藤沢市教育委員会は12日、市立本町小学校(本町2、功力(くぬぎ)義光校長、697人)1年1組(39人)を13~14日に学級閉鎖することを決めた。インフルエンザなどによる欠席者が11人、発熱やせきなどの症状を訴える児童が15人出たため。県健康増進課によると、インフルエンザでの県内公立学校の学級閉鎖は今年度初めて。
市保健所によると、うち5人が病院で「A型インフルエンザ」と診断された。A型は高熱が特徴で、38度の発熱やのどの痛みを訴える児童もいる。保健所員はインフルエンザと診断された子を訪ね、さらに詳しい型の分析を進める。
市保健所は「例年より流行が早そう」と警戒。早期に予防接種▽うがい▽手洗い回数を増やす▽マスクをするなどの予防策を呼びかけている。【永尾洋史】
毎日新聞 2008年11月13日 地方版