2008年11月12日 21時15分更新
青少年の健全な育成について地域ぐるみで考えようという催しが、早島町で開かれました。
これは、倉敷警察署などが開いたもので、会場には早島町や倉敷市の住民などおよそ300人が集まりました。
12日は、はじめに、警察から「少年警察協助員」の委嘱をうけてボランティアで青少年の非行の防止に取り組んできた倉敷市などの男女5人が表彰されました。
このうち、倉敷市で下校時の見まわりなどを行ってきた藤井秀範さんは「最近は、地域の大人が子どもに声をかけることが少なくなり、子どもを見守る意識が薄れつつあるので、これからも積極的に活動に取り組みたい」と話していました。
このあと、倉敷児童相談所の水島真寿美所長が講演して「子どもの非行を防ぐためには、家庭と地域の両方がそれぞれの役割を果たさなければならない」と呼びかけ、参加者たちは、熱心に聞き入っていました。