岡山放送局

2008年11月12日 21時15分更新

偽ブランド商品所持で逮捕

海外の高級ブランドのニセの商品を販売するつもりで保管していたとして、矢掛町で衣料品店を経営する男が商標法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、矢掛町小田の衣料品店「かぶとがに屋」の経営者、佐野卓志容疑者(56)です。

佐野容疑者はフランスの高級ブランドの「ルイ・ヴィトン」の商品に似せた財布1点を、販売するつもりで店に保管していたとして商標法違反の疑いが持たれています。

警察はことし8月に、佐野容疑者の店の近くの住民から「偽ブランドの財布を販売している店がある」という通報を受け、12日、この店の捜索を行った結果、ニセのブランドの財布が見つかったため佐野容疑者を逮捕しました。

調べに対し佐野容疑者は「売るつもりだった」と容疑を認めているということです。

また、佐野容疑者店からは、財
布のほかにも海外の高級ブランドの商品とよく似たベルトや小銭入れなどおよそ160点がみつかり、警察は本物かどうか鑑定を急ぐとともに、ニセのブランドの商品をどこから仕入れたかなどについて佐野容疑者を追及することにしています。