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五輪監督がFW崔成国に「独島セレモニー禁止令」

 「政治問題に口を出さずにプレーに専念しろ!」

 アテネ五輪を目指すサッカーの23歳以下(U23)韓国代表の金鎬坤(キム・ホゴン)監督が、“リトルマラドーナ” ことFW崔成国(チェ・ソングク/蔚山)に苦言を呈した。

 金監督は2日、U23中国代表の戦力分析を終えての帰国インタビューで、崔成国が準備中の日本語版「独(トク)島はわが国の領土」と書かれたアンダーシャツセレモニーに対し、「スポーツと政治は別物。独島問題は政治家に任せればいい」とし、「独島問題は敏感な問題だけに、サッカー選手の崔成国が口出しすることではない」と述べた。

 金監督はまた、「これまで選手のゴールセレモニーには干渉してこなかったが、今回だけは崔成国を説得し、独島セレモニーを自制させる」と話した。

 崔成国は先月22日に行われた第3回カタール国際オリンピックトーナメントの韓日戦(3-0)でゴールを決めた後、「独島はわが国の領土」と書いたアンダーシャツを見せるゴールセレモニーを行った。

 また崔成国は帰国インタビューで、今月21日の韓日戦(午後3時、日本・大阪)では日本語で「独島はわが国の領土」とアンダーシャツに書き、日本のサッカーファンにアピールする計画を明らかにしていた。

 崔成国の計画が明らかになると、インターネット上ではネチズンの間で賛否両論が飛び交っている。また、元韓国代表のDF洪明甫(ホン・ミョンボ/ロサンゼルス・ギャラクシー)は米国に向かう前のインタビューで、反対の意向を表明している。

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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