08年07月10日(木)
最新のTeraTermをいじってみて驚いた
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/
以下は08/07/10現在の最新Versionである4.59での話です。
普段常用はPoderosaな私ですが、業務でやってるNW検証作業の際に作業ログに時系列が欲しくなり、
最近のTeraTermだと実装されていた事を思い出して、久々にアップデートしてみました。(3年ぶりぐらい)
すると昔感じた欠点がほとんど解消され、快適になっていてびっくりしたので、色々と設定を加えてメインに切替。
以下は気づいた・良いなと感じた点と細かい設定変更した部分のメモです。
- ログへのタイムスタンプ機能が実装された
- 大量のテキストデータのペーストの際に同期ずれが起こらなくなった
- テキストデータのペースト時に内容確認ダイアログが出るようになった
- 名前がTTSSH2からTeraTermに戻った
- 今回、設定を追加した箇所(teraterm.ini修正点)
ログへのタイムスタンプ機能が実装された
今回、利用した最大の理由がこれ。
本来はサーバを経由しログインし、ログの集中管理をするべきなんだろうけど、うまくタイムスタンプをつけられるものが見つからず、これまではうまく運用出来てませんでした。
Unix系サーバを利用する際ならば、sudoをつまく使うことでクリティカルな運用場面のログ収集は出来るのですが、現在の業務でメインに触っているNW機器だとそうもいかないのが難点。
で、今回teratermについているタイムスタンプ機能ですが、以下のように行単位で強制敵にタイムスタンプをログにつけてくれます。
[Wed Jul 09 10:45:55 2008] [Wed Jul 09 10:45:55 2008] Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent [Wed Jul 09 10:45:55 2008] permitted by applicable law. [Wed Jul 09 10:45:55 2008] [Wed Jul 09 10:45:55 2008] u1@dyna %
この機能によって、NW検証の作業の際にログを取っておけば、かなり楽に以下のような点を後から抽出出来ます。
- 作業をいつ、どのタイミングで行ったのか
- 連続で打ち続けているpingはいつ落ちて、いつから回復したのか
- ある時点での装置ステータス情報
又、TeraTermは初期設定だとログを取るとダイアログが出っぱなしになって、ウインドウを複数開いて作業をする際とかは邪魔ですが、設定をすれば表示を消すことも可能です。
ログのファイルネームでstrftimeなフォーマットを利用する事も可能なので、特に意識をせずに全作業のログを常に残すようにしておくと後から便利です。
大量のテキストデータのペーストの際に同期ずれが起こらなくなった
昔のVersionのTeraTermだとペースト時に同期がうまく取れずに、数十行ぐらい同時にテキストデータを流し込むと同期ずれが起こるという事象が多々ありました。
これはサーバ運用上はそこまで問題にはならないのですが、NW機器など、生テキストをそのまま貼り付ける事で大量の設定変更を行うような装置の場合には、本来意図していない設定が流し込まれる事になるため、とても危険でした。
秀Termには同期を行いながらテキストを流し込むモードがあったため、場合によってはこちらを利用するという事もあったのですが、いまいちUIが好きになれなかったので、少量コンフィグをちくちく流し込むことでここ数年は対処していました。(実運用で本当に大量に流し込む必要があるときはrubyでスクリプト作ってました)
で、今回、TeraTermを使いながら作業をしていたのですが、いつのまにかTeraTermで同期ずれが起こらなくなってました。
いまいちchangelogでもそういう記述が見つからなかったのでよく分からないのですが、数千行同時流し込みでも問題が無かったため、明らかに実装が変化したっぽいですね。
何らかの改行コードor返値が来るまでは次のデータを流し込まないように変えたのかな・・・・
テキストデータのペースト時に内容確認ダイアログが出るようになった
TeraTermの場合、初期設定では右クリックでクリップボードの内容がペースとされるという仕様です。
これはこれで便利なのですが、システム運用を行っている時などに不意に右クリックをしてしまい、流し込んではいけないデータを流し込んでしまうという事象が起こってしまうため、実運用では非常に危険な機能でした。
ただ、最新バージョン(08/06/25リリース)では2行以上のテキストをペーストする際にはダイアログが表示され、そこにペースト内容が表示されるという機能が追加されてました。ConfirmChangePasteっていう名前の機能。
個人的にはこの機能はかなり良いと思ったので、今後、業務上でも利用・展開する予定です。
ただ、一つ残念なのが、このダイアログのサイズ変更が出来ない点。
サイズがちっちゃすぎて、ペーストした内容のチェックが凄くやりづらいです・・・・
ペースト内容を見やすくなれば、本当に重要な設定変更作業の際などのダブルチェックが凄くやりやすくなるんですよね。
ここのサイズの変更機能はまだ実装されてないのですが、今後に期待ですね。
名前がTTSSH2からTeraTermに戻った
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/document/Tera_Term_4.59_-_Notes/
ついに戻ったみたいです。
これはどうするんだろう・・・
今回、設定を追加した箇所(teraterm.ini修正点)
今回、変更をした箇所ですが、GUIな設定メニューから設定出来ないところもあるため、以下に修正した箇所を載せておきます。
コンフィグの該当箇所を手動で修正してください。。。
; timestamp flag for Log (on/off) ; ログのデフォルト設定でタイムスタンプをONにします。 ; 後からログ生成のフォームで有無の設定も可能 LogTimestamp=on ; without transfer dialog flag for Log (on/off) ; ログ収集状態を示すダイアログを非表示にします。 ; 左上の設定メニューでログがグレーアウトされていれば、ログが取れている確認はとれます。 ; そのため、私の場合は常に非表示 LogHideDialog=on ; Default Log file name. You can specify strftime format to here. ; 時間指定まで入れておくと、TeraTerm起動毎に必ず1ファイル生成されるようになります。 ; もし既に存在しているファイルに対して書き込み指定をしたら、 ; その時点での最終行からログが追加されます。 ; そのため、複数同時に書き込むと時系列情報がめちゃくちゃになっちゃいます。(要、事後手動ソート) LogDefaultName=teraterm%y%m%d%H%M%S.log ; Auto start logging with default log file name. ; ログ収集を起動時から自動で行います。 LogAutoStart=on ; confirm changing clipboard string by clicking mouse right button ; クリップボードの内容をペーストする際に複数行ペーストならば、内容確認の ; ダイアログを表示するモードをonにします。 ; 人為故障、不意のトラブル防止のためにはONにしておいたほうが良いでしょう。 ConfirmChangePaste=on ; Hide menu bar and enable popup menu (on/off) ; メニューバーを非表示にする事でコンソール画面領域をより広く確保出来ます。 ; 画面上でCTRLを押しながら左クリックをする事でメニューバーの内容を表示可能です。 PopupMenu=on