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強盗殺人容疑:起訴の韓国の男再逮捕 警視庁

 東京都世田谷区で03年1月、会社社長の上野寿幸(としゆき)さん(当時65歳)が現金を奪われ殺害された事件で、警視庁組織犯罪対策2課は15日、韓国籍の鄭昌龍(チョンチャンヨン)被告(56)=強盗傷害罪などで起訴=を強盗殺人容疑などで再逮捕した。容疑を否認しているという。

 この事件では韓国籍の男4人が既に逮捕、起訴されているほか、所在不明の韓国籍の男(51)が関与したとみられている。

 調べでは、鄭容疑者は他の5人と共謀し、03年1月21日午前4時55分ごろ、世田谷区北沢4の上野さん宅に侵入。上野さんの両手足を縛った上、口を布でふさいで窒息死させて現金約85万円や指輪など47点(約2370万円相当)を奪った疑い。

 鄭容疑者は今年9月末まで韓国で服役し、先月、警視庁に強盗傷害容疑などで逮捕されていた。【佐々木洋】

毎日新聞 2008年11月15日 11時53分(最終更新 11月15日 12時01分)

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