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2008年11月14日(金) 19:15 |
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荒れた農地に牛を放牧して再生
荒れた農地に牛を放牧して雑草を食べさせ、再生しようという取り組みが香川県で始まりました。農家の高齢化などで増えている耕作放棄地の対策として期待がかかります。
牛の放牧は、高松市香川町の山間部で始まりました。土地の所有者が、県から2頭の牛を借りる形で行われています。 荒れ果てた農地の雑草を食べさせることで、再び作付けができるようになるほか、代わりに牧草を植えれば放牧場にもなるというわけです。周囲を囲う電気柵などとあわせ、費用は1ヵ月およそ2万円です。 香川県内では、農地の15%が放置されており、事業には期待がかかります。高松市塩江町では、放置された土地対策で蕎麦の栽培を行っていますが、放牧は効果的な対策と期待しています。 この事業を利用しているのはまだ1件ですが、農村の過疎化対策の切り札としても注目を集めています。
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