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健康保険:在外国民への適用、保険料3カ月分徴収へ

 韓国の医療機関を利用する在外国民は来年1月から、健康保険料の3カ月分を前もって支払わなければ健康保険の適用を受けることができなくなる。現在は1カ月分の保険料(約6万ウォン=約4400円)さえ支払えば、健康保険の適用を受けることができることから、「健康保険のタダ乗り」という批判が出ていた。

 保険福祉家族部の全在姫(チョン・ジェヒ)長官は7日、国政監査の答弁で「在外国民に対する健康保険適用と関連し、保険料3カ月分を支払わせる案を進めている。来年1月には施行できると思う」と語った。

 これに先立ち、ハンナラ党の孫淑美(ソン・スクミ)議員は国政監査の質疑で、「国民健康保険から支出された在外国民に対する診療費は、ここ5年間で412億ウォン(約30億円)、昨年だけでも140億ウォン(約10億円)に達する。対策はあるのか」と問いかけた。

 韓国の医療機関を利用するために健康保険に加入した在外国民は昨年1万9600人と、2003年の9600人に比べ2倍に増えており、診療件数も35万件と03年の11万件に比べ3倍に増加している。

張一鉉(チャン・イルヒョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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