岡山放送局

2008年11月13日 23時2分更新

新見市で丸太の品評会


県北部の新見市で、地元の林業家が出品したスギとヒノキの丸太の品評会が新見市で開かれました。

12日から始まった品評会には、新見市内の林業家が育てた樹齢60年以下のスギとヒノキの丸太、67点が出品され、県や新見市などの担当者が木の品質を評価する1次審査と、せりでついた値段の高さを競う2次審査の総合点によって順位を競いました。

このうち、13日行われた2次審査では、兵庫県や広島県などから訪れた仲買人たちが、1本1本の丸太について木の肌の色合いや年輪の形の美しさなどを見比べながら次々と競り落としていました。

地元の森林組合によりますと、ことし出品された丸太は全般に質が高く1次審査ではほとんど差がつかなかったということで、13日の2次審査のセリで最も高い13万円の値段がついたヒノキの丸太に、最優秀賞にあたる岡山県知事賞が贈られました。