ(A) ミハイル・ユロフスキ指揮 ケルンWDRso.&cho. | |
R.シュトラウスをライヴァル視していたためか、対抗意識で作曲したとも言える壮大な交響詩。レズニチェクの作品はなかなか演奏されないが、cpoでは管弦楽作品を中心にその全容を解明しく予定。19世紀末から20世紀初頭におけるウィーン音楽ファンは必聴。 | ||
レズニチェク(1860-1945): 歌劇「騎士青ひげ」(1917) |
ダーヴィト・ ピットマン=イェニンクス アルティウン・カチニアン ローベルト・ヴォエルレ セリーナ・リンズリー アンディオン・フェルナンデス ミハイル・ユロフスキ指揮 ベルリン放送so.他 | |
20世紀初頭にR.シュトラウスやプフィッツナーらと肩を並べていた作曲家の品。おとぎ話(フェアリー・テール)風と言われたこのロマンティックなオペラは、 作曲家の再評価に大きな存在意義を持つ。 | ||
テレマン(1681-1767): ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.1 [ハ長調 TWV.51:C2/ト長調 TWV.51:G8/ホ短調 TWV.51:e3/ ニ長調 TWV.51:D9/ホ長調 TWV.51:E2/ヘ長調 TWV.51:F2/ ニ長調 TWV.51:D10] |
エリザベス・ ウォルフィッシュ(Vn)指揮 オルフェオ・バロックo. | |
イギリスの古楽シーンで長くリーダー的な存在の一人だったウォルフィッシュが、時代楽器のアンサンブルを率いてヴィヴァルディのスタイルを継承したヴァイオリン協奏曲集にチャレンジ。 | ||
バルカンのルーツ〜古いセルビアの音楽と歌 東セルビア:結婚の踊りと歌 コソボとメトチャの歌:おお!メアリー私のかわいい鳩 雨よ降れ、草よ生えよ/深い霧が降りてきた 中央セルビア: 4つの踊り[よく踏みならすそぞろ歩き/ ザヴルツラマ(もつれた歩みの踊り)/ 小さな先が尖ったオパナクの踊り/ ポリャンカ(野原の踊り)] 2つの踊り[小さなバグパイプ/多彩なオロ] 南セルビア:乙女は葡萄を植える/肉屋の車輪の踊り/他 |
アンサンブル・ルネサンス | |
ピリオド楽器使用。ルネサンス時代におけるバルカン半島の音楽は、ビザンツ様式の影響を受けつつ発展していった民族的要素の濃いものであった。 ヨーロッパ音楽史の重要な部分を占める地域、現在のセルビア周辺を軸に探る1枚。 | ||
シュレーカー(1878-1934): 歌劇「クリストフォルス、 あるいはあるオペラの幻影」 |
ハンス・ゲオルク・アーレンス、 スザーネ・ベルンハルト、 イェルク・ザプロフスキ、 ロバート・チェーフィン、 マティアス・クライン、 ベルント・ゲプハルト、 ハンス=ユルゲン・シェプフリン、 ジーモン・パウリ、 ローラント・ホルツ ウルリヒ・ヴィントフュール指揮 キールpo.、キール歌劇場cho./他 | |
世界初録音。19世紀末の退廃から混沌の20世紀へ。人気が再興し多くの作品が録音されているシュレーカーの、宗教的題材によるオペラ。新ウィーン楽派周辺およびマーラーなどのファンにはおすすめ。 | ||
リース(1784-1838): 交響曲第7番/交響曲第8番 |
ハワード・グリフィス指揮 チューリヒco. | |
ベートーヴェン時代の作曲家による交響曲は近年再評価の気運が高まっており、クラシック音楽(オーケストラ演奏)再生のスタンダードとして最適な音楽でもある。マルチチャンネル対応。 | ||
シュターデン(1607-1655): 宗教的牧歌劇「魂の永遠」 |
モニカ・マウフ ウーテ・クライドラー ハイドルン・ルフテルハント フランツィスカ・ゴットヴァルト セバスティアン・ヒュープナー ハンス・イェルク・マメル アルミーン・ゴットスタイン ウルリヒ・マイアー クラウス・ヴィンクラー指揮 イ・チアルラターニ | |
ドイツ・オペラのルーツ的作品といえる一作の世界初録音。同時代を生きたシュッツなどの影響も受けつつ、ドイツ語で歌うオペラを確立した作曲家であり、バッハの宗教音楽へも直結する音楽。 | ||
レーヴェ(1796-1869):歌曲&バラード全集 Vol.19 軍司令官/物語〜野いばら/招待/井戸端のマイズナ/ アーリとファトメ/セルビア歌曲集〜第1-6番/神の全能/ 少女の願いと告白/オアシス/オアシスの小鳥の歌/星/ 歌曲集 Op.9〜処女と死/ ミューズへ、エーバーハルト伯爵のさんざし/ 5番目の5月/聖ヨハネと小さな虫/ サルヴム・ファック・レゲム/ 3つのバラード〜悪魔/永遠の愛 |
インゲボルク・ダンツ(S) コート・ガーベン(P) | |
アラビア旅行(井戸端のマイズナ/オアシス/オアシスの小鳥の歌)、ペルシャの絵画(アーリとファトメ)など異国的な題材や、若い頃の作品である「セルビア歌曲集」などを収録。 | ||
ベーヘ(1880-1938):交響詩 Vol.2 交響詩「オデュッセウスの流浪の旅より」 〜第4番「オデュッセウスの帰還」/ 交響詩「タオルミナ」/ ある悲劇への交響エピローグ |
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
Vol.1:999 875-2。ミュンヘンを拠点にR.シュトラウスらの系統に属していた作曲家の、後期ロマン派的作風による交響詩集。30分を要する「オデュッセウスの帰還」をはじめ、マーラーやツェムリンスキーなどの作品が好きな方は要チェック。 | ||
アルファーノ(1876-1954): 歌劇「シラノ・ド・ベルジュラック」(1933-1935) |
マヌエラ・ウール(S) ジェニファー・ アーノルド(Ms) スザーネ・ベルンハルト(S) ロマン・サドニク(T) ヴォルフガング・ネヴェルラ、 ジーモン・パウリ(Br) ポール・マックナマラ(T) マティアス・クライン、 ベルント・ ゲプハルト(B-Br) コンスタンティン・ ハインテル(Br) マルクス・フランク指揮 キールpo.、 キール歌劇場cho. | |
プッチーニの「トゥーランドット」を完成させたことで知られるイタリアの作曲家アルファーノが、名作を下敷きとして作曲したオペラの蘇演とも言える上演。 20世紀イタリア・ロマン派の代表作とも言えるオペラ。 | ||
シュテルツェル(1690-1749): ドイツ室内カンタータ集 Vol.2 |
ドロシー・ミールズ(S) ヤン・コボウ(T) ルートガー・レミー指揮 レザミ・ド・フィリップ | |
18世紀のドイツ、バッハ他の先達が残した宗教音楽の伝統をさらに拡大し、19世紀へと伝えた中にシュテルツェルの作品も含まれる。全16曲となるカンタータ・シリーズの第2集にも、 イタリアン・スタイルから脱却してドイツ固有のスタイルを作り上げたカンタータが7曲収録されている。 | ||
カロル・ユゼフ・リピニスキ(1790-1861): ポロネーズ風ロンド/ヴァイオリン協奏曲第1番/ 軍隊のロマンスによる変奏曲集 |
アルブレヒト・ ラウレント・ブロイニンガー(Vn) ヴォイチェフ・ライスキ指揮 ポーランド放送so. | |
「ポーランドのパガニーニ」と呼ばれ、自身がヴァイオリンのヴィルトゥオーゾだったリピンスキ。ショパンと同時代に生きたためか作風にも似たようなところがあり、19世紀ポーランド音楽の一翼を担う存在だと言えそう。ブロイニンガーは、1997年のエリーザベト王妃国際音楽コンクールでニコライ・ズナイダーに次ぐ第2位を受賞した奏者。 | ||
アッテルベリ(1887-1974): 交響曲第9番(幻想的交響曲;1955-1956)/ 交響詩「エールヴェン」 |
アーリ・ラシライネン指揮 NDRハノーヴァーpo.&cho. フィルハーモニーo.&cho. プラハ室内cho. サトゥ・ヴィハヴァイネン(S) ガブリエル・スオヴァネン(Br) | |
やや政治的側面も持つ交響曲第9番は、天地創造や世界の終末などをテキストに含む大規模な声楽付き作品で、他に録音もほとんどないのので当盤は貴重。 | ||
6人の偉大な女性作曲家たちの作品集 ファラン:交響曲第1番/第3番 スマイス:弦楽四重奏曲 ホ短調/弦楽五重奏曲 ホ長調 クララ・シューマン:ピアノ作品集 アンナ・ボン・ディ・ベネチア:フルート・ソナタ集 ヴィアルド=ガルシア:歌曲集 ロッシ:オラトリオ「アブラハムの犠牲」 |
ヨハネス・ゴリツキ指揮 NDRハノーファーpo. ヨアヒム・グリーシャイマー(Vc) マンハイムSQ コンスタンツェ・アイクヘルスト(P) ザビーネ・ドライアー(Fl-tr) イレーネ・ヘーゲン(スクエアP) カリーン・オット(S) クリストフ・ケーラー(P) マンフレート・コルデス指揮 アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
既発売音源から重要な女性作曲家たちの作品をセレクトし、特別価格で提供するボックス・セット。珍しい作品やマイナー・コンポーザーがお好きな方など、 マニアの方たちには「新しい出会い」が見つかるチャンス。 | ||
ヘンデル: 歌劇「イメネーオ(ヒュメナイオス)」(1738-1740) |
アン・ハレンベルク ヨハンナ・ストイコヴィッチ ジリ・ カロリーネ・ソーンヒル カイ・シュティーフェルマン ロッキー・チュン アンドレアス・シュペリング指揮 カペラ・アウグスティーナ ヴォーカル・ アンサンブル・ケルン | |
イタリア様式のオペラで、直前に「セルセ」がヒットしたものの、最後の「デイダミア」と共にオペラ期を締める作品となった。録音は大変に珍しく、バロック音楽ファンなら必聴。 | ||
パッヘルベル(1653-1706):復活祭カンタータ集 神よ、わたしを救い出し/ キリストは死の絆につかせたまえり/ ハレルヤ!主をたたえよ/キリストは起ち上がり/ 全地よ、主に向かって喜びの声をあげよ/ マニフィカト |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ ラ・カペラ・ドゥカーレ | |
有名すぎる「カノン」のせいで本来の才能がなかなか伝わらないパッヘルベル。ドイツの都市ニュルンベルクでの復活祭のために作曲されたカンタータ集は、その定説を覆すのに十分。 | ||
クンテセンス・ゴーズ・クリスマス〜 5本のサキソフォンのためのクリスマス・ソング編曲集 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」序曲 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜ハレルヤ 伝承曲:Groove all ye faithful バッハ:目覚めよ、と呼ぶ声あり/ 主よ、人の望みの喜びよ アルビノーニ:アダージョ ヴォーン・ウィリアムズ:クリスマス・ダンス ルター/バッハ:高き天よりわれは来たり メンデルスゾーン:あめにはさかえ 伝承曲:クリスマス・イン・ハリウッド/ クリスマスおめでとう |
クンテセンス・ サキソフォン五重奏団 | |
CPO名物のサックス5人組が、今度はクリスマスをネタに楽しい演奏を聴かせる。みごとな演奏、ちょっとしたアレンジのアイデアは、同様のアンサンブルを組むプレイヤー必聴。 | ||
サッリネン(1935-): 交響曲第1番/ 交響曲第7番「ガンダルフの夢」/ 厳粛な序曲(リア王)/コラーリ |
アーリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
「アウリス・サッリネン・エディション」の1枚で、フィンランドを代表するこの作曲家を知る格好のディスク。 「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」のバレエ音楽から構築された交響曲第7番はじめ、サッリネン入門にも最適。 | ||
ウィーン1700年〜オーストリアからのバロック音楽 作者不詳:おお、愛しきオーグスティーン ケルル:バッターリア フックス:テ=デウム/スターバト・マーテル/ 聖母マリアの連祷/マニフィカート グレゴリオ聖歌:アンティフォナ・サルヴェ・レジーナ/ アヴェ・マリア ビーバー:農民の教会行列/バッターリア シュメルツァー:あなたに挨拶する/ポーランドのバグパイプ |
ローレンツ・ドゥフトシュミット指揮 アルモニコ・トリブート・アウストリア | |
イタリアやドイツに押され気味な、17世紀ウィーンにおける音楽シーンだが、最近人気が出てきているビーバーやフックスをはじめ、多くの魅力的な作曲家がいる。バロック音楽ファンは必聴だが、ハイドンやモーツァルトへと続くルーツ的な存在としても重要。 | ||
ハイドン: 4つのフルート三重奏曲(ロンドン・トリオ) Op.100 Hob.IV:1-4(1794) 3つのピアノ三重奏曲(第28番−第30番)Op.59 [第1番 ニ長調 Hob.XV:16/ 第2番 ト長調 Hob.XV:15/ 第3番 ヘ長調 Hob.XV:17] |
カメラータ・ケルン | |
ロンドンの出版社のために書かれた室内楽曲を収録。cpoでは別団体による室内楽曲もリリースしているが、カメラータ・ケルンの演奏を知るには格好の一枚。 | ||
タル(1910-): 交響曲第1番/交響曲第2番/交響曲第3番 フェスティヴ・ヴィジョン |
イスラエル・イーノン指揮 北ドイツ放送ハノーファーpo. | |
シュレーカーらに学んだイスラエルの重鎮作曲家。1952年から現在まで6曲の交響曲を発表している。知られざる作曲家ファンには特におすすめ。 | ||
タル(1910-): 交響曲第4番/交響曲第5番/交響曲第6番 |
イスラエル・イーノン指揮 NDRハノーヴァーpo. | |
第1番〜第3番を収録した第1弾(999 921-2)に続き、80歳を過ぎてから作曲を始めた交響曲群の続編3曲を収録。イスラエルの長老作曲家である彼の作風はシリアスであり、 まるで現代の不安な情勢を思わせるような響きを持っている。 | ||
サイグン(1907-1991):弦楽四重奏曲全集 第1番/第2番/第3番/第4番(断片) |
ダネルSQ | |
20世紀トルコでのリーダー的な作曲家サイグンが1947年から90年までに書い4曲を収録。バルトークを思わせる作風により、室内楽ファンに強い印象を残す音楽。 | ||
ドイッチェ(1892-1982):映画のための交響曲「宝」 | フランク・シュトローベル指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
ドイツ無声映画の黎明期より活躍していた映画監督が見出した、シェーンベルク門下の作曲家。5つの楽章から成る「film symphony」はドイッチェにとって最初の交響曲でもあり、1990年代になって再評価されている。 | ||
トッホ(1887-1964):ピアノ作品集 5つのカプリッチェット/小都市の風景/ ソナタ/ブルレスク/演奏会用練習曲 |
クリスティアン・ザイベルト(P) | |
ドイツ時代に書かれた作品集であり、まだ後期ロマン派の残像を残している作風。アメリカ定住後の交響曲群とは違って、多くの人が親しみやすい性格のもの。注目されているドイツの若手ザイベルトの演奏も見事。 | ||
ウォード(1589頃-1638): コンソート・ミュージック |
ローズ・コンソート・ オブ・ヴァイオルズ | |
エリザベス朝のイングランドで流行し、宮廷の音楽として多くの作曲家と作品を輩出したヴィオール・コンソート。ウォードは知名度こそ低いものの、作品のクオリティは一流。 | ||
シェック(1886-1957): 歌劇「エルヴィンとエルミーレ」 |
ジャンネッテ・フィッシャー マライケ・シェレンベルガー ティノ・ブリュッチュ ハンス・クリストフ・ベゲマン ハワード・グリフィス指揮 チューリッヒco. | |
スイスの抒情ロマン派作曲家シェックがゲーテの詩を下に書き上げたオペラ。ジングシュピール的な要素も強く、あくまでもゲーテ作品を大事にしながら歌わる。歌曲作家シェックの真髄も感じられるはず。 | ||
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 鍵盤協奏曲全集 ベルリン時代のチェンバロ協奏曲集 Vol.1(999 393-2) ベルリン時代のチェンバロ協奏曲集 Vol.2(999 462-2) チェンバロ協奏曲 Op.1(999 299-2) ピアノ協奏曲 Op.7(999 600-2) ピアノ協奏曲 Op.13 No.1-6(999 601-2/999 691-2) |
アンソニー・ホールステッド (Cemb/P)指揮 ハノーヴァー・バンド | |
数々の作品演奏で世界中の音楽評および音楽ファンから絶賛されたシリーズから、鍵盤楽器のための協奏曲をピックアップ。18世紀音楽に興味を持つリスナーは必携のセットだと言える。 | ||
シンディング(1856-1941): ヴァイオリン・ソナタ/生活風景/ 古い様式のソナタ/ロマンス |
ドラ・ブラチコヴァ(Vn) アンドレアス・ マイヤー=ヘルマン(P) | |
ワーグナーに影響を受けつつもノルウェー独自の音楽を発展させたシンディングのヴァイオリン作品集。グリーグとは違ったドイツ・ロマン派的な作風で、ブラームスなどと共通した雰囲気も感じられる。 | ||
シュナイダー(1786-1853):交響曲第17番 ハ短調 メンデルスゾーン(1809-1847): ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/交響曲第1番 |
ヒロ・クロサキ(Vn) シギスヴァルト・クイケン指揮 カペラ・コロニエンシス | |
cpoにクイケン、クロサキが登場。当然ピリオド楽器使用。メンデルスゾーンの(有名ではない方の)協奏曲と交響曲は若書きの注目作。 同時代のシュナイダーを聴くことでメンデルスゾーンの特徴が、そして19世紀前半のドイツ音楽の幅が明確になるはず。 | ||
ヴェッツ(1875-1935): ヴァイオリン協奏曲(*) 夏の夜の夢(女声合唱と管弦楽のための)(+) ヒュペリオン(バリトン、混声合唱と管弦楽のための)(#) |
ウルフ・ヴァーリン(Vn;*) マルクス・ケーラー(Br;#) ヴェルナー・ アンドレアス・アルベルト指揮 ラインラント=プファルツpo. アウクスブルク音楽大学 室内cho.(+/#) | |
ブルックナーの交響曲に心酔していた作曲家による、ひょっとすると憧れの作曲家になったつもりで書いたのか、と思わせるようなヴァイオリン協奏曲。後期ロマン派音楽の抒情的かつドラマティックな部分をクローズアップさせた声楽作品も、多くのファンを獲得しそう。 | ||
テレマン(1681-1767):トリオ・ソナタ集 ヴァイオリンと ファゴットのための三重奏曲第1番−第6番/ 2つのヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音のための四重奏曲/ ヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調/ ヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 |
パルナッシ・ムジチ セルジョ・ アッツォリーニ(Fg) | |
ピリオド楽器使用。テレマンの重要な作品群であるトリオ・ソナタをレパートリーにするパルナッシ・ムジチは全曲演奏を目論むほどのスペシャリスト。 多くの競合盤がある中で彼らの演奏は「テレマンの才能を再評価させた」と好評。 | ||
クレメンティ(1752-1832): 2台のピアノのためのソナタOp.1a 4つのソナタOp.12/3つの連弾ソナタOp.3 連弾ソナタ ハ長調Op.6 No.1 3つの連弾ソナタOp.14〜第3番 変ホ長調 |
ジェノワ&ディミトロフ (Pデュオ) | |
cpoではおなじみのデュオが、19世紀ピアノ音楽の発展に貢献したクレメンティの曲を演奏。ソロ・ピアノのソナタやソナチネはおなじみながら、4手作品の録音は珍しく、 これらの曲のスタンダードとなるであろう。 | ||
レスレル(ロゼッティ;1750頃-1792): ファゴット協奏曲集 Murray C74 Kaul III 62/Murray C75 Kaul III 63/ Murray C73 Kaul III 61/Murray C69 Kaul III 60 |
エッカート・ ヒュープナー(Fg)指揮 ドイツco.[ノイス] | |
録音:2002年11月20日-23日、ツォイクハウス、ノイス。 18世紀ボヘミア楽派の代表的な作曲家であり、コントラバス奏者として低音楽器を愛したレスレルが、バロック期に通奏低音楽器だったファゴットにスポットを当てた協奏曲集。 他の録音も少なく、貴重なリリース。 | ||
リース(1784-1838):大七重奏曲/大八重奏曲 | リノス・アンサンブル | |
マーラーの交響曲第4番(室内楽版)や新ウィーン楽派の作品などを演奏し、日本でも知名度が高いアンサンブルが、ベートーヴェンの弟子であるリースの曲を快演。ヴィルトゥオーゾ的な性格の強い曲であり、ロマン派初期のエネルギーを感じることができるだろう。 | ||
ラインターラー(1822-1896): オラトリオ「エフタとその娘」 |
ザビーネ・リッターブシュ ヴァルトラウト・ ホフマン=ムヒャー ユルゲン・ザッハー リチャード・ソルター ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 ブレーメン室内so. ブレーメン大聖堂cho. | |
ブラームスと親交が深く、ブレーメンを拠点としてオルガニストも務めていた作曲家ラインターラーが、旧約聖書のエピソードをテキストをもとに作曲。同時代のドラマティックな合唱作品(たとえばメンデルスゾーンの「エリア」やブラームスの「ドイツ・レクィエム」)に匹敵する手法、そして感動がある。 | ||
ヘルマン・ゲッツ(1840-1876):管弦楽作品集・協奏曲集 ピアノ協奏曲第1番/ピアノ協奏曲第2番/ 交響曲第2番/ヴァイオリン協奏曲/ 喜歌劇「じゃじゃ馬馴らし」序曲/ 悲歌/詩篇第137番/ 序曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」/春の序曲 |
フォルカー・ バンフィールド(P) ゴットフリート・ シュナイダー(Vn) シュテファーニエ・ シュティラー(S) ヴェルナー・アンドレアス・ アルベルト指揮 NDRハノーファーpo. NDR合唱団 (ホルスト・ノイマン合唱指揮) | |
1840年、ドイツ・ロマン派時代の真っ只中に生まれながらも、古典風の造型を大切にして作曲をしていたヘルマン・ゲッツ。30代半ばで病に倒れこの世を去ったために、 残された作品はさほど多くはないが、代表作であるオペレッタ「じゃじゃ馬馴らし」をはじめ、充実した響きを持つ曲ばかり。この隠れた才能をアピールすべく、cpoが管弦楽作品の代表作を3枚にまとめた。 | ||
ヘンデル:クラヴィーア組曲集 HWV.426-433(1720) |
ルートガー・レミー(Cemb) | |
8つの組曲は、有名な「調子の良い鍛冶屋」と呼ばれる楽章などを含み、多くの奏者が演奏・録音している作品。cpoにおけるドイツ圏バロック音楽のスペシャリストがその競演に参入。 | ||
ストラヴィンスキー: ヴァイオリンとピアノのための作品集 イタリア組曲 ディヴェルティメント 協奏的二重奏曲 |
ドラ・ブラチコヴァ(Vn) アルド・オリヴィエート、 ヴァイオレッタ・ポポヴァ、 アンドレアス・ マイヤー=ヘルマン(P) | |
1930年代にストラヴィンスキーは、ドゥシュキンというヴァイオリニストを気に入り、彼のために作曲・編曲を手がけた。バレエ音楽「プルチネッラ」を編曲した「イタリア組曲」など、 それらを集めた1枚。 | ||
レオポルト・モーツァルト(1719-1787): シンフォニア集 シンフォニア・ダ・カッチャ(狩のシンフォニア) シンフォニア「田舎の婚礼」 シンフォニア・ブルレスカ ト長調 シンフォニア ト長調「新ランバハ交響曲」 |
ミヒ・ガイック指揮 オルフェオ・バロックo. | |
父モーツァルトの代表的な作品を集めた一枚で、選曲・演奏ともに素晴らしく、モーツァルト・ファンおよび18世紀音楽ファンにおすすめ。ハーディ・ガーディ他特殊楽器も加わった新鮮な演奏。 | ||
トゥンダー(1613/14-1667): 主が家を建てられるのでなければ 第1番&第2番/ 主よ、お許し下さい/ おお、最愛のイエスよ、万歳、神々しき恩寵の父よ/ われとともに神の恵みをほめたたえよ/ 最愛の主よ、ご慈悲で怒りを静め給え/ 主よ、あなたは今こそあなたのしもべを/ バビロン川のほとりで/われらが神はかたき砦 |
ヘルマン・マックス指揮 ライニッシェ・カントライ クライネ・コンツェルト | |
ブクステフーデの前任者としてリューベック市のオルガニストを務めていたトゥンダー。市民に親しまれ、定期的にコンサートも開いていたという彼の存在を現在に伝える一枚。17ある宗教的合唱曲のうち約半数を収録。 | ||
ヴェックマン(1616頃-1674):宗教作品集 シオンは言う、主はわれを見捨てられたと/ 主がシオンの捕虜たちを開放された時/ 恵みに満てるマリアよ、おめでとう/ 主よ、あなたさえこの世にあれば/ 都市は荒れ果てて/死は勝利に呑まれてしまった/ 汝の若き日の女に喜び/泣くのではない |
ヒムリシェ・カントライ | |
ハンブルクで教会のオルガニストを務めたヴェックマンによる、教会のための宗教的作品集。 | ||
ボディヌス(c.1700-ca.1760): 音楽的ディヴェルティメント より 第5部からソナタ[第1番−第3番]/ 第6部からソナタ[第4番−第6番] |
カメラータ・ケルン | |
18世紀ヴュルテンベルク宮廷のオーケストラでコンサートマスターを務め、ヴァイオリンの名手として知られたボディヌス。全6部作の「音楽的ディヴェルティメント」は数少ない彼の作品であり、4声のソナタという当時としては珍しい編成に注目。 | ||
サン=サーンス: ヴァイオリンとピアノのための作品集 ヴァイオリン・ソナタ第1番/三部作/ ヴァイオリン・ソナタ第2番/悲歌第2番 |
ウルフ・ヴァーリン(Vn) ローランド・ペンティネン(P) | |
この作曲家の室内楽作品も、クオリティに比してなかなか陽の目を見ない。第1番にはハイフェッツなど名演(録音)も多いが、ドイツ系の奏者が演奏するとベートーヴェンなどを手本にしていたという、 サン=サーンスの本質に突き当たるかもしれない。 | ||
ガルッピ(1706-1785): オペラ・ブッファ「悪魔のような女」(1755) |
クレメナ・ディルチェヴァ マティアス・ヴィヴェク トム・アレン ジョニー・マルドナド ベッティーナ・パーン エックベルト・ユングハンス デルテ・マリア・ザントマン ヴォルフガング・ カッチュナー指揮 ラウテン・カンパニー・ベルリン | |
ヴェニスで初演された作品で、18世紀におけるオペラ・ブッファの主軸的な 作曲家でもあるガルッピの注目作。恋人たち、まぬけな金満家、しゃれのわかる召使いという おなじみのキャラクターが登場するこの作品は、録音も少ない掘り出し物。ピリオド楽器使用。 | ||
レオポルト・コジェルフ(1747-1818): オラトリオ「エジプトのモーゼ」 |
ジモーネ・ケルメス、 リンダ・ペリッロ(S) マルクス・シェーファー(T) トム・ソル(B) ヘルマン・マックス指揮 ライン・カントライ、 クライネ・コンツェルト | |
ザルツブルク宮廷のオルガニストなどを務め、モーツァルトやハイドンのライバルとして多くの作品を残したコジェルフ。「出エジプト」をテーマとしたこのオラトリオは1787年に初演され、 人間ドラマを描き出している。ピリオド楽器使用。 | ||
ケルビーニ(1760-1842):弦楽四重奏曲全集 [第1番−第6番] |
ハウスムジーク | |
ピリオド楽器使用。既発売3枚(999 463-2、999 464-2、999 465-2)のセット化。 ロンドン古楽シーンのリーダーであるモニカ・ハジェット、パヴロ・ベズノシュクらが結成したクァルテットは、あまり有名とは言えない6曲の四重奏曲に一躍光を当て、海外の音楽誌でも高い評価を得た。 古典派〜初期ロマン派の室内楽ファンには、ぜひ聴いていただきたい作品。 | ||
ハンガリー・ロマンティック弦楽三重奏曲集 ヴェイネル(1885-1960):弦楽三重奏曲 コダーイ(1882-1967):間奏曲 ドホナーニ(1877-1960): 弦楽三重奏曲「セレナード」 |
ドイツ三重奏団 | |
EMIからリリースされていた音源をcpoから再発売。ハンガリーの作曲家による弦楽三重奏曲集という企画性のある一枚で、特に20世紀初頭にドイツ・ロマン派の作風を受け継いだヴェイネル作品が聴きもの。 | ||
ヘラー(1944-):ピアノ作品集 ピアノのための5つの小品 Op.1/ 2台のピアノのためのディアフォニー/ ピアノ・ソナタ第1番/同第2番/ 2台のピアノのためのパルティータ |
クリスティ・ベッカー、 チェン・ピ=シェン(P) | |
バレンボイムがその才能を激賞するヘラーは、ドイツのレーヴァークーゼンに生まれた作曲家。1996年までのピアノ作品を網羅。 | ||
ナウマン(1741-1801): 独唱、合唱と管弦楽のためのカンタータ 「時と永遠」 2つの合唱と管弦楽のための 「主である神は聖なるかな」 独唱、合唱と管弦楽のための詩篇第149 |
ジモーネ・ケルメス(S) ブリッタ・シュヴァルツ(A) マルクス・ウルマン(T) ゴットホルト・ シュヴァルツ(B) ペーター・コップ指揮 ドレスデン・ インストルメンタル =コンチェルト ケルネルシャー・ジンク= フェライン・ドレスデン | |
18世紀のドレスデン宮廷に君臨して声楽作品などを発表。またイタリアン・スタイルのオペラやグラス・ハーモニカの曲など幅広い作品を残したナウマン。 活躍当時のドレスデンにおける演奏スタイルを踏襲したこの演奏は、前古典派における声楽作品の本流を聴き手に教えてくれる。 | ||
カイザー(1674-1739):カンタータ集 私の伴侶をお助け下さい/美しい歌姫 軽蔑的なねたみ/田舎暮らしについて 詩篇第62番で/音楽について/わが魂は言えない なんと新しき残酷さよ |
スサーネ・リデーン(S) カペラ・オルランディ・ ブレーメン | |
18世紀ドイツにおける注目すべき作曲家。オペラの分野でも活躍したため、ドラマ性のあるカンタータは得意分野であったはず。スウェーデンのソプラノ、リデーンの名唱が光る。 | ||
テレマン(1681-1767): 6つのトリオ(1718刊) [オーボエ、 ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ第1番 リコーダー、 ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ第2番/ フラウト・トラヴェルソ、 ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ第3番/ 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ第4番/ ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと 通奏低音のためのトリオ第5番/ ヴァイオリン、 チェロと通奏低音のためのトリオ第6番] |
カメラータ・ケルン | |
ピリオド楽器使用。カメラータ・ケルンによる新鮮な演奏がテレマンの作品 を蘇らせる。フランクフルト時代に作曲された、さまざまな楽器が入れ替わりで登場する6曲のトリオ。 優雅で心が落ち着くバロック音楽をお探し方におすすめ。 | ||
シュレーカー(1878-1934): 歌劇「おもちゃと王女」(1913) |
トーマス・J.マイアー ユリア・ヘニング ハンス=ユルゲン・ シェプフリン マティアス・クライン 他 ウルリヒ・ ヴィントフュール指揮 キールpo.、 キール歌劇場cho.&児童cho. | |
1913年にウィーンで初演されシマノフスキが絶賛したこのオペラは、「はるかな響き」、「烙印を押された人々」と並ぶシュレーカーの代表作のひとつだが、録音は珍しく、 ファン必聴のセットだと言える。キール歌劇場との共同制作。 | ||
シャイン(1586-1630): 宗教的マドリガル集「イスラエルの泉」 詩編91「シオンのシンバル」、または聖歌集 |
マンフレート・コルデス(主宰) アンサンブル・ ヴェーザー=ルネサンス | |
16−17世紀におけるドイツ・スタイルのマドリガル、モテットを習得していたシャインは、後にバッハがその地位につく、ライプツィヒ聖トーマス教会の音楽監督職にも就任した。5人の歌手と通奏低音による「イスラエルの泉」は名曲として知られる。 | ||
レスレル(ロゼッティ;1750頃-1792): 5つの管楽パルティータ(エッティンゲン・ ヴァラーシュタイン宮廷のための音楽) パルティータ集 [第8番/第9番/第11番/第14番/第15番] |
コンソルティウム・クラシクム | |
自らが監督を務めた宮廷管弦楽団が演奏し、その後も受け継がれてきた管楽パルティータ。12人の管楽器アンサンブルによる曲集は、 同時代のモーツァルト作品と並んでもっと演奏されるべきレヴェルにあるといえよう。 | ||
ミッデルシュルテ(1863-1943): オルガン作品集 Vol.2 パッサカリア/間奏曲 I/対位法的幻想曲/祈り |
ユルゲン・ゾンネンタイル(Org) | |
ヒルデスハイム、聖ミヒャエル教会のゲーラルト・ヴェール製オルガンを使用。19世紀終盤よりシカゴを拠点として活躍していた、アメリカ音楽の認知に新しい可能性を開かせる作曲家。 「バッハに匹敵する」と言わしめた「パッサカリア」を収録。Vol.1:999 739-2。 | ||
J.C.バッハ(1735-1782):オペラ序曲全集 歌劇「アルタセルセ」序曲/ スペイン王カルロスIII世生誕祝賀カンタータ/ 歌劇「鳥猟師」序曲/ 歌劇「インドのアレッサンドロ」序曲/ 歌劇「ジュリア」序曲/ 歌劇「後見人と女学生」序曲/ 歌劇「ウティカのカトーネ」序曲/ 歌劇「酪農地」序曲/ ガルッピの歌劇「心の磁石」への序曲 (以上、999 129-2) オラトリオ「ユダヤの王、ジョアス」序曲/ 歌劇「スキピオの慈悲」序曲と行進曲/ 歌劇「シリアのハドリアヌス帝」序曲/ 歌劇「ザナイダ」序曲/ 歌劇「カラクタクス」序曲と行進曲/ 歌劇「オリオン」序曲/ 交響曲ニ長調(シュミット版)(以上、999 488-2) 歌劇「エンディミオーネ」序曲/ 歌劇「テミストークレ(テミストクレス)」序曲/ 歌劇「ルーチョ・シッラ」序曲/ 歌劇「ゴールのアマディ」序曲とバレエ音楽 (以上、999 753-2) |
アンソニー・ ホールステッド指揮 ハノーヴァー・バンド | |
3枚の既発売盤をセット化。少年モーツァルトに大きな影響を与えたJ.C.バッハの作品。たとえば「心の磁石」序曲がモーツァルトのピアノ協奏曲第12番でモチーフに使われたり、 「シリアのハドリアヌス帝」序曲が交響曲第7番に影響を与えたりするなど、意外なほど多くの接点を知ることができる。18世紀音楽を得意とするイギリスのピリオド楽器オーケストラが、 「ロンドンのバッハ」の魅力を余すところなく伝えてくれる。 | ||
ロッラ(1757-1841): ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集 [変ロ長調 BI.244/ハ長調 BI.242/イ長調 BI.243] |
ドラ・ブラチコヴァ(Vn) アリーナ・クデレヴィチ(Vc) | |
パガニーニの師であり、初期ロマン派において弦楽のテクニックを十二分に生かした作品を書いたロッラ。200以上もの弦楽デュオ作品を残した彼だが、ほんの一角であるこの一枚でも、 その才能に十分触れることができる。 | ||
カーゲル(1931-):ピアノ作品集 メタピース(第1版)/MM51/ メタピース(第2版)/アン・タステン/ ヒポクラテスの誓い/メタピース(第3版)/ パセ・コンポゼ/両手で/ メタピース(第4版)/ラグタイム |
パウロ・ アルバレス(P/歌) | |
1961年から1995年に作曲されたピアノ曲を集成。前衛的な作風で、主に室内楽作品や電子音楽などに注目が集まっているカーゲルの作品を、 作曲者からも信頼を得ているブラジル人ピアニストが鮮やかに弾ききっている。 | ||
R.シュトラウス&レーガー:男声合唱曲集 R.シュトラウス: 戸口で/夢の中の光/五月の喜び/気を付けろ!/ かっこう/2つの合唱曲 Op.42〜愛/ 急げ、出来の良いぶどう酒/ シュヴァーベンの遺産/ 3つの合唱曲 Op.45〜友情の歌/同〜花嫁の踊り レーガー(1873-1916): 愛する人の使い/ 7つの無伴奏男声合唱曲 Op.38〜門出/ 同〜かくも美しい大地/快活さ/明るい窓/ 私の心はやさしくより添う/真夏の夜の夢/ まったく新しいならず者の調べ/愛の歌/告別 |
ジングフォニカー | |
ドイツの声楽史において、必ずしも有名とは言えなかった2人の作曲家によるパート・ソング。ジングフォニカーのハーモニーは新鮮な驚きを与え、 この作曲家のファンならぜひ聴いていただきたいところ。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「ダナエの愛」 | フランツ・グルントヘーバー ハンス=ユルゲン・シェプフリン ポール・マクナマラ マヌエラ・ウール コルネーリア・ザッハ ローベルト・シャフィン/他 ウルリヒ・ヴィントフュール指揮 キールpo.、キール歌劇場cho. | |
録音:2002年、キール城、ライヴ。 1940年に完成されながら初演が中止となり、結局作曲者の死後(1952年)になって初演されたといういわくつきのオペラ。現在もあまり上演されず録音も稀少なので、ファンには歓迎されるであろう。 短縮されることもなく、作品のすべてを聴くことができる。 | ||
サイグン(1907-1991): 交響曲第3番(1961)/同第5番(1984) |
アーリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
トルコの作曲家による交響曲シリーズ。前アルバム(999819-2)での第1番 と第2番の好評を受けれの続編。西洋音楽史の中ではマイナーな地域ながら、バルトークらに影響を 受けたこの作曲家はもっと評価されるてよいだろう。 | ||
サッリネン(1935-): 交響曲第4番/交響曲第2番「交響的対話」/ ホルン協奏曲(ベルとアリアと)/ マウエルムジーク(ベルリンの壁) |
エサ・タパニ(Hr) マルティン・オルライド(Perc) アリ・ラシライネン指揮 ノールショッピングso. | |
2002年にタパニが初演したホルン協奏曲(色彩的な管弦楽法が絶賛された)をはじめ、1970年代と80年代に作曲された2つの交響曲を収録。「マウエルムジーク」は社会的関心事を作品化してメッセージするサッリネンらしい曲。 | ||
サッリネン(1935-): シャドウズ/交響曲第8番(*)/ ヴァイオリン協奏曲(+)/宮殿狂詩曲 |
ヤーコ・クーシスト(Vn;+) アリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
(*)はフィンランドのもはや大御所であるサッリネンの最新作(2004年4月初演)で、もちろん世界初録音。「秋の断章」という副題が付いたこの作品は「9.11」を意識したものでもある。人気ヴァイオリニスト、クーシスト(ラハティ響の若きコンサートマスター)はcpo初登場。 | ||
トマジーニ(1741-1808): 5つのバリトン三重奏曲 |
エステルハージ・アンサンブル | |
チェロのような形で演奏する弦楽器バリトンをメインに据えた作品集。ハイドンが指揮をしていたエステルハージ邸のオーケストラ・メンバーだったトマジーニが、ハイドンにならって書き上げたもの。 | ||
プロコフィエフ:短編バレエ集 Vol.1 「鋼鉄の歩み」/「放蕩息子」 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 WDRケルン放送so. | |
没後50年(2003年)を機に、プロコフィエフを得意とするユロフスキが上演時間の短いバレエ作品を紹介していくシリーズの第1弾。特に「鋼鉄の歩み」は録音も少ないため、 ファンにはありがたいリリース。 | ||
プロコフィエフ:短編バレエ集 Vol.2 「道化師(7人の道化師をだました道化師の物語)」 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 ケルン放送so. | |
組曲として演奏されることの多いこの作品だけに、全曲盤は貴重。ディアギレフの委嘱による民族的要素が濃い、隠れた秀作。 | ||
プロコフィエフ:短編バレエ集 Vol.3 「ボリステネスの岸辺で(ドニェプルの岸辺で)」 組曲「キージェ中尉」 組曲「セミョーン・コトコ」 |
ミハイル・ユロフスキ指揮 WDRケルン放送so. | |
好評のシリーズ。有名な「キージェ中尉」、近年再評価されて録音も増えてきた「ボリステネスの岸辺で」(ディアギレフの委嘱作品)、オペラからの管弦楽組曲 「セミョーン・コトコ」を収録。珍しい作品をお望みの方はもちろん、「キージェ中尉」で演奏の特徴やクオリティを確かめるのも一興。 | ||
シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調「親愛なる声」 ヴォルフ:イタリア風セレナード ベルク:抒情組曲 |
オスロSQ | |
1991年結成以来、スカンジナヴィアの室内楽シーンをリードしてきたオスロSQ。スヴェンセンのCDでcpoに登場した彼らの実力がよりわかる、得意なレパートリー3曲を収録。 | ||
レーヴェ(1796-186):歌曲とバラード全集 Vol.20 誠実/マホメットの歌/外へ!上へ!下へ!/ ヨハン・フォン・ネーポムク/若者の祈り/英雄の花嫁/ ロレットの聖なる家/どこへ、おお魂よ、あなたは急ぐ?/ 幻想曲付きグロッケンシュピール/あなたの瞳/清らかで優しい心/ 命の限りあなたのために生きる/月光/起きよ!/ 歌曲集 Op.9 第9部 6つの歌曲〜[アフロディテに/こおろぎに]/ 彼自身のこと I/彼自身のこと II/竪琴に寄せて/花婿 |
ローベルト・ヴェルレ(T) コード・ガーベン(P) | |
当シリーズ久々のリリースは、レハールのオペレッタ「天文学者」(999872-2)などで美声を聴かせたヴェルレのキャラクターを生かした選曲。サッフォーの詩による「アフロディテに」など、文学的要素の強い作品も多い。 | ||
レーヴェ(1796-1869): 歌曲とバラード全集 Vol.21 聖ヘレナ/歌手/ 永遠のユダヤ人(さまよえるユダヤ人)/ 砂漠のメレク/ モラールへのアルピーンの嘆き/ やつれ果てた巡礼者/ マリアンネへのヘロデの嘆き/ 聖マリアの騎士/誰が熊か/航海/ 北欧の海の歌/塔の上の王/ 偉大なるクリストフ |
モーテン・エアンスト・ ラッセン(Br) コート・ガーベン(P) | |
生誕200年であった1996年にスタートしているこのシリーズも、すでに21枚目。今回は1834年から53年、いよいよ芸術の夕映えへと向かう時期の作品集であり、特に1830年代の輝きが聴き手を魅了する。デンマーク出身の歌手による叙情的な声、シリーズの音楽監督とも言えるガーベンのサポートが見事。 | ||
シュテファン(1887-1915):歌劇「最初の人類」(原典版) | ジークムント・ニムスゲルン(B) ガブリエーレ・マリア・ロンゲ(S) フローリアン・ツェルニー(Br) カール・アントン・ リッケンバッハー指揮 ベルリン放送so. 他 | |
わずか27歳という短い生涯、20世紀初頭のドイツで注目を浴びた作曲家シュテファンの代表作である「最初の人類」は、旧約聖書の「カインとアベル」のエピソードをもとにしたストーリー。この録音ではベルリンで初演されたスコアを使い、作品と作曲家の実像に迫っている。 | ||
ワインガルトナー(1863-1942):交響作品集 Vol.1 交響詩「リア王」/交響曲第1番 |
マルコ・レトーニャ指揮 バーゼルso. | |
マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)対応。 指揮者として有名なワインガルトナーは、クレンペラーやフルトヴェングラー同様に、作曲家としても評価されるべき存在で、その作風はマーラーに影響を受けた後期ロマン派音楽の流れを汲む。作曲者がかつて首席指揮者を務めたオーケスオラが、シリーズを通じて共感深い演奏を聴かせる。 | ||
ピゼンデル(1687-1755):ヴァイオリン・ソナタ集 [ニ長調/ホ短調/ハ短調/ト短調]/ ヴァイオリン独奏のためのソナタ イ短調 |
アントン・シュテック(Vn) クリスティアン・ リーガー(Cemb) | |
「18世紀のパガニーニ」とも呼ばれるピゼンデルは、ドレスデン宮廷のヴァイオリニストして活躍。バッハやテレマンなど同時代の作曲家に劣らない印象を与えてくれる彼の曲は、 まさに隠れた名品だと言える。 | ||
カリッシミ(1605-1674):オラトリオ集 [エステル女王/ダヴィデとゴリアテの対話/ シセラが殺されたとき/大洪水−ノアの対話] |
ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアタ、 ラ・カペラ・ドゥカーレ | |
M.A.シャルパンティエなどの師として知られるカリッシミだが、オラトリオの様式を確立し、自らも宗教作品を多数残したことはあまり知られていない。ヘンデルのオペラやオラトリオなどで知られる聖書物語などドラマティックなものばかりで、初めて聴くときから魅了されることだろう。 | ||
ペッテション=ベリエル(1867-1942): 交響曲第5番「孤独」/ヴァイオリン協奏曲 |
ウルフ・ヴァーリン(Vn) ミハイル・ユロフスキ指揮 ノールショッピングso. | |
スウェーデンのシンフォニストによる交響曲全集、最新盤にてシリーズ完結盤。 北欧音楽のイメージをそのまま再現したような曲であり、ヴァイオリン協奏曲は民族的なリズムやメロディをふんだんに使っている。オペラ指揮者としても評価が高まるユロフスキにも注目を。 | ||
バッハ(1685-1750):偽作カンタータ集 Vol.2 ひとりの御子われらに生まれたり BWV.142/ そは永遠に真実なり BWV.141/ 汝わが魂を冥府にとどめおかざれば BWV.15/ われは知る、わが救い主のいますことを BWV.160 |
ドロシー・ミールズ(S) ヘニング・ヴォス(A) ヘニング・カイザー(T) ラルフ・グローブ(B) ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮 イ・フェビアルモニチ アルスフェルト声楽アンサンブル | |
まだまだ真偽のほどがわからない作品が多数あるバッハだが、このアルバム は別の人の作品だろうと考えられる(または判明した)曲を集めたというユニークなシリーズの第2弾 (全5枚を予定)。今回は復活祭やクリスマスのためのカンタータを収録。Vol.1:999139-2。 | ||
オットー・クレンペラー(1885-1973): 交響曲第1番/同第2番/メリー・ワルツ/ 葬送行進曲/追憶/スケルツォ |
アラン・フランシス指揮 ラインラント=プファルツ国立po. | |
フルトヴェングラーの交響曲と共に、熱心なファンから注目されてきた クレンペラーの作品。師プフィッツナーを通じてマーラーの精神も受け継いだ交響曲(自作自演録音 もある)、そして「およそクレンペラーらしからぬ可憐さ」と評されたワルツなどを収録し、 作曲家としての再評価を促す。 | ||
バッハ:チェンバロと弦楽のための協奏曲集 Vol.1 チェンバロ協奏曲第1番/チェンバロ協奏曲第2番/ チェンバロ協奏曲第3番 |
ラース・ウルリク・ モーテンセン(Cemb)指揮 コンチェルト・コペンハーゲン | |
北欧の音楽家が集まった室内アンサンブルによる、シリーズ第1弾。同時進行しているオルガン作品全集と共に、cpoが世界に紹介したい音楽家たちによる新しいバッハの姿だ。 | ||
クンテセンス・サキソフォン五重奏団〜 ベスト・オブ・10 イヤーズ・ライヴ! ベートーヴェン:序曲「コリオラン」 バッハ: カンタータ「目覚めよ、と呼ぶ声あり」/ ジャゼンシャルズ/ファッジフーガ ト短調 チック・コリア:ラ・フィエスタ ヘンデル:ハレルヤ・コーラス シュルツ:月は昇りぬ(夕べの歌) (全編曲: ウリ・レターマン) |
クンテセンス・ サクソフォン五重奏団 | |
結成10年を記念したコンサートのライヴ録音。スタジオ録音もアイデア満載&テクニックさく裂だが、ライヴになるとさらにヒートアップ。クラシック、教会音楽、 ジャズなどジャンル無用で、サックスの魅力を存分に披露してくれる。 | ||
レズニチェク(1860-1945):歌劇「ドンナ・ディアナ」 | マヌエラ・ウール ロマン・サドニク、 アンネ=カロリン・シュルター マックス・ヴィトゲス ハイケ・ヴィットリープ ウルリヒ・ヴィントフュール指揮 キール・フィルハーモニーo. キール歌劇場cho. 他 | |
序曲ばかりが有名になってしまったオペラだが、こうして全曲が聴けるのはオペラ・ファンに朗報。しかも「レズニチェク・エディション」による世界初録音であり、ライヴ・レコーディング。 | ||
フランス・ピアノ協奏曲集 プーランク(1899-1963): 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ミヨー(1892-1974): 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ロベール・カザドシュ(1899-1972): 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 |
ジェノワ&ディミトロフ(Pデュオ) アラン・フランシス指揮 SWRカイゼルスラウテルン放送o. | |
プーランクには複数の録音があるが、ミヨーはごくわずか。自らも夫人とピアノ・デュオを組んでいたロベール・カザドゥシュの協奏曲は実に珍しく、この作品だけでもフランス音楽ファンは手に入れる価値あり。 | ||
ゲベル(1709-1753): クリスマス・オラトリオ 新年のオラトリオ |
モニカ・マウフ カイ・ヴェッセル ニコ・ファン・デル・メール ペーター・コーイ ベルンハルト・ クラップロット指揮 カントゥス・テューリンギア カペラ・テューリンギア | |
既発売の「ヨハネ受難曲」(999 894-2)が絶賛されたゲベルは、続々と再発見される18世紀の作曲家の中でも注目すべき存在。祝祭的な2作品で、さらにゲベルの実像が伝わることであろう。 | ||
テレマン:6つの組曲からなる小室内楽曲(1716/1728) [TWV.55:Es5/組曲 TWV.55:B2/組曲 TWV.55:g3/ 組曲 TWV.55:e6/組曲 TWV.55:G2/組曲 TWV.55:c3] |
ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネ・フランクフルト | |
1716年にフランクフルトで出版されたこの作品集は、ヴァイオリン(または他の旋律楽器)と通奏低音のための室内楽曲だが、今回は1728年に再出版された管弦楽版とも言える別ヴァージョンを収録。各曲の冒頭にフランス風序曲を加えた、当時最新の様式で書かれている。 | ||
ラートゲーバー(1682-1750): 耳を楽しませ、気分をやわらげる食卓の砂糖菓子/ 2つの協奏曲集 |
ユルゲン・ゾンネンタイル指揮 ノイ=エレフネーテo.、 カント・タント | |
ピリオド楽器使用。ベネディクト派修道院の修道士だった作曲家だが、食と生活を楽しみ、音楽で食卓を豊かにしようと生み出したのが、この作品集(テレマンと違って声楽入り)。18世紀の楽しい食事風景を思いおこしながら聞いてみたい。 | ||
プフィッツナー(1869-1949):室内楽曲集 弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第3番/ 弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲 ニ短調/ ピアノ三重奏曲 ヘ長調/ピアノ三重奏曲 変ロ長調/ ヴァイオリン・ソナタ/5つの小品/6つの練習曲 |
フランツ・シューベルトSQ ロベルト・シューマン三重奏団 ウルフ・ヴァーリン(Vn) ローランド・ ぺンティネン(P) | |
999 072-2、999 526-2、999 736-2、999 704-2のボックス・セット化。それぞれに国内外音楽誌・新聞等で好評を博したCDだが、 室内楽作品はそのクオリティに対して音楽ファンより相応の評価と人気を得られているとは言い難い状況。後期ロマン派音楽のリスナーも以前よりは増えている今、 マーラーやR.シュトラウスからさらに踏み込んでプフィッツナーを知っていただけるセットだ。 | ||
ヴェレス(1885-1974): 交響曲第2番「イギリス人」/交響曲第9番 |
ゴットフリート・ラブル指揮 ウィーン放送so. | |
ヒトラーの手から逃れてイギリスに移住し、オックスフォード大学で音楽の教鞭をとっていた作曲家の、交響曲全集シリーズ第1作。 ブルックナーやマーラーを手本にした伝統的書法をベースに作曲している。 | ||
ヴェレス(1885-1974): 交響曲第1番(1945)/交響曲第8番(1970)/ 交響的エピローグ |
ゴットフリート・ラプル指揮 ウィーン放送so. | |
cpoではおなじみの作曲家になりつつあるヴェレス。交響曲第1番は60歳の時、オーストリアからイギリスへと移住した後にその風景に打たれて作曲したもの。 | ||
ヴェレス(1885-1974): 交響曲第3番/同第5番 |
ゴットフリート・ラプル指揮 ウィーン放送so. | |
交響曲サイクルがリリースされるごとに、コルンゴルトらと並び称されたこの作曲家への再評価が高まっている。後半生に集中している交響曲群の中で、作曲後50年も初演が行われなかった第3番(2000年初演)は、聴いていただければ「こんなにいい曲なのに」と思っていただけるはず。 |