岡山放送局

2008年11月13日 23時2分更新

NHK視聴者会議

NHKの番組について視聴者から意見をきく視聴者会議がNHK岡山放送局で開かれ、今井副会長が地域放送の充実をいかに図っていくかなどについて説明しました。

会議には県内の企業の経営者や教育の専門家など、視聴者の代表9人が出席しました。

NHK側からは今井副会長や岡山放送局の梅村局長らが出席し、はじめに今井副会長が、平成24年度から受信料収入の10%を還元することなどを盛り込んだNHKの経営計画について説明しました。

そして「地域のコミュニティが壊れてきている時代なので、県民の暮らしのよりどころとなる放送を出して、さらに視聴者の役に立ちたい」と述べました。

このあと、NHKの番組について意見が交わされ、視聴者からは「地域の話題が多く放送されることはとてもよいことだと思うので地方の放送枠をもっと増やして欲しい」という要望が出されました。

これに対して今井副会長は「予算や人は限られているが、現場で知恵を絞って地方のニュースを全国や世界に発信していきたい」と答えていました。

NHKでは13日出された意見や要望を、今後の放送や事業などに生かしていくことにしています。