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[終末期医療]「リビング・ウイル」賛成が6割 厚労省調査

 死期が迫ったときの治療方針を事前に書面に示す「リビング・ウイル」に賛成する人が6割を超えることが厚生労働省のアンケート調査で分かった。自分が余命半年以内の末期状態になったとき、延命治療を望むのは10人に1人だった。

 調査は今年3月、一般国民5000人と医師ら医療従事者9000人を対象に実施。終末期医療のあり方を考えるために5年ごとに行われ、今回は3回目で、全体の46%が回答した。

 それによると、リビング・ウイルに「賛成する」と回答した一般は61.9%で、過去の数値をいずれも上回り最初の98年に比べ14.3ポイント増えた。医師は79.9%が賛成した。このうち、「法制化すべきだ」と答えた一般は33.6%にとどまり、「医師が家族と相談し、その希望を尊重する」との考えは62.4%に達した。ただし、医師では法制化を求めたのが54.1%と過半数に達している。

 一方、自分が治る見込みがないと告げられた場合、延命治療を望むのは一般が11%、医師は7%。家族の場合では、一般で24.6%、医師で11.6%となり、自分の2倍程度に増えた。【関東晋慈】


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