2008年11月12日
■[ゼロアカ]11月9日 「東浩紀のゼロアカ道場」第四回関門 結果報告 
ゼロアカ道場門下生だった文尾実洋です。みごと落ちましたので過去形で。私自身は、落ちたことによって一つの可能性が閉ざされたと同時に、別の可能性がひらけたと思える楽天的な脳みその持ち主なので、あんまりショックとか落ち込みとかはないんですが、協力してくれた友人たちや、応援してくださった方々に対しては、申し訳ない気持ちです。
それから、当日はいろんな方とお会いしたはずなんですが、もうバタバタで、頭回ってなくって、いろいろと失礼があったと思います。本当にすみませんでした。ご寛恕いただければ幸いです。
まずは謝罪しとかないと、あの日何をやらかしたか不安で不安で(^_^;)
結果については、「こちら」でまとめてくださってます。(私が落ちた)選考の経緯については、「こちら」に詳しいです。以下、抜粋引用いたします。
ここ*1で急遽新ルールが付け加えられる。
売り上げの勢いからみて、500部完売チームが複数出ることが予想された。今回採点は、東点+太田点+売り上げ点であるが、完売が複数でると売り上げ点の差がなくなってしまう。文フリのお客さんからどれくらい評価されてたかということを反映させるために、完売の速さによって得点を加算するとのこと。
そして、実際に完売が続出する。
つーわけで、完売した時間(お客さんの評価)では3位だったんですよ!えっへん。それが何より嬉しかったです。そのうち、ゼロアカ道場の公式サイトに、私が狂喜している姿が掲載されることでしょう(笑)。
完売する速さで得点を加算するというルール変更、これは1分=1点換算だったのですが、私たちが「フランス乞食」チームより40分早く完売したことで、ちょうどフラ乞の東・太田点の40ptのリードと拮抗し、最終的には同点4位に。3位「形而上学女郎館」との差もわずかだったことから、ウチとフラ乞の両チームから、今回の同人誌の執筆・制作・編集において、より中心的役割を果たした方を一人選出ということになり、うちのチームからはミツさんが選ばれることになりました。そりゃそうだ。先日のコメント欄のお返事でも書きましたが、あの本はミツさん主導の本ですから。使った人脈の面でも、企画・立案の面でも。私が中心になって作ってたら、もっと破天荒で無茶苦茶で訳の分からない本になってたでしょうし、もっとたくさんの人にご無礼とご迷惑をかけていただろうと思います。そうならなかったのは、ひとえにミツさんのおかげで、二人一組で取り組んだことは、すごく自分の糧になりました。心配なのは、私が書いた文章だけ、あの本の中で浮いてないかなーってことくらいですかね(^_^;)。
私の人脈も使ってたら、最低でも10分、下手したら1時間は早く完売してたかもしれないなぁ、なんてことを後からチラッと思いましたが、それはやらないというのは最初から決めてたんですよね。それは私のプライドでもあり、その人に対する愛でもあり。なので、今は清々しい気分です。あー、楽しかったっ!
さて、これからは11月9日の模様を、ちょっとずつ思いだして書いてみたいと思います。
■[ゼロアカ]11月9日 第七回文学フリマ・開場前 
AM8:00 会場入口集合
この集合時間からして「これって警備員さんが来て会場が開く時間のはず。これは絶対に設営準備を手伝うんだな」と思っていました。なぜなら、昔、同じ会場で同人誌即売会を主催したことがあったんですよね。その頃に、文フリ代表の望月さま(id:jugoya)に質問のメールを送って、とても親切なアドバイスをいただいたことがありました。なので、文フリの設営をお手伝いできたのは、ちょっとでも恩返しできたようで、とても嬉しかったです*2。そして、すごい懐かしい気分になりました(笑)。「あー、ここ、机とか置いちゃいけないスペースなんですよねー」とか、「ここを人が通るので広めにスペースとった方がいいと思います」とか、ミョーに手慣れてたのは、そういう理由です。
しかし前日の夜は、同人誌即売会に向けた準備をしていたんですが、昔使ってた、同人誌を立てて展示するための小さなイーゼルやら、テーブルの上にひくクロス(布)やら、ポスターを掲示するPOPスタンドやら、ポスター印刷用に使えるような紙やらが見当たらず、探しまくったあげくに全て相方の家にあるということを思い出して、がっくりしていたら夜が明けて、出かける時間ギリギリになって同人誌の表紙を普通のコピー用紙にポスター印刷して、つまり徹夜だったわけですね。集合した時点で、既に頭が働いてませんでした。
その後、無事に会場全体の設営が終わり、自分たちのスペースの販売準備に移りました。クロスをひいた時点で、私の準備の同人誌即売会らしさ(笑)にツッコミが入りました。ポスターを作り始める(余白を切り取って貼り合わせる)に至っては「さすが!」の声が(笑)。ダテに同人歴長くないぜ。隣の「最終批評神話」なんか、机の上にタイガーマスクだけだったからな!門下生チームの中では「形而上学女郎館」スペースが「ああ、こういうスペースの飾り付け、女性向け同人サークルさんで見かけるなぁ」って雰囲気でしたね。
そうこうしているうちに、ポプルスさんから同人誌の箱が。逆算すると10箱あったのか?とりあえずあんな箱の数は見たことなかったよ!終わった後、他の人とも話しましたが、一箱60冊って、大半の弱小な同人サークルは、その一箱を、いろんなイベントに出て一年かけて売りきったら恩の字、っていう世界だよねぇ。特に創作文芸なんかやってたらさ。わたし、創作文芸で同人活動してた時に「すごいよ!一日に20部売れた!ありえない!」って大喜びしたことあるもん。
力尽きてきたので、今日はこの辺で。。。って、いったい何回かけて書く気だ。長すぎ細かすぎだろ。
そうだ。忘れないうちに、ツッコミ入れなきゃ!って思ったことを書いとこう。今書かないと、ぜったい忘れる。ってか、今まで忘れてた(^_^;)。
東さん!フランス乞食(形而上学女郎館も?)の本を、あのタイミングで買うのは反則だったと思いますよ?!あの、東さんによって増えた一部・一分・一点がなければ、私たちの方が若干であれ点を多く得られたかもしれないじゃないですか。たしかに最初から東さんはフラ乞の本を高く評価していましたが、だったら最初からやずや・三津野本や最終批評神話も買ってしかるべきだと思います。しかし、そうせずに、あえて、あのタイミングでの購買は、どう考えても勝負を盛り上げるために、フラ乞の販売ペースがあがるような演出をしたとしか。もっと意地悪く考えるなら、私たちのチームを落とすため、とか。さらに勘ぐると「道場破りなんて企画で盛り上がらせておきながら、通ったのは結局門下生だけかよ。しょせん出来レースじゃん。」とか「東・太田点と、客(売上)の評価が全然ちがう。」なんて言われないためとか。むしろ、わたしはああいう場を盛り上げるためにふるまっちゃう東さんが好き♥だからいいんですけど、ただ私を応援してくれた人たちや、ゼロアカ道場に期待し注目している人たちのことを考えると、審査員として勝負を公正に進めていただきたかったなぁ、残念だなぁ、という気持ちです。あれが勝負の全てを左右したとも思いませんし、瑣末なことかもしれませんが、ちょっと引っかかったのでした。そんな風に考える私の方が悪どいですか、そうですか。
それから、村上くんよ、ああいうセコイ裏工作の相談は小さい声でやるといいよ、耳に入っちゃったよ、ツッコミ待ちかと思ったよ。ツッコミ入れる暇もなかったけど。ま、そんな事は関係なく、「最終批評神話」は通過しただろうけどね、あの売れっぷりだもの。文フリで、秋葉原で、東浩紀のゼロアカ道場で、っていう条件の客層を考えたら、そりゃあ売れるよね、と隣で客寄せの口上を聞いていて何というか納得しました。それを思うと、あの場でウチの本が売れたってスゴイことだよなぁ。
何はともあれ、通過された8人の方、おめでとうございます。次も大変でしょうが、喜々としてプレッシャーをかけに行く(笑)つもりですので、がんばってくださいませ。
2008年11月10日 頭痛ぇ 
全身痛ぇ。寒ぃ。
落選のショックで寝込んでいる……わけでは全くなく(笑)、単にはしゃぎ過ぎですな(^-^;
つーことで、また詳しくは後日。
とりあえず、いろんな方々に感謝を!
kayoco
アタシが風邪伝染してたら申し訳ナイ(滝汗。でも香港にまで持っていった人間がいる可能性もあったりする)。
本面白かった! よくやった! あの本は絶対今後に生きるぜ!
HALUNA
急に寒くなって腰痛持ちにはこたえる気候ですね。
文学フリマ、おつかれさまでした。
チームでのブログコメントにも書きましたが、判定はどうあれあの本は+αあれば単行本として商業界にも食い込めるくらい価値のあるものです。V(^-^)V
ともあれ今はゆっくりお休み下さい。
boilednepenthes
>id:kayocoさん
だいじょうぶです、風邪菌はアチコチにいましたし、東さんも熱出したそうなので、kayocoさんが元ではないと思います。ご安心を。
というか、ホントにはしゃぎ過ぎたんだと思います(^_^;)
当日は一部でも多く早く売りたかったため、ゆっくりお話しできず、申し訳なかったです。
本、高評価ありがとうございます!本自体はミツさんの成果である面が大きいと思いますが、私も良い経験を積ませてもらったと思います。私が中心になって作ってたら、もっと破天荒で無茶苦茶で訳の分からない本になってたでしょうし、もっとたくさんの人にご無礼とご迷惑をかけていただろうと思います。そうならなかったのは、ひとえにミツさんのおかげで、二人一組で取り組んだことで、すごく自分の糧になりました。
>HALUNAさん
ここ二日間、バッタリと倒れ伏して、だいぶ元気が出てきました。ありがとうございます。
HALUNAさんもご購入くださったんですよね。ぜひご挨拶したかったのに、もう、どなたがどなたやら、お話しするような間もなく、とても残念でした。
普段は腰痛よりも肩と背中が張って仕方ないんですが、昨日までは手足や腰や、普段痛まないところがバキンバキンに張ってました。マッサージチェアでもんでも、びくともしなくて(^_^;)まいりました。
あの本は、ちゃんとしたデザイナーさんにデザインをお願いしたこともあって、一見しただけでも商業誌レベルのクオリティの高さがわかりますよね。わたしは見た目にこだわらない人なので、今回はそういう点も勉強になりました。
ただ、私の書いた文章だけ、浮いてるんじゃないかという危惧もあるのですが……(^_^;)
2008年11月06日
■[ゼロアカ]11月9日文学フリマについて 
中小企業振興公社秋葉原庁舎(JR秋葉原駅 中央改札口を出て右 徒歩1分)
スペースNo.B-64(2Fの入口正面)
詳しくは「BL・やおい 文学研究所 (斎藤ミツ&文尾実洋) 【東浩紀のゼロアカ道場 第四関門 公式ブログ】」の方をご覧ください。
販売待機列の状況によっては、手際良い販売が求められるため、お一人お一人に丁寧なお礼を申し上げる時間がとれないかもしれません。申し訳ありませんが、ご了承ください。
<<改めてご案内&お願い>>
当日の来場、購入を検討されている方へ - 文学フリマ事務局通信
Q.同人誌は一人何冊まで購入できますか?
A.同人誌は、お一人様1種類につき1冊までのご購入とさせていただきます。
Q.文学フリマ以外(第七回文学フリマ終了後)で、東浩紀のゼロアカ道場に参加した方々の同人誌を購入することはできますか?
A.ただいま検討中です。
Q.結果発表は、いつ、どこで行われますか?
A.東浩紀点と太田克史点は、文学フリマ開始時に、東浩紀のゼロアカ道場ブースにて発表されます。
また当日の13時と15時30分に、会場にて販売部数の中間発表を行う予定です。
最終結果発表は、当日文学フリマ終了と同時に、東浩紀のゼロアカ道場ブースにて発表されます。
その後、講談社BOXHPにても、結果は告知されます。
※当日会場ではスタッフの誘導・指示にご協力ください。混乱が起きた場合は販売を一時中止する場合もございます。
なお、当日の開場時から混雑の続く間は通常の入場導線とは別にゼロアカブースへの列を設ける予定です。
スタッフの案内に従い、お間違えのないようにお並びください。
また、イベント慣れしている方には言わずもがなかもしれませんが、できれば500円玉にてご購入くださると、たいへん助かります。釣り銭は十分に用意してあるつもりですが、念のため。
そういえば、私は文フリというイベントがまだなかった頃に創作文芸でも同人活動してたんですが、スペースNo. A-10の「光の旅」の速水貴帆さんって、その頃にイベント会場などでお付き合いのあった方なんですよ。私と違って、ずっと活動を続けてらっしゃるんだなーというのが、まず凄いなと。明日は買いに行けないだろうけど、誰かに買ってきてもらおうかなぁ。
■[性][オタク]エロや恋愛に対する感性が男っぽいということか 
さて、以下は猥談(笑)です。
あっちでも書かれてますが、私は「腐女子」と名乗ってゼロアカ道場に乗り込んでったのに、あんまりオリジナルのBLって読んでないんですよね。ずっと二次創作(パロディ)畑の人だったので。どちらかといえばマンガの方が読んできた量が多いといえば多いけど、それは同居人*1が買ってたのを横から読むとか、友人から借りてただけだしなぁ。自分で買ってるのって、石原理さんくらい?西炯子さんのBLっぽいマンガは実家に置いてあるから、母親が読んでるかもしれないなぁ。BL小説だと、須和雪里さんの短編がものすごく好きなんですが、最近木原音瀬さんも好きになりましたが、やっぱりあんまり買ってない。
オリジナルのBLって、どうあがいても恋愛物語という枠があるわけなんですが、そもそも私は恋愛物語に興味がないんだよなぁ。たとえば映画「ALWAYS 三丁目の夕日」も、一作目は成年男性と少年との(家族)愛の物語で泣けたのに、二作目は恋愛メインになっちゃったから、これっぽっちも涙が出なかったんだよねぇ(^_^;)。
単純にエロ目的なら、そういう恋愛における繊細な心情描写って、私にとっては鬱陶しいんですよ(爆)。男女のもの(男性向け)のエロの方が、そういう鬱陶しい表現はスッパリ潔く削ってあって、過激で刺激的だし、私はそういうものを買うのに抵抗がない人なので、あえてエロ目的でBLを読む必要性を感じないんですよねぇ。一人暮らししてた頃は「快楽天」(男性向けエロまんが雑誌)とか、よく買ってました。大暮維人さんとか玉置勉強さんとかokamaさんとか、メジャーになった人も多いですよねぇ。……って、誰が同意してくれるんだろう(^_^;)
ま、そういう意味でも「BLは女性のためのエロ本」っていう腐女子の方たちと、私の感じ方って違うんだなーと思いましたとさ。「腐女子」がどうこうというより、私が女性的な感性をもってない(リリカルとか純愛とか不要)っていうだけの話か。あは〜ん。
boilednepenthes
おお、同志よ!w
いいよね、玉置勉強さん。あの独特な絵柄と、あの独特な物語がね。たまらんよね。
hitamimito
私、10年くらい前に快楽天のイラストコーナーに投稿してテレカもらいましたよ!まだ持ってるよ!
私の場合、エロ目的というよりは萌えというかオタ絵目的でしたが。(今は読んでないけど、当時は絵柄のタイプがばらついててよかった)
あとBLにはエロなくていいし、エロに走る場合は純愛物語いらない派です。けっこうそういう人もいると思うんだけど、まだそこまで掘り下げられないっすねえ。
boilednepenthes
>id:hitamimitoさん
ワニタカさん、コメントありがとうございます!
私が読んでたのも10年くらい前です!そうかー、じゃあその頃にワニタカさんのイラストを見てたかもしれないですね〜。
確かに、いろんな絵柄の人が描いてて、そういう意味でも面白かったですよね、快楽天。あくまでもエロなんだけど、エロだけじゃない+αのクオリティがあったから、その中からメジャーになっていく人も出たんだろうなぁ。
「BLにはエロ不要・エロなら純愛不要」わかります!そういう人が私だけじゃなくて安心しました(笑)。今回の本では、個々の差異をテーマに、いろんな人にアンケートをしましたが、環境・時代の視点が主だったので、もっとそこまで突っ込んだアンケートもしてみたかったなと、個人的には思ってます。
2008年10月30日
■[ゼロアカ][性]パンドラと、読ませる工夫と、ちょっと下ネタ? 
先日の日記では、たくさんのケアルガ・回復呪文・ねぎらいをありがとうございました!本当に励まされました。虚脱状態と、定期的な不調の波が重なって、しばらく苦悶してましたが、だいぶ元気が出てきました。
肝心な本の内容については、「BL・やおい 文学研究所」をご覧くださいませ。
さて、いまさらのように「パンドラ」の話でも。なぜかウチには2冊ころがってます。あっはーん。
しかし、すごいですね。「ゼロアカ道場」が巻頭で緊急特集ですよー。
「東浩紀のゼロアカ道場」道場生・第四回関門のまとめを作ってくださったのnoir_kさんから「(ゼロアカ道場生には)すでに1段上のステージに上げられ、公衆の面前に晒され続けているという事実をはっきりと実感して欲しいのです。」というコメントをいただいたのですが、こういう商業出版物に自分が載っているのをみて、やぁーーっと微妙に実感がわきはじめたような気がします。ま、過小にも過大にも感じすぎないように、ほどよく実感したいなと。
で、中身。自分たちのを客観的に見るのは難しいですが、やっぱりあの中でパッと目につく・読む気になるのは「秀才女子チーム」(形而上学女郎館)の文章ですね。他のチームの内容は言い訳に近く、パンドラの読者が「面白い文章だな、読んでみよう」「楽しいな(楽しそうだな)」と思うような、読ませる工夫が足りなかった気がしました。彼女達だけ、読ませることを想定した文章を書いている。というか、アレは工夫というより、もしかしたら雑賀さんの天然なのかな?どちらにせよ、素晴らしい才能だと思います。えー、くりかえしますが、自分たちのことは棚にあげて語ってますからね(^_^;)。
ちなみに、私は「文尾実洋」というキャラクター全体で物語性を作って読ませようというのが、ゼロアカ道場に応募した当初からの工夫というか、狙いというか、策というか。「コイツ痛いなw」「きんもーっ★」って思われとけっていうね。パンドラの自己PR文も「文尾実洋って、本当にイタイ人だよね〜w」って思いながら書きました。いやいや、キャラクターの魅力って重要だよね?
本来は、自分を演出して興味を引くような、私小説的*1な読ませ方っていうのは、私が最も嫌いなタイプなんですけどね(苦笑)。しかし、こんなことを自分で暴露しちゃったら策もへったくれもないか。その辺も、ご愛敬ってことで。
しかし、そろそろ、このブログも、ただのつぶやきじゃなくて「読ませる」ことを前提として書いた方がいいのかなぁ。ま、これも「キモい自分語り」という芸だと思ってください。
さてさて、自分語りを続けますが。以前からはてなダイアリーで懇意にしていただいてるyoulalaさんが、こんな記事を書いてくださいました。
「男性的」な風貌で、もしかして文尾さんにはもしかしてペニスがついているのではないか、男性ならよくある股間についているを触りあったり見せ合ったりした経験があるのでは、という印象を受けた。
あはははは!いやー、読んで爆笑しました。心にはついてるかもしれませんが、残念ながらホンモノはもってないですねぇ。てか、私にペニスがあったら、正真正銘、掛け値なしに女の敵ですよ!いまごろ、いったい何回背中から刺されてることか!ペニスがなくっても、刺されてておかしくないのに!……ん?それはただの人でなし?あー、そういう言い方もあるね。
それはともかく。
触りあうっていうので、三島由紀夫の「仮面の告白」に出てくるエピソードを思い出しました。あれは触りあいっていうより「股間握りゲーム」か。ある粗野な生徒が、隙をついて股間を握るというゲームを同級生たちにしかけていく(けど、なぜか主人公だけは狙わない)っていうシーンがあるんですよね。たしかに、私が男だったら、そういう下品なことを率先してやる生徒だっただろうと思います。女に生まれといて、ぎりぎりセーフって感じですね。股間はさすがにしませんが、放っといたらケツ握るくらいやりかねないので、自制して生きてます、はい。だって、私がやったらセクハラじゃん?「キモい女におしり触られた〜(T_T)」って泣かせる可能性の方が高いじゃん?一応、私だって男性諸氏にも配慮してるんですよ〜。そうは思えないかもしれないが(笑)。
*1:という表現が妥当かは自信ないけど
boilednepenthes
拍手ありがとうございます!
しかし「握ってください」多すぎ(笑)。
期待通りの反応をありがとうございます(*^w^*)
2008年10月17日
whitestoner
入稿いえーい♪ おつかれー。じゃベホマラー念波。えいっ。
kayoco
入稿おめでとー! お疲れさまっ!
boilednepenthes
お二人ともありがとうございます〜!
Web拍手もいっぱいいただきました。
こう、終わった後の虚脱感とか、いろいろあったわけですが、本当に励まされました。
うれしかったです。ありがとうございます。
2008年10月11日
boilednepenthes
なんか、現実の誰かのことを、どっかに追いやって語ってるような気分になっちゃうんだよなぁ。そんな風にはしたくないんだけど。そういうの、好きじゃないし。
そういう言葉を使いながら、現実の誰かを忘れずに語るのって、私には高等技術すぎて難しい。。。
や、現実じゃなく理念にすべきなのかもしれないけどさ。
boilednepenthes
一生懸命マトモな文章を書こうとしているんだけれども、どうあがいても芸人魂が。。。ひょっとこエッセイにしかならん。やっぱり私に批評は無理なのか?
……てか芸人?私ごときが芸人?いやいや、まだ足りねぇよなー、芸が。
2008年10月05日 
HALUNA
ちょうど主観客観について、ちらと話してました。
良い意味で主観はみっひーさんのパワフルさを表してて、それがブログの面白さでもあるんですけど。
企画の都合と大所帯のイベントなのでキャッチも難しいですよね。
boilednepenthes
いつもありがとうございます!
ついネットでのバカっぽいノリをそのまま持ちだして、パワーだけで押し通してしまいたくなるんですよ(^_^;)
私個人のことなら私がバカにされるだけで済むので問題ないんですが、巻き込む相手がいるのはよくないですよね。
今回のとは関係ありませんが、私は、心のどこかで「客観性」という言葉を信用していないのかもしれません。
CMで「あなたのためだから〜」ってやってますが、「客観性」がアレと同じレベルになってる人っていると思うんですよ。
教育業界にいたせいか、親や先生が「客観的に」という言葉を使って、自分の主観を子どもに押し付け、それがトラブルの元になるというパターンを度々見てきたので、つい、主観は主観のままに、と思ってしまうのです。
あぁ、こんな蛇足を書いている場合ではない……(^_^;)
原稿に戻ります〜(>_<)
個人的に、どうにもゼロアカの審査の公平性が怪しく感じられるものがあったとしたら、それは「友情」と「腐に片足突っ込んでいる者の自己弁護」だろうか、と思ってたんですが、あるんですねそれ。後者を避けるなら良いと思いますが、前者はうっすら感じたんで、そいつは腐女子差別違うかいオイ。ひつようあらば、ナイ頭を絞って対抗文面考えようかと思ってます。気持ちだけでも高学歴にゃ負けねえぜ(話ズレてる。ミヒロさんも高学歴だし)。
ざもすきさんの記事をブクマした自分のコメントをコピペしますが、「これって要は、どれだけ魅力ある企画を立てられるかという『企画力競争』だったのか?」
あ、ミヒロさんたちの本のアタマ悪そうな感想なら某所にもうあがってますwアタマ悪そ過ぎて20人くらいしか読めないようになってますすみません。
あー、いやいや、私のは単なるツッコミっていうか、恨み言っていうか、負け犬の遠吠えっていうかwそれらのことがあろうがなかろうが、結果は大差なかったと思うので、大丈夫ですよ。お気持ちだけ頂戴しておきます。ありがとうございます(*^_^*)
「企画力競争」という面(評価の視点)は、当然あったと思います。初版一万部が売れる批評家を育てるというゼロアカ道場の最終目標を考えれば、読者を集められる企画力のある人を選ぶのは当然かと。
しかし、Xamoschi公式ブログはプライベートモードになって見られなくなってしまったが、私、ハネられてる?(^_^;)
某所はmixiでしょうか。ありがとうございます〜!あとでゆっくり読ませていただきますね。
それにしても結果的に、ニコ動シンポで暴れそうなという言うと失礼かもしれませんが、デカダンな雰囲気を感じさせる文尾さんと藤田さんを落としたのは、どうにも意図的な気がしますね。
切れ気味……あひゃひゃひゃひゃ(゜∀゜)
いかん、うっかり変な笑い方で失礼しました。
目覚めてすぐ工藤さんのコメントを読んで、テンションが上がりました。ありがとうございます!
軋轢はわかりませんが、たしかに切れ気味な雰囲気でしたね。
あれも含めて東さんの演出だったらすごいなぁ。
わざと落とすという陰謀はなかったと思いますが、こうして惜しんでいただけるのはうれしいです。
デカダン……久しぶりに聞いた単語です。なんだかうれしいと同時にこそばゆいですね。
ホントにありがとうございます。
時間制を導入した時点で文尾さんを特に「落とそう」などと意図したわけではないのは明らかじゃないでしょうか。速く売り切ったチームに有利になるようなルール改正はせずに放っておけば、女郎館かフラコジ、あるいは筑波批評社が売り切れば東・太田点の差のみによってBL・やおいは敗退させられるということになったはずです。個人的にはそうだったほうが理不尽さを感じただろうと思います。
またBL・やおいが同率4位じゃなくて単独4位なら文尾さんとミツさんの両方が通っていたんだろうし、特に文尾さんを陥れたかのように考えることはないのでは。
ありがとうございます〜〜!「おつかれ」も「良かったよ」もメッセージも、すごく嬉しく受け取ってます。
「東さんは悪くないもん」の方も、読んでくださってありがとうございます。うん、東さんは悪くないよね(笑)。むしろ東さんにはホントに感謝してます。
それから売り切れていて買えなかったという方、申し訳ありませんでした。ありがとうございます。気長に待っていただければ、もしかしたらお手に入る機会があるかもしれません。どのような形になるかはわかりませんが、そのうち講談社BOXの方から何か告知があると思います。
>fumakillaさん
そうそう、そうなんですよ。私or腐女子チームを狙い撃って落とそうと思うなら、最初からルール改正しなければよかっただけなんです。東さんは、むしろ公正に勝負できるようにしてくださったわけで、すごく感謝してます。あのルール改正がなかったら、おっしゃる通り「最初から600〜700部刷ってたら勝負になったかもしれないのにー!!」って理不尽な思いをしていただろうと思います。
ま、早く完売した方が勝ちって最初からわかってたら、友人に「2〜3時までは混むだろうから、3時過ぎにゆっくり来てねー」なんて言わなかったってのはありますが、それはどこも一緒でしょう。完売なんてないだろうと思ってたからなぁ。そのせいで何人もの友人が3時過ぎに来て、買えずに帰っていきました……(^_^;)
>id:whitestonerこと、のぼるちゃん
ゼロアカ女子部は永遠に不滅です!メーク・レジェンド!