2008年11月15日 9時57分更新
寒さが厳しくなるこれからの時期に備えて、路上生活者が多く暮らす大阪のあいりん地区に物資を送ろうと、岡山県笠岡市の教会が、冬物の服や毛布などを集める活動を行っています。
笠岡市の笠岡カトリック教会では7年前から毎年、本格的に寒くなる前のこの時期に路上生活者のための支援物資を集め、大阪・西成区のあいりん地区に送っています。
教会には14日朝早くから岡山市や倉敷市など県内各地から訪れた人が持ち寄ったり、宅配便で届けられたりして、着なくなった冬物の服や毛布などが集まりました。
ボランティアの人たちは、集まったものを上着やズボンなど、種類ごとに仕分けし、あいりん地区に送る準備をしていました。
教会では、冬物の衣料品や毛布、寝袋など、寒さをしのぐためのもののほか、石けんやタオルなどの日用品、それに、無料で貸し出すための図書などを集めています。
教会では、16日までの3日間物資の受け付けを行っていて、集まったものをあいりん地区に送ることにしています。