2008年11月08日
オバマ、そして人と人
ソ連の分裂、ベルリンの壁崩壊、そして9.11…。
生きていると何度か、歴史が動くドラマチックな瞬間を目の当たりにすることがある。
そして今まさに、アメリカ初の黒人大統領の誕生をこの眼で見ている。
もちろんアメリカはまだ問題が山積みで、オバマの実力も未知数だ。
とはいえ、聴衆の中の年老いた黒人男性の涙を見ると、素直に感動してしまう自分がいる。
でも俺はそのとき、単に黒人初の大統領が誕生したからというだけではなく、そのような歴史的瞬間に自分が生きて立ち会えたことに感動していたのだ。
そう。生きている間には色んなものを見る。
それは本当に素晴らしい。
目撃すること。
それが、人間であるということだ。
人と人、その関係においても、人と出会うこと、そしてその人の劇的な瞬間を見ること。
それは素晴らしい事だ。
なぜこんな気持ちになっているかと言うと、昨日から今日にかけて会った人たちが、私に色々と感じさせてくれたからだ。
昨日は朝からコンペだった。ゴルフはまだ不調が続いている。
帰って来たら村上ショージくんから電話。
今、ぜんじろうくんとコンビを組んでM-1に挑戦中で二回戦を突破したと言う。
ルミネに遊びに行って、漫才を見学。その後飲む。
ネタを見ていると、たたみかけるようにテンポを出すのではなく、わざとリズムを崩したりしている。
きっとショージさんは、M-1に勝ち残るためのネタを作ることにはあまり興味がないようだ。
自分がやりたいネタが、どこまで受け入れられるか試したいのだと思う。
寿司を食いながら話す。
ショージさんは毎日朝5時に起きるらしい。そして自ら朝食を作る。
だから夜は早く寝る。
今は夜寝るときと、朝ご飯を作っているときが一番幸せだと言う。
シンプルだ。
仕事が終われば誰かを誘って食事する。
女の子はあまり誘わない。吉本の若手や仲間と男ばかりで飲むという。
人間が好きなのだ。
人と人とのつながりを何よりも大事にしている。
そんなショージさんに人間の大きさと、そして優しさを感じた。
その背中からは、なにかオーラのようなものが出ているように見えた。
その後は劇団☆新感線のプロデューサーである細川さんのバースデーパーティーに出席する。
さすが細川さん。
会場にはキラ星のごとく演劇界のスターが集まっていた。
二次会になだれ込む。
演出家の井上ひでのり、役者の古田新太、池田成志、山内圭也 、とかなり濃いメンバーだ。
ここでは古田の、人間に対する優しさを垣間見て感動した。
相手の人の地位や立場には関係なく、生き様が面白い人をこよなく愛する。
この人とやりたいと思えば、たとえマイナーな劇団でも関係ない。
そういう気がオーラとなって発散している。
これだ。
俺はいつの間にか、人との付き合い方がデジタルになっていた。
ていうか、人と付き合ってはいても、人と向き合っていなかった。
そんな気がする。
そして次の日の朝に見たのが西原理恵子さんのドキュメント。
書かれた作品は物凄くクールでドライでブラックな印象で、この人自身もかなり強烈な個性を持つ近寄りがたいような人間かと思っていたのだが。
実際の彼女はアル中の夫に先立たれ、二人の子供を育て家庭を守る、ごく当たり前に生きる主婦であった。
たしかにその言動は実に渇いている。その心はむしろ人間の本質を冷たく見抜いている。
しかし、実際の彼女は慈愛に満ちている。
人間に対してある種の熱を発している。
それが昨日から感じているオーラの正体だ。
様々な経験、様々な苦労、人に裏切られたり、人と悲しく別れたり、その中で人間の本質を知る冷徹さを持ってこそ、人として人を愛する力を持つのではないか。
人を愛するとき、他人に惜しみなく与えるはずの愛が、実は自分のエゴに置き換わってしまう。
「大事にされたい」「SEXしたい」「よく思われたい」「甘えたい」
他人に対する想像力のなさが、結局独りよがりな愛を生む。
慈愛に満ちたオーラを発する人間とは、様々な経験ん経て、そういったエゴを捨てて大きく人として人を愛せる人間なのでなないだろうか。
さて、では私は。
そんな人間になれるのだろうか。
生きていると何度か、歴史が動くドラマチックな瞬間を目の当たりにすることがある。
そして今まさに、アメリカ初の黒人大統領の誕生をこの眼で見ている。
もちろんアメリカはまだ問題が山積みで、オバマの実力も未知数だ。
とはいえ、聴衆の中の年老いた黒人男性の涙を見ると、素直に感動してしまう自分がいる。
でも俺はそのとき、単に黒人初の大統領が誕生したからというだけではなく、そのような歴史的瞬間に自分が生きて立ち会えたことに感動していたのだ。
そう。生きている間には色んなものを見る。
それは本当に素晴らしい。
目撃すること。
それが、人間であるということだ。
人と人、その関係においても、人と出会うこと、そしてその人の劇的な瞬間を見ること。
それは素晴らしい事だ。
なぜこんな気持ちになっているかと言うと、昨日から今日にかけて会った人たちが、私に色々と感じさせてくれたからだ。
昨日は朝からコンペだった。ゴルフはまだ不調が続いている。
帰って来たら村上ショージくんから電話。
今、ぜんじろうくんとコンビを組んでM-1に挑戦中で二回戦を突破したと言う。
ルミネに遊びに行って、漫才を見学。その後飲む。
ネタを見ていると、たたみかけるようにテンポを出すのではなく、わざとリズムを崩したりしている。
きっとショージさんは、M-1に勝ち残るためのネタを作ることにはあまり興味がないようだ。
自分がやりたいネタが、どこまで受け入れられるか試したいのだと思う。
寿司を食いながら話す。
ショージさんは毎日朝5時に起きるらしい。そして自ら朝食を作る。
だから夜は早く寝る。
今は夜寝るときと、朝ご飯を作っているときが一番幸せだと言う。
シンプルだ。
仕事が終われば誰かを誘って食事する。
女の子はあまり誘わない。吉本の若手や仲間と男ばかりで飲むという。
人間が好きなのだ。
人と人とのつながりを何よりも大事にしている。
そんなショージさんに人間の大きさと、そして優しさを感じた。
その背中からは、なにかオーラのようなものが出ているように見えた。
その後は劇団☆新感線のプロデューサーである細川さんのバースデーパーティーに出席する。
さすが細川さん。
会場にはキラ星のごとく演劇界のスターが集まっていた。
二次会になだれ込む。
演出家の井上ひでのり、役者の古田新太、池田成志、山内圭也 、とかなり濃いメンバーだ。
ここでは古田の、人間に対する優しさを垣間見て感動した。
相手の人の地位や立場には関係なく、生き様が面白い人をこよなく愛する。
この人とやりたいと思えば、たとえマイナーな劇団でも関係ない。
そういう気がオーラとなって発散している。
これだ。
俺はいつの間にか、人との付き合い方がデジタルになっていた。
ていうか、人と付き合ってはいても、人と向き合っていなかった。
そんな気がする。
そして次の日の朝に見たのが西原理恵子さんのドキュメント。
書かれた作品は物凄くクールでドライでブラックな印象で、この人自身もかなり強烈な個性を持つ近寄りがたいような人間かと思っていたのだが。
実際の彼女はアル中の夫に先立たれ、二人の子供を育て家庭を守る、ごく当たり前に生きる主婦であった。
たしかにその言動は実に渇いている。その心はむしろ人間の本質を冷たく見抜いている。
しかし、実際の彼女は慈愛に満ちている。
人間に対してある種の熱を発している。
それが昨日から感じているオーラの正体だ。
様々な経験、様々な苦労、人に裏切られたり、人と悲しく別れたり、その中で人間の本質を知る冷徹さを持ってこそ、人として人を愛する力を持つのではないか。
人を愛するとき、他人に惜しみなく与えるはずの愛が、実は自分のエゴに置き換わってしまう。
「大事にされたい」「SEXしたい」「よく思われたい」「甘えたい」
他人に対する想像力のなさが、結局独りよがりな愛を生む。
慈愛に満ちたオーラを発する人間とは、様々な経験ん経て、そういったエゴを捨てて大きく人として人を愛せる人間なのでなないだろうか。
さて、では私は。
そんな人間になれるのだろうか。
2008年11月02日
生放送
さっきまで生放送やってました
「2008年度検定」見た人もいるかな?
ちょいと珍しいですね。こんな時間に生放送は。
この番組は、けっこうヘキサゴンとはまた違うファミリー状態で楽しいんです。
でもこのクイズはまあ、勉強しないとできないんすね。
日頃から新聞とか読んでても、いざとなるとスポーツ選手の名前なんて、言えないもんね。
でも勉強するったってなかなかガッツリとはね。
その点若い女の子なんかはかなり真剣に勉強してきてますね。
ま、脳も若いから吸収力もいいのかな。
そうなの。
最近どうも脳細胞が壊れ始めてるんじゃないかと思う。
昨日だってヘキサゴンのペーパーテストで、「節約」の反対語が出てこない。
絶対に頭の中に入ってるのに引き出せない。
○○家っていう表現までわかってるのに、もう全く出て来ない。
正解はもちろん「浪費」ですよ。
あー
なんで出て来ないんだろう。
やばい
って言うかね。
今日は私、途中でお腹痛くなっちゃって
そう。お腹の中のテロリストが暴れ出しちゃって!
CM中にトイレ行ったらそのまま帰って来れず。
生放送中にやっと戻って来たのですよ
うまくばれませんでしたけど。
もう腸まで老化
2008年10月31日
一日
今日は一日家にいた。
まあ珍しいわな。
晩飯に近くのキッチン、ターボーでナポリタンを食べた以外はずっと。
仕事はしていた。
おもに頭の中で。
だから傍目には引きこもりにしか見えなかっただろう。
しかもなんか間があると携帯触っちゃうし。
俺は独り暮らしのOLか!
メールの着信音にルンルンなんてな。
でもメルマガばっか。
登録解除しても、絶対来るんですけど。
一日なんて、新聞読んで、ニュース見て、ワイドショー見て、携帯見てたらあっという間に終わっちゃうな。
テレビでは泰葉が爆発してる!
かわいそうに。
もっとずるくなれればよかったのに。
天真爛漫に育ち過ぎた。
悪く言えば甘やかされ過ぎた。
人は誰でも、説明すれば自分の事をわかってくれるって信じてる。
話せばわかりあえるって思ってる。
純粋すぎるよ。
そのうえ、お嬢さん育ちで少しわがまま。
だから相手にどうしてもわからせないと自分の気が済まない。
あまりにも子供の頃から、家族の結束が強く、そのくせいつも人の出入りがあってプライバシーがない状態が続き、私と公の区別がごっちゃになって育った。
毎年正月にテレビ中継され、幸せな家族の姿を全国の人に見せなければならなかった、そんな家庭に育ったら、あなたはどうなりますか?
海老名家の兄弟の一人一人が、みな少し影を背負って生きているような気がするのは私だけだろうか。
しかもそんな環境にいた娘が、結婚してプライバシーは公表しない、来客もほとんどない家庭に嫁いだら。
とにかくしばらく休んだら。
このままだとパンパンで人の意見も耳に入らないよ。
孤立してはダメです。
人は思うようにはならない。
理不尽なのが人なんです。
正しいことも必ずしも通らない。それが世の中です。
だってそれは他人には正しくないかもしれないから。
まあ、俺もそれがわかったのは最近なんだけど。
まあ珍しいわな。
晩飯に近くのキッチン、ターボーでナポリタンを食べた以外はずっと。
仕事はしていた。
おもに頭の中で。
だから傍目には引きこもりにしか見えなかっただろう。
しかもなんか間があると携帯触っちゃうし。
俺は独り暮らしのOLか!
メールの着信音にルンルンなんてな。
でもメルマガばっか。
登録解除しても、絶対来るんですけど。
一日なんて、新聞読んで、ニュース見て、ワイドショー見て、携帯見てたらあっという間に終わっちゃうな。
テレビでは泰葉が爆発してる!
かわいそうに。
もっとずるくなれればよかったのに。
天真爛漫に育ち過ぎた。
悪く言えば甘やかされ過ぎた。
人は誰でも、説明すれば自分の事をわかってくれるって信じてる。
話せばわかりあえるって思ってる。
純粋すぎるよ。
そのうえ、お嬢さん育ちで少しわがまま。
だから相手にどうしてもわからせないと自分の気が済まない。
あまりにも子供の頃から、家族の結束が強く、そのくせいつも人の出入りがあってプライバシーがない状態が続き、私と公の区別がごっちゃになって育った。
毎年正月にテレビ中継され、幸せな家族の姿を全国の人に見せなければならなかった、そんな家庭に育ったら、あなたはどうなりますか?
海老名家の兄弟の一人一人が、みな少し影を背負って生きているような気がするのは私だけだろうか。
しかもそんな環境にいた娘が、結婚してプライバシーは公表しない、来客もほとんどない家庭に嫁いだら。
とにかくしばらく休んだら。
このままだとパンパンで人の意見も耳に入らないよ。
孤立してはダメです。
人は思うようにはならない。
理不尽なのが人なんです。
正しいことも必ずしも通らない。それが世の中です。
だってそれは他人には正しくないかもしれないから。
まあ、俺もそれがわかったのは最近なんだけど。
2008年10月29日
時間の滝
ホープさんの芝居が終わった。
二日ほど呆けていました。
規模の小さな芝居を短期間で仕上げるというのは、一見簡単そうだが、けっこう疲れた。
結果的にはなかなか評判よかった。
百点の芝居ではなかったが、「いい芝居」であった。
「凄い芝居」ではなかったが、「いい芝居」であった。
終わってみたら10月が終わっていた。
来年まで二ヶ月しかない。
やるべき宿題が沢山たまっている。
小説のハコガキ、二月の台本のリライト、来年10月の芝居のプロット。
すべての締切が一緒くたにやってきた。
ていうか私が延ばし延ばしにして来ただけだが。
あかん。
また、夏休み最後の日の小学生状態だ!
こないだある寿司屋に行った。前に行った事があり、二回目だ。
私はついこの間の事だと思っていた。
店に前に来たとき書いたサインを飾ってくれていた。
その日付を見て驚いた。
12月25日!
クリスマス?
ほぼ一年前だ。
あれから一年!
早過ぎる!
俺はこの間何やってたんだ!
この間で俺の周りで変わったことは、羞恥心がスターになったことだけじゃん!
やばー
明日から頑張ろ
いやこれだからダメなのか
今から頑張ろう
2008年10月28日
お笑いコンペ
恒例のお笑いコンペも、もう第23回。
考えたらなんと12年ぐらい続いてる。
これだけは必ず参加される上岡さんが、芸能界をリタイアしてからでも、もう8年経つと聞いて驚いた。
今回の参加メンバーは、さんまさん、所さん、上岡さん、阪東さん、ヒロミ、圭、渡辺、大竹さん、ガダルカナルタカ、笑瓶、ショージさん、関根さん。
自分は絶好調だと思ってる私は、もう自信満々でスタートしたのだが。
なんとドライバーが絶不調
三日前はあんなによかったのに
ゴルフってほんと深いと言うか、わからないって言うか、何なんでしょ
結果51、46の大叩きで、ブービー賞でありました。
優勝はタカちゃんで41、41の82。
2位は同点で、83のさんまさんと上岡さん。
終わっていつものようにトークで盛り上がり、「若手を呼ぼう!」「いや、呼んだらかわいそうだろう」「呼んでも来ないよ」
と毎回話してる話題をボケ老人のように繰り返しておりました
2008年10月27日
ゴルフバッグ
2008年10月25日
開幕
やっとホープさんの芝居の幕が開いた。
奇跡的だ。
今までやってきた芝居の中で、最も稽古時間が少なく、最も予算がなく、最もスタッフが少なく、かつ素人集団であった。
とくに制作スタッフの素人ぶりは、不安を通り越し笑ってしまうほどで、初日の開幕前に、「思ったより席が少なくて」と言われたときはぶっとんだ。
席の数を先に決め、それからチケットを売るのが常識だ。
なのに丼勘定で先にチケットを売り、いざ会場で椅子を並べてみたら少ないと言う。
おいおい
客はもう少なくとも自宅を出発してるんだぜ!
仕方なく客席の段差を取り払い、ありったけの椅子を並べる。
椅子と言ってもパイプ椅子だ。
劇場はホントに小さい。
なのに料金は4500円だ。
それだけでも、もう胃が痛い。
なんとか100以上の椅子を並べた。
しかし座ってみたら驚いた。
段差をなくしたので、前の列は同じ高さになってしまい、人の頭で舞台が見えない。
これではまずい。
急遽ありったけの材料で、椅子の高さを少し上げる段差を作ることに。
この段階で客入れ15分前。
なんだかテレビでよくやっている、新米ラーメン屋の開店前のドキュメントを見ているようだ。
なんとか段差を作り間に合わせる。
その日は朝から雨、しかし傘対策を聞いても何もしていないと言う。
もちろん荷物を預かるシステムもない。
それらもすべて手配してもらい、なんとか客入れには間に合った。
きっとまだ何かしら落ち度はあるだろうが、今のところわからない。
とにかくお客様に不快な思いはさせたくない。
なんとか入りきれないお客様達が、暴動を起こしたりなんてことにならないようにと祈る。
客入れが始まった。
初日で雨でもあり、10分押したものの、なんとか芝居は始まった。
あまりの客の近さに、少し戸惑った感はあるが、ダンカンもいい味を出し、おかみさん役の大西多摩恵さんはさすがに上手い、
なによりブッチー武者さんが安定感のあるいい芝居をしてくれる。
肝心のホープさんは最年長で芸歴も一番長いくせに、一番舞い上がっている。
なんせ舞台稽古で「リリー!」と呼ぶぺき台詞を大声で「サリー!」と呼んだりしていたから。
それでも今まで私が見たホープさんの舞台で、いちばん真面目に、いちばん台本通りに演じた。
私の予想以上に笑いも起こり、その後の私も出たトークコーナーもよくウケた。ホープさんはかなり暴走してはいたが。
そのたびに私とダンカンでスリッパでバシバシ叩いた。
終わってお客様から、「ありがとう石井さん。こんなちゃんとしたホープさんは初めて見た」と言われた。
恐るべしホープ!
「希望」という名の芸人。
2008年10月23日
初日
また、やってくれた。
ホープさんだ。
例の芝居はいよいよ今日初日を迎える。
およそ芝居を上演するのにこれほどの劣悪な条件があるか、という環境の中。
稽古開始から20日、そこから美術を発注し、衣装小道具を集め、音楽を選んだ。
しかも実質の稽古は10日ぐらいで、スタッフや若いキャストもほぼ素人。
彼らも必死で頑張った。
しかし演劇制作の基本をいちいちレクチャーしながらの進行はいささか疲れた。
そしてホープさん。
劇中では元芸人のボケ老人、最後に迎えに来た死神とコントをやって、天国に召されて行く。
いつになく真剣に真面目に芝居してくれていいい感じだ。
だが、何を思ったか「これでゴムを封印する」と言い出した。
そして私は何も聞かされぬまま、マスコミに「ゆーとぴあ解散!ゴム封印!」と発表してしまった。
また悪い癖が出た。
なんでもその場の思いつきで、よく考えず行動してしまう。
そのことによって他人がどう感じるか、どう影響が出るかあまり考えない。
しかも起きた事に関して、後のフォローを一切しない。
ゆーとぴあはすでに解散しているとは聞いていた。
しかしいくらなんでもそんな発表をするなら、ピースさんに一言了承を得ていると思っていた。
ところが違った。
稽古中に私のマネージャーがワンセグでニュースをチェックしていたら、ピースさんが出て反論していると言う。
ああ。ホープさんという人はこうやって長年の仲間をどんどん失ってきたんだなぁ。としみじみ思った。
目茶苦茶だ。
たしかにホープさんにも言い分はある。しかしその表現の仕方が、信用を失う方向にばっかり動く。
はたで見ている分には波瀾万丈で面白いが、当事者はたまらんだろう。
60年のいきあたりばったり人生。
初日が開いてから、いったいどうなるのやら
ホープさんだ。
例の芝居はいよいよ今日初日を迎える。
およそ芝居を上演するのにこれほどの劣悪な条件があるか、という環境の中。
稽古開始から20日、そこから美術を発注し、衣装小道具を集め、音楽を選んだ。
しかも実質の稽古は10日ぐらいで、スタッフや若いキャストもほぼ素人。
彼らも必死で頑張った。
しかし演劇制作の基本をいちいちレクチャーしながらの進行はいささか疲れた。
そしてホープさん。
劇中では元芸人のボケ老人、最後に迎えに来た死神とコントをやって、天国に召されて行く。
いつになく真剣に真面目に芝居してくれていいい感じだ。
だが、何を思ったか「これでゴムを封印する」と言い出した。
そして私は何も聞かされぬまま、マスコミに「ゆーとぴあ解散!ゴム封印!」と発表してしまった。
また悪い癖が出た。
なんでもその場の思いつきで、よく考えず行動してしまう。
そのことによって他人がどう感じるか、どう影響が出るかあまり考えない。
しかも起きた事に関して、後のフォローを一切しない。
ゆーとぴあはすでに解散しているとは聞いていた。
しかしいくらなんでもそんな発表をするなら、ピースさんに一言了承を得ていると思っていた。
ところが違った。
稽古中に私のマネージャーがワンセグでニュースをチェックしていたら、ピースさんが出て反論していると言う。
ああ。ホープさんという人はこうやって長年の仲間をどんどん失ってきたんだなぁ。としみじみ思った。
目茶苦茶だ。
たしかにホープさんにも言い分はある。しかしその表現の仕方が、信用を失う方向にばっかり動く。
はたで見ている分には波瀾万丈で面白いが、当事者はたまらんだろう。
60年のいきあたりばったり人生。
初日が開いてから、いったいどうなるのやら
2008年10月22日
パーティー
生まれ変わった。
再生した。転生した。魔界転生した。
なんと言えばいいのか。
もう一度生まれ直した感じ。
19日に誕生日を迎え、自分のバーのスタッフがバースデーパーティーを開いてくれた。
知っている人、初めての人。色んな人が集まってくれた。
だいたいこういうパーティーは、結局なんのために集まったのかよくわからなくなり、来た人もあまり楽しめない、義理で顔出しただけ、みたいな結果になることが多い。
だから自分もパーティーというものが、あまり好きではなかった。
でも今回は違った。
知らない人同士が楽しそうに話しあっている。
全体が優しい空気に包まれている。
ああこれだ。今まで自分がいた世界はこういう世界だったと思い出させてくれた。
ここのところ、もっと現実的でシビアな、一皮むけて筋肉繊維まるだしみたいな世界にいて、なんだか着いていけずに、へこんだり落ち込んだりしていたが。
また53才でリセットできた気がした。
ありがとう!
スタッフのみんな。来てくれた人。そしてメールやコメントで祝福してくれた人。
なんだか元のペースを取り戻し、やり直せそうです。
男53才、頑張ります!
今回パーティーに来てくれた人は、
小倉久寛、笑瓶、村上ショージ、雨上がり宮迫、ジャリズム山下、TKO木本、安田大サーカス団長、アンタッチャブル柴田、上川隆也、ケツメイシRYOJI、西川史子先生、相澤仁美、橋本愛美、小澤マリア、穂花、他(順不同 敬称略)の皆さんでした!
ありがとう!
2008年10月18日
ハッピーミートソース
ホープさんの稽古は続いている。なにげに今日は初日5日前だ。
しかしまだ劇中の音楽が決まっていなかったりする。
だから、稽古は連日行われているかと言うと、そうでもない。
20日しかない稽古日数で4日連続休みただったこともある。
直前に決まったので、みんなその前に入れていた仕事があるのだ。
まあ、それは私にも仕事があるので、大きな事は言えないんだけど
ここんとこめげる事が多く、夜ぼーっとしていると余計なことを考えてしまうので、ミートソースを作った。
言ってる意味がよくわかんないが、料理をしていると余計な事考えなくてよいのだ。
ソースというのは単独で味見すると塩加減がちょうど良くても、パスタやご飯とからめると物足りない事が多いので難しい。
なんて夜中にパスタを食べてしまって、翌日がトリプルアンサーという健康番組。
例のダイエット企画をやっている。
びくびく体重計に乗ったら、あまり増えてなくてほっとした。
一週間のメニューをチェックすると、あまりに炭水化物が多いのに驚く。
やはりストレスが溜まっているようだ。
番組で一足早く誕生日を祝って貰った。
この間このブログで誕生日の事書いたばっかりなのに!
もう一年たったのか
早過ぎる