エディオンは関東で2011年3月期までに予定していた25店の新規出店計画を凍結する。今期中に、関東にある「石丸電気」などグループ傘下の約30店舗のうち11店舗も閉鎖する方針。関東地区での経常損益は赤字のもようで、新規出店の抑制や既存店舗の統廃合により1―2年で黒字化を狙う。
14日の08年4―9月期決算発表で、久保允誉社長が「(関東で当面)基本的に新規出店はしない」と発言。計画を見直してテコ入れすることを示唆した。経営資源を西日本に集中して競争力を高める。
ラオックスも同日、09年3月期末までに本体直営の約3割に当たる13店を追加閉鎖する経営改善計画を発表した。店舗や間接部門で4―5割の人件費削減を見込む。期初に予定した9店の閉鎖は年内に終え、これに13店を上乗せする。今期末の店舗数は26店になる見通し。(14日 22:46)