昨日の札幌でのこと。
トンボ帰りになったとしても、ちょっと帰り道にある店(スィーツ系)に寄りたかった。でも、「坊さんコスチューム(袈裟と着物)」のままでお店には行きたくないので、一応“着替え用”に車のトランクの中には「私服」も準備していきました。
で、「初七日法要」が終わりそのお宅を失礼し、「ICHI」を見て帰れるってことにスケジュールが変更になった!!!
で。
さっそく駐車場に車を停めて、車内で“坊さん”→→→“39歳オヤジ”へと「変身(着替え)」を始めたのです・・・・。(決して見られたくないシーンです)
「お坊さん」なら、仕事から直接に遊びに行く場合、車の中などで、坊さんスタイルから私服へと着替える経験はしているハズ・・・。
それは、お坊さんを「ON」と「OFF」に別けているみたいで、「タテマエで坊さんという仕事をしているのか?!お前は??」・・・っていうウシロメタサもあるんですけどね。
狭い車の中で、袈裟をはずし、着物の帯をヒュルヒュルと弛めてはずし、ササッとたたんで、風呂敷に包み、そして、次に、シャツとかパンツとかアクセサリーとかサングラスとか、、、それを、すごい早さで装着していくのでアリマス。
マンガ『Dr・スランプ』に出てきたスッパマンは、電話BOXの中で必死に着替えてたのが頭をよぎったりして、苦笑しながら、さっさと私服に着替える。
車の中で、身悶えするかのように、体をクネクネさせながら、私服姿の僕が完成してくる。
そのゴール間近で。。。。
気づいてしまった。。。。
「靴下(ソックス)を持ってくるの。。。忘れてた・・・・」
そうなのよ。ベルトもウォレットチェーンも、チョーカーも、サングラスも忘れてなかったのに、ソックスだけ、忘れた・・・・ヒョエ~~~
その時点での僕は、ほぼ全身「私服」に着替え終わったものの、足だけ【白い足袋】を履いたままの状態で、ビートル君の運転席で固まってました・・・。
私服なのに、足が白い鼻緒の草履(ぞうり)に足袋ではアンバランスやなぁ・・
仕方ないので、素足にブーツを履くことにしました。
ブーツの中までは見えないから、いいか!
そう思い直し、エンジンスタート。
でも、アクセルを踏みながら、ブーツの中は、ものすごくストレートに蒸れ蒸れ状態になってくる気配・・・。
うぅぅ、こりゃ、たまらん・・・。これからICHIも見なきゃならんのに・・・・
いつものPPFM(パルコ店)に向かいました。僕は、挨拶もそこそこに、スタッフの兄ちゃんに言いました。
「冬物の新作を買いに来たんじゃないよ~~。今日はね、ソックス買いに来たの~~~!!」
なぜ、この季節に、ソックスを履かないで札幌まで出掛けてきたのか??誰だってそう思うでしょう。でも、坊さんで法要→→→車内で私服に変身→→→しかし、ソックスだけ忘れた・・・・というストーリーを説明できずにいる僕に、店長さんは言いました。
「素足にブーツ・・・ 石田純一よりスゴイっす・・・」