49の医療機関が拒否のケースも 50回目で受け入れ、都で07年2007年に東京都で重症患者を救急搬送した際に所要時間が長かったワースト50件の中に、最多で49の医療機関に搬送を断られたケースがあることが14日、総務省消防庁などの調べで分かった。同日の衆院厚生労働委員会で民主党の長妻昭衆院議員の質問に答えた。 調査によると、所要時間が最も長かったのは9時間55分。ワースト50件の中には、49の医療機関に搬送を断られ50回目に照会した病院に受け入れられたケースがあり、搬送まで4時間49分かかったという。 50件のうち12件で患者が搬送後に死亡しており、このうち20以上の医療機関に照会していたのは5件だった。 亡くなった12人のうち9人が70歳以上の高齢者で、総務省消防庁の幹部は「長期療養中の高齢者については医療機関の選定が難しい傾向にある」と説明した。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)
関連記事を取得中...