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韓国初の宇宙飛行士、男性候補から女性候補へ交代

 韓国初の宇宙飛行士が、打ち上げの1カ月前にコ・サンさんからイ・ソヨンさんに交代となった。

 科学技術部基礎研究局の李相睦(イ・サンモク)研究局長は10日、京畿道果川市の政府庁舎で行われた記者会見で、「韓国航空宇宙研究院で今朝開かれた宇宙飛行士管理委員会で、イ・ソヨンさんが韓国初の宇宙飛行士となることが最終的に決まった」と明らかにした。

 コ・サンさんが宇宙飛行士、イ・ソヨンさんが予備飛行士として最終的に決まったのは昨年9月5日だった。二人は搭乗飛行士と予備飛行士の二つのチームに分かれて同じ訓練を受けてきたが、打ち上げの1カ月前になった二人が交代したのだ。

 これはコ・サンさんが昨年、外部への持ち出しが禁じられている訓練用教材を自分の荷物と共に韓国へ持ち出すなど、訓練規定に違反したからだ。

 また宇宙飛行士が交代することになったことから、これまでロシア人飛行士二人と共に搭乗チームに所属して訓練を受けてきたコ・サンさんと予備飛行士チームで訓練を受けてきたイ・ソヨンさんは、チームを交代して引き続き訓練を受けることになった。

スポーツ朝鮮・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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