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韓国初の宇宙飛行士、中高生と無線交信実施へ

4月にソユーズで宇宙ステーションに

 韓国の宇宙飛行士が今年4月、国際宇宙ステーション(ISS)から、韓国の中高生らとアマチュア無線による交信を行うことになった。

 情報通信部傘下の韓国電波振興院は9日、宇宙飛行士候補のコ・サンさん(31)と補欠候補のイ・ソヨンさん(29)が前日、ソウル市瑞草区良才洞の韓国アマチュア無線連盟で、アマチュア無線技士の資格取得に向けた講習を受け、3級アマチュア無線技士の検定試験を受けた、と発表した。

 コさんは今年4月8日、ロシアの宇宙船ソユーズでISSへ行き、10日間滞在する予定だが、その際にアマチュア無線の資格を持つ韓国の中高生らと韓国語による交信を行い、宇宙からの声を伝えるという。

 宇宙飛行士と子どもたちによる無線交信は、2000年12月から昨年10月までに、世界30カ国の333の学校・団体との間で実現しているが、韓国で行われるのは初めて。アマチュア無線連盟では、人工衛星の追跡装置がある京畿道平沢市碑前2洞の韓光高校に、ISSとの交信室を設けることにしている。また、宇宙飛行士と無線交信する15人の中高生と、交信室で歴史的な光景を見守る約200人の子どもたちを全国から募集する予定。

李永完(イ・ヨンワン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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