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うつみ宮土理「韓国宮廷料理は最高の健康食」

 タレントのうつみ宮土理(64)は日本の韓流ブームをリードする象徴的な存在だ。昨年4月に単身で韓国に行き、慶熙大で韓国語を3カ月間学び、芸能界で話題になったほどだ。日本に戻った彼女は「韓流のメッセンジャー」としての地位を固め、27日には韓国料理専門家の鄭泰慶(チョン・テギョン)さんとともに、韓国宮廷料理と韓流文化を紹介するイベントをフォーシーズンズホテル椿山荘東京(東京都文京区)で行う。

 韓国の宮中料理をテーマに選んだのは、健康食だからだという。彼女は「わたしは若さを取り戻すことに関心があるんです、それには運動もするけれど、食べ物も大事。韓国料理は最高の健康食です。高麗ニンジンやさまざまな野菜が使われていて…。九折坂(クジョルパン、代表的な宮廷料理)を見てください。体に良いものばかりでしょう」とすっかり韓国料理に魅了された様子。

 韓国に興味を持ったきっかけは「韓服」(韓国の伝統衣服)で、「数年前にテレビ番組でチョゴリを着たらとても似合ったんです。韓国人じゃないかと言われるほどでしたよ」と話した。

 また、俳優チャン・ドンゴンのファンでもある彼女は、「一目見てこんなに素敵な人がいるなんてと思った。映画『友へ チング』でファンになり、『タイフーン』や『PROMISE』も見た」と話した。一部ではチャン・ドンゴンが好きだから韓国に留学したのではないかとの声もあったが、自身は「必ずしもそうではない」と笑みを浮かべた。

 韓国語を学んだ理由については、「老化を抑えるには脳を活性化するのが良い。脳の老化防止には語学が一番いい、とある先生がおっしゃったんです。ちょうど韓国に興味があったので、留学することにしました。韓国人が好きで、韓国料理を食べたくて、韓国文化も見てみたくて。『ああ、運命的な出会いなんだな』と思いました」と語った。

 60歳を過ぎてもとても活発な彼女は「60だから、70だから、80だからと話す男性が文化を滅ぼしている。わたしは自分がとても若いと感じているし、まだやりたいことがたくさんある」と力を込めて話した。

 韓流ブームの将来に関しても、「一時的なブームは過ぎ去っても、韓国が好きな人はこれからも減ることはないと思います。良いドラマが出て、日本でもまた放送されれば…」と楽観的な見方を示した。

東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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