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「窃盗犯は10代、強盗は20代、婦女暴行は30代が最多」

 窃盗犯は10代が最も多く、強盗は20代、婦女暴行は30代、暴力犯は40代が最も多かった。

 月曜日には窃盗事件、火曜日と土曜日には婦女暴行事件、金曜日は強盗事件、土曜日は暴力事件が最も多く発生した。これは11日、警察庁が発表した「第1四半期治安指標」の内容だ。

 今年1月から3月までの犯罪件数は39万3764件と、前年同期より17.2%減った。5大犯罪(強盗、窃盗、殺人、暴力、婦女暴行)も9万9124件と4.8%減少した。

 主な犯罪のほとんどは午前0時から午前4時の間に発生した。窃盗は深夜よりも、家庭が不在になり、銀行が業務に忙しくしている正午から午後6時の間(24%)に最も多く発生した。

 地域別には人口の47.1%を占める7大都市(ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)、仁川(インチョン)、蔚山(ウルサン)、大田(テジョン)、光州(クァンジュ))で強盗(53.6%)、暴力(53.4%)、婦女暴行(50.4%)の事件数が多かった。殺人(44.5%)、窃盗(45.1%)事件はその他の地域に比べ相対的に少なかった。

 窃盗と殺人はそれぞれ4.6%、0.8%増加したが、強盗(26.1%)、婦女暴行(6.4%)、暴力(9%)は減少した。詐欺、横領、背任などの経済犯罪も10~27.3%減った。

 警察庁はこの資料をもとに、人口10万人あたりの年間犯罪件数を推算した結果、殺人1.9、強盗9.7、婦女暴行11.8、窃盗295、暴力511件と、暴力を除いたすべての犯罪が、米国、フランス、ドイツより少ないことがわかったと明らかにした。日本は窃盗を除くすべての犯罪件数が韓国より少なかった。

クォン・キョンフン記者 werther@chosun.com

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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