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大前研一教授「このままでは韓国の所得2万ドルは無理」

 韓国経済を直接的に批判することで有名な日本の経済評論家 大前研一UCLA教授は5日、「このままでは韓国が熱望する国民所得2万ドルの時代は不可能だろう」と述べた。

 大前教授はこの日午後、ソウル・新羅ホテルで開かれた経済週刊誌「エコノミスト」招請の講演会で、「円高になれば、自然と2万ドル時代を迎えることになるだろうが、輸出の競争力が急激に落ち込むため、自力では目標を達成することはできないだろう」と述べた。

 また、韓国が再跳躍するための5つの条件として、▲政治的安定 ▲世代間の葛藤解消 ▲南北統一に対する明確なビジョン形成 ▲米日中に対する等距離外交 ▲4~6州からなる韓国版の連邦国家推進、を提示した。

方顕哲(パン・ヒョンチョル)記者banghc@chosun.com

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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