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「韓国の労働生産性は米日の25%程度」

 韓国の労働者が1時間で10.4ドル(約1224円)分を生産するとすると、アメリカ(40ドル=約4706円)、日本(39.9ドル=約4695 円)、フランスの労働者の時間当たりの生産性は平均27ドル(約3177円)で、韓国の生産性はOECD加盟国平均の38.6%程度にすぎないことが分かった。

 また、一人当たりのGDP(国内総生産)が1万ドル(約117万6000円)を越えた時の韓国と、先進国の労働生産性を比べると、先進国は1時間当たり平均20ドル(約2352円)以上だったのに対し、韓国は9.4ドル(約1105円、1995〜2004年)で、やはり半分以下だった。

 大韓商工会議所のソン・ヨンギ経済調査チーム長は「ノーベル経済学賞受賞者のプレスコット教授は、“韓国が先進国になるのに最も必要なものは生産性向上だ”と指摘している。国民所得2〜3万ドル時代を迎えるための重要課題の一つは、生産性を高めること」と話している。

キム・ドクハン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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